一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

2010年05月

島みやえい子「WHEEL OF FORTUNE(運命の輪) short Ver.(特別鑑賞券・限定CD【B】)」(2007)

01.WHEEL OF FORTUNE(運命の輪) short Ver.
02.オリジナルミニドラマ「ひぐらし映画祭り〜feat.TOMMY〜」
03.(タイトル不明)

作詞 01:島みやえい子
作曲・編曲 01:高瀬一矢

発売日:2007/12/15
品番:OYAP-0001B


***

ちょっと変則的なCDですが、手元にあるので感想を書いてみようかとw

自主制作のゲーム(サウンドノベル)を原作とした「ひぐらしのなく頃に」。その後ドラマCD、漫画、テレビアニメ、OVAなど、他のメディアで色々展開していきましたが、その中で2008年に公開された実写映画がありました。ただでさえ文章量の多い作品なのにどうするんだろう…2クール×2期で完結させたアニメでさえあの駆け足っぷりなのに、と不安材料ばかりが目立ったため、公開当時はスルーしていたのですが、結構後になって前売り券に付いていた特典CDを中古で見つけたので、ちょっと買ってみたのでした。AタイプとBタイプの違いはジャケットの違いみたいです(Bタイプのジャケットは、アニメ版のキャラクターイラストがメイン)。因みにその映画版、少し後になって借りて観てみましたが、予想したほど酷くはなかったものの…といった感じでした(苦笑)。流石にキャラクターの特徴的な口調は、実写では違和感ありまくりなので抑えられてましたけれど。

1曲目の「WHEEL OF FORTUNE(運命の輪) short Ver.」は、後に島みやえい子の3rdシングルのタイトル曲になる曲のショートバージョン。アニメ一期に近い雰囲気の、ノイズギターから始まり、美しいシンフォニック音やシンセ、エフェクトコーラスとが映える、ダークなデジタルナンバーになっています。タイトル通り1コーラスでフェードアウトするので、あくまで特典といったところでしょうか。今から聴く人は普通にシングルを探せば良いと思います。今の所、自分はシングルの方は…まだ…;

2、3トラック目は、ドラマCDとアニメでキャラクターを演じた声優による、ミニドラマと映画の宣伝。ひぐらしの世界でも映画製作が決定、村で原案を募集したけれど――という話になっています。世間(と言うかネット界隈?)における、富竹のネタキャラ扱いが微妙にフィードバックされたような内容になっていますw

上でも述べた通り、あくまでおまけ的なCDの感想なので、曲を聴きたい人は普通にシングルの方をお勧めします。ミニドラマ目当ての人は、中古屋やオークションを巡ってみると良い…かも。

島みやえい子「奈落の花」(2007)

01.奈落の花
02.FLOW
03.奈落の花 Instrumental
04.FLOW Instrumental

作詞 01、02:島みやえい子
作曲 01、03:中沢伴行/02、04:島みやえい子
編曲 01、03:中沢伴行・尾崎武士/02、04:SORMA No.1

発売日:2007/08/22
品番:FCCM-0193


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島みやえい子の2ndシングル。タイトル曲は、前作シングル「ひぐらしのなく頃に」と同じく、同名アニメの続編「ひぐらしのなく頃に解」のオープニングテーマになっていました。

以下各曲について。


01.奈落の花
作曲は前作シングルと同じく中沢伴行。不穏なノイズ(アウトロを逆回転させたものみたいです)から、不意に浮遊感のあるサウンドをバックにした、穏やかなボーカルパートへ移行し、サビで一気に盛り上がります。要所要所で不意に挟まれるノイズ音や、ちょっと不気味なコーラス(「ひぐらし〜」に入っていた「あのコーラス」を逆回転させた声ですよ)などダークな要素もありますが、アニメのストーリー進行に合わせたのか、ずっと力強く開けた印象を受ける楽曲になっています。「ひぐらし〜」の衝撃には及びませんが、こちらも世界観バッチリな曲になっているのではないでしょうか。

02.FLOW
こちらは島みやえい子自身の作曲。ちょっとエフェクトの掛かったコーラスや、ライトな打ち込みリズムが耳に残る、ダンサブルなポップナンバー。ちょっと淡々と進行する印象もありますが、嫌いではないです。寧ろ1曲目との対比と言う点では成功でしょうか。オリジナルアルバムでは彼女がメインで作曲を行っているので、この曲が気になった人はアルバムに手を出してみるのも良いかもしれません。

03.奈落の花 Instrumental
1曲目のボーカルを除いたインストバージョン。

04.FLOW Instrumental
2曲目のボーカルを除いたインストバージョン。

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こちらも前作同様、オープニングで気になった方は勿論、ちょっと影のあるポップスを聴きたい人にもお勧めのシングルになっていると思います。

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奈落の花奈落の花
島みやえい子

フロンティアワークス 2007-08-22
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Yahoo!ミュージック(試聴あり)

NOISY CROWDS「LIFE」(1995)

01.Wish Song
02.Steady Love
03.摩訶不思議〜きえる〜
04.Painting Body
05.潮騒
06.LIFE〜fairies rose〜
07.ルナの鏡

作詞 01〜05、07SHINA/06:SHINA & LUCCA
作曲 01、03、05、06:LUCCA/02、04、07:GUY
全曲編曲:NOISY CROWDS

品番:NOIZ-003


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NOISY CROWDSが1995年にリリースした7曲入りCD。前に出た「PLASTIC CRUNCH CASE」に比べると、メロディーが立っており、若干聴きやすくなった感があります。

