Karma-Shenjing「流転輪廻」(2006)

01.四季楽踊
02.三国剣舞
03.慧-hui-
04.麗蛾
05.恋沙雪
06.天空渺茫
07.地獄変相図
08.劫-jie-
09.輪廻
10.光蒼彩々
11.夢浮月
12.天狼星

作詞 01、02、04〜07、09〜12:Karma-Shenjing
全曲作曲:Karma-Shenjing

発売日:2006/01/25
品番:UCCD-082


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ボーカル:來鈴、ギター・シンセサイザー:幾都、ギター:祠乃、ベース:悠によるバンド「Karma-Shenjing(カーマ・シェンジン)」の1stフルアルバム。私が持っているのはこのCDのみですが、過去音源からの再録も多くベスト盤的な位置付けのアルバムかも知れません。
中華風のヴィジュアルを音でも表現したような、バンドサウンドに加え、オリエンタルなメロディーのシンセを前面に出した楽曲がメインとなっており、Kagrra,が中華風になったらこうなる、みたいな印象も受けます。流れるようなメロディーに対してボーカルがちょっともったりしているかな? とも思いますが、ヴィジュアル系聴いている人にはあまり気にならないかも。

個人的に気に入っているのは、オリエンタルなシンセとキャッチーな歌メロを乗せて疾走する「四季楽踊」「麗蛾」や、外国から見た間違ってるけど分かりやすい中国のイメージ?w のようなイメージの中華風メロディーが心地良いポップチューン「三国剣舞」、ダンサブルなアレンジの「光蒼彩々」でしょうか。他にも攻撃的な曲調の「地獄変相図」や沈んだバラード「夢浮月」等、メロディアスなヴィジュアル系のアルバムに1曲ずつ入っているような曲も、やはりそちら方面のメロが目立っておりバンドの色に染めている印象です。ラストの「天狼星」は、オリエンタルなメロディーのキラキラシンセと、アルバム中最もキャッチーに思える旋律が乱舞する明るい疾走チューン。

この手のシンセを盛ったメロディアスなバンドが好きな所為か、購入当時は結構な頻度で聴いていたアルバムでした。楽曲単体とかではなく、バンド全体でこの手のコンセプトでやっているのは何気に珍しい気もしますが、基本的にメロディーは取っ付き易いので、上記した要素が好きな人なら気に入る確率は高いのではと思っています。

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Karma-Shenjing

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