COLOR「FOOLS! GET LUCKY!!」(1989)

01.FOOLS! GET LUCKY!!
02.CAT CAT CAT
03.BROKEN TABERN
04.FAIRY TALE SAND MAN
05.GEEELA
06.TOMORROW NEVER COMES

全曲作詞:DYNAMYTE TOMMY
作曲 01、04〜06:TATSUYA/02:CINDY/03:MARRY

発売日:1989/03/08 (再発盤:2002/8/21)
品番:FWR-005CDL (再発盤:TEBA-013)

Members
Vocal:DYNAMYTE TOMMY
Guitar:CINDY
Guitar:TATSUYA
Bass:MARRY
Drum:TOSHI


***

V系界隈を中心に多くのバンドが所属し、現在も続くレーベルFree-Will。その辺の歴史は自分より詳しい人が沢山いらっしゃるでしょうしこの辺りに任せるとしまして、その社長、冨岡裕がDYNAMITE TOMMYとして率いていたバンド「COLOR」。本作は1stフル「激突!」の後、1989年にリリースされたミニアルバムですが、2002年に「激突!」と共にリマスタリング・ボーナストラック5曲を追加した再発盤も出ています(私の手元にあるのはオリジナル盤なので、今回はボートラに関しては触れていない事をご了承下さい)。
原色に染めた髪を逆立てた派手な出で立ちは、Xと共に当時のV系草創期の勢いをそのまま表しているように思えます。

そんな今見てもコワモテな人達ですが(実際、ライブの方は色々と凄かったらしいですが;)、楽曲の方はパンキッシュでありながらライトで聴きやすい感触。音は軽めながら後のメロコアにも通じそうな明るい疾走曲(01、03、06)と、所謂アメリカンロックンロールに影響を受けていそうなポップチューン(02、04)が交互に出て来る構成となっており、曲毎の尺の短さもあってかストレス無く駆け抜けていく気持ち良さがあります。トミーさんの地声の低音ボーカルは特に上手いわけでもありませんが、楽曲の色には合っていたのではないでしょうか。演奏自体も当時のインディーズということを考えても、大きく聴きづらい所もない印象ですし。また、5曲目のGEEELAはアコギと笛による叙情的なメロディーが映えるインストとなっており、1分ない尺ながら作曲者TATSUYAの幅の広さが伺える曲かなぁと。

現在の基本音圧バッチリのバンドに慣れているバンギャルさんが、心から満足できるかと聞かれると断言できない所もありますが、有名どころの所属先が20数年前にこういう音をやっていたのか……と聴いてみるのも面白いかと。どちらかと言うと、初期V系云々以前にポップなパンクが好きな人の方が、今からでもスルッと入れるのかもしれません。

タワーレコード(2002年再発盤)

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