BUCK-TICK「エリーゼのために」(2012)

・CD
01.エリーゼのために
02.夢見る宇宙
03.SANE-type-

作詞 01:今井寿/02,03:櫻井敦司
全曲作曲:今井寿

・DVD(限定盤のみ)
エリーゼのためにVideo Clip

・LIVE TRACKS CD(限定盤のみ)
THE DAY IN QUESTION 2011 〜Live at Zepp Sendai 2011.12.18〜
01.THEME OF B-T
02.HURRY UP MODE
03.さくら
04.JUPITER
05.Baby,I want you
06.Alice in Wonder Underground
07.独壇場Beauty -R.I.P.-

発売日:2012/05/23
品番:TKCA-73763(限定盤)/TKCA-73767(通常盤)

Members
Vocal:櫻井敦司
Guitar、Noises and VOX:今井寿
Guitar:星野英彦
Bass:樋口豊
Drums:ヤガミトール


***

今年でデビュー25周年を迎えたBUCK-TICKの30枚目のシングル。自主レーベル立ちあげてからは最初のCDでもありますね。
私の手元にあるのは、DVDとライブ音源収録CD付きの3枚組限定盤になります。


01.エリーゼのために
イントロを始め、何度も登場するギターのリフが印象的で、BUCK-TICK流のロックンロールといった感触を受けますが(PVも演奏シーンメインのシンプルなもの)、あちこちに散りばめられたギミック的な打ち込みやフワフワしたギターソロなど、「memento mori」や「RAZZLE DAZZLE」を通過した上でのアレンジといった印象もあります。サビでは一転して耽美なメロディーを歌い上げる展開になるのも面白い。色々やりつつも聴き終わってみればすんなり気に入っている、という曲でしょうか。

02.夢見る宇宙
ノイジーなギターを中心に浮遊感のある音作りが心地良いポップチューン。歌メロもちょっと懐かさを感じて馴染みやすいのですが、そのボーカルに終始エフェクトがかかっているせいか、どこか地に足の着かない不思議な印象も受けます。
ラズダズで言うと「夢幻」や「Solaris」辺りに近いかな?

03.SANE-typeI-
1996年のアルバム「COSMOS」収録曲の再録バージョン。
原曲は神経質かつ浮遊感あるアレンジでしたが、イントロのゴツゴツしたベースからバンドサウンドで疾走する流れに、初聴時思わず(良い意味で)笑いが込み上げてしまったり。また、本来Aメロだった部分を大サビに持ってきたりと、構成自体も思い切って変えています。原曲の病的な感じも好きですが、こちらはこまた違った所でツボに突き刺さりました。
因みに、終盤の今井ボーカル部のバックの盛り上がりカッコ良いなぁ――と思っていたら、「SEXUAL ×××××!」のギターソロがまるっと挿入されていた事に後から気付いたのでした……面白いことするなあ。


限定盤に付くライブCDの方も、通常のライブ盤よりボリュームは控え目ですが、予想以上に充実していたのではないでしょうか。こちらも簡単に。

・きちんと聴く機会の無かったSE「THEME OF B-T」が入っているのが何気に嬉しい(マニピュレーターの横山和俊のブログを読む限り、彼がアレンジを手掛けているのでしょうか)。
・「HURRY UP MODE」が随分テンポを落としていました。生でBUCK-TICKのライブを見たのは2004年年末の1回のみですが、現在はこのアレンジがデフォになっているのでしょうか。
・「Baby〜」の櫻井氏の叫びは何と言っているのか……やはり「仙台」?
・時期に合わせたのか、「Alice〜」間奏のディアボロパートがジングルベルになっています。初めからこんな曲だったかのようにぴったりハマっているw

***

個人的に一番インパクトあったのが新録SANEだったりはしますが、全体にお腹一杯になれるシングルでした。最近のアルバムで知った人も、特に敷居の高さを感じずに聴けるのではないでしょうか。
ライブCDもかなりお勧めなのですが、アルバム並みの値段になってしまうのがネックでしょうか。取り敢えずファンの方は限定盤を是非……という所です。

Amazon(視聴あり)
エリーゼのために(限定盤)エリーゼのために(限定盤)
BUCK-TICK

徳間ジャパンコミュニケーションズ 2012-05-23
売り上げランキング : 995

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


エリーゼのためにエリーゼのために
BUCK-TICK

徳間ジャパンコミュニケーションズ 2012-05-23
売り上げランキング : 28944

Amazonで詳しく見る
by G-Tools