一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

2010年08月

地味に注目していたNOISY CROWDS一日復活の詳細が、ボーカル詩那のブログで出ていた模様。
以下引用。

【NOISY CROWDS(1日再結成) LIVE情報】
★2010年11月13日(土)池袋手刀
[池袋手刀ドーム八周年記念公演]
『NOISY CROWDS 一日再結成』
「Up in the black sky 2010 〜約束をしたあの場所で〜」
開場18:00/開演18:30  
前売¨0/当日À0(D代別)

<出演>
★NOISY CROWDS
★MUNIMUNI
★The CANDY SPOOKY THEATER
★the god and death stars(aie and kazu ex:蜉蝣 & 大嵩潤 from rowthe)

?NOISY CROWDSスタァティングメンバァ?
ボヲカル:詩那(from 弾丸少女)
ギタァ:シビィ(from DISH)
ベヱス:ハルカ(from アンミュレ)
ドラム:Be…S(from L'eprica)


引用ここまで。詳細は↓

解禁「騒音の群衆」…Up in the black sky 2010 〜約束をしたあの場所で〜(妄形少女と秘密のクロヲゼット)

予想通りSHINA以外はサポートですが、その面子がことごとく最近気になってるバンドの人達という(emmureeは何年気にし続けてるんだという話ですが)。対バンも良い感じですし、さてどうしようか。
また、流石にNOISY CROWDS時代はリアルタイムで知らないので、今更っちゃ今更なのですが、GUYとRYOTAが同時にいた時期があったという事に微妙に驚いたり。

光田康典「Sailing to the World」(2002)

01.The Door
02.Sailing to the World
03.Melody of Aqua
04.Rhythm of Red
05.Path to Enlightenment
06.Confrontation
07.Melody-go-Round
08.Point of No Return
09.Hope
10.Reincarnation

全曲作曲:Yasunori Mitsuda
編曲 01、03〜09:Yasunori Mitsuda/02、10:Tomohiko Kira
Coined Words・コーラスアレンジ 02、10:Koko Komine

発売日:2002/12/25
品番:SBPS-0003


***

「クロノ・トリガー」等のゲーム音楽で有名な光田康典が、台湾発のゲーム「The Seventh Seal 〜第七封印〜」に提供した楽曲を集めたアルバム。…なのですが、自分はゲームの方を未プレイなので、あくまで曲単位の感想になるのを御了承下さい。というかこのゲーム、日本では未発売だった気が…。

以下各曲について。


01.The Door
壮大に展開しながらも、どこかドロリとした不穏な空気を感じる重厚な楽曲。後半からのオーケストラ音とチェンバロによる盛り上がりが素敵です。

02.Sailing to the World
この曲と10曲目は造語によるボーカル曲。そのせいもあってか、懐かしさもありながら無国籍的な色も持ったバラードになっています。そのボーカルに小峰公子、ギターとアレンジにZABADAKの吉良知彦が参加している事もあってか、改めて聴くと非常にザバダック臭さを感じます。要所要所に入るバイオリンの音色もツボ。ゲームでどういう使われ方をしたかは分かりませんが、何となくオープニングテーマっぽい印象を受けました。

03.Melody of Aqua
沈んだ雰囲気のサウンドの中に、笛やバイオリンの音が絡むスローテンポの楽曲。

04.Rhythm of Red
軽快なパーカッションとアコギが心地良い、スパニッシュ寄りのナンバー。その中にも東洋的なメロディーを感じるのが面白いです。

05.Path to Enlightenment
アラビアンな印象のメロディーが前面に出た、ちょっと怪し気な雰囲気の楽曲。薄暗いダンジョン辺りでかかっていそうな気が…。

06.Confrontation
戦闘BGMかな? と思わせる、勇ましいオーケストラによって盛り上げる壮大な楽曲。勢いだけではなく、少し物悲しいメロディーも入ってるのが好みです。すぐ終わってしまうのが寂しいですが、BGMですし仕方ないでしょうか。

07.Melody-go-Round
「Sailing to the World」のインストアレンジ版、と言えば良いでしょうか。ボーカルのメロディーを笛の音にし、フワっとしたシンセが全体に入り、全体に明るめなアレンジになっています。

08.Point of No Return
ダークでクラシカルなメロディーのパイプオルガンから始まりますが、すぐに壮大に展開する、個人的にアルバム後半のキモかもしれない楽曲。決してテンポは早くないのですが、焦らされるような音の運びやクサい笛のフレーズが好み。この曲にもコーラスが入ってるのですが、クレジットに無いということは打ち込みで作っているのかな?

