一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

タグ:DISH

PAP_0049


コミケ翌日は久しぶりのハイファッションパラライズ、久しぶりの手刀……というか久しぶりのライブ鑑賞。
DISHの根本コウヘイバースデーイベントだったのですが、丁度帰省に伴う終電的な理由により、トリだったDISHは途中退出……残念。

とりあえず出演順に。


O.A.有名人オブザディーパーズ
Vocal:摩天楼(munimuni)
Guitar:渋谷ヒロフミ(DISH)、工藤鬼六(カラビンカ)
Bass:根本コウヘイ(DISH)
Drum:Be...S(L'eprica)

による、コールター・オブ・ザ・ディーパーズのコピーバンド(面子合ってますかね?)。
とにかく摩天楼さんの出で立ちのインパクトが強すぎてもう。浴衣にあの不思議な形のサングラス……サングラス? は何だったんでしょう。コピー元の曲を知らないため楽曲的なアレは何とも言えませんが、皆さん楽しそうに演奏していたような。轟音気味のサウンドだったためか、munimuniに比べると拍子抜けするくらいボーカルは埋もれてましたが……。合間に工藤さん(※ネルフTシャツ着用)によるハッピーバースデー独唱もあり。


dieS
他のサイトさんによるライブレポや音源レビューで気になっていたバンドでしたが、今回初の鑑賞となりました
ボーカルとベースが正式メンバーで他はサポートメンバーなのですね。上手ギターとしてCalmando QualのTakが参加していました。
そのボーカルの荒瀬大、他の方の感想にもありましたが、確かにBUCK-TICK櫻井敦司を彷彿とさせられるなぁと(声質と言うよりは、(聴き取れる範囲での)歌詞選びや歌い回しが近いのかな?)。楽曲も「Six/NiNe」や「十三階は月光」辺りを思い起こさせる、耽美ながらメジャー感も感じさせるものがメインだった印象でした。後2度目のMC後披露したバラードは、活休明けのLUNA SEAっぽい…というか90年代後半の王道V系といった印象だったり。ラストはハード寄りな曲でしたが、手刀のフロア前半分がヘドバンゾーンと化したのが壮観でした。

確かにこりゃ格好良いですぜ、主人。実はこれ書きながら物販で購入したアルバムを聴いているのですが、こちらもツボですよ……。

セットリスト(参考:オフィシャルサイト)
birthday
シャーマン
fucker
(MC)
Honesty
(MC)
MA(裸)RIA
バーサーカー



dibs
ROUAGEの元ギタリスト、梨華がギターボーカルを務めるスリーピースバンド、というかもうこちらの活動の方が長くなっていますけれども。名前自体は結成頃から知っておりCDも何枚か聴いていますが、実際に鑑賞するのは今回が初めてでした。
初っ端から梨華の「根本ォォォォォ!」コールにビビる(笑)

私が聴いた範囲のCDでは、暗めのグランジロックといった趣の曲がメインな印象でしたが、今回はアッパーな楽曲も披露しており、思ったよりノリ易かったでしょうか。好みにストライクかと聞かれるとちょっと違ってくるのですが、10年前のシングル曲をセットリストに組み込んでいたりと(勘違いでなければ「花のように、、、」でした)、ブレが少なく活動できているのが、前のバンドに比べ規模はだいぶ小さいながら長く活動出来ている秘訣なのかなと思ったり。

因みに、退場間際にも「根本ォォォォォ!」をいただきました。


highfashionparalyze
カメラ撮影が入っていましたが、何かの媒体で使われるのかしら。aieは割とラフな服装、対するkazumaは黒ジャケットに黒い眼帯とオーラと併せて黒々しい出で立ちでした。
個人的に昨年11月以来の鑑賞でしたが、その時のレポを見ても「I Kill My Shadow」が気になっている様子……音源化マダー? 今回セトリの半分以上が未音源化曲だったのもあり、そろそろ何らかのお知らせが欲しい所。対するCD収録曲は更に即興性を増してきた気がするのが面白い。久々にMPをガッツリ奪われました。

また4曲目、どこかで聴いたようなメロディー……と思っていたのですが、これDEAD OR ALIVE「YOU SPIN ME ROUND」のカバーですよね?(追記:kazuma氏のtwitterアカウントよりセットリストを確認しました) 凄いわ……原曲のあのパーティー感をここまで皆無にアレンジするhfp凄いわ……(褒め言葉) 最近のライブでレギュラー入りしているのでしょうか。こちらも是非音源化をですねry

セットリスト(参考:Twitter)
XX(「I Kill my shadow」?)
脳内に
MYFUNNYVALENTINE
YOU SPIN ME ROUND(DEAD OR ALIVEカバー)
蟻は血が重要である
spoiled


