Linked Horizon『ルクセンダルク小紀行』(2012)

CD
01.彼の者の名は・・・ [Vocalized Version]
02.戦いの果てに [Long Version]
03.風が吹いた日 [Piano Solo Version]
04.希望へ向う譚詩曲 [Long Version]

※02:初回限定盤のみ収録

作詞 01、04:Revo
全曲作曲・編曲:Revo
Piano Arrange 03:千住明

Vocal:Revo

Vocal:Joelle
Electric Guitar(01、02):Marty Friedman
Electric Guitar、Steel-String Acoustic Guitar & Nylon-String Guitar(04):YUKI
Bass:長谷川淳
Piano & Electric Organ:勝又隆一(01、04)、桜庭統(02)
Piano(03):千住明
Drums(01、02、04):淳士
Strings:弦一徹ストリングス


DVD(初回盤のみ)
彼の者の名は・・・ [Vocalized Version] MV

発売日:2013/08/22
品番:PCCA-03644


***

Revo(Sound Horizon)による新プロジェクトの1stシングル。SHとは別に、タイアップが付いた場合の名義として使われるということで、本作も彼がBGMを作曲したRPG「ブレイブリーデフォルト」の世界観がベースになっています(現時点でゲームの方は未プレイ)。性格としては、以前Revo名義でリリースされたこれこれに近いのでしょうね。参加ミュージシャンも、SHからの参加が中心になっています。
タイトルに「〜Version」と付いていますが、これは上述のゲームBGMを基にボーカル曲やバンドサウンドにアレンジを行なっているため。ゲームのサントラは本作よりも後に出たので、原曲より先にリアレンジバージョンが世に出たと捉えられるのかも。

(この後出たアルバム『ルクセンダルク大紀行』含めて、曲違いの複数売りをガッツリしてきましたが(現時点で通常盤は未入手)、もうすぐ出るニューシングルでは、普通に初回盤=通常盤の完全上位互換となっていたりします。……あんまり効果出なかったんだろうか)


01.彼の者の名は・・・ [Vocalized Version]
SHの方含めて、ここまで分かりやすく突っ走る曲も久々ではないかではないかと思われる、リズム隊がドコドコ前に出たメロスピナンバー。その休む暇など与えない走りまくる曲調、ギター・キーボード・バイオリンといった各楽器隊の速弾きソロなど、王道感たっぷりなのに加え、歌メロはとことん親しみやすいのがRevoカラーでしょうか。そのRevoさんによるメインボーカルは、ボーカリスト含むサポート陣が充実している中、敢えて自分で歌う説得力を持っているかと言うと……という(ある意味)いつも通りの感じですが、まぁ…そこは、うん。
中盤のイヤダイヤダタイム、最初はちょっと笑いの方にスイッチが入りましたが、後になって中毒性が出てくるのが怖い。因みにDVDのビデオクリップは、教会内でRevoさんがグサラン着用でも判るくらいのドヤ顔キメポーズでひたすら歌いまくるという、これはこれでな内容になっています。

02.戦いの果てに [Long Version]
初回盤のみ収録。
前曲の流れをエスカレートさせたような、スリリングな曲調のアッパーなシンフォニックロックナンバー。プログレチックに曲調がコロコロ変わる辺り、戦闘曲をイメージしたのでしょうか。
個人的にピアノやギターソロで繰り返し挿入されるメロディーが、キャッチーかつ熱さを感じ非常にツボを突かれて素敵。1曲目以上に各楽器のソロもメロディアスっぷりが充実しており、今の所リンホラ名義では一番好みな楽曲となっています。

03.風が吹いた日 [Piano Solo Version]
ここでクールダウン、かどうかは分かりませんが、タイトル通り風の音をバックに、物悲しい旋律が奏でられるピアノソロ。演奏とアレンジが千住明って豪華ですが、もうちょっと尺が長くても良かった気もします。

04.希望へ向う譚詩曲 [Long Version]
オーケストラサウンドをメインに、哀愁フレーズを奏でる笛やバイオリンが色を添えるスローバラード。メインボーカルはJoelleが担当。
楽曲が進むに連れ徐々に盛り上がり、終盤でグッと開けるという展開という点では、この前に書いた「砂塵の彼方へ…」に近いのかもしれませんが、個人的にこちらの曲は、そこに辿り着くまでが長すぎた。バンドサウンドメインに盛り上がるアレンジや、陽性のメロディーには非常に爽快感があるだけに、冗長な印象を持ってしまったのは勿体ないかも。
ゲームではエンディングテーマに使われている事で、そちらをプレイすればまた印象が変わってくるのかもしれません。

***

SHのようにストーリー性の強さや随所に入るセリフ・ナレーションといった、人によっては臭みが強く感じられる要素がない分、Revo曲への入門としても優れているのではないかと思うシングル。この後出たフルアルバム『ルクセンダルク大紀行』では、本格的にタイアップ先の世界観が濃くなるので、そういう意味でもこちらがお勧めでしょうか。
今の所、この名義では「戦いの果てに」が一押しです。


試聴あり
ルクセンダルク小紀行 (初回限定盤)ルクセンダルク小紀行 (初回限定盤)
Linked Horizon

ポニーキャニオン
売り上げランキング : 5780

Amazonで詳しく見る by AZlink


オフィシャルサイト(試聴あり)