DEAD OR ALIVE『NUKLEOPATRA (US Edition)』(1998)

01. Nukleopatra
02. Sex Drive
03. You Spin Me Round (Like A Record...) (Sugar Pumpers Radio Remix)
04. International Thing
05. Picture This
06. Unhappy Birthday (12" Remix)
07. Rebel, Rebel
08. I'm A Star
09. Sleep With You
10. The Right Stuff
11. Gone Too Long
12. Getting It On
13. Spend The Night Together
14. You Spin Me Round (Jail House Mix)
15. Sex Drive (Scream Driven Mix)

※15:US Edition Bonus Track

作曲
01、12:Peter Burns、Stephen Coy
02、15:Peter Burns、R. Persi、 D. Rizzatti、 E. Moratto、 R. Testoni
03、14:Peter Burns、Stephen Coy、M. Percy、T. Lever
04、06、08、09、11、13:Peter Burns、Stephen Coy、Peter Oxendale
05:Deborah Harry、Chris Stein、J. Destri
07:David Bowie
10:Peter Burns、Stephen Coy、Zeben Jameson

発売日:1998/??/??
品番:CLP 0318-2


***

Peter Burnsを中心とするDEAD OR ALIVEの6thアルバム。
発売年や収録楽曲数、曲順、ジャケットがリリースされた国毎に微妙に異なっており、Discosの記載を参照した限りでは、一番早く発売されたのが1995年の日本盤(12曲収録)、一番後に出たのが1998年のUS盤(15曲収録)のようで、現在私の手元にあるのはそのUS盤になります。他にも南アフリカ盤、欧州・豪州盤などがある模様。日本での発売が早かったのは、日本での人気が特に高かったバンドだからでしょうか(実際、この前後のオリジナルアルバムは日本のみでの発売)。
楽曲数はそのUS盤が一番多いのですが、他の盤でもそれぞれ異なるバージョン・ミックスで収録されている楽曲が存在するので、なかなかにファン泣かせなアルバムと言えるかもしれません。

オープニングの「Nukleopatra」から、即効性のあるフレーズをループさせるシンセとリズムが前面に出ており、全編を通してバブリーというか、とにかくアゲアゲに(死語)してやるという意思を感じるアルバム。「You Spin Me Round」、「Unhappy Birthday」、「Gone Too Long」といった過去曲のリメイクも、よりギラついたアレンジになった印象です。シングルベストっぽい感触もありますね。
個人的には前述のタイトル曲や、GlamにBurns氏がゲスト参加した楽曲のセルフカバー? の「Sex Drive」といったループとリズムが立った楽曲は勿論、「Gone Too Long」、「The Right Stuff」等の、サビメロが親しみやすい楽曲も印象深い。エグ味を含みながら、中〜低音域に強いBurns氏のボーカルとこういうアレンジは食い合わせの良いと思いますし。
ブログで取り上げる順番しては全くの偶然なのですが、前回感想を書いたSchwarz Steinにとっては、歌唱・楽曲・ビジュアル面における先祖の1つにあたると言えるでしょう(昔のインタビュー(ROCK AND READだったかなぁ)にて、Kayaはルーツの1つにDOAを挙げていた記憶があります)

反面、方向性を絞ったが故に金太郎飴感が強くなったのも挙げられるでしょうか。曲数の多いUS盤だから余計に思うのかもしれませんが、ボーナストラック含めハイカロリーなアレンジが15曲70分超えで続くため、聴き終わった後は良くも悪くもグッタリする所があります。
過去にはダンサブルな中に耽美な要素を持つ楽曲もありましたし、前作『FAN THE FLAME (Part.1)』(1990)ではメロウなバラードも披露していただけに、方向性を絞り過ぎなのではと思ったファンもいたのかもしれませんが、これは聴き手が何を求めているかによりますし、アッパーなDOAを求めている人には正にドンピシャな作品だったのでしょう。

DEAD OR ALIVEに関しては全ての音源を聴けている訳ではないのですが、本作についてはアグレッシブな方向に寄っていったのではないかと思わせられます。
徹底して華やかなダンスナンバーに浸かりたい方は是非。
(※下にはUS盤のリンクを貼っていますが、これ書いているタイミングで中古の値段が高騰しているようなので、レンタル含めて日本盤の方が手に入れ易いかも)

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