Gravel「So white love story -2ND SEASON-」(2010)
01.冷たい肖像 -LU-NA VER.-
02.Cry for Christ -RYU VER.-
03.Fiction-判決- -華脛 VER.-
作詞 01:華脛、LU-NA/02:LU-NA/03:RYU
作曲 01:LU-NA、華脛/02:LU-NA/03:LU-NA、RYU
編曲 01。02:LU-NA/03、RYU、LU-NA
発売日:2010/12/31
***
出ている枚数が少ないので早目に感想を…と思っている間に、他のサイトさんにも熱いレビューが載ったりと後乗せサクサク感爆発ですがご勘弁を(苦笑)
所謂同人音楽シーンで「past times memories of visual rock」を売り文句に、90〜00年代初めのインディーズV系(彼ら曰く「ジャリバン」)の音を今に体現している、RYU、華脛、LU-NAによるグループ「Gravel(グレーベル)」の3曲入りCD-R。こちらは2009年にリリースされたCD-R「So white love story -冷たい肖像-」のリメイクとなっており、自分はリメイク前の音源を聴いていないのですが、ボーカルは新録・ミックスもし直しているそうです。
以下各曲について。
01.冷たい肖像 -LU-NA VER.-
透明感のあるシンセが乗った疾走メロディアスチューン。ギターもジャキジャキ刻まれる方とクリーンな音色を弾いている方に分けられていたりと、正に白系疾走曲ど真ん中といった感じです。サビメロも切なさ全開、ラスト前にはシンセメインでテンポを落とし壮大感を出したりと、当時の王道の匂いがプンプンしますよ。ボーカルは物凄く上手い! …という事ではなく、序盤はちょっと走り気味にも思えますが、これさえも計算だったとしたら恐ろしい…w
02.Cry for Christ -RYU VER.-
デジタルチックなイントロから一気に激しく展開する、こちらはダーク寄りのアッパーな楽曲。
このシャウトが! 今のスタンダードである「ヴォーイ! ヴォーイ!」ではなく、エフェクトのかかった「ギャゥア! ギャゥア!」なシャウトが!! こちらの歌い方も、如何にも当時のダークV系ボーカリストだなぁとニヤニヤしてしまいます(いや、某アリエネマリアージュのノーマル歌唱なんて、最初聴いた時は引っくり返りそうになったものですよ…)。サビではどキャッチーなメロディーで疾走するのもツボ。いや本当たまらないですこれ。
03.Fiction-判決- -華脛 VER.-
ダダダダッ! ダダダダッ! というリズムが印象的な、こちらもエフェクトがかかったシャウトと早口の語り全開の、1分ちょっとの短い発狂曲。歌詞は勿論「アーティストの意向により歌詞未掲載」。
この曲、タイトルはROUAGEの「Creation -審判-」が元ネタなのかな? と思ったのですが、曲調と尺は寧ろ「ファンクション」っぽい気がします。
***
私があの頃のインディーズV系(ジャリバン?w)に手を出し始めたのが、オサレ系が躍進し始めた2002年頃からなので、正確にはリアルタイムで体験している訳ではないのですが; それでも彼らが、当時の音が好きで好きでその香りを体現しようとしているのは、懐かしさと共に感じる事ができました。
現在はインディーズでも音圧バッチリのメタル・ラウド寄りのバンドが多いように思いますし、現役のバンギャルさんが聴いて気に入るかまではちょっと分かりませんが、一昔前のインディーズV系に通っていた人ならば、ニヤニヤ出来る事間違いなしだと思いますよ。3曲300円という値段も、V系界隈の搾取値段に疲れたお財布に優しいですし(笑) こちらが気に入った人は、2009年に出たベスト盤「懺悔ノ終幕」の方もお勧めです。
***
あきばおーこく
ルーシーズポケット
オフィシャルサイト(試聴あり)
Myspace
※参考リンク
番外編:Gravel『懺悔ノ終幕 〜神従者ガ通リ過ギタ痕〜』 (pinkblood/管理人:行様)
懐古主義的V系同人音楽制作集団「Gravel」 (ヴィジュアル系CDショップ 販売&買取 ルーシーズポケットのブログ/上記通販サイト「ルーシーズポケット」店長氏のブログ)
01.冷たい肖像 -LU-NA VER.-
02.Cry for Christ -RYU VER.-
