一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

2009年12月

FAME「FAME -StAnd by my Soul-」(1998)

01.ROUTE 26
02.BAD TIMES
03.POWDER(36°のカプセル)
04.太陽が君で、月が僕だから…
05.That's "BRAIN HIT!"
06.ISLAND CLASSIC
07.メランコリアで眠れ
08.Fence and Colors
09.Ballerina
10.ONE WITH LOVE ~Soulful Sunrise~
11.StAnd by my Soul (Instrumental)

作詞 01〜10:MAHIRO
作曲 01〜04、07、08、10、11:SHOJI/05:TAKASHI & JUN/06:TAKASHI/09:MAHIRO
全曲編曲:FAME


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前作「from THE SKY」からわずか7ヶ月でリリースされたFAMEの2ndアルバム。ドラムのJUNが脱退して3人になっていますが、ゲストドラマーとして参加していたりします。
リリース間隔が短いからかどうかは分かりませんが、基本的に前作のようなデジタル音、キーボードを程よく織り交ぜたポップなビートロック路線を踏襲しており、個人的にはFAMEの中では一番の名曲と思っているオープニングの「ROUTE 26」や「ISLAND CLASSIC」「Fence and Colors」がその代表と言えると思うのですが、「太陽が君で、月が僕だから…」「ONE WITH LOVE」のような王道バラードやファンク要素の入った「That's "BRAIN HIT!"」、メロウなミディアムポップソング「メランコリアで眠れ」など、楽曲の幅はぐっと広がっている印象があります。初聴時はバラード曲がちょっとタルいかなぁと思っていたのですが、聴きこむと男臭いボーカルやメロディーが結構はまったりしてきたりして、第一印象よりは好みのアルバムになった記憶があります。新たにこのバンドを聞きたい人は楽曲のバラエティも考えるとこちらから聴いた方が良いかもしれません。と言ってもこの後バンド名をHybriDに改名した後はシングル1枚で解散するので、これが最後のアルバムになっているのですけどね。
ちょっと懐かしさを覚えるメロディーは健在なので、日本人好みなポップなロックバンドが好きな人は気に入るアルバムなのではないのでしょうか。

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志方あきこ「片翼の鳥」(2009)

01.片翼の鳥
02.VII
03.片翼の鳥 -instrumental-
04.VII -instrumental-

作詞 01:波乃渉/02:江幡育子
全曲作曲・編曲:志方あきこ


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ゲーム(ビジュアルサウンドノベル)「うみねこのなく頃に」を原作にした同名アニメのオープニングテーマがタイトル曲になっている志方あきこのシングル。原作でも彼女がオープニングテーマを担当しており、そちらもかなりツボだったのですが…。

以下各曲について。



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V.A.「Free-Will ANNIVERSARY 1993」(1993)

01.RED TAIL CAT/Free-dom
02.SPEED-iD/神々のD・N・A
03.BILLY & THE SLUTS/イツモノヨウニ
04.妖花/DESERT STORM CONFLICT
05.La mise a mourle/CLOSE
06.THE DEAD POP STARS/ブーイングの嵐
07.VOGUE/MATERIAL
08.COLOR/I can't go back
09.ジョリーピックルス/Sleepless Memories
10.DECAMERON/PURPLE DREAM


***

1993にリリースされた、当時Free-Willに所属していたバンドを中心に収録したオムニバスアルバム。代表DYNAMITE TOMMYの各バンド解説入り。自分は随分後になってSPEED-iDとVOGUE目当てに買いましたが、他のバンドもなかなか面白かったですよ。

以下各曲について。

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睡蓮「六花ノ音」(2009)

01.浸透して
02.腐葉土
03.月に泣く
04.song 6
05.根ノ音ニタユタヘ
06.カナシミ

全曲作詞・作曲:睡蓮


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芍薬(ボーカル・プログラミング・エレクトロニクス)とSOFT BALLET、SHAFT、she-shellなどで活動してきた藤井麻輝(エレクトロニクス・ギター・ピアノ)によるユニット「睡蓮」の3rdミニアルバム。帯によるとここまでの3作ミニアルバムは三部作になっており、今作はその完結編との事。怖いほどのインパクトを持つジャケットは作場知生という人が描いたものだそうです。ゲスト陣はyukihiro(L'Arc-en-Ciel/acid android)、ASAKI(AGE OF PUNK/BUG)、三柴理、ホッピー神山などまた豪華。

以下各曲について。

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7月くらいから地味にチェックしていたLIT-HUMのHPで、試聴音源がUPされていました。――最初のお知らせからほぼ半年遅れてw

http://lit-hum.com/

第3期WANDSの主要メンバーだったギタリストの安保一生(杉元一生)と覆面キーボード某K氏wが居るということで(自分3期も好きなんですよ)、気にはなりつつその後の彼らの活動を殆ど知らない為過度な期待はせずにいた訳ですが。ですが。
今聴ける「落葉」、思った以上にカッコいいんですが…! 少し聴いただけなので偉そうなことは言えませんが、音やJOJOの声にTHE UNDERNEATH辺りに通じるヘヴィさとメロディアス要素を感じました。これは…期待していいんですかね?


