emmuree presents 『季節外れの、サマァカァニバル。』@高田馬場AREA 2017/9/18
emmuree主催のイベントに行ってきました。
少し間が空いて鑑賞するバンドが多かったですが、AREA自体も来るの久々なような……と思っていたら、ほぼ6年振りだったようで。ナンテコッタ。
以下出演順に。
emmuree主催のイベントに行ってきました。
少し間が空いて鑑賞するバンドが多かったですが、AREA自体も来るの久々なような……と思っていたら、ほぼ6年振りだったようで。ナンテコッタ。
以下出演順に。
…。【サイレンス】
emmureeの想が可哀想名義で在籍する…。【サイレンス】、1年近く活動休止中でしたが、このイベントから沈黙再開、として活動再開となりました。
MCでの、
可哀想「アンミュレさんにお呼び頂き嬉しいです……」
の言葉が、私含めてフロアにジワジワ効いていた模様。
全員白基調の出で立ちだから、という訳ではないでしょうが、どこか白さを感じる柔らかな印象を持つ曲がメインのセトリ。初期からある「雨空のsardust」も聴けるとは思わずちょっと嬉しい。その中で、ヒステリックなギターとモヤのかかったような打ち込みが入る「オレンジ色のobjet」 が良いアクセントになっていた印象でした。(活動休止前最後のリリースだったフルアルバム中心なのでやらないかと思ってたのは内緒)
セットリスト
SE
faraway
雨空のstardust
MC
プラネタリウム
Navy daydream
オレンジ色のobjet
MC
やさしいせなか
L'eprica
ボーカル:RayaはANGRAYSEとして4月に観ていましたが、レプリカとしては5年ぶりの鑑賞。
当日に急遽、ギタリスト:XiNの出演見合せがアナウンス。MC によれば台風の影響だそうで、「捕まった訳ではないです」と冗談めかしていましたが、いきなりギターレスのステージになってしまったのは大変だったでは済まされなかったはず。下に貼ったRaya氏のTwitterによれば、セットリストは大幅に変更したとのことです。
ギターレス用にアレンジを練り直すのは時間的に無理だったかと思いますが、同期のシンセの音が大きく取られていたように思えました(実際そうしたかは分かりませんが、個人の体感として)。ここでギターが前に出るはずだったんだろうなぁ……と思った瞬間がなかったといえば嘘になりますが、ラルクの匂いをさせるRayaさんの声が乗ったバラードが主体なので、イレギュラーながらそういう強みが味わえた回だったと前向きに考えることにします。
……前回に観た時はベースもいなかった時だったので、自分とはそういう相性なのか、これは。
セットリスト(メンバーのTwitterを貼り付け)
SPEED-iD
昨年のワンマン以来の鑑賞となりましたが、今回もマニピュレーターにRieuが参加しており、気づけば大所帯になっているなぁと。
ボーカル:優朗のMCによれば、AREAは初出演とのことがちょっと意外。今回は、emmureeのベーシスト:朋からの打診で出演が決まり、彼と出会った1999年当時の曲を中心にしたというセトリ。その一発目の「Method to kill」 、個人的にライブで聴くこと自体がほぼ10年振りだったのですが、打ち込みのアレンジが攻撃的に変貌しかなりカッコ良くなっていてテンションが上がる上がる(その新しい打ち込みアレンジはRieuさん担当だったのかしら)。その後も、現在もレギュラーな「Evil moon rising」、「Blackout ripper」をはじめ、全体に攻めの姿勢だった印象です。「In cold blood」や「Vampire of dusseldolf」のような、当時のダウナーに振り切った長尺曲も聴きたい気持ちもありましたが、その辺は時間の都合かまた今度ということか。
「天国を撃て!」は日本語バージョンを披露。今回、全体的にドラムの音が大きく、度々ギターが埋もれてしまっていた気がしましたが、ここでのソロではガリガリッとした早引きを堪能できました。
MC をはさんだラストは、まだまだ出ぬ新譜からのロックンロールチューン、「Shadow to shadow」。恐らく新譜は今年中にも出なさそうなので(!?)、新アレンジ版の「Method to kill」 も入れちゃえばいいと思います(割と真面目に)。
セットリスト
SE
Method to kill
Unholy
Evil moon rising
Blackout ripper
天国を撃て!
MC
Shadow to Shadow
W.A.R.P.