以下各曲について。


01.Wish Song
イントロに子供の声が入っている、ビートポップ調の曲。メロディーにちょっと懐かしさを覚えます。SHINAのボーカルは、この時点でNOi'Xに近くなっているような。

02.Steady Love
今の歌謡曲要素の入ったヴィジュアル系とはちょっと違いますが、歌謡曲要素とヴィジュアルロックが合わさったような、アップテンポのメロディアスな楽曲。音は若干軽く、サビメロも微妙に垢抜けないと言うか、のん気に歌っているような印象を受けますがw、アルバムの中では結構好みです。というかこのサビ妙に癖になるんですよ。

03.摩訶不思議〜きえる〜
テープを逆回転したような音から始まる、跳ねた感じのポップな曲。「きーえーるー」と繰り返されるサビが印象的です。

04.Painting Body
打ち込み音を入れ、若干サイバーな雰囲気も感じる激しめの楽曲。どちらかと言うと前のアルバムに入っていそうな感じを受けますが、音が若干良くなったのか、あちら程ベタッとした印象は受けませんでした。

05.潮騒
ちょっとLUNA SEAを連想させるサビから始まる、ポップでメロディアスな曲。ヴィジュアル色強いと言えばその通りなのですが、曲調にやっぱり明るい懐かしさを感じると言うか。終盤のコーラスとか特に。

06.LIFE〜fairies rose〜
ギターとシンセの穏やかなイントロから、一気にメロディアスなサビに展開する、王道ヴィジュアルロック。やはりちょっと垢抜けない感じは受けますが、キーボードの使い方や、日本人好みの歌メロにツボを押されます。RYOTA加入後はあまり作曲をしなくなるLUCCAですが、こういう曲を聴くと、ノアでももう少し曲を作っても良かったのでは…と思ったり。今作中では一番好みですね。

07.ルナの鏡
ボーカルを除けば、ちょっと前のポップバンドが普通にやっていそうな、穏やかなミディアムナンバー。曲終りには、1曲目同様子供達の声が入っています。

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前作に比べ、楽曲の即効性が増し、良い意味で分かりやすくなったCDという印象を受けます。当時のインディーズなので音は軽く、ベタッとしたボーカルにもクセを感じるかもしれませんが、ヴィジュアル系好きな人ならそんなに気にはならないかも。今の歌謡系とはまた異なる形で、歌謡曲の要素が入ったバンドとして聴いても面白いかもしれません。

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LIFELIFE
NOISY CROWDS

インディペンデントレーベル 1995-05-21
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NOISY CROWDS「PLASTIC CRUNCH CASE」(1993)

01.WHITE NOISE
02.JACK AND PLUG!
03.FINAL BOY
04.ILLUSION-(II)
05.VIRTUAL FACE
06.BIG LIAR
07.FILTER VOICE
08.REAL ROAD
09.殺意
10.黒い砂

作詞 01〜10:SHINA
作曲 01、03〜05、08、09:LUCCA/02、07:SHINA/06、10:GUY

品番:NOIZ-0002


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現在、弾丸少女のボーカルとして活動している詩那(SHINA)が、以前結成していたバンド「NOISY CROWDS」が1993年にリリースしたアルバム。後にバンド名を「NOi'X」と改めてからの方が、知っているV系ファンは多いかもしれません。
後にメイン作曲者になるRYOTAはこの時にはまだおらず、メンバーはSHINA(ボーカル)、GUY(ギター)、LUCCA(ベース)、譲之介(ドラム)でした。ノアになってからは派手目のコッテリした見た目でしたが、この時期は時代柄か、黒服を基調としたメンバーが裏ジャケで見れます。SHINAなんかもろヤンキー寄りですしw
作曲者名を見て分かる通り、この時はベースのLUCCAがメインで曲を書いており、初期V系方面のパンキッシュな曲やダークな曲が多く、NOi'Xから遡って聴いた人は「あれっ」っと思うかもしれません。まだ方向性が分かりにくい感があり、スローな曲が多いこともあって、ちょっとダラダラした印象を持ってしまうかもしれません。RYOTA加入前の音源としては、この後に出た「LIFE」をお勧めしますが、こういう時期もあったという事で聴いてみるのも良いかもしれません。個人的には、分かりやすい疾走パンクナンバーの「JACK AND PLUG!」「殺意」や、呪術的な雰囲気を感じるドロリとしたバラード「ILLUSION-(II)」が好みでしょうか。あとSHINAのボーカルは、今より癖が少ない…というか普通に歌っていますw

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Plastic CrunchPlastic Crunch
NOIZY CROWDS

インディペンデントレーベル 1993-11-21
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the GazettE「REGRET -Auditory Impression-」(2006)

01.REGRET
02.Psychedelic Heroine
03.Worthless War

全曲作詞:流鬼
全曲作曲:the GazettE

発売日:2006/10/25
品番:KICM 1179


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久し振りに今をときめくバンドを! と思った訳ではありませんが、今回はガゼットを。ボーカル:ルキ、ギター:麗、ギター:葵、ベース:れいた、ドラム:戒によるヴィジュアル系バンドで、2004年頃から、チャート上位にコンスタントに顔を出しているバンドです。実は2003年辺りにイベントで1度ライブを見ていたり、雑誌に付いていたCDで「BEST FRIENDS」を聴いたことがあったりはしますが、正式な音源は今の所これしか持っていないという(苦笑)。こちらは9枚目のシングルで、3曲目が無くDVD付きのバージョンも存在します。

