lloy draws IMMIGRANT HAUS #21 -10YEAR'S ISOLATION-@渋谷チェルシーホテル 2015/12/28
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lloy主催のツーマンライブに行ってきました。
ex-Art marju duchainのKaiがKozi(ZIZ、DALLE、ex-MALICE MIZER)、SADIE PINK GALAXY(SPEECIES、ex-JUBILEE)とVAMQUETとして活動を始めていたのを知ったのが先週、そもそもチケットを取ったのがイベント2日前という突発泥縄参戦。
そんな予備知識ゼロの状態でも観に行ったのは、活動開始がアナウンスされながら出演がキャンセルされてしまった7年前の記憶が残っていたからなのかもしれません。

VAMQUET
まず、Kaiさんの見た目がアートマージュのCDブックレットでのビジュアルそのままで驚かされました。
面子からアートマージュ+XA-VAT的な音になるのかな、という予想していたのですが、当たらずといえども遠からずだったというのがざっくりとした印象。
打ち込みリズムとSADIEさんのノイズまみれのギターが鳴り響く音作りがメインで、序盤はボーカルが全く聴き取れなかったほどですが、これは音響の問題だったのかそういう演出にだったのか……(3曲目辺りからボーカルは聴こえるようになってきたように思います)。
そんな暗黒ノイズ色が強い序盤から、徐々にビートを利かせた楽曲も披露されていく流れで、4曲めに披露された楽曲はDEAD OR ALIVEぽさをも感じるダンサブルなアレンジだったり、インダストリアル調に激しさを出す楽曲もあったりと、思ったよりも初見にも優しいかもと思わせられたり。この辺はKozi、SADIE両氏のポップセンスが上手く織り交ぜられているのかもしれません。
一度観ただけの素人の印象ですが、XA-VATをより黒くしつつ彼ら流にゴシックサウンドへの回帰をしたらこうなる、という感じでしょうか。

ある意味一番の衝撃だったのは、MCでKaiさんがいの一番に喋ったこと(パフォーマンス的に喋らないのかと思っていた)。
過去の活動含め初めてのMCだったそうで、マイク位置含めてわやわやになっているのを横の二人にいじられていましたが、音楽が黒くなるほど話すとゆるゆるに……というのはこの界隈の傾向なのでしょうか(笑

出演時間は30分ほど。ツーマンという規模を考えると量的には物足りなかったかも。
11月から活動を始めたばかり、そして各メンバーの他の活動がある中(気づけばKoziさんは関わるプロジェクト数が結構な数に!)ということで気が早いかもですが、スタジオ音源も聴いてみたいですね。


lloy
こちらはたっぷり80分程のステージ。VAMQUETと対照的に各々の楽器の音が聴き取りやすい(笑)

個人的には、結構前にアルバム1枚とMySpaceで公開していた曲を少し聴いていたのみで、その時の印象ではかなりヒリついた音を出すバンドという印象があったのですが、今回の鑑賞ではそのようなダークで冷たい楽曲がメインでありながら(彼らを知る切っ掛けになった覚えがある「Scaredy Catty」や、「消えたサブリナ」などが聴けたのが嬉しい)、ダンサブルなリズムで盛り上げたり(アンコール含め2度演奏していました)、メジャー感あるメロディーで歌い上げる楽曲があったりと、幅広く演っている感じを受けました。ボーカルさんが曲終わり毎に「サンキュー!」と嬉しそうに叫んでいたのも印象強かったですね。

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両出演者共に精神力をゴリゴリ削られるのでは……という先入観を良い意味で裏切ってくれたイベントでした。
今年のライブ鑑賞はこれのみ(しかもちょっと前まで予定にすら無かった)でしたが、今回はマターリ鑑賞で、というこちらのテンションとの相性も良かったのかな。


今年最後の更新はこちらのライブレポになりそうですが(投稿数と間隔については積極的に無視する方向で)、また自分のペースで好きな音楽を聴いたり広げたり出来ればと思います。
良いお年を。

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