結構前に一度見ていて、その時はオレンジ色中心のビジュアルだったり、ボーカル:KANABUNに形容し難い物凄い角が生えていたりした覚えがありますが、今回の鑑賞では、随所に蛍光色のアクセントを着けつつ、ファンタジーRPGに出てくる民族衣装? な感じを受けました。1曲目は、自分の持っている音源からでしたが、当時のスタジオ音源では、デジロックど真ん中な印象だったのに比べて、今回(というか現在?)はシンセが中東風のアレンジになっており、結構驚かされました。他の曲は過去の印象に近かっただけに、余計に衝撃が強かった部分もあったかもしれません。
レーザーを用いた演出やアッパーな楽曲など、彼らの強味が分かりやすいステージでしたが、終盤に披露した、メロウな展開で始まり徐々に盛り上げていった曲が印象に残りました。
emmuree
メンバーの他のプロジェクトは見る機会はありましたが、アンミュレ自体は4年半ぶり。休止期間を挟みつつ、音源リリース自体はあまり途切れなかったこともあってか、久しぶりな感じがあまり無かっただけに、結構空いていたのが自分でも意外。
良い意味ですぐ馴染む、ダークながら歌が立った楽曲群。現在の最新アルバム収録曲や新曲がメインかと思っていましたが、意外とこれまでのレパートリーから満遍なく、といった選曲だったのは、夏フェス用セトリ(!)ということでしょうか。4年前に観たワンマンと同じく、「葬列とxxx 」でヘドバンが巻き起こる光景には感動すら覚えたり。
今回入場者に配布された「lightless〜鈍い、闇。〜」を含め、新曲(配布のみの物も入れて)は3曲程あったのかな。特に、「ジザスカ」と「lightless」の間に演奏された、スカ調のAメロとカオティックに叩き付けるようなサビの対比が強烈な曲があり(後で調べたら、過去配布された「brand new world」でした)、安心感といっても停滞している訳ではないということも感じられたのが嬉しい。
アンコールでは、想さんによる各バンドへの感謝の言葉と、「これ聴かないと夏終われねぇよなぁ!?」と何度も煽った後に、じっとりジャズ調のイベントテーマ曲(?)の「熱帯夜」で〆。その煽り、誰のキャラだったのですかね……。
セットリスト(公式Twitterを貼り付け)
***
結構直前に参加を決めましたが、全バンド通して満足度の高い、鑑賞出来て良かったと思えるイベントでした。時期的にはタイトル通りだった筈が、季節外れどころかこの日に暑さのぶり返しのピークを迎えたのは、台風ではなくこのイベントのせいだったと思うことにします。
emmureeの想が可哀想名義で在籍する…。【サイレンス】、1年近く活動休止中でしたが、このイベントから沈黙再開、として活動再開となりました。
MCでの、
可哀想「アンミュレさんにお呼び頂き嬉しいです……」
の言葉が、私含めてフロアにジワジワ効いていた模様。
全員白基調の出で立ちだから、という訳ではないでしょうが、どこか白さを感じる柔らかな印象を持つ曲がメインのセトリ。初期からある「雨空のsardust」も聴けるとは思わずちょっと嬉しい。その中で、ヒステリックなギターとモヤのかかったような打ち込みが入る「オレンジ色のobjet」 が良いアクセントになっていた印象でした。(活動休止前最後のリリースだったフルアルバム中心なのでやらないかと思ってたのは内緒)
セットリスト
SE
faraway
雨空のstardust
MC
プラネタリウム
Navy daydream
オレンジ色のobjet
MC
やさしいせなか
L'eprica
ボーカル:RayaはANGRAYSEとして4月に観ていましたが、レプリカとしては5年ぶりの鑑賞。
当日に急遽、ギタリスト:XiNの出演見合せがアナウンス。MC によれば台風の影響だそうで、「捕まった訳ではないです」と冗談めかしていましたが、いきなりギターレスのステージになってしまったのは大変だったでは済まされなかったはず。下に貼ったRaya氏のTwitterによれば、セットリストは大幅に変更したとのことです。
ギターレス用にアレンジを練り直すのは時間的に無理だったかと思いますが、同期のシンセの音が大きく取られていたように思えました(実際そうしたかは分かりませんが、個人の体感として)。ここでギターが前に出るはずだったんだろうなぁ……と思った瞬間がなかったといえば嘘になりますが、ラルクの匂いをさせるRayaさんの声が乗ったバラードが主体なので、イレギュラーながらそういう強みが味わえた回だったと前向きに考えることにします。
……前回に観た時はベースもいなかった時だったので、自分とはそういう相性なのか、これは。
セットリスト(メンバーのTwitterを貼り付け)
昨日はありがとうございました…初の3人ミサでした…大幅にセトリを変更して望みました…初期ミサに近いセトリになったので懐かしんで頂けたら幸せです…
— Raya (@leprica_Raya) 2017年9月19日
1.3rd blood&Pain
