一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

2009年11月

X「Jealousy」(1991)

01.Es Durのピアノ線
02.Silent Jealousy
03.Miscast
04.Desperate Angel
05.White Wind From Mr. Martin 〜Pata's Nap〜
06.Voiceless Screaming
07.Stab Me In The Back
08.Love Replica
09.Joker
10.Say Anything

作詞 02、10:YOSHIKI/03、08、09:HIDE/04、06:TOSHI/07:白鳥瞳
作曲 01、02、07、10:YOSHIKI/03、08、09:HIDE/04、06:TAIJI/05:PATA
全曲編曲:X


***

Xのメジャー2枚目、通算3枚目のオリジナルアルバム。私が最初に聴いたエックスのアルバムはこれでした。製作当初は「ART OF LIFE」を加えた2枚組アルバムになる予定が、スケジュールの関係から1枚のみでのリリースになったそうです(「ART OF LIFE」自体はX JAPANに改名した後1993年に発売)。2007年と2008年に前作「BLUE BLOOD」と共にリマスタ再発されましたが、早々に売り切れ現在はプレミアがついてしまい、amazonでは1991年のオリジナルリリース盤の方が新品で手に入ると言う逆転現象が…w

以下各曲について。

続きを読む

FIDDLER'S GREEN「SPORTS DAY AT KLLALOE」(2009)

01.BUGGER OFF
02.BOTTOM OF OUR GLASS
03.LIFE FULL OF PAIN
04.SPORTS DAY THEME
05.SPORTING DAY
06.EMPTY POCKETS, EMPTY FRIDGE
07.CHANGE
08.DOWN BY THE HILLSIDE
09.HIGHLAND ROAD
10.ROSE IN THE HILLSIDE
11.BOLD O'DOAHUE
12.THIS OLD MAN
13.7 DRUNKEN SAILORS
14.DEAD END STREET
15.MRS. MCGRATH
16.STRIKE BACK
17.FRIENDLY REUNION
18.ONCE IN A WHILE
19.APOLOGY
20.THE NIGHT PAT MURPHY DIED acoustic ver.(日本盤のみ収録ボーナストラック)

※エンハンストCD:「BUGGER OFF」PV収録

作詞 01、11、12、15:※民謡/02〜08、10、13、14、16〜19:FIDDLER'S GREEN/09:Ian McCalman
作曲 01、11、12、15:※民謡(編曲:FIDDLER'S GREEN)、02〜08、10、13、14、16〜19:FIDDLER'S GREEN/09:Ian McCalman


***

ドイツの6人組アイリッシュパンクバンド(本人たちはSPEED FALKと名乗っているらしい)「FIDDLER'S GREEN」の2009年にリリースされたアルバム。私はこのアルバムで彼らを知ったのですが、日本盤のライナーによると、これが出た2009年の時点で活動歴19年、ライブ回数1300回超と既にベテランの部類に入っているバンドです。また今作より脱退したギタリストに替わり新たにギターボーカルが加入しツインボーカル体制になっています。陽気なオジサンといった趣のボーカルと、吐き捨てるようないかにもパンクっぽいボーカルとの対比が面白いかもしれません。
1曲目の「BUGGER OFF」からバイオリンやバンジョー、アコーディオンが乱舞する民謡パンクで、その手の曲が好きな人にはたまらないものがあります。そして自分がCD店で耳にし一聞き惚れした、ハッピーさと哀愁を持ったメロディーが満載の「LIFE FULL OF PAIN」や疾走感が気持ち良い「SPORTING DAY」「EMPTY POCKETS, EMPTY FRIDGE」、北欧色の強い物悲しいメロディーのスローナンバー「DOWN BY THE HILLSIDE」、同じくスローながらもこちらは温かさを感じるメロディーの「ROSE IN THE HILLSIDE」などなど前半だけでもツボ押されまくりです。後半も勢いは止まらず、民謡を元にした陽気なお祭りチューン「BOLD O'DOAHUE」「THIS OLD MAN」、メロディアスでクサめの疾走曲「7 DRUNKEN SAILORS」、アルバム内では一番普通にパンクしている「STRIKE BACK」、アイリッシュ色が強いアルバム内でもポップな位置にありそうな「FRIENDLY REUNION」、重ためなラスト曲の前だからか思いっきり弾けた印象の「ONCE IN A WHILE」と好みにはまる曲が多く入っていました。ボーナス曲を合わせると合計20曲ですが、聴き終わった後に充足感はあれど聴き疲れはせず、個人的に捨て曲もほぼゼロでした。
ここ数年、民謡要素のあるバンドが好みになっている、と言うのもあるのでしょうが、2009年前半に聴いたCDの中ではダントツで上位にきているアルバムになっています。普段ライブ熱がそんなに上がらない自分が、彼らのライブに行きたくなっているのですからそういう意味でも力のあるアルバムなのかもしれません。バイオリンやアコーディオンが入った民謡要素の強いバンドが好きな人や、メロディアスなパンクが聴きたい人には強くお勧めしたいと思います。とりあえずこんな文読むより下のオフィシャルかmyspaceで聴けば分かりますって!w

