Revo & 梶浦由記『Dream Port』(2008)

CD
01.砂塵の彼方へ…
02.sand dream

作詞 01:Revo & 梶浦由記
全曲作曲:Revo & 梶浦由記
編曲 01:Revo/02:梶浦由記

Compose、Arrange(01)、Lead Vocal(01):Revo
Compose、Arrange(02)、Lead Vocal(01)、Chorus Works(01)、Chorus(02)、Keyboard & Programming(02):梶浦由記


DVD
砂塵の彼方へ… from Revo & 梶浦由記 Presents「Dream Port 2008」神戸ワールド記念ホール 2008.04.29

発売日:2008/06/18
品番:KIZM 15/16


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Revoと梶浦由記の共作として、2008年にリリースされたシングル。タイトルの『Dream Port』は、本作に先駆けて行われたライブイベントの名前から採られたものです。
トラック数は2つですが、これはRevo・梶浦で共作した楽曲のアレンジ違いという形になっており(Revo編曲の01、梶浦編曲の02)、「砂塵の彼方へ…」イントロ、トラック間、「sand dream」アウトロに、それぞれ同一のアコギパートが挿入されていたり、全編にわたりバックで流れる風のSE等からも、事実上の1曲をループさせようとする意図が感じられます。
ボーカル・楽器隊は、両者のプロジェクトであるSound Horizon・FictionJunction・Kalafinaレギュラーメンバーからの参加がメインとなっています。※参考


01.砂塵の彼方へ…
女性ボーカリスト達が入れ替わり立ち代りメインを執る、ゆったりとしたバラード。
そのコーラスワークやストリングスによって、切ないメロディーが乗る壮大なアレンジになっているのですが、個人的にサビメロが煮え切らないというか、正直盛り上がりに欠けるかなという印象が。
が、その印象を吹き飛ばしたのが後半の大サビを中心とした盛り上がり。SHの「ハジマリのChronicle」を彷彿とさせる、開けたキャッチーなメロディーにガッチリ掴まれ、そこまでは控えめだった演奏陣によるここぞとばかりのソロ合戦、ラストのRevo・梶浦ツインボーカルから始まる合唱パートでエンディング、という流れが心地良すぎてもう。ああもう。
イベントテーマ曲として作られたということもあり、ライブ終わりに観客を巻き込んで歌う図が非常に映えそうなイメージがあります(私自身はイベント見ていないのですが、DVD映像見る限りそんな感触)。

02.sand dream
こちらは、フルートソロから始まりパーカッションと多重コーラス(造語かな?)をメインとしたアコースティック・民謡色の強いインストナンバー。
「砂塵の彼方へ…」では煮え切らないと感じた前半のメロディーですが、こちらでは非常に哀愁たっぷりで異国感を感じるものとなっており、両者のアレンジの違いが感じられるのが面白い。両作曲者にクサさを求める人にとっては、こちらの方がより魅力的に聴こえるのではないでしょうか。
雑誌媒体等のインタビューを読んでいないので、あくまで想像なのですが、前半が梶浦中心、後半がRevo中心に作曲されたのかなと感じる2バージョンでした。

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実質1曲にライブ1曲+ミニ写真集が付いて1800円という値段設定をどう思うかですが、どちらかの作曲者が好みであれば手に取る価値はあるかと。

ここまで書いてきて、「砂塵の彼方へ」が「伊集院光のばんぐみ」エンディングテーマに一時使われていたことを思い出しました(当時のキングレコード所属アーティストの曲が、短期間で変更され流されていた記憶が)。番組内容との取り合わせの凄さが……(笑


試聴あり
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