***

前述の通り、メインアクトのDISHで途中退出しなければならなかったのが心残りでしたが、久々にライブハウスに居られたので概ね満足なのでした。そして手刀で飲む日本酒は美味しいのでした…。

L'eprica+DISH+emmuree 東名阪tour final 3man GIGS「a scene of bloodshed 【AUTUM SONIC】 micky birthday happy!!」@池袋手刀 2011/11/14

PAP_0045


L'eprica、DISH、emmureeと、音源を多く聴けては居ないものの気になるバンド達の3マンライブ、こりゃ観るしか無いだろジャスティスという訳で池袋手刀へ行って来ました。ディッシュとレプリカは初見だったのですが、あまりそんな気がしないのは、ついこの間の高田馬場エリアでも観た、NOISY CROWDSの楽器隊が綺麗に3バンドに分かれているからでしょうか。

以下出演順に。


DISH
開演ギリギリに到着し、ほぼ間を置かずに登場。ノイジークラウズでも結構主張するコーラスをしているギターボーカルのシビィですが、メインとなると更に激情的な声を聴かせてくれました。オムニバスや試聴等でも感じた、V系のメインからは少し外れた印象の轟音ギターロックなのですが、これがすこぶるカッコ良い。サポートドラムを入れたスリーピース編成なので、動きは少ないのかな? と思っていたのですが、観客側にネタ混じりのアピールをしたり、変なポーズ(手で「D」の文字? (…チラと調べたら、こちらもアンミュレと同じく、レプリカのパフォーマンスを拝借しているらしい…w))をしたりと、なかなかフリーダムでもありました。終盤はワンマンと見まごう程の盛り上がりを見せていましたよ。
尚、後ろ2バンドがそれぞれのカバーを披露していたので、彼らもアンミュレかレプリカのカバーをしていたた思うのですが、曲目についてはちょっと分からず…。ダークなバラードが1、2曲演奏されましたがそれかな?


emmuree
私の手元にあるアンミュレ単独音源は、「祈り」から一気に飛んで最新作「灯陰」で、今回はそちらからの楽曲は披露されなかったのですが、それが気にならない位仄暗いステージがしっくりきたと言うか。1曲目で、ボーカルちょっと本調子じゃないかな? と思ったりしましたが、そこから先は良く通っていた気がします。アルコールが効いてほろ酔いつつの鑑賞でしたが、ちょっと怖い想のボーカルとハルカのキョワーンとしたギターが凄く気持ち良かった……アンミュレには日本酒が合います!(笑
こちらも途中でレプリカとディッシュのカバーを披露(DISHは「リストカットベイビィズ」で合ってますかね? 本家とはまた違った雰囲気でした)。また、想さんがレプリカの曲前パフォーマンスを拝借していました……w
終演後、昨年出た会場限定CD「真っ赤な林檎」を購入。


L'eprica
ギタリストとベーシストが年内いっぱいで脱退するため、私がこの編成で見られるのは最初で最後になりそうなレプリカ。
事前の印象ではラルクラルクしたイメージがあり、実際初期ラルクぽっさを感じる曲もあったのですが、その辺りの影響は軸にありつつ、メロディアスだったりモダンで攻撃的な楽曲も披露したりと、上手く今の流れに乗せてきている印象を持ちました。ふとした拍子に一気にメジャーになりそうな気もしますが、今年で一旦活動が止まりそうなのがちょっと惜しい気もします。取り敢えず、今回観る事が出来良かったっす。
ラストは、先程アンミュレが披露していた曲のカバー(「ライラライ」の繰り返しが印象的な曲でした)。本編の〆が共演者のカバーというのも面白い。


・アンコール(セッション)
アンコールは、まず先程のレプリカ+想+シビィによるセッション。恐らくレプリカの曲でしょうね。三者三様といった印象のボーカルを披露していましたが、想、シビィ両氏のカンペを隠そうともしないステージングに潔さを感じたり。
その後は出演者全員によるセッション……の前に、イベントタイトルにもあるレプリカのベースmickyへのケーキ贈呈やクラッカーといったサプライズが。ミッキーさん、シビィさんに色々弄られてたなぁw そう言えば、アンミュレでのハルカさんは無茶振りをしないキャラなんでしょうか……。

ラストは、DISHサポートドラマーTSUTOMU氏が所属するバンド:bastardの「60億の小さな命」を演奏。ダークな出演バンド達が明るい曲調に乗せ、楽しそうにマイクをやり取りする姿は印象的でした。DISHのベーシスト根本コウヘイ氏が、中々イイ声をしているのにちょっと驚いたり、こういう場の想さんは両手を挙げてちょっかいを出す動きをやっぱりするのねと思ったり。
単体では明るいバンドなんて居ないのに、終わった後のこのほっこり感は何なのか!w