09.Hope
ピアノとシンセによる、優しいメロディーが前に出た穏やかな楽曲。実質次曲のインストアレンジ版ですね。

10.Reincarnation
2曲目に続いて、吉良・小峰コンビが参加しているボーカル曲。前曲とメインのメロディーは一緒ですが、小峰公子の多重ボーカルが優しくも力強く聴こえてきます。こちらの方がメロディーに哀愁を感じるアレンジに感じますね。例によって想像ですが、これがスタッフロールで流れたら、高確率で涙腺を破壊される自信はありますw
この曲と「Sailing to the World」は、2009年に出たボーカルベスト「Colours of Light」にも収録されました。

***

実は購入当時あまり印象が強くなく、数回聴いてそのままになっていたCDだったのですが、年数が経って自分の好みが少し変わったのか、今回改めて聴いてみたらツボを突くメロディーが非常に多かったというw 今の所光田康典のCDは今作を除くと「クロノ・トリガー」のサントラしか持っていないのですが、これを気に他のアルバムにも手を出してみようかな…と。
10曲で36分と、サントラとしてみると正直ボリュームは少な目ですが、インスト・ボーカル曲問わず民謡色・クラシカルな要素を持ったメロディーが前に出ており、聴きごたえはあるアルバムだと思っています。興味はあるけど、いきなり何枚もあるサントラはちょっと…という人には、値段も安いですしお薦めできるかもしれません。

***

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Sailing to the WorldSailing to the World
光田康典

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Chanton L'amour「L'horloge」(2001)

01.L'horloge
02.Mebius 〜答えなき問い〜
03.Le Requiem de Amethyste 〜紫水晶のアメジスト〜(Instrumental)

全曲作詞・作曲:machi
編曲:Joel Sougey & machi

発売日:2001/12/01
品番:FTC-001N


***

LAREINEのドラマーだったmachiが、LAREINE脱退後にソロプロジェクトとして活動していた「Chanton L'amour(シャントン・ラムール)」のシングル。と言っても初めからその情報を知っていて手を出した訳ではなく、数年前にブッ○オフの250円CDコーナーで

「耽美派浪漫主義者による耽美派浪漫主義のための音の月光浴
『聖なる月よ、真実(まこと)の道を照らして…』」


という帯の文句が目に入り、何だか良く分からないけどネタになりそう凄そうだぞと思い、勢いで買ってみたらLAREINE関連の人じゃないですか! という事があった訳です。
楽曲の方ですが、女声ボーカルをゲストに迎えた、シンセを中心としたクラシカルポップといった趣の曲が収録されています。

以下各曲について。


01.L'horloge
イントロから哀愁全開のピアノによる、クラシカルなバラード。メインボーカルで参加している佐藤涼子の声は、オペラティックですがクドくなりすぎない程度に歌い上げており、個人的には非常に好みなタイプです。というかこの方オフィシャルを見てみたら、歌手もしていますがメジャーどころのボーカリストのボイストレーナーとして結構有名な人のようで。そりゃ上手いわ…。
全体に浮遊感のあるシンセで包み込むような音作りですが、前述のボーカルのメロディーが前面に出ている為、打ち込みキラじゃなければかなり取っ付き易い曲になっていると思います。メロディーには歌謡曲の要素も多く感じられ、耽美なクラシカル歌謡と言うと分かりやすいかもしれません。

02.Mebius 〜答えなき問い〜
こちらもシンセをメインに、愁いのある歌メロが前面に出ていますが、アレンジはダンサブルなものになっています。ボーカルも高音を張り上げており聴いていて気持ち良いです。アップテンポなこともあってか、こちらの方は若干明るめな印象。

03.Le Requiem de Amethyste 〜紫水晶のアメジスト〜(Instrumental)
1分半程のクラシカルなインスト。

***

短いインスト含む3曲入りで、1980円という値段設定は流石にどうなのよとは思いますが(250円で買った自分が言うことではない)、楽曲の方は、クラシカルなポップスが好きな人なら高確率で気に入るのではないかなと。所謂ヴィジュアル系とはまた違った濃さを持っているというか、今聴いてみるとlove solfege'が若干歌謡曲寄りになったらこうなった、みたいな印象も受けました。
結局Chanton L'amourの音源はこれ1枚しか出ていないようなのが残念ですが、V系CDショップでたまに安く見かけたりもするので、先に述べた要素が好きな方はちょっと気にしてみるのも良いかもしれません。

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L’HORLOGEL’HORLOGE
Chanton L´amour

インディペンデントレーベル 2001-12-01
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Moi dix Mois「Dialogue Symphonie」(2002)

01.Dialogue Symphonie
02.forbidden
03.Dialogue Symphonie (instrumental)
04.forbidden (instrumental)