以下各曲について。


01.REGRET
シンプルなサウンドで軽快に疾走する、パンキッシュな楽曲。自分がこれより前に唯一聴いていた「BEST FRIENDS」が、なんちゃって青春パンクみたいな曲で、このバンドは自分が聴くには数年遅かったか…と思っていたのですが、この曲を聴いて良い意味で裏切られたというか、シンプルですが軽くなり過ぎない、バランスの良い曲と言う印象を持ちました。適度にキャッチーさも持っていますし、ヴィジュアル系が好きな人なら抵抗なく聴けるんじゃないでしょうか。

02.Psychedelic Heroine
こちらもハイテンポで突き進む、後期黒夢を連想させるパンクナンバー。ガサガサした感触のギターが曲の湿度の低さを良く演出していると思います。

03.Worthless War
こうして聴くとこのシングルは全部疾走してますね。イントロをはじめ所々に打ち込み音が入っていますが、基本的にバンドサウンドメインで激しく展開しています。サビではメロディアスに歌い上げていますが。またサビ前ではコーラスをバックにラップっぽく歌っていますが、また前に聞いた「BEST〜」のラップが(色々な意味で)初々しかったのに比べると、大分モノになっている…ような気がしますw こちらは「-Auditory Impression-」のみ収録。

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3曲通して一気に駆け抜けていく様なシングルでした。聴いた当時はもっとガチャガチャした派手な音を想像していたので、ちょっと意外に思った記憶もあります。最初に知った曲の印象があまり良くなかっただけに、嬉しい誤算と言うか、1曲の印象とネットの評判で判断するのは怖いと言うか(苦笑) 今更ですがちょっと気にしてみようと思います。

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Amazon(試聴あり)
REGRET-Auditory Impression-REGRET-Auditory Impression-
流鬼. the GazettE

キングレコード 2006-10-25
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オフィシャルサイト(試聴あり)

Sound Bee「BEE CYBORN」(2002)

01.INTRO-001
02.CLICK-DIVE
03.D.N.A.
04.MIDI-COASTER
05.LOVELESS×1
06.VIRTUAL-BEACH
07.LOOP IN BUGs
08.SCOPE!!
09.GO TO HELL
10.RED ZONE
11.BLUSTER
12.OUTRO-001

作詞 02、03、05、06、09〜11:DAISUKE/04、08:YOU
作曲 02〜06、08〜11:DAISUKE

発売日:2002/09/28
品番:EXDC-0069


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media youthの元ボーカリスト、DAISUKEのソロとして始まったLOOSARが、バンド編成になり名前を「LOOSAR POP MART FAMILY」に変更、今作は更に「Sound Bee」と改名し初めにリリースされたアルバムになります。因みに現在はまた名義が変わっており、「THE SOUND BEE HD」として活動しています。現在はメンバーが若干異なっていますが、今作リリース時のメンバーは、DAISUKE(ボーカル)、HIDEYUKI(ギター)、YOU(ベース)、MAKOTO(ドラム)でした。

帯に「電脳ヘヴィーロック」と書かれている通り、アッパーなデジロックで占められたアルバムになっており、後期media youthのデジタル路線とはまた異なる魅力を感じます(media youthのメイン作曲者はKiyoshiですから、違って当たり前なんですが)。基本やかましいんですが、それが気持ち良いですね。またmedia youthの時は、そこまで上手いとは思わなかったDAISUKEのボーカルも、こちらではがなるような歌い方になっており、こちらの方が曲には合っているかなとも。そういう意味でV系臭さは薄いので、デジタルサウンドに抵抗が無ければ割と聴きやすいアルバムになっているのではないかと思います。
個人的に面白かったのが「SCOPE!!」。スーパーマリオブラザーズのBGMを使っているのですが、ネタっぽさが無く、あくまで曲のベースの一部として普通に使用しているのが逆に珍しい気がします。またDAISUKEがソロで参加したオムニバス「オトノクスリ ディスク1」に入っていた「GO TO HELL」がバンドバージョンで収録されており、原曲で感じたデモ音源っぽさが解消されかなりカッコ良くなった印象があります。

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BEE CYBORNBEE CYBORN
Sound Bee

インディペンデントレーベル 2002-08-28
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MySpace

V.A.「THE BEST OF reveil [deux]」(1999)

01.ピエロ / カルマ-因果応報-
02.ピエロ / SEPIA
03.Merry Go Round / G.O.D.
04.Merry Go Round / 思春期の吸血鬼
05.Merry Go Round / ××体質
06.Orphee / you…
07.Orphee / Joker
08.SEX MACHINEGUNS / SAMURAI WARRIOR
09.SUTH:VICIOUS / SWEET FLOWER
10.雫... / 傷跡(Re-Mix Version)

発売日:1999/02/24
品番:TECN-28486

※備考
01、02:「THE END OF THE CENTURY ROCKERS 1」(1996)より
03、07:「THE END OF THE CENTURY ROCKERS 3」(1996)より
04:Merry Go Round シングルCD付きVHS「思春期の吸血鬼」(1997)及びシングル「思春期の吸血鬼」(1998)より
05:Merry Go Round シングル「思春期の吸血鬼」(1998)より
06、10:「THE END OF THE CENTURY ROCKERS 2」(1996)より
08、09:「THE END OF THE CENTURY ROCKERS 4」(1997)より
また03、04、07、10が「THE END OF THE CENTURY ROCKERS COLLECTION 1」(1998)に、01、02、04、05、08が「彩-IRODORI-」(2001)にも収録。


***

1996年から1997年にかけてテイチクからリリースされた、インディーズのヴィジュアル系バンドの楽曲を収録したオムニバス「THE END OF THE CENTURY ROCKERS」シリーズ。1から4まで出ていましたが、1999年にその4枚からいくつかのバンドをセレクトしたベスト盤的? なオムニバスアルバムがリリースされました。[un]と[deux]の2枚がリリースされましたが、こちらでは[deux]の方を紹介します。[un]の記事はこちら。後にメジャーデビューしたバンドも多く、90年代のV系を聴いていた人にとっては、結構豪華な面子が揃っているのではないのでしょうか。