***

いやー、とにかく行って良かったと思えるイベントでした。
これ書いている当日にも、highfashionparalyze目当てに手刀行く予定なので、そちらのレポ的なものもその内…。

2011/03/15@池袋手刀

取りあえず一人で部屋にいるより気持ちが楽なのでした(家に居なければ結果的に節電も的な…)

スケジュールが空いた池袋手刀で何か出来ないかという事で、MUNIMIUNIの摩天楼やemmureeの想らによって当日に急遽決まったイベント、というか演奏付きの飲み会というか…とにかくそんな感じ。入場は無料でドリンクカウンターに赤十字宛の募金箱が設置されていたり(過去行った手刀イベントのチケ代程の額を募金させて頂きました)。正式に開催がアナウンスされたのが開演の約1時間前だったりしましたが、冒頭の理由もありバンギャルさんの中で気まずい思いをするのを覚悟の上でwフラっと潜ってまいりました。
それでも開演から30分ちょっと過ぎてから入ると、用意された椅子はほぼ満杯でびっくり。というかテーブルが設置されている事にもびっくり。人が増えたためか、途中から出演者用のテーブルがステージに用意されていましたよ。普段お客さんが入るスペースの後方(物販とかが置いてある)に、出演者が入れ替わり立ち代わりで演奏するまったり進行でございました。基本マイク・アンプ無しのアコギ弾き語り+時々ドラムスタイルでしたよ。

事前に摩天楼さんのブログにも出演メンバーが暫定で書かれていましたが、蓋を開けてみれば無料というのが信じられない位の面子の豪華っぷり。
自分が分かった範囲だけで、


想(emmuree…【サイレンス】)
ハルカ(emmuree、NOISY CROWDS)
摩天楼(MUNIMIUNI)
渋谷ヒロフミ(DISH)
ササブチヒロシ(カッコー、元Plastic Tree)
aie(the god and death stars、highfashionparalyze、元deadman、元Lamiel)
Kazuma(highfashionparalyze、元merry go round、元Smells)
板谷祐(新宿心音会板谷祐、元CRAZE、元ZI:KILL etc)
Hibiki(Calmando Qual)



改めて書くと本当にパネェ…。
特に、途中からKazumaさんやTUSKさんが入り口から普通に入ってきた時は軽くどよめきが起こっていました。ちょっと自信が無いのですが、amber grisの殊やKYOKUTOU GIRL FRIENDの林田倫堕も出ていたと思います。
自分も今回はまったり体勢での鑑賞でしたので、印象に残った所をざっと箇条書きしますと、


・aieさんのジャケット、チャックが壊れており金具が外せないということで、チャックを下まで下ろした後は腰からズボンのように脱いでいました。何故今それを見せる…w
・ハルカさんは当初出演の予定はなかったそうですが、たまたま近くに居たということで開演30分位前になって想さんに回収されたそうです。想+ハルカでアンミュレの曲を3つ演奏しましたが、「angel's watercolor」と「祈り」の間の曲(多分「strawberry」かな?)が妙にgdgdで笑いが…ワザとだったんでしょうかw しかしマイク無しでも想さんの声は良く通るなあ。
・Kazuma+aieのhighfashionparalyzeバージョンによる、まさかの「桜の満開の木の下で」。メリゴは初ライブが解散ライブでしたが、およそ7年ぶりにこの歌が生で聴けるとは思わず感慨深い思いになったり。前述の通りまったりムード、テーブルにはお酒のカップや歌詞表(?)、携帯などがゴッチャリ、メンバーも皆私服(多分)でしたが、この時ばかりは空気が張り詰めていたような気がします。その後楽屋に戻るKazumaさんの後ろでさっき脱いだジャケットを再び足から着るaieさん。台無しだよww色々台無しだよwww
・途中から、演奏終了後にアコギを使った一発芸を振られる流れに。
・TUSKさん入場直後に、ZI:KILLの「SUICIDE〜想い出なんて〜」のカバー披露あり。多分これを歌っていたのが林田さんの筈。
・その後、そのTUSK+渋谷による演奏。こちらはZIGGYの「GLORIA」を演奏した後、「DISHの新曲です」と言って「ハナミズキ」(一青窈のアレ)を歌っていました。今思うと物凄い物見ちゃった気が…w
・摩天楼さんはMUNIMIUNIの「Beat for you」を披露。ライブではいつも髪が顔に掛かって怨霊のような佇まいですが、今回は想さんと共にゆるく司会役をしたりと中の人? が出ていて面白かったですよ。
・その後だったか失念しましたが、想、ハルカ両氏が加わってBUCK-TICKの「Jupiter」や河村隆一の「I love you」も披露。話には聞いてましたが、想さんの隆一が物真似じゃ利かないレベルでヤバい。声溜めすぎて演奏止めるとかもうね、もうねwww
・終盤に入ってきたHibikiさん、お酒が入っている他のメンバーのノリに微妙に困惑気味? 「ロックンロール!!」を言わされていましたw 演奏後、やはりギターを使った一発芸を振られる→想「テニス・卓球のラケットとかカブトムシの角とかはもう出てるからね」→Hibiki「…すみません! 思いつきません!(笑)」→想「あるよ。『これはベースです!』とか」→客「えぇ〜…」 想さん……w

