WAIL『Cradle/scene』(2000)

side A. Cradle
side B. scene

全曲作曲:ATSUSHI
全曲編曲:WAIL

配布開始日:2000/12/31?

Members
Vocals:IZUMI
Guitar:HIDETO
Bass:TAKAMI
Drums:ATSUSHI

Additional Player
keybord:Mika


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KαinのドラマーであるATSUSHIが、2000年代に在籍していたWAILの2曲入り配布デモテープ。
当時のびじゅなびの記述によると、2000年12月の六本木Y2Kカウントダウンライブから配布されていたようです。
当時のデモテープなので音質面は致し方ないのですが、ヘッドホンで聴いた場合に、キーボード以外の音が妙に片方に偏っているのが気になる。テープの劣化の所為なのか、最初からそういうミックスになってしまったのか……。

Cradle
透明感あるキーボードとギターの音色によって広がりを感じさせるスローバラード。
IZUMIの熱さを含んだハイトーンボーカルによる、切なさを爆発させるサビメロの「満を持して」感がベタながら(だからこそ)気持良いです。
後にミニアルバム『SEED』(2003)、『SEED+2』(2005)でも再録されています。

scene
ザッツ・ザ・ソフビ、といった印象のある疾走ポップチューンで、こちらもバックのキーボードが程よくファンタジックな雰囲気を演出しており、比較的淡々と進行するAメロと、メジャー感あるキャッチーなサビとの対比が心地良い。
「Cradle」と同じくメロがツボなだけに、やはりもう少し良い音で聴きたいと思ってしまいます。
一応、オムニバスCD『power game』(2001)で再録? されているのですが、会場限定配布作品ということでプレミア値になっているの残念(私も現時点で未所持)。そもそもの数も少ないみたいだしなぁ。

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どちらも後にCD音源に収録されるものの、前述の通り「scene」の方が入手困難な為、V系専門店であれば投げ売りされていそうな本デモテの方が敷居は低いかもしれません(近年は、専門店でも店頭にデモテ置かなくなってきてる気がしますが)。
WAILに関しては、全ての音源は聴けていないのですが、聴いた範囲の印象では、往年の王道ソフビ感溢れるものばかりでしたので、後のCD作品がツボに入った際に、コレクション対象として気にしてみて良いかもしれません。

cradle-scene


あづまや本舗