作詞 01、02:Mana
全曲作曲・編曲:Mana

発売日:2002/11/19
品番:MMCD-030


***

2001年に活動停止したMALICE MIZERのリーダーであるManaが、翌年に結成したバンド、というかプロジェクト「Moi dix Mois(モワディスモワ)」の1stシングル。当時は結成発表時から、音源のリリースを首を長くして待っていた覚えがあります。後にメンバーの入れ替わりがありますが、当時のメンバーは、Juka(ボーカル。後にShauraに改名)、Mana(ギター)、Kazuno(ベース)でした。

以下各曲について。


01.Dialogue Symphonie
マリス時代を思わせるメロディーの優雅なストリングスから一転、チェンバロとオルガン、そしてギターをメインに疾走し始めます。JukaのボーカルはMALICE MIZERにも在席していたGacktに近い声質なので、やっぱりManaはこういうボーカルさん好きなんだなーと思った記憶が。かなり激しい音ですが、サビを中心に歌メロはとてもキャッチーなので基本聴きやすいと思います。ドラムも結構目立っていますが、叩いているのは元JILSのTohruで、後に正式メンバーになりました。帯の文句と被っちゃいますが、優美さと激しさが濃く同居した楽曲になっていると思います。

02.forbidden
こちらは打ち込みのリズムが前面に出た、インダストリアル寄りの攻撃的な楽曲。歌メロもサビ以外はあって無い様なものですが、要所要所でキラキラ言うチェンバロや、そのサビがかなりメロディアスという事もあり、こちらも実は聴きやすかったりします。ボーカルがSethになった後に再録された曲でもあります。

03.Dialogue Symphonie (instrumental)
1曲目のボーカルを除いたカラオケバージョン。

04.forbidden (instrumental)
2曲目のボーカルを除いたカラオケバージョン。

***

リリース当時は、MALICE MIZERでいう所のBeast of Bloodや幻想楽園の様な、Manaの攻撃的な方向に特化したバンドといった印象を受け、後の作品でもその姿勢はブレていないように思います。やっぱり好きですわこういうの。
このシングルに限らず、クラシカルなメタル要素のあるV系バンドが好きな人は是非、マリスから後は聴いてないけど上に出したような激しめの曲が好きだったという人にも触れてみて欲しいバンドと思っています。

***

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Dialogue SymphonieDialogue Symphonie
Moi dix Mois

Midi:Nette M.+.M 2002-11-19
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VISUNAVI.COM(試聴あり)

BUMP OF CHICKEN「HAPPY」(2010)

01.HAPPY
02.pinkie
03.ラブ・トライアングル 君と僕と委員長ver.

作詞・作曲 01、02:藤原基央

発売日:2010/04/14
品番:TFCC-89300


***

今年(2010年)、メジャーデビュー10周年を迎えるBUMP OF CHICKENの16枚目のシングル。2週連続シングルの1枚目としてリリースされました。

以下各曲について。


01.HAPPY
ミディアムテンポのポップチューン。特に大きなインパクトがある訳ではないのですが、好きな人にとっては安心のバンプクオリティとなっているのではないでしょうか。ゴテゴテにし過ぎないシンセによって適度な壮大感も感じますし、昔の曲と比べると、こういうミディアム・スローの楽曲の聴かせ方がどんどん上手くなっていると思います。バックで繰り返される「HAPPY BIRTHDAY」というコーラスがどんな意味を持つのか考えてみるのも面白いかもしれません。

02.pinkie
ちょっと重厚なストリングスとギターから始まり、少しずつ盛り上がっていきます。序盤はそのストリングスをシンセを中心とした抑えめのアレンジですが、途中からバンドサウンドに突入、そして2度目のサビから一気に疾走する展開がツボです。こちらがタイトル曲でも良いのではないかと思える程、パッと聴きの印象ではこちらの方が強かったですね。

03.ラブ・トライアングル 君と僕と委員長ver.
3トラック目を暫く再生していると始まるボーナストラック。打ち込みのリズムとチープな感じのシンセを中心に淡々と進む曲になっていますが、部分的にコーラスやギミック的な音が凝っているのがw 相変わらずゆる〜く楽しめます。
取りあえず言いたい事は…これ三角関係じゃない!(少なくとも「僕」にとっては) あ、でも「スノースマイル」も乱暴に言っちゃうと妄想オチの話ですよね?(乱暴過ぎます)

***

良い意味であまり言う事が無いというか、相変わらずパッと印象に残る間口の広さと、それまで聴いてきた人も普通に満足できる楽曲になっているシングルだと思っています。そろそろアルバムは出るのかな?

