ショコラショコラ
Kaya Kei Suzuki

ネクストミュージック 2008-04-23
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01:ショコラ
02:Pourriture noble
03:ショコラ〜Sweet version〜
04:ショコラ〜Kayaless version〜

作詞:1〜3:Kaya
全曲作曲:Hora




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Kayaのメジャー1枚目のシングル、「ショコラ」の聴きました。
タイトル、カップリング共に作曲は以前ユニットを組んでいたSchwarz SteinのHora。
以前にもKayaソロにHoraが提供した曲はありましたが、シングルタイトル曲に使われるのはこれが初めてですね。

01:ショコラ

明るめのデジタルポップ。
明るいと言っても、同じくHora作曲の「Glitter Arch」の様なキラキラした感じではなくもう少しライトなサウンドだと思いました。
1stアルバムを通った人ならすんなりと聴けるのではないでしょうか。
歌詞の方は、以前からKayaが雑誌等で言ってきた「音楽」に対する考え方が示されていると思います。
「苦い過去は乾杯して さよなら」とか、らしいなぁという感じがします。


02:Pourriture noble

こちらはダークサイドといいますか…歌詞も曲もSchwarz Steinの「QUEEN OF DECADENCE」を思い出させるトランス要素の入ったダンサブルな曲です。
シュバルツ時代からファンの方は此方の方が馴染み易いかもしれません。
こういう病んだ恋愛感情を示した歌詞はKayaの18番に思えます。


03:ショコラ〜Sweet version〜

タイトル曲の別バージョンですが随分と可愛らしいアレンジになっています。
歌い方がいつもの歌い上げるやり方ではなく、高めの囁く様な声を出しており、まるで別人の様で驚きました。
「Hydrangea」でもこういう声を出していましたが、全編に渡って、というのは初めて聴きましたので。
こちらの方が「ショコラ」というタイトルに合っている気もしますよw
ギターにSugarのSIZNAが参加しています。


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1、2とも1stアルバム「glitter」の中に入っていてもおかしくないという印象で、メジャーデビューとはいっても今までと変わった方向でくる、という風でもありませんでした。(「glitter」自体曲の振れ幅がが大きいアルバム、という事もあると思うのですが)
私はどちらもすんなり気に入りました。
耽美なデジタルポップがお好きな方はどうぞ。(iTunes Storeで試聴可能)