01.ピエロ / カルマ-因果応報-
作詞・作曲:キリト/編曲:ピエロ

イントロのギターを聴いた瞬間に「ああ、インディーズのPIERROTだ…。」と、歌詞やもっさりしたボーカルも含めてw ちょっとひねくれたメロディーラインはこの頃から健在ですが、他の曲に比べるとちょっと地味というかパンチに欠けるかな? とも。ファンの方ならすんなり気に入るのではないでしょうか。

02.ピエロ / SEPIA
作詞:キリト/作曲:アイジ/編曲:ピエロ

こちらはV系の王道寄りの、ちょっと憂いを持ったメロディアスチューン。キャッチーに歌い上げるサビも好みですが、個人的にはBメロがツボ押されまくりです。終盤の大サビもたまりませんし、インディーズ時代のピエロのポップサイドにおける名曲だと思っています。アルバム「パンドラの匣」に入っているバージョンの違いとしては、曲終りのシンセをバックにしたパートがこちらにはありません。またこちらの方が若干音が大きいかな? と。

03.Merry-Go-Round / G.O.D.
作詞:真/作曲・編曲:Merry-Go-Round

最終的にダーク系バンドの重鎮になっていた気もするメリゴさん。こちらは拍子が微妙に変わる楽曲に、真のネバっとしたボーカルが乗る激しめの曲になっています。そして感想に入る語りの耳触りの悪いこと悪いこと(誉めてます)。1stミニアルバム「S」に比べると結構演奏が重ためになっている印象があります(特にドラム)。後にミニアルバム「#69」で再録されました。あと解散ライブの1曲目がこれだった気が(うろ覚え)。

04.Merry-Go-Round / 思春期の吸血鬼
作詞:真/作曲:准那/編曲:Merry-Go-Round

この曲と「××体質」はシングルからの収録です。シングルタイトル曲ですが、何となく他のメリゴの曲と比べるとちょっと雰囲気違うかな、と。決してポップと言う訳でも無いのですが…。Eメロ位まであるんじゃないかってくらい、結構展開は多いですよ。タイトル通り吸血鬼がテーマの歌詞なのですが、ホラー一辺倒にならず、「トマトジュースで我慢して」とか所々微妙にヘタレというかユーモラスな空気も漂わせているのが面白いです。

05.Merry-Go-Round / ××体質
作詞:真/作曲:准那/編曲:Merry-Go-Round

こちらはドロドロとしたダークな楽曲。真の歌と語りの中間のようなボーカルによって、歌詞が嫌でも耳に入ってきます。真の声はネチッこいのですが言葉が入ってきやすい、やっかいな声質だと思っていますw 「君はMなの? Sなの?」と繰り返すサビや高音のギターソロが変態チック。終盤の捲し立てるボーカルがまたツボです。
因みにこの曲、「思春期の吸血鬼」の通常盤カップリング、今作を含むテイチクのオムニバス数作、この曲をタイトル曲にした限定版シングル、ベストアルバムとあちこちの音源に収録されています。

06.Orphee / you…
作詞・作曲・編曲:Orphee

うって変わってライトでポップなバンドが。メジャー流通でリリースもあったので、そこそこ有名だったりしたのでしょうか。アイドルっぽさすら感じる、聴きやすく明るい曲調は、当時のV系では逆に珍しかったのかもしれません。

07.Orphee / Joker
作詞・作曲・編曲:Orphee

こちらはちょっと激しめ、といっても前の曲に比べてという話で、疾走感のあるポップパンクな曲調になっています。ちょこちょこ電子音も聴こえていますが。とにかく勢いで押す曲という位置づけなんでしょうね。
因みにベーシストのMAXXは後にMerry Go Roundのサポートから正式に加入し、メリゴ解散後もSmellsで活動していました。

08.SEX MACHINEGUNS / SAMURAI WARRIOR
作詞・作曲:ANCHANG/編曲:SEX MACHINEGUNS

メンバーチェンジを繰り返しながら現役で活動しているSEX MACHINEGUNS。この時のANCHANG以外のメンバーは、ギター:SUSSY、ベース:NOISY、ドラム:MAD POWERでした。コミカルな歌詞が多い印象の彼らですが、この曲はそんなにおかしな事を言っている訳ではなく、曲も王道のハードロックといった感じで普通にカッコいいです(冒頭でタイトルと掛けたのか「うぉぉりゃぁぁぁぁ!」と叫んでいたりはしますが)。ハイトーンのボーカルも危なげないと思いますし、ファンの方が今から遡っても遜色なく聴けるのではないでしょうか。…ONIGUNSOW位しかまともに聴いたことの無い自分が言っても説得力無いかもですが;

09.SUTH:VICIOUS / SWEET FLOWER
作詞:ToshiA/作曲:TAKA/編曲:SUTH:VICIOUS

このオムニバスが初聴きだったのですが、ザ・90年代ヴィジュアル系! といった感のあるメロディアスな楽曲になっています。あぁ、ライブで両手を前にかざすファンの姿が見える…w ギターのメロディーがMIRAGEに近いかなとおもったり。要するに好きって事なんですが。

10.雫... / 傷跡(Re-Mix Version)
作詞:醜吊/作曲:碑澄/編曲:雫...