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HAPPYHAPPY
藤原基央 BUMP OF CHICKEN

トイズファクトリー 2010-04-14
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YouTube(トイズファクトリー公式)

mitsuko london「湘南ブラックレインボウ」(2003)

01.湘南ブラックレインボウ
02.肉炎ヴァヴィロニア
03.夜鎖愚麗繪慈邨KAMEHAME破

全曲作詞・作曲・編曲:MITSUKO LONDON

発売日:2003/08/31
品番:AST-030831


***

2003年に一度活動休止した「cali≠gari」のギタリストである桜井青が、バンド活動休止後に、mitsuko london名義でライカエジソン限定という形でリリースしたシングル。何故mitsuko londonなのかは色々設定があるらしいですが、自分もあまり良く知らないのでWikiに丸投げします。こんなバンド設定があったなんて初めて知りましたよ…w
青に取ってはカリガリとlab.の間の時期に出たCDという事になりますね。

以下各曲について。


01.湘南ブラックレインボウ
ちょっと懐かしさを覚えるメロディーが印象的な、ポップな歌謡パンクナンバー。音はシンプルですが、昔っぽいピロピロしたシンセなどlab.に通じる要素も感じられます。曲としては普通に聴き易いのではないでしょうか。

02.肉炎ヴァヴィロニア
チャイニーズ風味なギターのフレーズや歌メロが耳に残る、激しめながらもこちらもキャッチーなパンクチューン、なのですが、歌詞が焼肉屋のメニューを片っ端から並べたような物になっていて… 「懺悔のサンチュに包まれて…」とか 「堕落に満ちた鈍色のサムゲタン」とか何なんですかもうw
真面目に作ったら普通に良い曲になりそうな気もしますが、この遊びっぷりがまた面白いのかもしれません。焼肉…行きたいなあ…。

03.夜鎖愚麗繪慈邨KAMEHAME破
こちらはまったりとした曲調になっており、シンセの音色がちょっとクサい歌謡バラードになっています。こちらも妙なタイトルですが、一応都会の哀愁を歌っており(歌詞にも「西新宿」とか出てきますし)、何となくうらぶれた感じの曲調には合っているのではないかと。

***

恐らくドラムは打ち込みで、音質の方もラフに感じますし、自身のバンドの終わりと始まりの間で、適度に肩の力を抜いて作られたシングルだったのかな? という感じを受けます。変な言い方ですが、ボーナストラックが3曲集まったようなシングルというか。
現在は完売していますが、青の曲が好きな人や歌謡色のあるサウンド(所謂「歌謡系」とはまた別な意味で)が好きな人は、安く売っていたら手を出してみるのも良いかもしれません。

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V.A.「emergency express 1995 the strange bountique」(1995)

01.VOLCANO / 見えない明日の扉を蹴れ!
02.Voluptuous / Gynographia
03.黒蜴蝶 / 私刑-死の旋律-
04.NOISY CROWDS / Dream〜曖昧な日々に〜
05.トルエン / スードラ
06.Four-Leaf Clover / day lights global
07.KRUSH GROOVE / Walk Up
08.HARKENKREUZ / SS Psycho…
09.MISERY / THE REBEL
10.ROUAGE / "too late"

発売日:1995/03/01
品番:TFCC-88057


***

1995年にトイズファクトリーからリリースされた、当時のヴィジュアル系バンドを中心にした? オムニバスアルバム。情報があまり入らなかったバンドもいるので断言はできないのですが。

以下各曲について。


01.VOLCANO / 見えない明日の扉を蹴れ!
作詞:本山 作曲:屍忌蛇

Gargoyleやアニメタルでも活動していたギタリスト:屍忌蛇が在籍していたバンド。ザ・メタルといった感じの演奏とボーカルによる、勢いのある楽曲になっています。ただ勢い一辺倒ではなく、間奏で弾き倒すクラシカルなギターソロがめっさ好み。個人的にこのオムニバスでは一番好きでしょうか。
また、こういう曲調だとAIONのNOVが歌ってもカッコよさそう、と思っていたら、後に本当にNOVが加入した事を知りちょっと驚きました。そしてこの曲、バンド名を冠した「VOLCANO」という曲にリメイクされたみたいです。

02.Voluptuous / Gynographia
作詞・作曲:JECIECA

クリーンなギターで引っ張る、ポップでちょっとダークな楽曲と、ネチッこいボーカルを前に出した、90年代V系ど真ん中といった感じのメロディアスな楽曲。やっぱりこういう曲にはどうしても反応してしまいます。他のオムニバスでもう1曲聴いたことがあるのですが、このバンド、デモテープ以外では単独音源は出していないのかな…?

