櫻井敦司「SACRIFICE」(2004)

01.SACRIFICE
02.LOVE(抱きしめたい)
03.WONDERFUL WORLD(Injection to NY mix)

作詞 01、03:櫻井敦司/02:阿久悠
作曲 01:Wayne Hussey/02:大野克夫/03:須藤寿
編曲 01:Wayne Hussey/02:會田茂一/03:髭


***

BUCK-TICKのボーカリスト:櫻井敦司のソロ1stシングル。
2004年はバクチクのメンバー殆どが各々活動をしていたのですが、ボーカル櫻井はソロの歌手としてデビュー。作曲者は曲によって様々でしたが、デビューシングルのタイトル曲はThe MissionのWayne Husseyが作曲を担当しています。

以下各曲について。

01.SACRIFICE
これを書いている時点では、自分はTHE MISSIONを聴いた事が無いので、この曲がミッション色が強いのかどうかについては分からないのですが、櫻井の艶のある声に合った、少しダークな雰囲気のメロディアスな楽曲だな、という印象でした。BUCK-TICKから入ってくる人にはとっつき易い曲になっているのではないでしょうか。
最初聴いた時には、特に好きも嫌いも無かったのですが、久し振りに聴き直してみるかなりツボにはまったのが自分でも以外でした。やはり5年も経つと自分の好みも段々変わってくるみたいです。

02.LOVE(抱きしめたい)
沢田研二のカバー。一応原曲は中学時代、父のレコードで聴いた事があります(今思うと、ジュリーが自分の中での所謂Jポップ初体験という事にw)
アレンジは會田茂一が担当していますが、チェロや潰れた音のドラムが原曲の物悲しい感じを更に増している、浮遊感がありつつもちょっと重たいアレンジになっている印象です。と言っても原曲を最後に聴いたのはもう大分前なので、確かな事は言えませんけれど…。
櫻井敦司は時代が違えばジュリーのポジションになったていたのかな、と思ったり。

03.WONDERFUL WORLD(Injection to NY mix)
グシャリとしたバンドサウンドが印象的なスローテンポの楽曲。作曲は髭(HIGE)の須藤寿。演奏とアレンジも髭が行っています。
大好き! という曲でもないのですが、こういうザラザラした感触の曲に櫻井のボーカルが乗るのは、BUCK-TICKではあまり聴けないので新鮮でした。

***

1曲目と3曲目がアルバムに入っていますが、アルバムとはバージョンが異なるので、今から聴いても損はないかなと。作曲者は違えど、バクチクファンでも入りやすいと思います。

Amazon
SACRIFICESACRIFICE
櫻井敦司 阿久悠 Wayne Hussey

ビクターエンタテインメント 2004-05-26
売り上げランキング : 123781

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


HMV online(試聴あり)