***

Amazon
SPORTS DAY AT KILLALOESPORTS DAY AT KILLALOE
フィドラーズ・グリーン

UNCLEOWEN 2009-02-03
売り上げランキング : 147925

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


オフィシャルサイト(試聴あり)
MySpace
YouTube

HALATOIN「down to the wire」(2005)

01.to my mind
02.The chain
03.HALATION
04.hysteria
05.B>I<P(SKIT)
06.morrow
07.narrow escape
08.trouble(SKIT)
09.SPACE
10.last moment
11.bics
12.baptism by effusion
13.freeway baby
14.one

作詞 01、03、14:Junji,Saki/02、04〜10、12、13:Junji
全曲作曲:Junji


***

元Laputaのベーシストで2009年にはC4に加入した、Junjiによるソロユニットの1stフルアルバム。先行シングル「"The chain"」からはタイトル曲と「to my mind(アルバムバージョン)」が収録されています。「to my mind」はJunjiのボーカルパートが追加され曲の尺も延びており、こちらの方がオリジナルなのかな? といった感じが。
基本的にはシングルの方向をそのまま突き詰めたような、エレクロトロ色の強い曲が並んでいるのですが、後期Laputaにあったアッパーさ、と言うよりは心地よい浮遊感のあるデジタルポップといった感触の曲が多い印象があります。と言っても、女性ボーカルを使ったギラギラした音が気持ちいいアッパーチューン「HALATION」「baptism by effusion」や潰れたギターとエフェクトのかかったボーカルが前に出た「morrow」など、アルバムの流れは一本調子にはなっていないので聴いていて退屈になってしまう、という事はありませんでした。フニャフニャしたJunjiのボーカルは取り立てて上手い! という訳ではありませんが、エフェクトの使用や今回ゲストとして多く参加している2人の女性ボーカルとの絡みによって、楽曲の邪魔にはなっていないと気がします。というかJunjiは女性ボーカルと組むと結構しっくり来る曲が多いような気が…本格的に誰かとユニットやりませんか?w
全体的にデジタルサウンドとギターが前に出た聴き易いポップアルバムになっている印象なので、後期のラピュータが好きな人のみならず、デジタルサウンド多目のポップスが好きな人には結構お勧めできるのではないかなと思います。

***

Amazon
down to the wiredown to the wire
HALATION

エイベックス・マーケティング 2005-08-17
売り上げランキング : 149679

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


オフィシャルサイト
Yahoo!ミュージック(試聴あり)

GOING UNDER GROUND「いっしょに帰ろう」(2009)

01.いっしょに帰ろう
02.マンガライフ
03.run boyz run

全曲作詞・作曲:松本素生
編曲 01、02:GOING UNDER GROUND/03:GOING UNDER GROUND & 松田"Chabe"岳二


***

ボーカル:松本素生、ギター:中澤寛規、ベース:石原聡、ドラム:河野丈洋、キーボード:伊藤洋一(後に脱退)によるバンド「GOING UNDER GROUND」の22枚目のシングル。同時に自分がゴーイングに出戻った(というか本格的にはまり直した?)シングルでもあります。ジャケット・裏ジャケの劇団ひとりにインパクトを感じます。PVにも出てましたが、そちらはそんなに目立っていなかったような…w

以下各曲について。

続きを読む

Calmando Qual「Killer fiction」(2003)