03.黒蜴蝶 / 私刑-死の旋律-
作詞・作曲・編曲:黒蜴蝶

何枚かアルバムも出している黒蜴蝶。ギターの物悲しいメロディーと、オドロオドロしい雰囲気のボーカルが印象的なスローチューンになっています。7分半と結構長め。


04.NOISY CROWDS / Dream〜曖昧な日々に〜
作詞:SHINA 作曲:GUY

後にNOi'Xに改名しているバンド。この曲は前任ギタリストのGUYが作っていますが、同年に出たミニアルバム「LIFE」に入っていそうな、優しい雰囲気のポップチューンになっています。
現在ボーカルのSHINAが弾丸少女で活動していますが、そちらのHPの情報によると、今年(2010年)11月にNOISY CROWDSの一日復活があるそうで。ノアではなく敢えてこちら名義の復活にしたのは何故なんだろう…w

05.トルエン / スードラ
「ハーイハーイハーイハイハイ」という掛け声が妙に癖になる、シンプルでポップなパンクナンバー。ボーカルはあまり上手いとは思いませんが、ユーモラスな曲調もあって、少しかまいたち時代のSCEANAを思い出します。そしてこのバンドの詳細があまり分からないので(写真を見る限りヴィジュアル系バンドではなさそう?)、情報お持ちの方は是非教えて頂きたく…。

06.Four-Leaf Clover / day lights global
作詞・作曲・編曲:茨

このバンドも良く知りません; アコギが叙情的なメロディーを奏でたり、ワルツっぽい展開になったと思ったら疾走したりと、結構展開が面白いです。ボーカルが高音でフラフラしているのがちょっと勿体無いですが、曲自体は割と好み。しかし当時のV系で「自然」をテーマにした歌詞というのも珍しい気が…あ、だからバンド名もFour-Leaf Cloverなのですね。ボーカルの名前も茨ですし!(そんな

07.KRUSH GROOVE / Walk Up
ファンクの要素を感じる、アッパーなロックチューン。バンドサウンドも適度にやかましく、今聴いても素直にカッコいいと思います。というか今回調べたら、現在でも活動しているのを知ってびっくり。HPの更新は2005年で止まっていますが、BBSでライブの告知などをしています。もうすぐ活動20周年だそうで…すげぇ。

オフィシャルサイト

08.HARKENKREUZ / SS Psycho…
派手な色の長髪を逆立てたルックス通り、攻撃的なメタルチューンを演奏しています。VOLCANOと同じく長目のギターソロがありますが、こちらはあくまで勢いを大事にしている印象を受けました。ボーカルもデス声寄りからハイトーンまで一通りやっており、その手の音が好きな人なら気に入る人は多い気がします(ジャパメタ全然詳しくない自分が言うのもアレですけれど)。約7分半と中々長い曲ですが、聴いていてダレは感じませんでした。

09.MISERY / THE REBEL
作詞・作曲:HISAYOSHI 編曲:S・A・B&彩気

VOLCANOの時にチラッと触れたAIONの元メンバーである、HISAYOSHIとS・A・B(S・A・Bは後にAIONへ再加入)が在籍していたバンド。ベースを前に出した潰れたバンドサウンドと打ち込みの取り合わせがツボです。と言っても、そこまでデジデジしている訳ではありませんけれど。ちょっとMINISTRYっぽいかも、と思ったり。

10.ROUAGE / "too late"
作詞:KAZUSHI 作曲:KAIKI

現在でも好きなバンドですが、この曲はインディーズのアルバムに入っている「ark」という曲の別バージョン、と言うかリミックスバージョン? になっており、打ち込みのリズムと浮遊感のあるデジタルサウンドがメインの楽曲になっています。こういうリミックスみないな曲をオムニバスに入れたら、当時このCDで初めてROUAGEに触れた人などは色々勘違いしてしまう気もしますが、個人的にこういうエレクトロ色全開の曲は好きなので無問題w 良くも悪くもファン向けの曲でしょうか…arkより起伏があって面白く聴けるとは思うのですが。

***

メタル系が目立っている気もしますが、結構カオスな取り合わせになっているオムニバスではないかと思います。1995年という時期からか、今聴くとそろそろ時代を感じる曲とそうでもない曲が混ざっていて、そういう意味でも面白く聴けるかもしれません。

***

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EMERGENCY EXPRESS 1995 the strange boutiqueEMERGENCY EXPRESS 1995 the strange boutique
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zilch「3 2 1」(1998)

01.ELECTRIC CUCUMBER
02.INSIDE THE PERVERT MOUND
03.SOLD SOME ATTITUDE
04.SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
05.SWAMPSNAKE
06.WHAT`S UP MR.JONES?
07.HEY MAN SO LONG
08.PSYCHE
09.FUCTRACK#6
10.DOUBT
11.POSE
12.EASY JESUS

作詞・作曲 01〜04、06〜12:hide、McVEIGH/05:SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND

