一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

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ローズマダー五周年記念イベント「Deep forest」@池袋手刀 2011/11/15

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ローズマダー五周年記念イベント。自分的には手刀2days二日目(…)
こちらも出演順に。


Make
初見。オフィシャルサイト開設が今年9月頃なので、結成間もないのでしょうか。
メンバーのヴィジュアルがバラバラだったので(ギターの方の肩パーツが目立って目立って…w)どんな曲をぶつけてくるのか未知数だったのですが、じっくりと聴かせ引きこみにかかるようなセトリだったのかなという印象を持ちました。個人的には、3曲目MC前の和風旋律が映えるバラードが好み。
ボーカルさんのブログを読む限り「暗めのセトリにした」という事なので、普段はもう少し雰囲気違うのかも知れませんが。


MUNIMUNI
ドラムのバックに「SADISTICAL PUNK」の幕が……。ベーシストの方がTESTUからTOSHIに改名してから初めて鑑賞しましたが特に大きな変化もなく(笑)、安定して浮遊感ある怨霊サウンドを聴かせてくれました。個人的に、ラストで久々にフッフーが聴けたのが嬉しい。いい加減他の音源にも手を出してみようかなぁ……。


101A
4ヶ月振りの鑑賞。前回観た時はゆったりめの曲がメインでしたが、今回は同期を使いながらも3ピース編成の音をメインに攻めてきた印象で、今まで観た中では一番オーソドックスにバンドバンドしていた気がします(個人的にはもうちょいダウナーでも良かったのですが…)。終盤、これまた久しぶりに、現在唯一持っている彼らの音源「Miranda Lethal Weapon」を演奏したのも嬉しかったですね。多分初めて彼らを観た時以来に生で聴いたので……6年振り? うわぁ……。


highfashionparalyze
登場SEがひどくゴキゲンな曲だったのでちょっとびっくり(情報求む…)。そしてKazumaがハート型の赤い眼帯を着用してて更にびっくり。何というか……このドス黒い楽曲陣の中で見ると凄いインパクトだw 1曲目の途中ですぐに外してましたが。
以前から音源収録曲の細かい所が変わってきているように思っていましたが、特に「蟻は血が重要である」はaieのギターのフレーズが音源に比べかなり変わってきており、本当に即興でやっているようにも思えたり。そしてKazumaさんがネチッこくシャウトする割合がどんどん増えていくという……。
これまでのライブでもやっている「I kill my shadow〜」の曲がどんどん気になってきているので(今回は1曲目でした)、そろそろ次の音源もですね…(チラッチラッ

※セットリスト
タイトル不明
spoiled
蟻は血が重要である
形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが
タイトル不明



ローズマダー
昨年12月に観た時はオープニングアクトでしたが、今回は主催ということで時間もたっぷり……という訳でも無かった気がしますがそれはともかく。
今回から新しいサポートベーシストが加入という事で軽く紹介の時間もあったのですが(Chiroさんという人でした)、長髪+黒服という出で立ち+前からサポートしているギターはCalmando QualのTakという事で、一気にフロントの絵面がヴィジュヴィジュしくなったような……w
そこまで詳しく知っているバンド(mimiさんのプロジェクトという形態ですが)ではないのですが、女性ボーカルながら王道メロディアスV系に通じるような楽曲が多い印象がありました。MCでハイファッション二人の過去バンドのファンだったという事も言っていたので、その辺りにルーツがあったりするのでしょうか。

昨年のライブ感想でも書いていたのですが、ボーカルの高音が軒並みヨレてしまっていたのがちょっと残念だったかなと。力強く張り上げて歌い上げる時は問題無いのですが、裏声になると危なっかしくなる事が多く曲の世界に入り込みづらい事がしばしば……。結構凝ったセットも用意し、ステージの狭さを感じさせない動きの大きいパフォーマンスも決まっていたと思うだけに、余計にもどかしいものがががg
活動年数に対してあまりライブをやっていないっぽい? ので(アンコールも今回初めて応えたとの頃)、場数を踏んでいけば良い方向に行けそうなのですけどね。

***

振り返ると、暗黒寄りの2バンドを挟んで出演順の緩急も良くついていたイベントだったのではないでしょうか。今思えば、Kazumaさんのハート眼帯は彼流の5周年祝い的なアレだったりした……のか?w

Calmando Qual Tak & k-个 Birthday Presents [HAUNTED PARTY!!]@池袋手刀 2010/12/22
20101222


Calmando Qualのk-个とTakの誕生日が近い(それぞれ12/21、22)という事でこんなタイトルが冠された……と思われるイベントへ行って参りました。この日の東京はやたら暖かかったのですが、12月にもなってライブハウス内の空調から冷たい風まで吹いてくるとは…。