03.Fiction-判決- -華脛 VER.-
作詞 01:華脛、LU-NA/02:LU-NA/03:RYU
作曲 01:LU-NA、華脛/02:LU-NA/03:LU-NA、RYU
編曲 01。02:LU-NA/03、RYU、LU-NA
発売日:2010/12/31
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出ている枚数が少ないので早目に感想を…と思っている間に、他のサイトさんにも熱いレビューが載ったりと後乗せサクサク感爆発ですがご勘弁を(苦笑)
所謂同人音楽シーンで「past times memories of visual rock」を売り文句に、90〜00年代初めのインディーズV系(彼ら曰く「ジャリバン」)の音を今に体現している、RYU、華脛、LU-NAによるグループ「Gravel(グレーベル)」の3曲入りCD-R。こちらは2009年にリリースされたCD-R「So white love story -冷たい肖像-」のリメイクとなっており、自分はリメイク前の音源を聴いていないのですが、ボーカルは新録・ミックスもし直しているそうです。
以下各曲について。
01.冷たい肖像 -LU-NA VER.-
透明感のあるシンセが乗った疾走メロディアスチューン。ギターもジャキジャキ刻まれる方とクリーンな音色を弾いている方に分けられていたりと、正に白系疾走曲ど真ん中といった感じです。サビメロも切なさ全開、ラスト前にはシンセメインでテンポを落とし壮大感を出したりと、当時の王道の匂いがプンプンしますよ。ボーカルは物凄く上手い! …という事ではなく、序盤はちょっと走り気味にも思えますが、これさえも計算だったとしたら恐ろしい…w
02.Cry for Christ -RYU VER.-
デジタルチックなイントロから一気に激しく展開する、こちらはダーク寄りのアッパーな楽曲。
このシャウトが! 今のスタンダードである「ヴォーイ! ヴォーイ!」ではなく、エフェクトのかかった「ギャゥア! ギャゥア!」なシャウトが!! こちらの歌い方も、如何にも当時のダークV系ボーカリストだなぁとニヤニヤしてしまいます(いや、某アリエネマリアージュのノーマル歌唱なんて、最初聴いた時は引っくり返りそうになったものですよ…)。サビではどキャッチーなメロディーで疾走するのもツボ。いや本当たまらないですこれ。
03.Fiction-判決- -華脛 VER.-
ダダダダッ! ダダダダッ! というリズムが印象的な、こちらもエフェクトがかかったシャウトと早口の語り全開の、1分ちょっとの短い発狂曲。歌詞は勿論「アーティストの意向により歌詞未掲載」。
この曲、タイトルはROUAGEの「Creation -審判-」が元ネタなのかな? と思ったのですが、曲調と尺は寧ろ「ファンクション」っぽい気がします。
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私があの頃のインディーズV系(ジャリバン?w)に手を出し始めたのが、オサレ系が躍進し始めた2002年頃からなので、正確にはリアルタイムで体験している訳ではないのですが; それでも彼らが、当時の音が好きで好きでその香りを体現しようとしているのは、懐かしさと共に感じる事ができました。
現在はインディーズでも音圧バッチリのメタル・ラウド寄りのバンドが多いように思いますし、現役のバンギャルさんが聴いて気に入るかまではちょっと分かりませんが、一昔前のインディーズV系に通っていた人ならば、ニヤニヤ出来る事間違いなしだと思いますよ。3曲300円という値段も、V系界隈の搾取値段に疲れたお財布に優しいですし(笑) こちらが気に入った人は、2009年に出たベスト盤「懺悔ノ終幕」の方もお勧めです。
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あきばおーこく
ルーシーズポケット
オフィシャルサイト(試聴あり)
Myspace
※参考リンク
番外編:Gravel『懺悔ノ終幕 〜神従者ガ通リ過ギタ痕〜』 (pinkblood/管理人:行様)
懐古主義的V系同人音楽制作集団「Gravel」 (ヴィジュアル系CDショップ 販売&買取 ルーシーズポケットのブログ/上記通販サイト「ルーシーズポケット」店長氏のブログ)