発売日:1998/07/23
品番:CTCR-17044


***

X JAPANやソロで活動していたhideが、RAY MCVEIGH、PAUL RAVENらと結成したバンド「zilch」の1stアルバム。クレジットを見る限りでは、楽曲自体は1996〜7年には出来ていたようですが、リリース自体はhideの死から少し経ってからでした。ソロ2ndやXのDAHLIAと同時進行で作られていたということでしょうか。今作のメンバーは、hide(ボーカル・ギター)、RAY MCVEIGH(ボーカル・ギター)、PAUL RAVEN(ベース)、JOEY CASTILLO(ドラム)、I.N.A.(プログラミング)でしたが、hideの死後はRAY MCVEIGHを中心に、沢山のミュージシャンが参加する体制となっていきました。
自分は発売当時友人に聴かせてもらい、初めてzilchの音に触れたのですが(後に自分で購入)、ヘヴィでインダストリアル寄りの音作りながら、極めて聴きやすい楽曲が並んでいたのだなーと改めて思う次第です。

以下各曲について。


01.ELECTRIC CUCUMBER
女性のいかがわしい声とラジオの曲紹介っぽいMCに何だコリャと思っていると、いきなりゴリゴリした爆音が響いてびっくりする1曲目。そんなゴリゴリしたリフですが、一度聴いただけで耳に残るフレーズなのが凄い。その女性の喘ぎ声が曲中ずっとあるのが…そしてhideは口の中でネチャネチャしているような歌い方でエロいですw 不意に入ってくる「ヒザマズケムシケラ」という言葉にハッとしたり。ヘヴィですがポップで面白い曲だと思います。
「日本の神奈川県横須賀市からいらっしゃいました、松本秀人さんです張り切ってどうぞー!」

02.INSIDE THE PERVERT MOUND
ノイズ音が印象的な、スピード感のあるインダストリアルロック。デジタル音満載でやかましいですが、それが良い。メロディーが立っているので、あくまでポップに聴けます。後にhideの3rdアルバム「Ja,zoo」にて、日本語バージョンの「Leather Face」として再録されました。

03.SOLD SOME ATTITUDE
こちらもノイジーなギターが前に出ていますが、サビを中心にソウルっぽいノリのコーラスが聞こえるのが面白い。終盤には巻き舌のラップパートもあったりしてカオス。でもポップ。

04.SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
hideの2nd「PSYENCE」に入っていてもおかしくない、ノリの良いデジロックに、ちょっと昔の日本のロックバンドがやりそうなメロディーが乗ったどキャッチーな曲。歌詞も遊び心が大いに感じられ、hideソロから入った人には一番入りやすい曲になっているのではないでしょうか。そして歌詞カードに記載されている演奏時間を過ぎると、どこかのライブハウスだかでMCの遣り取りをしているような音が入っています。日本語も聴こえますが…「足上げたら痺れるなんて、何考えてんのか全然分かんないよ。何でいっつもそういう事言うの?」こっちが聞きたいよ!w

05.SWAMPSNAKE
ノリノリの前曲から一転、スローでサイケな感じの曲がやってきました。この曲はSENSATIONAL ALEX HARVEY BANDというバンドのカバーになっていますが、3分ない曲なのにドロドロとした重たいインパクトを感じます。この記事書くのにあたって、Y○uTubeで原曲を聴いてみましたが、とても明るいアレンジで逆にびっくりしました。

06.WHAT`S UP MR.JONES?
ガシガシギターが気持ちいい、アッパーなインダストリアルロック。この時期からこういう音好きだったみたいです、自分。Bメロのダークかつキャッチーなメロディーから、叩きつけるようなサビへの展開がドツボです。また、この曲はX JAPANのアルバム「DAHLIA」に収録されている「DRAIN」のリメイク、というかヂルチバージョンになっています。

07.HEY MAN SO LONG
ヘヴィな演奏と無機的なリズムが前に出た、ミドルテンポな楽曲。hideのボーカルも重めというか、喉を潰し気味に歌っています。延々と繰り返される「Hello.Hello.Hello.Good Bye」が妙に耳に残る。こちらも4曲目同様、曲終わりにライブMCのような声が入っています。

08.PSYCHE
轟音の中で歌い上げる、ヘヴィなスローチューン。冷たい印象をあたえるデジタル音も入り、ギュウギュウに詰め込まれたような重たい音の中で、物悲しくも美しく感じるメロディーが映えています。ヘヴィながらも軽快なノリを感じる曲が多いアルバムの中でも、異色な曲ではないかと思ったり。個人的には初聴時のインパクトはかなり大きく、現在でも好きな曲の1つになっています。今思うと、hide絡みでこういう曲が出てきたというのは結構珍しい事だったのかもしれません。

09.FUCTRACK#6
重たいベースから始まり、こちらも女性のアヤシイ声が聞けるインダストリアルチューン。原曲はhideとLUNA SEAのINORAN、JによるユニットM×A×S×Sがオムニバスアルバムに参加した時の曲「FROZEN BUG」ですが(後にhideのアルバムにもソロバージョンが収録)、一部のパートとアラビアンな感のある間奏を除いて、ほぼ別物の曲になっています。原曲もインダストリアル色が強い曲でしたが、こちらは更にヘヴィなサウンドになっています。ザクザクしたギターと微妙に人を喰ったようなボーカルの組み合わせが面白い。