自分が元々はミニアルバムに入っていた曲のリミックスバージョンのようです。原曲を知らないので何とも言えませんが、こちらはクリーンなギターがメインのバラードになっています。後半からはバンドサウンドがメインに。

***

こちらも[un]同様、使い回しっちゃ使い回しなんですが、有名どころを中心にセレクトしただけあり、各バンドのファンだけでなく90年代のV系界隈に興味がある人なら楽しめるアルバムなのではないかと思います。特にMerry Go Roundの「思春期の吸血鬼」に関しては、シングルCDよりこちらを探した方が見つけやすい気がします。

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ヴィジュアル・ロック・ベスト・コレクション〔deux〕ヴィジュアル・ロック・ベスト・コレクション〔deux〕
Orphee

テイチク 1999-02-24
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V.A.「THE BEST OF reveil [un]」(1999)

01.MASCHERA / MEMORIES
02.MASCHERA / FLASH BACK
03.BLUE / Moon Stone
04.BLUE / escape
05.TRANSTIC NERVE / White Feather
06.ILLUMINA / 悲しい理由
07.DEVELOP=FRAME / TRANCE TRAP
08.Lastier / キミノ嘘
09.NOIE◇LOZE / SEXISM
10.STELLA MARIA / Nostargia

発売日:1999/02/24
品番:TECN-28485

※備考
01〜04:「THE END OF THE CENTURY ROCKERS 1」(1996)より
05〜10:「THE END OF THE CENTURY ROCKERS 4」(1997)より
また01〜04、10が「THE END OF THE CENTURY ROCKERS COLLECTION 1」(1998)に、02、03、05〜07が「彩-IRODORI-」(2001)にも収録。


***

1996年から1997年にかけてテイチクからリリースされた、インディーズのヴィジュアル系バンドの楽曲を収録したオムニバス「THE END OF THE CENTURY ROCKERS」シリーズ。1から4まで出ていましたが、1999年にその4枚からいくつかのバンドをセレクトしたベスト盤的? なアルバムがリリースされました。[un]と[deux]の2枚がリリースされましたが、こちらでは[un]の方を紹介します。[deux]の記事はこちら。後にメジャーデビューしたバンドも多く、90年代のV系を聴いていた人にとっては、結構豪華な面子が揃っているのではないのでしょうか。

以下各曲について。


01.MASCHERA / MEMORIES
作詞:MICHI/作曲:TAKUYA/編曲:MASCHERA

浮遊感もありながら、抑えめな雰囲気のミドルテンポの楽曲。MICHIはこの時点で艶のある特徴的なボーカルを聴かせています。

02.MASCHERA / FLASH BACK
作詞:MICHI/作曲:TAKUYA/編曲:MASCHERA

こちらはシンプルですが、エフェクトがかかったボーカルにちょっとサイバーな空気も感じる、ヴィジュアル系王道寄りのアップテンポな楽曲になっています。今作に入っているマスケラの曲はあまり強い印象が無いのですが、元々インディーズ時代のMASCHERAは、そんなに好きも嫌いもなく、なので…まぁ、こんな感想で(苦笑)。

03.BLUE / Moon Stone
作詞・作曲:SHIGE/編曲:BLUE

後にボーカルがARIHITOに変わりますが、この2曲はボーカルにSHIGE、キーボードにTETSUが在籍していた時の曲ですね。シンセを上手く使ったメロディアスでポップな曲になっていますが、初めて聴いた時は、バンドの音も思ったより前に出ていると思った覚えがあります。ギターソロも入っていますし。SHIGEの声はARIHITOの細い高音ボーカルに比べ、しっかりと歌い上げるスタイルで、こちらもハマっていると思います。

04.BLUE / escape
作詞:SHIGE/作曲:SAKI/編曲;BLUE

こちらもシンセが効果的に使われている、ちょっと妖しげな雰囲気もあるポップチューンになっています。SHIGEとTETSUはBlueの両名は、D≒SIREを経てENDLESSというユニットを結成。SHIGEはKαinにも参加していますね。またドラムのHAYATOは現在Moi dix Moisに在籍しています。

05.TRANSTIC NERVE / White Feather
作詞:TAKA/作曲:TRANSTIC NERVE/編曲:TRANSTIC NERVE

2008年に名前をTHE UNDERNEATHに変え、気付けば結構なキャリアを持っているバンド。かなり初期の音源ですが、この時点でメジャー感を持つ、キャッチーなヴィジュアルロックをやっています。こちらもBlueのようにシンセが上手く使われている印象が。メジャー初期のFANATIC◇CRISISを先取りした曲調にも思えます。THE UNDERNEATHのヘヴィな音とはまた違いますが、こちらはこちらでツボですね。
そう言えばついこの間解散が発表され、ラストシングルがリリースされましたが、それから間髪入れずにギターのTAL以外のメンバーによって新バンド「defspiral」結成のニュースが…えーと、実質的にバンド名変更・後身バンドという受け取り方で良いんですよね?w

06.ILLUMINA / 悲しい理由
作詞・作曲:Nao/編曲:ILLUMINA

メロディーにちょっと歌謡曲的なクサさを感じるポップロック。ボーカル・ギターのNaoは、現在元MASCHERAのMICHIとS.Q.Fで活動しています。

07.DEVELOP=FRAME / TRANCE TRAP
作詞・作曲・編曲:鳴瀬 Shuhei NARUSE

おお、ダンサブルなバンドが。個人的にSOFT BALLETを彷彿とさせる、シンセとギターが絡むダンスポップチューンになっています。自分はどうしてもこういうのに反応してしまいますねw ボーカルもライトですが適度に艶があって楽曲には合っているのではないでしょうか。この後ボーカルが替わってデジロック方面に進んだようですが、そちらも気になります。
そう言えば作曲・キーボードの鳴瀬シュウヘイも一時期S.Q.Fに居たなあ、と思って調べてみたら、今は仮面ライダー関連の曲を大量に提供しているんですね。TourbillonやAAAにも提供してますし、ちょっとびっくり。

