イーハトーヴォ日高見
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1:堅雪かんこ しみ雪しんこ
2:つり鐘草は朝の鐘を高く鳴らし
3:風のマント
4:鋼青の空の野原/ケンタウル祭/本当のさいわい
5:つめ草の明かり/あのイーハトーヴォのすきとほった風
6:三十年という黄色な音
7:沼ばたけのオリザ
8:大空の滝/くろもじの木の匂い/雪は青白く明るく水は燐光をあげ
9:青いくるみ


1990年にリリースされた姫神のアルバムです。
姫神についての知識は殆ど無く、昔シングルの「神々の詩」を聴いていた程度なので、どのCDが入りやすいのかは解らないのですが、何となくデジタル+民族音楽といったイメージはありました。
このアルバムもシンセサイザーを中心にした楽曲達なのですが、あまり民謡色が濃い訳ではなく、全体にゆったりとした静かな曲が多くなっています。
最初に聴いた時はちょっととっつき難さを覚えてしまったのですが(神々〜の様な壮大な曲があるのをイメージしていたので)、何回か聞いている内、冷涼で静謐な雰囲気に包まれていくのが段々気持ち良くなっていきました。
個人的には4曲目の、「鋼青の空の野原〜」や「沼ばたけのオリザ」に冷たい感触を強く感じました。
モチーフは「銀河鉄道の夜」ですよね…?(子供の頃宮沢賢治の童話は一通り読んだのですがあまり覚えていない;)
BGMとしても邪魔にならず、でも頭にすっと入ってくる曲ばかりでとても良いのですが、どうやらこのこのアルバム、NHKが出したカセットテープ集「宮沢賢治童話集」の為に作られた曲が収められているという事だそうで、何となく納得しました。
そう言えば姫神はテレビ番組にも曲提供多かったですね。

姫神でメインコンポーザーだった星吉昭は2004年に亡くなってしまったのですが、現在は息子の星吉紀がプロジェクトを引き継いでおり、最近新しいアルバムが出ていました。
伝統芸能ではないところで看板の世襲がされるのは結構珍しい事なんじゃないかな、と思ってみたり。