GOING UNDER GROUND「いっしょに帰ろう」(2009)

01.いっしょに帰ろう
02.マンガライフ
03.run boyz run

全曲作詞・作曲:松本素生
編曲 01、02:GOING UNDER GROUND/03:GOING UNDER GROUND & 松田"Chabe"岳二


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ボーカル:松本素生、ギター:中澤寛規、ベース:石原聡、ドラム:河野丈洋、キーボード:伊藤洋一(後に脱退)によるバンド「GOING UNDER GROUND」の22枚目のシングル。同時に自分がゴーイングに出戻った(というか本格的にはまり直した?)シングルでもあります。ジャケット・裏ジャケの劇団ひとりにインパクトを感じます。PVにも出てましたが、そちらはそんなに目立っていなかったような…w

以下各曲について。


01.いっしょに帰ろう
切な系メロディアス一直線の、ちょっと憂いを含んだポップな曲。今年の初めにBeautiful DreamerのMOMAさんが日記でこの曲を絶賛されていまして、試聴したところ当時有線などで掛かっていてかなり気になっていた曲ではないですか! という事でテンション上がりまくった思い出があります。
もうこの曲に関しては何処を切っても切ないメロディーがツボ押されまくりと言いますか、その中でもサビでの歌い上げに歌詞と相まって涙腺が麻痺しそうと言いますか、MOMAさんがいきなり今年最大の名曲と言ったのも頷けます。要所要所で入るサックスの音色がまた物悲しさを出していてたまりません。発売時期もあるのでしょうが、日本の冬のちょっと物寂しくなる雰囲気も感じますね。とにかく世の中の切な系メロが好きな人には自信を持ってお勧めしたい1曲。この曲に関しては盲目乙と言われても構いませんとも。

02.マンガライフ
こちらはライトな雰囲気のアップテンポなポップナンバー。ピコピコ音が微かに聞こえるちょっと投げやりなムードから、サビで一気に盛り上がるのが面白いかな?

03.run boyz run
ホーンやホイッスルの音がバックに入ったこちらもこちらもアッパーな曲。Aメロのボーカルに軽くエフェクトがかかってますね。後で知ったのですが、Fリーグ(日本フットサルリーグ)の2008年オフィシャルソングだそうで。そう思って聞くと、確かに歌詞やハンドクラップを交えたコーラスの使い方はそれっぽいかな? とも思いますが、それにしては曲全体にゆるーいムードが漂っている気が…w まあ明るさはありますし、こういう応援歌もありでしょうか。

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タイトル曲がきっかけで、それまでシングル数枚を聴いた位だったこのバンドのCDを一気に集め始めた程、個人的に破壊力(という言い方が合っているのかは分かりませんが、所謂普遍的な「良い曲」の持つ力として)を持ったシングルでした。前述したように切ないメロディーの日本のバンドが好きという人には聴いてみて損はしないシングルなのではないかと思います。

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GOING UNDER GROUND

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Victor Entertainment内オフィシャルサイト(試聴あり)