カラビンカ『宵待草』

01. 宵待草
02. 唯、散る

発売日:20??/??/??


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ギター・ボーカル担当の工藤鬼六を中心としたカラビンカの、2曲入りシングル(CD-R)。
現時点(2019年2月)で公式サイトのディスコグラフィーに本作に関する記載がなく、自分も5、6年程前に中古購入したため、詳細な情報が分からないのですが、2012年以前に販売(配布?)されていることは確かでしょうか。
また、ジャケットが少なくとも2種類あり、仏壇のイラストにバント名・タイトルが載ったデザインのものと、黒地に白文字でバンド名・タイトルが印刷されたものが存在する模様。私の手元にあるのは仏壇ジャケットのものですが(下にリンクを張った、ピュアサウンドの方で表示されているのは黒地ジャケット版)、単にジャケットを差し替えただけなのか、音源の方も再録されているのかは未確認なので、詳細ご存知の方は教えて頂ければ……。

01. 宵待草
わらべ唄「とおりゃんせ」を元にしたと思われるAメロの繰り返しが耳に残る、アップテンポナンバー。
女性視点の恨み節が延々と続く歌詞ながら、そのAメロと歌謡色の強いサビを中心としたシンプルな構成や、アップテンポでカラッとした演奏により、バンドの色の提示と聴きやすさが両立した楽曲になっていると思っています。
初めて彼らのライブを見た際、強烈に印象に残ったのを覚えていることもあり、カラビンカ版おふくろの味的な1曲。

02. 唯、散る
ドロリとした演奏と、直截な表現の歌詞が際立つスローナンバー。
サビでは熱い歌い上げがありながらも、終始陰々滅々とした印象を受けるのは、歌詞のテーマと完全に連動したようなアレンジ・テンポだからでしょうか。制作側としては、ある意味でこちらの方がストレートに出来た曲だったりするのかもしれません。

気になった所として、3:50位からノイズが断続的に入る事が挙げられますが、元々のスタジオ音源に入っているのか(演出か瑕疵かに関わらず)、CD-R側の劣化・データ破損によるものか判断しづらいため(CD-Rではそういう事が偶に起こる)、こちらも情報を得られれば。

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感想なのか情報希望記事なのか分からなくなってしまいましたが(笑)、対象的な2曲によって、バンドの方向性を示したシングルと言えるのではないでしょうか。
カラビンカに関しては、本作に限らず需要に供給が追いついていないのか、リリースから完売までのスパンが短く、中古市場も一時期程でないにしろ高騰してしまう印象があります(「宵待草」の新録バージョンが入った、『三千世界に鴉鳴く』(2014)も既に完売)。現在の体制による過去曲再録音源のリリースが、ダウンロードカードを含めて行われている為、こちらに関しても手に入れやすくなるのを期待したいところです。

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