……という名の振り返り兼ステマ兼感想リメイクを9月位に出来ればと思っていたらもう師走であばばばばｒｙ
そんな訳で、断続的なペースながら2013年に結成20年を迎えたSPEED-iDを、手持ちの音源中心に振り返っていこうと思います。
『INNER DIMENSION』(1993)
01. MOON SHINE
02. MAD HOUSE FREAKS
03. DRIVE WITH SPEED SLAVE
04. 薔薇と摩天楼
05. KISS ME SLOWLY
06. OVER DOSE
07. ROUND MIDNIGHT
08. PHANTOM OF ROMANCE
09. MALARIA
10. 冷血
11. ACROSS THE TWILIGHT
〜OCEAN (※REMASTER盤のみ収録)
全曲作詞：EURO
作曲：01、04、06〜08、10、11：EURO/02、03、05、09：IPPEI
品番：FWR-022CDL(オリジナル盤)、FWR-024CDL(1994年REMASTER盤)
そんな訳で、断続的なペースながら2013年に結成20年を迎えたSPEED-iDを、手持ちの音源中心に振り返っていこうと思います。
『INNER DIMENSION』(1993)
01. MOON SHINE
02. MAD HOUSE FREAKS
03. DRIVE WITH SPEED SLAVE
04. 薔薇と摩天楼
05. KISS ME SLOWLY
06. OVER DOSE
07. ROUND MIDNIGHT
08. PHANTOM OF ROMANCE
09. MALARIA
10. 冷血
11. ACROSS THE TWILIGHT
〜OCEAN (※REMASTER盤のみ収録)
全曲作詞：EURO
作曲：01、04、06〜08、10、11：EURO/02、03、05、09：IPPEI
品番：FWR-022CDL(オリジナル盤)、FWR-024CDL(1994年REMASTER盤)
***
THE OTHERSIDE解散後、優朗(EURO)・HAL兄弟によって結成されたSPEED-iD。本作は配布デモテープ、シングルを経てリリースされた1stフルアルバム。
当時のメンバーは優朗(vo)、IPPEI(Gu)、MAC(Ba)、HAL(Dr)でしたが、本作を特徴付けているのは、何と言ってもIPPEIさんのサイケでノイジーな轟音ギター。1曲目「MOON SHINE」のイントロから疾走感を持った歪んだ音が全開となっており、歌詞と合わせてアルバム全体の退廃的かつサイバーな雰囲気の発揮に大いに役立っていると言えるでしょう。続く「MAD HOUSE FREAKS」や、「ROUND MIDNIGHT」などでも、ロマンティックなメロディー・冷たい低音ボーカルとの組み合わせを味わうことができるのではないでしょうか。
(シューゲイザー方面からの影響はもちろん大きいのでしょうが、その辺はマイブラのアルバム1枚位しか聴けていないので殆ど語れないのですよ……；)
個人的には、活動再開ライブ直前に聴いたアルバムでもあり、先に聴いていた『i-D THE M・A・S EDITION』(1997)や優朗ソロなどとは大きく異なるアレンジに驚いたのを覚えています。
他にもイントロ・サビメロの鮮やかさが印象的な「薔薇と摩天楼」、初期BUCK-TICKがサイケ化したらこうなった、的な「PHANTOM OF ROMANCE」といったポップチューン、「DRIVE WITH SPEED SLAVE」やタイトルがズバリ「OVER DOSE」のような、ドラッグによるトリップ感を音にしたような、打ち込みを交えたダウナー曲も収められており、20年経っても古さを感じさせない(「PHANTOM〜」は懐かしく感じられるかも)アルバムになっていると思うのですよ。
ここまで褒めておいてアレなのですが、上に貼ったAmazonの画像に表示されているオリジナル盤は、そのギターが張り切りすぎたのか(笑)ボーカルがかなり埋もれてしまっているので、翌年にリリースされたリマスター盤の方をお勧めします。ボーカルの聴きやすさはもちろん、90年代前半のインディーズにしてはかなり音質が向上。ボーナストラック「OCEAN」も収録されており、こちらはノイジー度控えめの穏やかなバラードとなっています(検索した所、上述のデモテープのテイクを収録しているようです)。
ジャケットもマイナーチェンジ、優朗さんのドクロが金色に！(下画像参照)
バンドロゴとCGイラストが描かれた裏ジャケ確認した方が分かりやすいかも(オリジナル盤はメンバーの写真)
また、2002年にはINDIES SUMMIT HISTRY企画の一環として、ジャケットを一新して再発されていますが、こちらは手元に無いためボーナストラックの有無は未確認です。
リマスターはされているようですが。
INNER DEMENSIO
***
関連作品としてこちら。