08.Lastier / キミノ嘘
作詞:石山竜一/作曲:Kyoichi/編曲:Lastier

こちらも後にメジャーデビューしたので、名前を知っている人は多そうなバンド。いかにも90年代V系! といった趣の、ちょっと耽美でメロディアスな楽曲になっています。あまりちゃんと曲を聴いたことの無いバンドだったりしますが、当時のヴィジュアル系バンドが好きな人の琴線に触れそうな曲ではないでしょうか。

09.NOIE◇LOZE / SEXISM
作詞:MARSHI/作曲:KAZUHITO/編曲:NOIE◇LOZE

他のバンドに比べると激しい曲調ですが、一部のギター音やBメロが初期BUCK-TICKにありそうとか思ったり。特にどの曲に似ているという事ではないのですが…。メジャー臭の強いオムニバス(実際メジャーデビューしたバンドばかりなんだけど)の中で、ある意味一番インディーっぽいバンドかもしれません。

10.STELLA MARIA / Nostargia
作詞:RAY/作曲:#4/編曲:STELLA MARIA

今はKISAKIが在籍していたと言う事で名前を聞く事の方が多い気もするバンド。シンセ・プログラミング担当のメンバーがいる為か、浮遊感のあるシンセが上手く使われた、幻想的なスローテンポの楽曲になっています。ちょっとボーカルが細い気がしますが、概ね好み。一時期ちょっと気になりCDを集めたりしていました。

***

既発オムニバスからの選曲と言うことで、楽曲の使い回し感はありますが(この前後にも、このシリーズ収録曲をメインにした、テイチクからリリースのあったV系バンドの曲を集めたオムニが出たりしていますし)、後のメジャーどころが集まっているので、結構面白く聞ける人は多い気がします。このシリーズ、各バンドの知名度の割にブックオフでも安く見かけるので、興味のある人は聴いてみてはいかがでしょうか。

***

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ヴィジュアル・ロック・ベスト・コレクション〔un〕ヴィジュアル・ロック・ベスト・コレクション〔un〕
RAY

テイチク 1999-02-24
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Dragon Guardian「Dragonvarius(リミックス・リマスタリング、ボーナストラック追加再発盤)」(2010)

01.序曲
02.暗黒舞踏会
03.旅立ちの朝
04.港街バッカス
05.忘却の島
06.ドラゴンヴァリウス
07.邪神への鎮魂歌
08.白銀の髪
09.忘却の島(SPECIAL MIX ver.) ※再発盤のみ収録ボーナストラック

作詞 02〜07:勇者アーサー、ナイツ・オブ・ドラゴン刃夜斗
作曲 01〜03、06〜09:勇者アーサー/04、05:勇者アーサー、魔法使いyuu

発売日:2009/5/27(オリジナル盤)、2010/01/13(再発盤)
品番:YZSH-9002(オリジナル盤)、DRAGON03(再発盤)


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作曲、ギターを担当する勇者アーサーを中心としたファンタジック・スピード・メタル(アルバム帯より)バンド:Dragon Guardianが2009年にリリースしたメジャー1st、通算3枚目のアルバム。…だったのですが、発売後に発売元のレーベルが倒産し廃盤になった為、2010年に改めてリミックス・リマスタリングを行いボーナストラックを1曲追加した再発盤がインディーズからリリースされました。自分はオリジナル盤を聴いていないので違いは分かりませんが、他サイトのレビューを見る限りではボーカルやナレーションが若干聴き取りやすくなっているらしいです。
前作「遙かなる契り」とは若干参加メンバーが変わり、LIGHT BRINGERからFuki(ボーカル)、前作にも参加していた、同じくLIGHT BRINGERとALHAMBRAのHibiki(ベース)、4曲目のアコーディオンで参加しているまふまふの蒟蒻らなどがゲストとして参加しています。自分は良く知らないのですが、インディーズシーンでは割と有名な人達なんでしょうか。楽曲の方は前作、前々作とほぼ変わらず、Rhapsodyを日本語にしたような、いかにもRPG的ストーリーなファンタジックな歌詞と楽曲、Sound Horizonを更に恥ずかしくしたような語りがてんこ盛りの、ベタでクサい世界を展開しています。

以下各曲について。



01.序曲
チェンバロの音がメインの壮大で短めのインスト。この間にブックレットのプロローグや登場人物表を読めという事…なのかなあw

02.暗黒舞踏会
イントロから爆走するメロディアスナンバー。今回ボーカルで参加しているFukiはスコンと抜ける高音が気持ちいいです。ドラマティックな展開、朗々と歌い上げるサビ、芝居がかった語りなど、今作のオープニングにして、ドラゴンガーディアンの方向性が分かりやすい楽曲になっているのではないでしょうか。

03.旅立ちの朝
期待感を煽るイントロからこちらも疾走を始める、7分程のクサメロナンバー。前半はもうちょっとシンフォニック音が前に出た方が、壮大感が出るかな、とか主人公のセリフがちょっと聞き取り辛いとか思いますが、サビで一気に盛り上がるので良い具合に誤魔化されます。ここがまたRhapsodyを和訳したような歌詞が熱く歌い上げられるあたり、中二心をズブズブ刺激されてたまりません。しかしこういう話に出て来る何とか三○○というのは負ける為に登場するようなものですよね…w