10.DOUBT
hideソロでも何度か再録されている曲のzilchバージョン。
このアルバムは基本的に全曲英語詩なのですが、この曲はhideの歌い方が英語なのに日本語に聞こえるような歌い方をしており、歌詞見ないで聴くと最早日本語にしか聞こえない部分もあったりw 楽曲の方は他のバージョンと比べて、かなり攻撃的で疾走感を感じるアレンジになっており、個人的にはこのzilchバージョンが一番好みだったりします。

11.POSE
hideの2nd「PSYENCE」に収録されている曲のzilchバージョン。こちらも原曲はデジタル・インダス色が強い曲ですが、DOUBT同様攻撃的でヘヴィなアレンジになっています。それでいてアッパーでポップな空気は失われておらず、ノリの良い聴きやすさも十分に持っていると思います。そして終盤には何故か高速ラップパートが。恐らくゲストに記載されている、MC.SHABBA.D.がラップしているのでしょうが、意図はともかくカッコいいですw 彼はこの後のzilchにも参加していますよ。

12.EASY JESUS
ラストはヘヴィなミドルチューン。何度も言ってきましたが、こちらも重さとメロディアスさが同居しています。途中で一瞬ジャジーな展開になったり、やはりラストにヒップホップ調のパートが入っているのも面白い。因みにこの曲はhideの「Squeeze IT!!」が原曲なのですが(「Beauty & Stupid」カップリング)、あちらは2分ちょっとのデモ音源みたいな曲なので、こちらが完成形という事なのでしょうか。

***

個人的にロック・インダストリアル・ポップの要素が完璧に融合した、今の自分の音楽の好みを作った要素の1つに間違いなくなったアルバム。もうリリースから10年以上経っていますが、全く古くなっていないと思います。hide絡みの中では一番好きなCDなのですが、一般的にはあまり需要が無いのか、ブック○フ等でも下手したら100円とかでゴロゴロしているアルバムなので(苦笑)、ポップな曲が好きで重たい音でも大丈夫、という人には大いにお勧めしたいです。

***

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2007年再発盤
3・2・13・2・1
zilch

カッティング・エッジ 2007-12-28
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Yahoo Music(試聴あり)

彩冷える「ドラマティック」(2010)

01.ドラマティック
02.君だけを映して
03.brand new story (※通常盤のみ収録)
04.ドラマティック(Instrumental)
05.君だけを映して(Instrumental)
06.brand new story(Instrumental)(※通常盤のみ収録)

作詞 01〜03:葵
作曲 01:夢人/02:ケンゾ/03:インテツ
編曲 01〜03:後藤康二(ck510)

発売日:2010/06/16
品番:TKCA-73533


***

今度ボーカルの葵がソロでCDを出したりもする、彩冷えるのメジャー4枚目となるシングル。サウンドプロデュースと編曲を、元ZYYGの後藤康二が行っています。
…というか、これ書いている時に、「葵以外のメンバーが全員脱退、新しい事務所で新バンド結成」というニュースが飛び込んできて、かなり驚きました。公式サイトも現在繋がりにくい状態ですし…どうした彩冷える。

以下各曲について。


01.ドラマティック
ストリングス音に爽やかさと壮大感を感じる、アップテンポなメロディアスチューン。出した時期に合っていると思われる、清涼感のある楽曲になっています。また、かなり短いですが、間奏に一瞬入るチェンバロのクラシカルのフレーズがかなりツボ。最初に書きましたが、この曲のキモはストリングスによって、爽やかなスピード感が出ていることなんでしょうね。展開の緩急も気持ち良く、メジャーでのシングル曲では一番好みかも知れません。

02.君だけを映して
キラキラした打ち込みが前面に出た、ダンサブルなポップチューン。こちらも爽やかさ全開ですが、歌詞もサビメロもアイドルっぽさを大いに感じ、もうこれだったらジャニーズのアイドル辺りに楽曲提供出来ちゃうんじゃないかと思ったり。こちらの曲も、シングルタイトル曲になっておかしくないキャッチーさを持っていると思います(PV作られてる辺り、制作側の気持ちとしては両A面に近いのでしょうか)。男が聴くにはちょっとこそばゆいですが、ここまで突き抜けられたらコレはコレでアリかなと。

03.brand new story
通常盤のみ収録。なんちゃってチャイニーズなメロのデジタルサウンドが印象的な、こちらも2曲目同様ダンサブルな要素が強い楽曲。基本的にキャッチーなんですが、微妙に変テコなポップ感があって面白いです。歌詞はこちらもアイドルっぽいラブソングなのですが、終盤でバンド名やメジャーで出したシングルタイトルを織り混ぜた言葉が出てきまして、最初に聴いた時は、デビュー1年ちょいで、こういうまとめ的なネタ使うのは早いんじゃないかと思っていましたが、先日のニュースを踏まえるとこれは…いやいや考え過ぎか(苦笑)

