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「REC2(邦題:[REC/レック2])」(2009)
監督:Jaume Balaguero、Paco Plaza
オフィシャルサイト

ストーリー:
前作「REC」のラストシーン直後、封鎖されたアパートの調査の為、オーウェンという博士とSWAT4人が建物に進入。感染すると凶暴化するという未知の感染症の調査と記録(録画)が主目的という事だったのですが…。


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※基本ネタバレはなしですが、前作のストーリーには触れていますので1作目を見ていない人はご注意下さい。あと、パンフレットは前作と今作のストーリーがどちらも載っているので注意。前作観てないけど映画観る羽目になっちゃった人は、取りあえずパンフの1、2ページ目を読んでおけばいいと思います。

前作「REC」が、ドキュメンタリー番組の撮影という設定で観客の視点=カメラ視点のスピーディーなゾンビ映画で大変に怖面白かったのですが、続編に当たる今作も基本的な視点はほぼ同じく、特殊部隊の記録係によるカメラが観客の目となってストーリーは進んでいくのですが、今回は隊員のヘルメットに装着されたCCDカメラが時折サブ画面として挿入される為、主観映像の切り替えが何度か起こっています。まあ続編というか、前作ラストからは2時間も経ってないのでしょうけれど。またそのサブ映像が視界は狭いわ画像はちょっと粗いわでゾンビ(と言って良いのか分かりませんが)が出た時の嫌さ倍増ですw この視点切り替えによってストーリーの補完(詳しくは触れませんが、今回ある理由により、カメラは何台か登場します)がテンポ良く進められ、スピード感の持続に役立っているている印象があります。あ、前作でゾンビ化した人たちも元気に登場しますよ。前作同様、流血描写もバンバン入っています。
前作との繋がりとしては、ラストでちょっとだけ出てきた「メディロス」についての詳細が詳しく語られる事になります。ぶっちゃけネタバレもへったくれも無いノンストップお化け屋敷映画だった前作(勿論良い意味で)に比べ結構オカルト色は強くなっているのかな? この辺どう思うかは人それぞれでしょうが、個人的にはあれだけゾンビゾンビした中で、ラストに繋がる伏線とオチが用意出来た事は上手くいった証拠なのではないかなと。
鑑賞後は尺が90分未満の映画とは思えないグッタリ感が。考えてみればひっきりなしに化け物が出て来るお化け屋敷に1時間以上放り込まれていたようなものですからそりゃ疲れますよw
そんな訳で、都合の良いアングル…! と思う場面が無いわけではありませんがw(特に終盤)、前作以上にスピーディーで怖い映画になっている印象でしたので、前作が面白かった人には十分に楽しめる内容になっているのではないでしょうか。




以下ネタバレ。



ネタバレというか妄想。

見えない井戸とか出てきている時点で、オカルト的なモノとして片付ければ良いのかもしれませんが、一応実体も出ているのでオーウェンが「悪魔」と呼んでいる存在について考えてみます。
ラストシーンを見る限りでは、免疫が無い人間を凶暴化させる病原菌、ウイルス、もしくは自身の子供を撒き散らす寄生虫のようなものなのでしょうか。それ、もしくはそれによって感染した人間が「悪魔」と呼ばれてきたと。しかも人間と同じ様に思考し、自分と感染させた人間と意識を共有し喋る事も出来ます。あれを共有といっていいものか分かりませんが、オーウェンとのやりとりから同一の存在が返事をしていると考えて良いように思えました。自分は「エクソシスト」をはじめとする所謂キリスト教圏の「悪魔祓い」ものを良く知らないので、こういう設定がメジャーなものなのか全然分からないのですが。
メディロスには元々免疫があるのか凶暴化する事無く、いわば「悪魔」のリーダーのような立場で(あのラストからして「悪魔」に明確な意思があるのは明らかでしょう)、教会の研究材料にされる形で仲間を増やそうとしていたのですが、劇中に出てきた子供の写真やゾンビからして上手くはいっていなかったようです(屋根裏に居たゾンビは実験に使われた子供なのかはっきりしませんが、数の多さからしてそうなのではないかなと)。ここで前作の主人公アンヘラが登場、メディロスがどのような形で彼女に「適性」があると見抜いたのかは分かりませんが、とにかくメディロスはアンヘラに「悪魔」を移したのでした。それが仲間を増やす行為なのか、自分の体にガタがきていたので「引っ越し先」を探していたのかはともかく、アンヘラは凶暴化する事無く「悪魔」の一員となったのではないでしょうか。

…うん、アレです。製作者の意図を超えて勝手に俺設定を作り妄想を繰り広げるイタいアレです。