04.港街バッカス
アコーディオンとピアノが前に出た三拍子の哀愁ナンバー。基本疾走一辺倒のアルバムにこういう落ち着いた曲が入るとホッとすると言うか。でもサビでは我慢できずに(?)スピードアップします。今作中では音と語りのバランスが一番良いような気がします。因みに勇者アーサーさんは現在Twitterにもいらっしゃるのですが、現在地として登録されているのがこの曲名だったりします。

05.忘却の島
再び爆走開始。こちらもメロディアス疾走ナンバー。中盤で語りを交えたドラマティックな展開がありますが、その戦闘シーンのやり取りが小っ恥ずかしくてもう…もっとお願いしますw登場した瞬間に死亡フラグを立てる声をしている敵キャラがもうねwww
ただ気になった箇所も多く、サビでボーカルがコーラスに完全に埋もれていて、逆に迫力不足になってしまっている気がしたり、打ち込みドラムの音が妙にカランカランしているのもちょっと気になったり。また終盤のストーリー展開がちょっと詰め込み過ぎに思え、楽曲的にもうひと盛り上がりあっても良かったかな? とも(これはアルバム全体に言える事でもあるのですけれど。ガルムの断末魔は是非聞きたかったw)。全体的には好きなんですけどねー。制作側もこの曲に関しては課題があったのか、ボーナストラックの方では、特にボーカル面での不満が解消された出来になっています。

06.ドラゴンヴァリウス
タイトル曲にして12分近くある長尺曲。序盤はゆったりとしたテンポで展開、徐々に盛り上がり疾走を開始します。ハイトーンのボーカルも決まっており非常にカッコいい。そして語りも絶好調。「ネズミが数匹紛れ込んでいるようだな」なんてセリフがメジャーから出たアルバムで聴けるなんて!w このセリフの辺りから攻撃的な展開、物悲しいバラードパートなど数度の展開があります。終盤では再びメロディアスに疾走しクライマックスへ。やっぱり終盤のナレーションが詰め込み気味に感じますが、1シーン1シーン丁寧に描写していたら30分位掛かりそうですしね…個人的にはそれでも良いんですがw

07.邪神への鎮魂歌
真のラスボス登場。ベタと言えばベタですが、何だかんだで好きです、こういう展開。これまでより若干ギターがガシガシ前に出た攻撃的な展開になっています。とは言っても基本的にはメロディアスなメタルチューンですが。サビでは歌謡要素をほんのり感じるメロディーが聴けます。終盤は物悲しいメロディーが展開するのですが、セリフでやっぱりザワザワ感が…wだがそれが(ry

08.白銀の髪
エピローグ。それまでの高カロリーな楽曲とクサメロに打ちのめされた聴き手を癒すような、透明感のあるシンセを中心とした優しい楽曲になっています…が、ちゃんとストーリー展開もあるので色んな意味で安心です。

09.忘却の島(SPECIAL MIX ver.)
前述した5曲目のリミックスバージョン。一番分り易い所としては、サビでFukiのボーカルが前面に出ており、迫力が増している事でしょうね。またリズム音も若干クッキリしており、全体に手直しは上手く行っている気がします。またセリフが収録されていない為、曲が少し短くなっています。

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前にも述べた通り、展開を急ぎ気味のナレーションや、所々演奏に埋もれてしまうセリフなど、前作で気になった部分が、メジャー1作目でもそのまま引き継がれてしまった感があるのはちょっと残念ですが(それこそRhapsodyみたいにドラゴン○○サーガと銘打って、数作に分けてストーリー展開しちゃえば良い気がするw)、それでもこの中二臭プンプンの(褒めてます)世界観は、こういうのを聴いてニヤニヤしながらハマりたい自分としては、やはり魅力が大きいのです。1作目から対象をかなり決め打ちしているので、好き嫌いはハッキリ分かれるでしょうが、この手のやり過ぎなまでのファンタジックな世界が好きな人は是非。現在は店頭でオリジナル盤も買えるみたいですが、ボートラが入り、値段も1000円程下がっているので、今から聴く人には再発盤をお勧めします。

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V.A.「Punishment Party Vol.2」(2001)

01.Mercuro / 転落の影
02.MUSHI / MURDER -AUTOPSY MIX-
03.Bliss / MERRY
04.Lar〜Mia / 狂哀
05.UNDEAD+SERAPH / Secret Zone
06.Cilter / Twelve
07.Glass Moon / D-dust
08.Secill / 「君に、、、」
09.Arc:g:noel / Gypsy
10.RAPUNZEL / ONLY TO BE ALONE
11.Parasite Lucia / Lizarection-寄生サレタ狂人運命-
12.Radius / Callong
13.AIREAL / 通い妻
14.†SADIST† / Requiem

品番:VB-00002


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2001年にリリースされた、インディーズヴィジュアルバンドを集めたオムニバスアルバム。MercuroやMUSHIが参加していたのでちょっと気になり、かなり最近になって聴いてみました。

以下簡単に各曲について紹介。

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01.Mercuro / 転落の影
左右に振り分けられたボーカルがとても気持ち悪い(誉め言葉)、ダークでドロドロとした楽曲。自分が聞いたMercuroの曲の中では、比較的アップテンポで聴きやすい方かもしれません。

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02.MUSHI / MURDER -AUTOPSY MIX-
作詞・作曲:ken

デモテープ「tape M」に収録されていた楽曲の再録バージョン。デジタル音と打ち込みリズム、エフェクトの掛かったギターで走る激しい楽曲になっています。こういうダークなデジタルパンクは単純に好みですね。8分半程ありますが、後半は打ち込みのみのほぼインスト状態になっています。

