Angelo『RIP / MOMENT』(2012)

01. RIP
02. MOMENT
03. The Crime to Cradle

※03:通常盤のみ収録

全曲作詞:キリト
作曲 01、03:Karyu / 02:キリト
全曲編曲:Angelo

発売日:2012/06/27
品番:IKCB-95521(通常盤)、IKCB-95517〜95518(初回限定盤A)、IKCB-95519〜95520(初回限定盤B)


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2012年にリリースされた、Angelo9作目のシングル(公式ではシングルにカウントされていない『FATE』を含めると10作目)。
私の手元にあるのは、「The Crime to Cradle」が入った通常盤ですが、初回限定盤A、Bには、それぞれの両A面タイトル曲が収録されたDVDが付属しています。
01. RIP
打ち込みとエフェクトを混じえたザクザクとした音作りが中心の、疾走デジロックナンバー。
Karyu作曲ということもあってか、アレンジ面は彼がAngelo加入前に活動していたD'ESPAIRSRAYを連想させますが、サビにおける、シリアスさを維持しながらも一気に開けたメロディーの挿入にはキリト色が感じられ、バンドの色とシングル的分かりやすさを併せ持った良曲になっていると思います。

02. MOMENT
前後の曲に比べ、そこまで同期全開というわけではないのですが、きらびやかな印象のアレンジと明るくキャッチーな歌メロが前に出たポップロックナンバー。
個人的に、本シングルが出た時点で聴いていたアルバムが、『METALIC BUTTERFLY』(2009)で止まっていたのですが、こういった陽性な方面に突き抜けた曲調がアンジェロで出て来た事に、当時は良い意味で驚かされた記憶があります(その後、後追いで『Design』(2010)に触れ、楽曲傾向の流れを把握)。

03. The Crime to Cradle
通常盤のみ収録。
打ち込みとラウドなバンドアレンジがメインの攻撃的な楽曲。ラウドと言っても、後期PIERROT〜初期Angelo辺りの音作りまでは行かず、あくまでサイバー感を大事にしたアレンジといった印象です。キリトさんのボーカルは、その時期に比べガナり過ぎないというか、過剰な力みが取れ安心して聴けますし、サビも攻撃性はありながらも、メロディーを大事にしているのが嬉しい。聖書をモチーフにしたSFチックな歌詞も、自分が求めていた中二感が全開でたまらないのですよ(褒め言葉)。
作曲者こそKaryuさんですが、個人的に『HEAVEN』(2002)の時期の音で攻撃的な楽曲を作ったらこうなる、的な印象を受けました。
何だかんだ言いつつ、要はツボを押されまくった1曲ということで。

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本作で出戻り的に興味が復活したこともあるのですが、「The Crime to Cradle」と併せ、トリプルA面のようなパワーと入りやすさを感じたシングル。
これを書いている時点で、「RIP」以外の2曲がアルバム未収録なので、そういった意味でも回収しがいはあると思います。

RIP/MOMENT
Angelo
SMD itaku (music)
2012-06-27