傍観者|コノ罪ニツイテ…〜実の生る木は花から知れると教えよう…汚(よご)れた皆さんお久し振りです、汚(けが)れた皆様はじめまして…〜
boukansya

1:傍観者
2:コノ罪ニツイテ…

10年振りに復活を果たしたDeshabillzのシングル。
タイトル長い!w
Deshabillzや、解散後ボーカルSHUNのソロとして活動していたDomestic ChildのCDは何枚か持ったりしているのですがリアルタイムのリリースは初めてです。
Domestic Childから数えると4,5年振りかな?
Deshabillzでメインの作曲をしていたのはギタリストのSHI-NOでした。
しかし今回はボーカルのSHUNをメインとした復活、しかも作曲とプロデュースがKISAKIという事で、どんな音で来るのか全く想像がつかない状態だったのですが…。



1:傍観者 作詞:SHUN 作曲:KISAKI

かつてのデザビエっぽい曲作りにしてくるのかな、と思っていたら割と「今」のヴィジュアル系の音になっている印象です。
メロディアスで適度にヘビーと言うか。
曲自体は可も不可も無く…といった感じでしょうか。
それでも曲中に語りが入ると、やはりデザビエだと思いますね。
2曲目もそうなんですが結構語り入ってます。
SHUNのボーカルはあまりブランクを感じさせないというか、歌唱力も歌い方もあんまり変わっていませんw


2:コノ罪ニツイテ… 作詞:SHUN 作曲:KISAKI

ミドルテンポのロック。
こちらの方がかつての曲調に若干近い感じがします。
シンセ音も入っていますし、ほぼ全編に渡ってSHUNの話し声がヘッドホンの左右から聞こえますし。
サビよりも曲中に何度も入る「笑っていよう 語っていよう…」と歌と語りの中間位のテンションで繰り返す所が印象に残りました。
個人的にはこちらの方が好きです。


***

全然好みじゃなかったらどうしようかと思ったんですが、普通に聴ける2曲でした。
作曲者が違うので曲調も違って当たり前なのですが、思った以上に、「今は今」といった感じで作ってきている印象です。(今「神従者」みたいなクオリティで来られたら逆に凄いけど)
SHUN主体の活動である事やプロデューサー=作曲者である事を考えると、どちらかというと活動形態としてはDomestic Childに近いのかも知れません。
今月来月と新作ミニアルバムや過去の曲を集めたベストも出るみたいですし、ライブでは新旧取り混ぜていっぱいやりそうですね。