オフィシャルサイト

03.Bliss / MERRY
作詞:俊一/作曲:優介、功一郎

いかにもソフビ系バンドの明るい曲といった感じの、ポップでメロディアスなナンバー。ハイトーンボイスなボーカルも危なげないですし、V系好きで明るい曲調が特に嫌いじゃなければ、気に入る人は多そうです。

04.Lar〜Mia / 狂哀
作詞:麗/作曲:瑠叶

元KEY PARTY所属バンドだったラーミア。そのKEY PARTYから出したデモテープ「誘蛾灯」に入っていた曲の再録バージョンが収録。ダーク系ヴィジュアルの王道と行って良さそうな、ツタツタ疾走曲になっています。デモテープの時より音がクッキリしてカッコ良くはなっているかなと。後にボーカルの麗はCannival Methodを、ギターの瑠叶はRIBBONを結成。ベースの朋は現在emmureeで活動しています。

05.UNDEAD+SERAPH / Secret Zone
作詞:楓/作曲:NAOKI

イントロのウネウネしたギターが印象的な、バンドサウンドによるシンプルな楽曲。アップテンポで妖しい世界観を出そうとしているのかなと思いますが、ちょっと音がシンプルすぎるせいかそのまま聴き流してしまうかも。

06.Cilter / Twelve
見た目がヤンキーっぽいメンバーが居るのでアッパーな曲が来るかと思いきや、物悲しい和風のメロディーが映えるバラードでした。そして中盤から疾走し、ボーカルもちょっと苦しそうですが歌い上げていきます。これ好きですね、古き良きヴィジュアル系といった感じで。

07.Glass Moon / D-dust
作曲:Glass Moon

フワっとしたギターが前に出たスローナンバー。音がこもっているため壮大感が欠けてしまっているのが残念ですが、こういうフィクション分を多く含んだ楽曲は結構好み。ボーカルとギターという編成からか、ギターの人があちこちでソロを弾いています。

08.Secill / 「君に、、、」
作詞:Gou/作曲:慧

出ました切な系メロディアスバンド。この手のボーカルとギターで引っ張るポップな曲を聴くと自分はこういうのに弱いとつくづく思います。ボーカルはRaphaelのYUKI系統の優しめの声。初めて名前を知ったバンドが多いオムニバスでしたが、その中では一番ツボを突かれたバンドかもしれません。

09.Arc:g:noel / Gypsy
作詞・作曲・編曲:NoluR

聴くまで知らなかったのですが、ボーカルが現Calmando QualのHIBIKIでした打ち込みサウンドがメインのダークでクラシカルな楽曲になっており、ボーカルの音程が色々心配になる部分もありますが、概ね好みです。

10.RAPUNZEL / ONLY TO BE ALONE
作詞・作曲:SATORU/編曲:RAPUNZEL

ギターが前に出たアップテンポな楽曲。サビでのコーラスを交えた歌い上げにメジャー感を感じます。

11.Parasite Lucia / Lizarection-寄生サレタ狂人運命-
何ですかこのMadeth gray'llっぷりはww
メンバーのヴィジュアル・曲名・歌詞・曲調…どこを取ってもマディスです。それも「狂死楽園」や「十字架の結末…」を出していた、まだ音もボーカルもショボかった時期の。まあマディスを引き合いに出さなくても、ドロドロした曲調に猟奇的な語りを交えたボーカルといった取り合わせは当時のV系では珍しくは無かったのかもしれませんが。ここまで似せていると最早ギャグの領域かもしれません。当時のV系に思い出がある方にとっては、ある意味一聴の価値あり…かも。

12.Radius / Callong
作詞:純一/作曲:TAKE/編曲:Radius

打ち込みのリズムに乗ったアップテンポな曲。所々に入るスパニッシュなギターパートにおっと思いますが、全体にはポップなメロディアス疾走曲になっており、ギターソロでもスピードを落とさずに気持ちよく聴けます。粗っぽい部分もありますが、アレンジ次第ではメジャーで出ていてもおかしくない曲調になっていると思います。

13.AIREAL / 通い妻
作詞:えありある/作曲:ИIRO

今作中唯一の女性ボーカルバンド。軽めの音ですが、シンプルでポップな曲調とほぼタイトル通りのストーリーな歌詞wで結構面白く聴けました。ちょっと女性版かまいたち? と思ったり。ギターのKёn≠zi以外のメンバーは変わりつつ現在も活動中なのはちょっと驚きでした(しかも結成が1993年)。また、この曲の作曲をしたИIROは、beaUを経て現在日々全てを飲み込むフカモカというバンドで活動中。

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14.†SADIST† / Requiem
作詞・作曲:REO/編曲:SADIST

こんな所にXのコピーバンドが! と言われても異議を唱える人が殆ど居なそうなバンドが出てきました。爆走するドラム、歌謡+クラシカルなメロを奏でるキーボード、ツインギターのハモリ、切ない歌メロ…どこを取っても影響受けまくりですよw ここまで来ると寧ろ「エックスだこれー!」という突っ込みは、彼らにとって最高の褒め言葉になるのでしょうね。個人的には笑いながらも気に入ってしまいました。技術的な事は分かりませんが、ボーカル以外は結構頑張っている気がします。少なくとも音質はBLUE BLOODの頃のXには勝ってると思うw シングルやミニアルバムを何枚か残しているみたいなので今更ながら気になるバンドです。

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全体には割と楽しんで聴けたオムニだったでしょうか。当時インディーズヴィジュアル界隈にこういうバンドが居たのが少しだけ分かるようになる…かも、という意味で、中古などで安く置いてあったら聴いてみるのも良いかもしれません。

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