優朗「UNHOLY3」(1999)
01:深海魚
02:COMBAT RED
「ジェフリー・ダーマーについて」
03:スティーヴン・ヒックス
04:オックスフォードアパート213号
05:謝肉祭
06:The Cannival Method
07:若き英雄の唄 (Molodaya Gvardiya)
全曲作詞・作曲・編曲:優朗
***
殺人をテーマにした、SPEED-iDのボーカル優朗の3rdソロCD。1999年リリース。
これも前作同様発売日が12月25日でした。
今作はアルバム内のテーマを「カニバリズム」に絞って製作されたらしく、そちら方面の方々の名前が出てきます。
以下各曲について。
01:深海魚
02:COMBAT RED
「ジェフリー・ダーマーについて」
03:スティーヴン・ヒックス
04:オックスフォードアパート213号
05:謝肉祭
06:The Cannival Method
07:若き英雄の唄 (Molodaya Gvardiya)
全曲作詞・作曲・編曲:優朗
***
殺人をテーマにした、SPEED-iDのボーカル優朗の3rdソロCD。1999年リリース。
これも前作同様発売日が12月25日でした。
今作はアルバム内のテーマを「カニバリズム」に絞って製作されたらしく、そちら方面の方々の名前が出てきます。
以下各曲について。
01:深海魚
語りとサビで構成されたダークな浮遊感を持った曲。
モチーフはアメリカの連続殺人犯アルバート・フィッシュ。
昔海外の凶悪犯罪史についての本を読んだ時に、最初に扱われていたのが彼だったのを覚えていた為か、初めてこのCDを聴いた時に一曲目からこいつかよ! と思ったのを覚えています。
低音で歌われるサビの部分がとても好きな曲です。
02:COMBAT RED
1曲目の終わりからそのまま入り、マシンガンの音からスタート。
リズム音がドコドコいうスリリングで激しい曲です。この曲アルバム内ではかなり好きですね。
歌詞は戦場での極限状況を描いているのでしょうか。(ベトナム戦争とかかなぁ)
因みにこの曲、当時優朗がプロデューサーをしていたレーベル「KEY PARTY」のオムニバスアルバム「KEY PARTY 2000」に、「HOLD YOUR KEY 2000」というタイトルで別バージョンが収録されているのですが、所属バンドのボーカルが入り乱れるお祭り曲と化しており、初めて聴いた時はかなりびっくりしましたw
03:スティーヴン・ヒックス
ここから「謝肉祭」までの3曲はアメリカの連続殺人犯ジェフリー・ダーマーをテーマにしたものとなっています。(ブックレットには「ジェフリー・ダーマーについて」というタイトルでまとめられています)
曲についてですが、タイトルはダーマーが最初に殺した男の名前から取っています。
3拍子で展開される、ノイズとピアノが絡む不気味な曲です。
04:オックスフォードアパート213号
タイトルはダーマーが暮らしていた部屋から。
比較的アップテンポの曲ですが個人的にはちょっと印象が薄い(苦笑)
05:謝肉祭
地面を這いずり廻るような曲調・ボーカル、解体された死体の描写とが相まって、とにかくへヴィで嫌な感じの曲(褒め言葉)。
ダーマー3部作(?)ではこの曲が一番好きです。
バックの呻き声やらSEが怖いw
06:The Cannival Method
ダーマー地獄を抜け出して、やっと若干明るめの曲が出てきますw
ラスト前の小休止的な感じもある、ちょっとダウナーでポップな曲。
といってもタイトル通り「カンニバル・メソッド」な訳ですが…。
07:若き英雄の唄 (Molodaya Gvardiya)
タイトルと同名の映画がありますが、こちらはロシアの連続殺人犯アンドレイ・チカチーロをテーマにした重たく行進するような曲。曲の最初と最後に子供の不気味な笑い声が入っています。
この人については一度ちゃんと本を読んでみたいと思いつつそのままになってます。
***
ソロ1作目「UNHOLY」では打ち込みが軽く聴こえるような印象もあったのですが、この3作目ではその点も改善され、ソロ3作の中では一番完成度が高くなっているのではないかと思います。
シリーズ通して言える事ですが、ダーク目のヴィジュアル系が好きでノンフィクションの人殺し曲に興味のある方は気に入ると思います。
ゴシックと言うにはかなり生々しいかも知れませんが。
語りとサビで構成されたダークな浮遊感を持った曲。
モチーフはアメリカの連続殺人犯アルバート・フィッシュ。
昔海外の凶悪犯罪史についての本を読んだ時に、最初に扱われていたのが彼だったのを覚えていた為か、初めてこのCDを聴いた時に一曲目からこいつかよ! と思ったのを覚えています。
低音で歌われるサビの部分がとても好きな曲です。
02:COMBAT RED
1曲目の終わりからそのまま入り、マシンガンの音からスタート。
リズム音がドコドコいうスリリングで激しい曲です。この曲アルバム内ではかなり好きですね。
歌詞は戦場での極限状況を描いているのでしょうか。(ベトナム戦争とかかなぁ)
因みにこの曲、当時優朗がプロデューサーをしていたレーベル「KEY PARTY」のオムニバスアルバム「KEY PARTY 2000」に、「HOLD YOUR KEY 2000」というタイトルで別バージョンが収録されているのですが、所属バンドのボーカルが入り乱れるお祭り曲と化しており、初めて聴いた時はかなりびっくりしましたw
03:スティーヴン・ヒックス
ここから「謝肉祭」までの3曲はアメリカの連続殺人犯ジェフリー・ダーマーをテーマにしたものとなっています。(ブックレットには「ジェフリー・ダーマーについて」というタイトルでまとめられています)
曲についてですが、タイトルはダーマーが最初に殺した男の名前から取っています。
3拍子で展開される、ノイズとピアノが絡む不気味な曲です。
04:オックスフォードアパート213号
タイトルはダーマーが暮らしていた部屋から。
比較的アップテンポの曲ですが個人的にはちょっと印象が薄い(苦笑)
05:謝肉祭
地面を這いずり廻るような曲調・ボーカル、解体された死体の描写とが相まって、とにかくへヴィで嫌な感じの曲(褒め言葉)。
ダーマー3部作(?)ではこの曲が一番好きです。
バックの呻き声やらSEが怖いw
06:The Cannival Method
ダーマー地獄を抜け出して、やっと若干明るめの曲が出てきますw
ラスト前の小休止的な感じもある、ちょっとダウナーでポップな曲。
といってもタイトル通り「カンニバル・メソッド」な訳ですが…。
07:若き英雄の唄 (Molodaya Gvardiya)
タイトルと同名の映画がありますが、こちらはロシアの連続殺人犯アンドレイ・チカチーロをテーマにした重たく行進するような曲。曲の最初と最後に子供の不気味な笑い声が入っています。
この人については一度ちゃんと本を読んでみたいと思いつつそのままになってます。
***
ソロ1作目「UNHOLY」では打ち込みが軽く聴こえるような印象もあったのですが、この3作目ではその点も改善され、ソロ3作の中では一番完成度が高くなっているのではないかと思います。
シリーズ通して言える事ですが、ダーク目のヴィジュアル系が好きでノンフィクションの人殺し曲に興味のある方は気に入ると思います。
ゴシックと言うにはかなり生々しいかも知れませんが。