一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

2010年04月

Versailles「JUBILEE」(2010)

CD
01.God Palace -Method of Inheritance-
02.Ascendead Master
03.Rosen Schwert
04.愛と哀しみのノクターン
05.Amorphous
06.Reminiscence
07.Catharsis
08.The Umbrella of Glass
09.月下香
10.PRINCESS -Revival of church-
11.Serenade
12.Sound in Gate

作詞 01〜05、08、10、11:KAMIJO/07、09:HIZAKI
作曲 01、03、08:KAMIJO/02、05、09〜11:HIZAKI/04、06:TERU/07:HIZAKI & TERU
全曲編曲:Versailles

DVD(初回盤のみ)
01.Ascendead Master [PV]
02.Serenade [PV]
03.Making from Video Clips

発売日:2010/01/20
品番:WPZL-30169/70(初回盤)


***

Versaillesのメジャー1枚目、通算2枚目のフルアルバム。本来は2009年にリリースされる予定だったのですが、ベーシストJasmine Youの急逝によりスケジュールが白紙に。どうなってしまうのかと思いましたが、4人で活動を継続し今年(2010年)1月にめでたく今作がリリースされました。クレジットを見る限りでは、ギタリストのHIZAKIがベースのパートを担当しているようです。初回盤には02と11のPVを収録したDVDが付属。

以下各曲について。


01.God Palace -Method of Inheritance-
ド頭から4部構成、10分超えの大作が。前半は壮大で緩やかに展開し徐々に盛り上がり、重厚なストリングスとバンドサウンドの絡みがたまりません。第二楽章終盤から英語の語りパートを経て更に盛り上がり、第三楽章ではギターソロに入り疾走開始。後半3拍子になる部分のメロディーもツボです。第四楽章では再びスローで重たく展開します。その尺の長さや展開の多さから、前作アルバム「NOBLE」の実質的なオープニングだった「Aristocrat's Symphony」のような即効性は薄いですが、聴き手をアルバムの世界に引き込むには十分過ぎる力を持った楽曲になっているのではないでしょうか。

02.Ascendead Master
メジャーデビューシングルタイトル曲。シングルと大きな違いは無いかな? 相変わらずシンフォニックでクサいです。この位置に持ってくるのは正解でしょうね。

03.Rosen Schwert
日本人好みしそうなキャッチーなサビメロと、ザクザクしたギターの対比が印象的な楽曲。アレンジが違えばLareineでやりそうなポップで甘い曲になってもおかしくなさそうですが(Bメロにそれが顕著に出ている気がします)、前述したバンドサウンド・ストリングスとピアノの絡みにVersaillesの色が出ていると思います。アルバム中では最もV系色が強くなっている印象が。要は好みということで。

04.愛と哀しみのノクターン
イントロからシンセを交えてメタリックに疾走するハード寄りの楽曲ですが、歌メロは相変わらずメロディアスで聴きやすくなっています。ほぼ全編にわたってクサく爆走する展開がたまりません。流れるようなピアノソロ→ギターソロへの流れもツボ。

05.Amorphous
バイオリンとアコギが前に出た切ないポップな曲。HIZAKIがVersaillesでこういう曲を作った事がちょっと意外でしたが、Kayaにトランス調の曲を提供していたりするので、そんなに驚くことではないのかもしれません(そのKayaは4、7曲目でコーラスとして参加しています)。サビではスローになり切なくも壮大に展開します。

06.Reminiscence
全編にわたってギターソロが主役のインストナンバー。オーケストラをバックに、明るく開けたクラシカルなメロディーが主張しています。2分半の楽曲ですが、メロディーのクサさは一番かもしれません。作曲者はTERUですが、彼がインストのソロCDを出したらちょっと聴いてみたいかもと思わせられました。

07.Catharsis
HIZAKIとTERUの共作による、Versailles王道といった印象のシンフォニックメタルナンバー。サビのメロディアスっぷりにこれまたツボをギュウギュウ押されますw 要所要所のコーラスや重厚なオーケストラ音、間奏のバリバリと主張するギターソロなど、シングル曲になってもおかしくない分かりやすさと濃さを持った曲になっていると思います。

08.The Umbrella of Glass
透明感のある打ち込み音のイントロでおっと思いますが、すぐにバンドサウンドが入ってくるバラード。メロディーには歌謡曲の要素を感じました。間奏のスパニッシュなギターソロが好み。

09.月下香
「Ascendead Master」カップリング曲。前曲と打って変わって攻撃的な曲を持ってきました。こちらもシングルと違いは無いみたいです。

10.PRINCESS -Revival of church-
インディーズでリリースされたシングル「PRINCE & PRINCESS」収録曲のアルバムバージョン。大きな違いとしてはイントロが女性コーラスと鐘の音に変わっています。こちらで聴いても、こういうドラマチックかつ王道な曲はツボですね。