以下出演順に。


ローズマダー(オープニングアクト)
女声ボーカルmimiによるソロプロジェクト。赤く長い衣装を着て、ステージ上でゆらゆらと舞うように動いていました。
楽曲としては、和風な激情ロック要素あり、V系的な疾走メロディアス曲もありと、今回の面子の中では一番メジャー感があり聴きやすい印象を受けました。自分の知っている所だと、大鴉などに近い感じも。それでマイスペのプロフィール見ると、影響受けたアーティストにALI PROJECTやTM NETWORKを挙げているのがまた面白いと言うか。
歌っている際、声が時々よれよれするのがちょっと気になったかな? 強く歌い上げる部分は問題ないと思うのですけど。そして、サポートギターの人、Takさんに似てる?…と思ったら本人でしたw この人色んな所に参加してますね。
終演後、物販でCDを購入。


THE LECHERY FROM MARS
Myspaceで試聴したイメージでは、王道ロックバンドかと思っていたのですが、ステージに出てきたら黒服にゴスメイクでびっくり。しかし意外にも、骨太でしゃがれたボーカルやゴツゴツしながらも陽気な楽曲には合っていたように思います(公式曰く「ガレージ・ゴス」らしい……確かに!)。ローズマダーに続き初見でしたが、結構ノリ良く楽しめました。カッコ良かったですよ。
それにしてもベースの人が、スキンヘッド+顔面ピアスだらけ+パンダメイク+長いアゴヒゲで物凄い事になっていたのですが、後でオフィシャルサイト見たら、SPEED-iDやDEMONS、COALTAR OF THE DEEPERS等で活動してきたTSUYOSHIだと知り更にびっくり。DEMONS何度か観てるんですが全く気付きませんでした…いやそれ位凄い出で立ちだったんですってw


highfashion paralyze
今年結成された、元Merry Go Round、元Smellsの真と元deadman、元the studs、the god and death stars等のaieによるユニット。Smellsではギターレス編成でしたが、今度はボーカルとギターのみというこれまたシンプルな編成です。
取りあえず今回のお目当てだったのですが……何て誕生日イベントにそぐわない人達なんだ!(※褒めてます)。何だかんだでポップなバンドで占められたイベントの中では物凄い異物感。Smellsからほぼ5年振りに見ましたが、KazumaさんはKazumaさんでした…オーラ放ちまくり。しゃがんで歌っていることが多く、若干見難かったですが。
曲調としてはゆったりとネチっこい曲を中心に、ボーカルとギターでお互いちれぢれに色を付けていく感じでしょうか。ボーカルメインのユニットかと思いきや、長目にギターが刻まれる所もあったり。aieは殆ど動かず演奏に徹していましたが、先月同じ人を同じハコで見たばかりなのにこうも見え方が違うとは。次のCalmando Qualでは「今日は皆さんの魂を頂きに参りました」とのMCがありましたが、リアルに魂を取っていったのは間違いなく彼らでした。
メリゴ・Smells以上に人を選びそうですが、とにかく活動を続けて欲しいなと。またMP補充して観に行きたいです。


Calmando Qual
Twisted Clock時代に見てから約2年振りの鑑賞となりましたが、一気に濃くなったヴィジュアル含めかなり雰囲気変えてきた感じが。取りあえずボーカルHibikiによる興行主キャラの胡散臭さが尋常じゃないw(髪の爆発具合も尋常じゃない) 「違うのかい!? どーなんだい!? ハッハァ!!」と繰り返されていた煽りが、今になっても妙に耳に残っています。
以前見た時に比べると、重ためのデジロックからバンドサウンドメインのホラーパンク的な楽曲にシフトした感じを受け、これはこれで非常にカッコイイじゃないかと。一応、名義戻してから最初に出た「doors」は聴いていたので、ある程度予想はしていましたが、今はこういう音の方が間口が広かったりするのかもしれません。しかしその中でも、2004年に出たシングルから「insanity」を聴けたのはちょっと嬉しかったり。ダメ元で手持ちのCDを予習しておいて良かった…。
途中で、ライブでは恒例? と思われる、観客にジャンプさせるパートがあったのですが、
「今日は特別な日だから……Xジャンプにしよう!
…まさかCalmando Qualのライブで、人生初のXジャンプをすることになるとは…。

アンコールではケンカ、Tak両氏にケーキ贈呈→Hibikiを中心にハッピーバースデー合唱→入場時に配られたクラッカーでお祝い、という流れの後、来年5月にここ池袋手刀にて結成10周年ワンマンを行います、というアナウンスが。因みに、アンコール時のHibikiのキャラは素に戻っていましたw
ラストは、こちらも前からある「ANTI FLAG」でアッパーに〆。こっちはお客さんの反応的に、こっちはライブでも定番曲という感じがしました。

***

ハイファッションで非常にぐったりしましたが(※繰り返しますが褒めてます)、見応えある3マンでした。Calmando Qualの方向転換もありますが、こういうコミカルホラー味付けのバンドって、何気に増えていたりするのかなぁ…。

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