『INNER DIMENSION MOVIES』(1993)
01. Moon Shine
02. Round Midnight (Live at SHIBUYA KOHKAIDO：93.08.21)
03. Drive, With Speed' Slave
04. Across The Twilight
品番：FWV-007
こちらはアルバムと同年にリリースされた映像集で、PV3曲+ライブ映像1曲の構成になっています。
ビデオデッキが手元に無いので見直すことができないのが残念ですが、現在オフィシャルFacebookから、「MOON SHINE」の一部がリンクされているので参考になれば。
……このシリーズ、年内に終わるのかしら(そんな)
THE OTHERSIDE解散後、優朗(EURO)・HAL兄弟によって結成されたSPEED-iD。本作は配布デモテープ、シングルを経てリリースされた1stフルアルバム。
当時のメンバーは優朗(vo)、IPPEI(Gu)、MAC(Ba)、HAL(Dr)でしたが、本作を特徴付けているのは、何と言ってもIPPEIさんのサイケでノイジーな轟音ギター。1曲目「MOON SHINE」のイントロから疾走感を持った歪んだ音が全開となっており、歌詞と合わせてアルバム全体の退廃的かつサイバーな雰囲気の発揮に大いに役立っていると言えるでしょう。続く「MAD HOUSE FREAKS」や、「ROUND MIDNIGHT」などでも、ロマンティックなメロディー・冷たい低音ボーカルとの組み合わせを味わうことができるのではないでしょうか。
(シューゲイザー方面からの影響はもちろん大きいのでしょうが、その辺はマイブラのアルバム1枚位しか聴けていないので殆ど語れないのですよ……；)
個人的には、活動再開ライブ直前に聴いたアルバムでもあり、先に聴いていた『i-D THE M・A・S EDITION』(1997)や優朗ソロなどとは大きく異なるアレンジに驚いたのを覚えています。
他にもイントロ・サビメロの鮮やかさが印象的な「薔薇と摩天楼」、初期BUCK-TICKがサイケ化したらこうなった、的な「PHANTOM OF ROMANCE」といったポップチューン、「DRIVE WITH SPEED SLAVE」やタイトルがズバリ「OVER DOSE」のような、ドラッグによるトリップ感を音にしたような、打ち込みを交えたダウナー曲も収められており、20年経っても古さを感じさせない(「PHANTOM〜」は懐かしく感じられるかも)アルバムになっていると思うのですよ。
ここまで褒めておいてアレなのですが、上に貼ったAmazonの画像に表示されているオリジナル盤は、そのギターが張り切りすぎたのか(笑)ボーカルがかなり埋もれてしまっているので、翌年にリリースされたリマスター盤の方をお勧めします。ボーカルの聴きやすさはもちろん、90年代前半のインディーズにしてはかなり音質が向上。ボーナストラック「OCEAN」も収録されており、こちらはノイジー度控えめの穏やかなバラードとなっています(検索した所、上述のデモテープのテイクを収録しているようです)。
ジャケットもマイナーチェンジ、優朗さんのドクロが金色に！(下画像参照)
バンドロゴとCGイラストが描かれた裏ジャケ確認した方が分かりやすいかも(オリジナル盤はメンバーの写真)
また、2002年にはINDIES SUMMIT HISTRY企画の一環として、ジャケットを一新して再発されていますが、こちらは手元に無いためボーナストラックの有無は未確認です。
リマスターはされているようですが。
INNER DEMENSIO
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関連作品としてこちら。
『INNER DIMENSION MOVIES』(1993)
| INNER DIMENSION [VHS] ビデオメーカー 1993-09-21 売り上げランキング : 49698 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
01. Moon Shine
02. Round Midnight (Live at SHIBUYA KOHKAIDO：93.08.21)
03. Drive, With Speed' Slave
04. Across The Twilight
品番：FWV-007
こちらはアルバムと同年にリリースされた映像集で、PV3曲+ライブ映像1曲の構成になっています。
ビデオデッキが手元に無いので見直すことができないのが残念ですが、現在オフィシャルFacebookから、「MOON SHINE」の一部がリンクされているので参考になれば。
Moon Shine [MV] SPEED-iD 1993 from SPEED-iD on Vimeo.
……このシリーズ、年内に終わるのかしら(そんな)