11.Serenade
イントロではストリングス、そしてピアノが前に出たスローバラード。この曲がDVDでPVになっている事や本編ラストと言う位置、歌詞の内容等から考えるに、Youへの追悼の意味合いが強い曲になっているのでしょうか(まあ、それ言うと今作のアルバム曲の歌詞はそんな要素が多くなるのですが)。全体に切ないメロディーが前に出ていますが、終盤のバイオリンに特に物悲しさを感じます。

12.Sound in Gate
オーケストラ、時計のカチカチ音、英語の語り、コーラス隊などによるエンディング。ほぼインストですが、映画のオープニングのような緊迫感を持ったサウンドが好みです。

***

今作も非常に満足度の高いアルバムでした。05や08のような、前作には無かったような方向の曲も収録され、若干曲の幅が広がった印象も受けますが、基本的にはクラシカルでメロディアスなメタルサウンドが展開しているので、前作が好きな人はほぼ問題なく気に入るのではないでしょうか。個人的には3曲目のようなV系色が強い曲も好きですし、今作のような展開もメリハリがあって良いかもしれません。取りあえず、耽美でクサいヴィジュアル系が好きな人には強くお勧め、クラシカル要素のあるバンドを探している人はKAMIJOのV系声が大丈夫なら聴いてみると良いのではないでしょうか。

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オフィシャルサイト
アルバム特設視聴サイト

globe「globe」(1996)

01.GIVE YOU
02.Feel Like Dance
03.GONNA BE ALRIGHT
04.DEPARTURES
05.Regret Of The Day
06.Joy To The Love
07.SWEET PAIN
08.Always Together
09.Precious Memories
10.FREEDOM
11.MUSIC TAKES ME HIGHER
12.LIGHTS OUT

全曲作詞・作曲・編曲:TETSUYA KOMURO
RAP WORDS:MARC

発売日:1996/3/31
品番:AVCG-70001


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小室哲哉、MARC PANTHER、KEIKOによるユニット「globe」の1stアルバム。当時は小室哲哉プロデュースによる歌手・グループがヒットを出しており(小室ファミリーという呼び方も懐かしい)、小室自身が正式メンバーとなって始動したglobeもデビューからヒットシングルを連発、このアルバムも当時の邦楽のアルバム売り上げを更新するなど、とにかく売れに売れたアルバムでした。当時小学生以上だった人なら、今作収録のシングル曲のサビは何処かで耳にしたことがあるのではないでしょうか。
globe自体は小室自身の作曲傾向の変化に合わせるように色々な方向に変遷し、YOSHIKIが一瞬居たような気がしなくもない時期もありつつ(笑)、売上的には落ち込みながらも、まぁ小室の好きな様にやっていくんだろうと思っていましたが、2008年に彼が巨額の詐欺を働いたカドでおロープ頂戴という事態が。事前にリリースがアナウンスされていたシングル共々活動がストップし、どうなるかと思っていましたが、2009年のライブイベントで小室が復帰し、さてどうなるかといった所です。

ちょっと寄り道しましたが、以下各曲について。

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TOKYO NO.1 SOUL SET「ヤード」(1996)

01.ヤード
02.ロマンティック伝説+
03.SALSA TAXI
04.ヤード(Inst)
05.ロマンティック伝説+(Inst)
06.SALSA TAXI(Inst)

全曲作曲・編曲:TOKYO NO.1 SOUL SET

発売日:1996/06/21(再発盤:1998/04/01)
品番:EDCR-12003(再発盤:BVCR-8823)


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BIKKE(ボーカル)、渡辺俊美(ボーカル、ギター、ベース、キーボード)、川辺ヒロシ(ターンテーブル)によるヒップホップグループ「TOKYO NO.1 SOUL SET」の6枚目のシングル。リリースは1996年ですが、1998年に再発されています。

以下各曲について。

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島みやえい子「ひぐらしのなく頃に」(2006)

01.ひぐらしのなく頃に
02.all alone
03.ひぐらしのなく頃に Instrumental
04.all alone Instrumental

作詞 01、02:島みやえい子
作曲 01:中澤伴行/02:高瀬一矢
編曲 01:中澤伴行・高瀬一矢/02:高瀬一矢

発売日:2006.05.24
品番:FCCM-0135


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ボーカルスクールの講師としても活動してきた、島みやえい子の1stシングル。タイトル曲が自主制作ゲーム「ひぐらしのなく頃に」を原作とする同名アニメのオープニングテーマになった事で知った人が多そうです。と言うか自分がまさにそれ。

以下各曲について。

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