一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

6b2dceb0.jpgそんな訳でSPEED-iDのライブを見に池袋まで来たのですよ。

入口で優朗さんが打ち合わせしていましたよ…。

mixiの睡蓮コミュで「ひたひた」というトピックが立っていたので何事かと思ったら、本当にそういう名前のアルバムが出るそうで2度びっくりです。


http://www.suilen.net/



それにしても最初のミニアルバムから半年でフルアルバムですよ。
最初に名前を知ってからなかなかCDが出なかった数年間が嘘のようです。
睡蓮はボーカルの芍薬とSOFT BALLET,SHAFT,she-shell等で活動してきた藤井麻輝とのユニットですが、ミニアルバム「音ヲ孕ム」ではアジア的なメロディーを持ったデジタルサウンドに、曲によってはノイズが散りばめれていくという(相変わらず説明になってない;)、ソフトバレエとはまたちょっと違う世界を見せてましたが…次回作も楽しみです。
ジャケット美麗だなー。

オフィで「音ヲ孕ム」収録曲の原型が2曲程聴けますが、マイスペもバージョン違いが何曲か聴けますよ。
http://www.myspace.com/suilenjp


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INNER DIMENTIONINNER DIMENTION
スピード・アイ・ディー

インディペンデントレーベル 1994-08-21
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1:MOON SHINE
2:MAD HOUSE FREAKS
3:DRIVE WITH SPEED SLAVE
4:薔薇と摩天楼
5:KISS ME SLOWLY
6:OVER DOSE
7:ROUND MIDNIGHT
8:PHANTOM OF ROMANCE
9:MALARIA
10:冷血
11:ACROSS THE TWILIGHT
ボーナストラック:THE OCEAN(リマスター版のみ収録)

全作詞:優朗 作曲:1,4,6〜8,10,11:優朗、2,3,5,9:IPPEI


SPEED-iDの1994年にリリースされたファーストアルバムのリマスター版を紹介します。
12日のライブまでに旧作の感想を書きたいと思っていたのに結局前日にコレだけとは…('A`)

※以下痛々しい長文自分語りが始まるので、感想だけ見たい方は「続きを読む」以降をご覧下さいませ。




iDを知ったのは思いっきり後追いで…最初に聴いたのが2002年だから丁度活動をしていない時期でした。
1990年代後半のインディーズヴィジュアル界隈で有名だったレーベルにはMatina、Soleil、そしてKEY PARTY等があったと思います。
特にキーパーティーはそっち系の雑誌にいっぱい広告を打っていた記憶が。
Aliene Ma'riage、Noir fleurir、NOi'X、Eliphas Levi、Missalina Rei…分かる人は私と同世代かとw
アリエネの衣装は凄かったですね…。

で、リアルタイムでは聴かなかったのですが、2001年辺りから少しずつアリエネだのノアだのと音源を聴き始め、ヴィジュって色んな意味でやっぱり面白いなー等と思っていました。
そんなこんなである日、KEY PARTYのバンドが集まったイベントライブのビデオを安く買うことが出来、ミサリナの(ボーカルの)衣装にひっくり返りそうになったり、アリエネのシャウトはやっぱりとんでもないなーと思いながら見ていたら途中に凄いのが出て来た訳で。
それがSPEED-iDでした。
初めて「METHOD TO KILL」を見た時は本当にカッコイイと思いましたよ。
暗黒儀式か何かの様な邪悪な雰囲気の楽曲、響き渡る低いボーカル。
しかも照明が逆光状態の為メンバーの顔が殆ど確認できず、ボーカル優朗の被っていた骸骨ハットばかりが目立つので余計に不気味な感じがしたものでした(顔が1番まともに映ったのはドラムHAL位でMARQUEEなんかほぼ黒い影みたいだった覚えがあります…w)。

そこからCDを集め始め、アルバムや優朗のソロ「UNHOLY」を聴き、楽曲やそのテーマ等が悪性の中二病(現在進行形)を抉らせた自分にヒットしたのでした。
2004年の末に復活ライブの情報を知り、「またいつ活動するか分からないし」と初めて彼らのライブに行き――その後ずっと活動しているのを嬉しく思っている訳です。
その後function code();にも手を出しながら今に至る、と。
他のファンの方に比べたら全然ペーペーという・・・w

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届いた
indeep1


















indeep2


















……

キタ━(゚∀゚)━!
SPEED-iD「iNDEEP lp“15th Anniversary・Edition”」
昔の映画のポスターの様なジャケットですよ…。

indeep3黒プラスチックケースに直接印刷された題名。
















indeep4ステッカーとカード。
















思ったよりかなり豪華ですよ?w



何回か通して聴きました。
カッコイイ!
UNHOLY NIGHTとはまたちょっと異なり、ライブに近い音になった気がします。
まぁ半分は「iNDEEP」で既に聞いたことがある訳なんですがw
1曲目のDon't fear yourselfのイントロがスパニッシュ?な感じでちょっと驚きました。
後結構MARQUEE作曲があるんですね。
暫くはこのアルバムばかり聴いていそうです。


現在オフィで全曲試聴可能。
優朗ブログで全曲解説がされています。

iNDEEP lp“15th Anniversary・Edition”iNDEEP lp“15th Anniversary・Edition”
SPEED-iD

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黒い家
『黒い家』

保険会社に査定員として入社したチョン(ファン・ジョンミン)は、電話相談で、女性から「自殺の場合、保険金はおりるのか」という電話を受けます。
相手が自殺を考えていると思った主人公は、思わず「個人的な話をしてはいけない」という応対マニュアルを無視し、子供の頃に弟が自殺したエピソード等を話しながら思い止まるよう説得。
後日彼はパク・チュンベン(カン・シニル)という顧客から、家に来て欲しいと名指しでお願いされ彼の家を訪れるのですが…。

同名の貴志祐介の原作小説は、自分が貴志作品の中で最初に読んだ物で、その実際にあってもおかしくなさそうなストーリーに引き込まれるとても面白い小説だったのですが…。

いやー、想像していたよりかなり良かったです。
全体のストーリーはほぼ原作通りなのですが、主人公のちょっと疲れた感じとかチュンベンの嫌過ぎる存在感等も結構ハマッていた様に思えました。
後半、犯人が明らかになってからの緊迫感もかなりのものでしたし。
雰囲気は相当原作に近いと思いますので、原作小説が好きと言う方も見て大丈夫かと。
ただ原作にもあった終盤の痛い描写が若干パワーアップしている感があるので、そういうのが苦手な人は注意です(自分もそこまで得意じゃないけど)。

原作のリンク貼っておきます。
面白いですよー。
黒い家 (角川ホラー文庫)黒い家 (角川ホラー文庫)
貴志 祐介

角川書店 1998-12
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以下ネタバレ箇条書き
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