2.sleep in vain
3.rubble
4.Arch
5.凛
しんさんに送った写真↓ pic.twitter.com/gCbxuToApi
SPEED-iD
昨年のワンマン以来の鑑賞となりましたが、今回もマニピュレーターにRieuが参加しており、気づけば大所帯になっているなぁと。
ボーカル:優朗のMCによれば、AREAは初出演とのことがちょっと意外。今回は、emmureeのベーシスト:朋からの打診で出演が決まり、彼と出会った1999年当時の曲を中心にしたというセトリ。その一発目の「Method to kill」 、個人的にライブで聴くこと自体がほぼ10年振りだったのですが、打ち込みのアレンジが攻撃的に変貌しかなりカッコ良くなっていてテンションが上がる上がる(その新しい打ち込みアレンジはRieuさん担当だったのかしら)。その後も、現在もレギュラーな「Evil moon rising」、「Blackout ripper」をはじめ、全体に攻めの姿勢だった印象です。「In cold blood」や「Vampire of dusseldolf」のような、当時のダウナーに振り切った長尺曲も聴きたい気持ちもありましたが、その辺は時間の都合かまた今度ということか。
「天国を撃て!」は日本語バージョンを披露。今回、全体的にドラムの音が大きく、度々ギターが埋もれてしまっていた気がしましたが、ここでのソロではガリガリッとした早引きを堪能できました。
MC をはさんだラストは、まだまだ出ぬ新譜からのロックンロールチューン、「Shadow to shadow」。恐らく新譜は今年中にも出なさそうなので(!?)、新アレンジ版の「Method to kill」 も入れちゃえばいいと思います(割と真面目に)。
セットリスト
SE
Method to kill
Unholy
Evil moon rising
Blackout ripper
天国を撃て!
MC
Shadow to Shadow
W.A.R.P.
結構前に一度見ていて、その時はオレンジ色中心のビジュアルだったり、ボーカル:KANABUNに形容し難い物凄い角が生えていたりした覚えがありますが、今回の鑑賞では、随所に蛍光色のアクセントを着けつつ、ファンタジーRPGに出てくる民族衣装? な感じを受けました。1曲目は、自分の持っている音源からでしたが、当時のスタジオ音源では、デジロックど真ん中な印象だったのに比べて、今回(というか現在?)はシンセが中東風のアレンジになっており、結構驚かされました。他の曲は過去の印象に近かっただけに、余計に衝撃が強かった部分もあったかもしれません。
レーザーを用いた演出やアッパーな楽曲など、彼らの強味が分かりやすいステージでしたが、終盤に披露した、メロウな展開で始まり徐々に盛り上げていった曲が印象に残りました。
emmuree
メンバーの他のプロジェクトは見る機会はありましたが、アンミュレ自体は4年半ぶり。休止期間を挟みつつ、音源リリース自体はあまり途切れなかったこともあってか、久しぶりな感じがあまり無かっただけに、結構空いていたのが自分でも意外。
良い意味ですぐ馴染む、ダークながら歌が立った楽曲群。現在の最新アルバム収録曲や新曲がメインかと思っていましたが、意外とこれまでのレパートリーから満遍なく、といった選曲だったのは、夏フェス用セトリ(!)ということでしょうか。4年前に観たワンマンと同じく、「葬列とxxx 」でヘドバンが巻き起こる光景には感動すら覚えたり。
今回入場者に配布された「lightless〜鈍い、闇。〜」を含め、新曲(配布のみの物も入れて)は3曲程あったのかな。特に、「ジザスカ」と「lightless」の間に演奏された、スカ調のAメロとカオティックに叩き付けるようなサビの対比が強烈な曲があり(後で調べたら、過去配布された「brand new world」でした)、安心感といっても停滞している訳ではないということも感じられたのが嬉しい。
アンコールでは、想さんによる各バンドへの感謝の言葉と、「これ聴かないと夏終われねぇよなぁ!?」と何度も煽った後に、じっとりジャズ調のイベントテーマ曲(?)の「熱帯夜」で〆。その煽り、誰のキャラだったのですかね……。
セットリスト(公式Twitterを貼り付け)
■2017.9.18 高田馬場AREA
— emmuree_official (@emmuree_news) 2017年9月19日
Red.
バレリーナ
夜ノ唄
Lovers
葬列とxxx
ジザスカ
brand new world
lightless 〜鈍い、闇。〜
朧げに、猶予う。
熱帯夜
Thank you, summer.
***
結構直前に参加を決めましたが、全バンド通して満足度の高い、鑑賞出来て良かったと思えるイベントでした。時期的にはタイトル通りだった筈が、季節外れどころかこの日に暑さのぶり返しのピークを迎えたのは、台風ではなくこのイベントのせいだったと思うことにします。