04.ドラマティック(Instrumental)
1曲目のメインボーカルを除いたカラオケバージョン。

05.君だけを映して(Instrumental)
2曲目のメインボーカルを除いたカラオケバージョン。

06.brand new story(Instrumental)
3曲目のメインボーカルを除いたカラオケバージョン。

***

全体的に、夏らしい爽やかなポップ感が前面に出たシングルになっており、昨年の「夏物語」で感じた違和感も取れ、こういう路線も足に付いてきたのかなという印象があります。それだけに今回のニュースはちょっと驚きですが、メンバーのコメントや他所のサイトを見る感じでは、結構前から決まっていたみたいですね。もしかしたら、葵のソロ曲も本来はバンド名義で出す予定だったのかなと思ったり。バンドの中の人込みでファンの人は中々複雑でしょうが、まあこういう事もあるということで。双方の楽曲を楽しみにしましょうかね。
しかし、V系のCDでZYYGのメンバーの名前を見ることになるとは思いませんでした…と思ったら、今度の葵ソロに後藤康二が楽曲提供するという事で。ZYYG化はしないでしょうがw、ちょっと興味深いです。

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Amazon(試聴あり)
ドラマティックドラマティック
彩冷える

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GyaO「ドラマティック(PV)」
GyaO「君だけを映して(PV)」

dropz「SWEET OBLIVION」(2007)

DISC1
01.The Concept
02.Read my Mind
03.Sweet Oblivion
04.Hamburger Missionary
05.A Snowflake Falling to the Ground
06.You and Me
07.Dream Machine
08.To watch me crawl
09.I spy
10.Lose the Boy

全曲作詞:Kelli Ali
全曲作曲:Hidehiko Hoshino
全曲編曲:dropz

DISC2(初回盤のみ)
01.The Concept (Dharma Remix)
02.Read my Mind (black mix)
03.Sweet Oblivion (black mix)
04.Hamburger Missionary (Naichiz Remix)
05.A Snowflake Falling to the Ground (Black Savannah Remix)
06.You and Me (Beef’s Teen Tooth Remix)
07.Dream Machine (black mix)
08.To watch me crawl (Transporter Remix)
09.I spy (Terra Incognita Remix)
10.Lose the Boy (Antidepressant Remix)

01、04〜06、08〜10 remixed:CUBE JUICE
02、03、07 remixed:Bryan Black

発売日:2007/04/04
品番:VICL-62095〜62096


***

BUCK-TICKのギタリスト星野英彦(ギター・プログラミング・キーボード)、長尾伸一のソロユニットであるCUBE JUICE(ベーシックトラック・プログラミング・エレクトロ)、ボーカリストKelli Aliの3人によるユニット「dropz」の1stアルバム。CUBE JUICEは星野と同じくBUCK-TICKのボーカリスト、櫻井敦司のソロの方にも楽曲を提供していました。

楽曲の方ですが、全体的にはデジタルサウンドをメインにギターを絡め、気だるい曲あり、可愛いポップな曲あり、タイトル曲「Sweet Oblivion」のようにちょいダークなのもあり…基本的に透明感があり耳触りは良いと思います。ボーカルもロリ声寄りで、基本可愛らしく歌っているのですが、時々毒を感じる歌い方にもなったり。

そして、個人的に本編CDより気に入っているのが、初回盤についているリミックスCD。具体的に言うとCUBE JUICEのリミックスが好みなんですが、所謂リミックスバージョンと思い浮かぶ、少しマニアックなものではなく、オリジナルバージョンより更にデジタル色を強め、リズムを強調したり、よりスペーシーな音作りにしたりしており、オリジナルより随分派手になった印象があります。実はこっちの方が聴きやすいような気も。リミックスと言うよりは、もう1枚別バージョンのアルバムを作ったといった感じでしょうか。実は再生頻度はこちらの方が高かったりしますw 作曲こそ星野が全曲していますが、音作りに関してはCUBE JUICEの役割が大きいのかもしれません。

BUCK-TICKの要素はあまり感じないので、バンドでの星野曲のイメージはあまり持たずに聴くのがいいかもしれませんね。エレクトロ・デジタルポップ方面好きな人には普通にお勧めしたいです。というか今Amazon見たら初回盤が半値以下、2枚組で1500円と輸入盤もびっくりの値段になってますし、聴いていない人はこの機会に買えば良いじゃない!(宣伝)

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SWEET OBLIVION(初回限定盤)SWEET OBLIVION(初回限定盤)
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