取りあえず3期で好きな曲を貼ってみる。



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lab.「BEAUTIFUL LIFE」(2004)

01.BEAUTIFUL LIFE
02.PIED PIPER
03.ELECTRIC NIGHT A GO! GO!
04.NO SKIN OF MY ASS (FULL METAL PANIC)

全曲作詞・作曲:KUON
編曲:01〜03:lab./04:Syuuji Ishii


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lab.の4曲入りシングル。このシングルが出る少し前に1、2曲目のみ収録されたものが「お試し版」として出ていました。また4曲目はKUONとKJUNが一緒に在籍し、2009年に再結成もしたcali≠gariのボーカル:石井秀仁(現:GOATBED)によるアレンジバージョンになっています。

以下各曲について。

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…。【サイレンス】「沈黙の音」(2009)

01.…。【オレンジ色のobjet】
02.…。【silent】
03.…。【硝煙と絶望の雨の音】
04.…。【波紋に歪む表情】
05.…。【沈む陽、空の穴。】
06.…。【雨空のstar dust】

全曲作詞:可哀 想
作曲 01、02、05:可哀 想/03、04、06:Zull
全曲編曲:…。【サイレンス】


***

ボーカル&ギター:可哀 想(emmuree)、ギター:zull(元Art marju duchain、元NOOKICKY、元The candy spooky theater、MONAURAL CURVE)、ベース:〜祈〜(閉鎖病棟)によるバンド「…。【サイレンス】」の1stミニアルバム。01と03は配布CDに入っていた曲の新録のようです。各バンドのメンバーによる期間限定ユニットみたいな感じなのかな? と思っていたのですが断続的に活動しているみたいですね。6曲で1800とV系界隈にしては良心的な値段なのが嬉しいw

以下各曲について。

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弾丸少女のオフィを見ていて所属している所からオムニバスが出るのを知ったのですが(以下引用)

THIRTEEN MUSIC 発足記念 オムニバスアルバム

「?? FILE Vol.1」

2010年2月17日 全国一斉発売

TMD-003
全13BAND  全13曲
価格 2,415円
限定生産3000枚

THIRTEEN MUSIC第一弾アーティストであるDeflina Ma’riageがこのオムニバスの為だけに人気曲「True」を再レコーディング!!
ゲストには今でも高い人気を誇るElDoradoの、既に廃盤となっている楽曲収録!!
その他、日本全国から選りすぐられた今をときめくアーティスト11組、計13BAND、13曲収録

収録アーティスト

Deflina Ma’riage
Chaos System
弾丸少女
CROSS BREED
ElDorado (ゲスト)
パニックちゃんねる
カル・バリ
SaTaN
ballad.
DISH
L'eprica
朱鷺
Schwein


THIRTEEN MUSIC

(引用ここまで)

何故しれっといるElDoradow まあデフリナも解散してますが彼らは所属バンドでしたし…。Chaos SystemやL'epricaなど気になるバンドもちょこちょこいるので機会があれば聴いてみたいかも。
ぶっちゃけ曲を聴いたことが無い弾丸少女のオフィを定期的に見ている理由は、ボーカル詩那が前にやっていたバンド:NOi'Xからの流れで何となく、というのもあるのですが、彼の日記に良く地元茨城ネタが載っていたりするからだったりします。県西の事はあまり知らないんですがw とりあえず早くmyspaceを作るなりして楽曲試聴をですね…。

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LOFT


「LOFT(邦題:ロフト.)」(2009)
監督:エリク・ヴァン・ローイ
脚本:バルト・デ・パウ
出演:ケーン・デ・ボーウ、フィリップ・ペーテルス、ケーン・デ・グラーヴェ、ブルーノ・ファンデン・ブロッケ、マティアス・スクナールツ

日本版公式サイト

ストーリー:
建築家のビンセントは、自分が手掛けた新築マンションの最上階をルク、マルニクス、クリス、クリスの異母弟フィリップの友人5人で共有し、秘密の部屋として使う事を提案する。妻や恋人には内緒で女を連れ込むなどして楽しんでいた彼ら。しかしある朝、鍵のかかっている部屋のベッドに手錠で繋がれた女の死体が発見され…。


***

製作されたベルギーでは大ヒットしたらしい(宣伝文句によると全国民約1040万人中110万、つまりほぼ10人に1人観たとか)この映画に興味を持ったきっかけが、題名を見て「また黒沢清の映画が外国でリメイクされたのかな?」と勘違いした事だったりしますが、そんな事はどうでもよくw

この手のサスペンス・ミステリー作品だと「途中の展開で驚いた」とか「いやいや最初に予想した通りだった」とかいう感想を書いてしまうだけで、その書き手にネタバレの意図は無くともその感想を読んだ人がある程度の予想を持って鑑賞し、結果的に満足度に影響を及ぼしてしまう、という事が往々にしてあると思うのですが、この映画もそういう風に書き方に気を遣う程の面白さを持った作品ではないかな、という事はとりあえず伝えたいと思います。オススメしたい映画なので本当は色々書きたいのですけれどw 観終わってから腑に落ちない所や分かりにくい所も特に無く、多くの人が楽しめる娯楽サスペンス映画になっているのではないのでしょうか。それだけに上映館数の少なさが勿体無いなあ(都内でも1ヶ所)…単館上映にありそうな小難しい雰囲気は皆無(寧ろ映画の雰囲気はハリウッド臭を感じました)ですしもっと増えてもおかしくなさそうなんですね。

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