01.G.J.Schaefer
02.death education
03.vision
04.過ち
05.Death Song
06.disorder
07.Sludge
08.Theodore Robert Bundy
09.Peter Sutcliff
10.Andorei Chikatilo
11.Albert Hamilton Fish
12.Charles Starkweather
13.Jeffrey Lionel Dahmer

作詞 02〜07、13:Hibiki
全曲作曲:Hibiki
全曲編曲:Calmando Qual


***

ボーカル:Hibikiとギター:Takによって結成されたCalmando Qual(カルマンドクヴァール)の1stミニアルバム。トラック数は13ですが、1トラックと8〜12トラックは短いノイズ音の為、実質7曲入りです。アルバムタイトルやトラック名でピンと来る人もいるかもしれませんが、殺人を連想させる曲が収められており、V系界隈で言うと、同じく実在の殺人犯をテーマにした優朗の「UNHOLY」シリーズに通じるものがあるかもしれません。あちら程歌詞は露骨ではありませんが…。
後にメンバーが増えますが、このCDをリリースした時点では二人によるユニットでした。2007年からバンド名を一度Twisted Clockに変えていましたが、2009年には再びCalmando Qualに戻しています。

以下各曲について。

続きを読む

BUCK-TICK「GALAXY」(2009)

01.GALAXY
02.セレナーデ -愛しのアンブレラ-

作詞 01:櫻井敦司/02:今井寿
全曲作曲:今井寿


***

BUCK-TICKの28枚目のシングル。初回盤にはタイトル曲のPVとメイキングが収録されたDVDが付いています。

以下各曲について。

続きを読む

谷山浩子「テルーと猫とベートーヴェン」(2006)

01.竜
02.テルーの唄
03.数え唄
04.旅人
05.空の終点
06.素晴らしき紅マグロの世界
07.雨のアタゴオル
08.人生は一本の長い煙草のようなもの
09.夢のスープ
10.ポプラ・ポプラ
11.かおのえき
12.偉大なる作曲家 Decomposing Composers

作詞 01〜05:宮崎吾朗/06〜11:谷山浩子/12:Michael Palin(訳詞:谷山浩子)
作曲 01〜11:谷山浩子/12:Michael Palin
全曲編曲:石井AQ、谷山浩子


***

70年代から長く活動している谷山浩子の、2006年にリリースされたオリジナルアルバム。自分に近い年代ですと「まっくら森の歌」をみんなのうたで聴いて心に大きな傷を負った人が多そうな気がしますがw(とても良い曲なんですよ)、自分がこの人の曲をきちんと聴き始めたのはここ1年程になります。
Wikiによると通産33枚目のアルバムだそうですが、前半5曲が手嶌葵のアルバム「ゲド戦記歌集」に提供した曲のセルフカバー、6曲目から9曲目がますむらひろしの漫画「アタゴオルは猫の森」をテーマにしたライブで歌われた曲になっています。

以下各曲について。

続きを読む

girugamesh「ALIVE」(2009)

01.ALIVE
02.GAMBLE

全曲作詞:左迅
全曲作曲・編曲:ギルガメッシュ


***

ボーカル:左迅、ギター:弐、ベース:愁、ドラム・プログラミング:Яyoによるバンド「girugamesh」のシングル。名前だけは数年前から聞いた事があったのですが、実際に音を聴くのはこのシングルが初めてになります。初回盤にはライブのドキュメント映像が収録されたDVDが付いているみたいです。

以下各曲について。

続きを読む

Vinett「ハート」(2004)

01.ハート
02.風の誘惑
03.SPACE WARS

全曲作詞・作曲:Kei


***

Vinettの2ndシングル。前作「ティンクル・ティンクル」は500円でしたが、今作は3曲1500円と普通にV系値段になってしまいました(苦笑)。また今作からベースがRayからYu~uに代わっています。

以下各曲について。

続きを読む

heidi.「翼(通常盤)」(2009)

01.翼
02.ディープ
03.ツタツタ

全曲作詞・作曲:ナオ


***

ボーカル:義彦、ギター:ナオ、ベース:コースケ、ドラム:桐によるバンド「heidi.(ハイヂ)」の6枚目のシングル。初回盤には3曲目が無い代わりに12曲入りのライブDVDが付いているようです。

以下各曲について。

続きを読む

このページのトップヘ