175R「7 -SEVEN-」(2006)

01:ボクハナンダ
02:ゆっくりと消えた花
03:マンハッタン
04:メロディー
05:プラスティック 〜紫川のほとりにて〜
06:メロンパン
07:25
08:それだけ
09:シャイン、光の道しるべ
10:パズル
11:春風
12:グラフィティー
13:Sunday 〜君だけの特別な週末〜
14:(ボーナストラック)

全曲作詞作曲:shogo.k



***


175R(イナゴライダー)のメジャー3rdアルバム。
これより前2枚のアルバムはCCCDでのリリースになっており、何となく手を出さなかったのですが、このアルバムはCDで発売されました。
自分はリリースの翌年にこのアルバムを聴いたので「Go!upstart!」から数えると実に5年振り位に彼らの音源を聴いた訳ですが…。

以下ピックアップ。

02:ゆっくりと消えた花
イナゴの疾走曲は好きなのですが、ボーカルにエフェクトをかけたりするシリアス寄りな曲を作るようになったのはちょっと意外でした。
このアルバム内では自分の中で結構上位に来る曲。
サビの広がりが気持ち良いです。

03:マンハッタン
前の流れを組む疾走曲。
こういう方向の変化は大歓迎です。
この曲で初めて知ったのですが、タイトルの「マンハッタン」は九州地区限定で売っている菓子パンの事なんですね。

06:メロンパン
ディスコチックなダンサブルナンバー。
ライブで盛り上がりそうな曲ですが、何となく歌詞が病んだ感じがするのは私だけなのかw

07:25
175Rの中では割とストレートに重めな印象の曲。
歌詞も直球で暗い。
こんなのもやるようになるとは。

09:シャイン、光の道しるべ
ゆったりした前曲前々曲から一転し、また疾走曲が始まります。
シングルの方にも似たような事を書きましたが、やはりこのシングルでポップバンドとして一皮剥けた感じがします。

11:春風
ある意味一番意外に思った曲。
こういう暖かいポップな曲をイナゴで聴くとは思いませんでした。
ちょっと歌詞がベタですがwかなり好きな曲です。

13:Sunday 〜君だけの特別な週末〜
ラストはアップテンポなポップナンバー。
曲中のミニドラマ(?)にPUFFYの吉村由美が参加しています。

14:(ボーナストラック)
ボーナストラックはイニャゴライダーfeat猫ひろしによる「ニャゴニャゴロックンロール」。
ほぼタイトル通りの曲なので説明はカットで。ポーツマス!ポーツマス!
因みに曲の前後は嘘ヒットチャート番組の体裁をとっているのですが…ちょっと番組部分が真面目過ぎませんか?w いや逆にそれが狙いかもしれませんけれど。


***


キャッチーでメロディアスな要素は引き続き持ちつつも、青臭さが抜けポップバンドとして洗練された印象を受けました(イニャゴは置いておいてw)。
ポップなバンドは好きだけど青春パンクのイメージが…と敬遠していた人もこのアルバムなら気に入るのではないでしょうか。
特にメロディーの良さは1stアルバムより上がっていると思いますよ。


7-SEVEN-7-SEVEN-
175R

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