終演直前に地震が起こり少しドキッとしましたが、特に大きな混乱もなく。
ラストは、ハルカ:メインボーカル・想:バックコーラス(?)・aie、渋谷:ギター・ササブチ:ドラムによるセッション。1曲目は長渕剛の「Captain of the ship」でしたが、想さんが途中「ヨーソロー」のタイミングを間違えるw ハルカさんはボーカリストではないからか、声は良く聞こえなかったのですが、この際楽しければ良いですよね。
オーラスは5人全員で弾けた曲をやってお終い。「ギー! ギー! ギー!」「銭よこせー!」の掛け合いが面白かったのですが、この曲何だったのでしょう…こちらも長渕かな?

最後はハルカ、想による挨拶も。うろ覚えですが書き出してみますと、
ハルカ「地震や原発の報道の事があるけど、今だけはそういう心配事を忘れられれば。俺たちはインディーズバンドだから、何があっても音楽をやっていくしかない」
想「自分達は何も出来ないかもしれないけど、プロの人を応援する事は出来る。バンギャル・バンギャル男は応援する事にかけてはプロだろう?

***

この後も飲みタイムは続いていたようですが、ひとまずこれでお終い。自分も電車の時間があったので退散しました。
本当に突発的なイベントだったのでしょうが、その辺の空気も含めて思いっきり笑えましたし楽しかったですよ。


続きを読む

V.A.「XIII FILE Vol.1」(2010)

01.chaos system / FLASH BACK
02.Schwein / ugly
03.SaTaN / The Revenge of Toys
04.弾丸少女 / 幻影花
05.カル・ヴァリ / シュガーノイズ
06.パニックちゃんねる / EMERALD
07.L'eprica / Sephirothic tree
08.朱鷺 / 「眠れる森・・・」
09.DISH / ハニィドンクライ
10.CROSS BREED / SHADOW
11.BALLAD. / サイネリア
12.ElDorado / ノスタルジア
13.Deflina Ma'riage / True

発売日:2010/02/17
品番:TMD-003


***

ヴィジュアル系レーベル「THIRTEEN MUSIC」がリリースされたオムニバスアルバム。レーベル所属バンドはchaos system、弾丸少女、CROSS BREED(と解散済みのDeflina Ma'riage)ですが、他にも結構気になる面子が多かったので手を出してみました。結構前に解散したElDoradoの曲も何故か入っていたり。


01.chaos system / FLASH BACK
作詞:狂華、TOMO 作曲・編曲:Hi-Ball

元Aliene Ma'riage、元Deflina Ma'riageの狂華、元DEFLOWER、同じく元Deflina Ma'riageのTOMOが在籍している、かつての所属レーベルだったKEY PARTYのバンドが好きだった人はちょっと気になるかも知れないバンド。このバンド自体は結構前から活動していましたが、現在オリジナルメンバーは狂華だけかな? 一時期はツインボーカルだった時期もありましたが…。デフリナ結成のため活動が止まっていましたが今年になって活動を再開しました。
楽曲の方ですが、狂華の凶暴なシャウトと打ち込みも交えたザクザクとした攻撃的なサウンドでもって爆走しています。サビでは少しメロディアスに歌っていますが、左右でシャウトしまくりなのであんまり落ち着いた感じはしません。アリエネの頃のキ○ガイじみたシャウトに比べると、随分まとも(?)になったなぁとも思いますし、この手のラウド方面のバンドは現在飽和状態な気もしますが、変にキャッチーに持っていかないからか、ここまでやりきられるとやっぱり気持ち良いですね。でもこの曲、クレジット見るとエンジニアによる作曲になってるんですが…。

オフィシャルサイト

02.Schwein / ugly
作詞:ヒナ 作曲:耶要 編曲:Schwein

ボーカルのヒナはサリーやhurtsで活動していた人ですね。オフィシャルサイトを見ると同名の曲が配布シングルとして出ていますが、その音源をそのまま使っているのかな? こちらもchaos system同様、攻撃的なサウンドで疾走しており、耽美さを排してひたすら激しさを追求している印象。歌詞が載ってないのですが、聴いてみる限り、かなり直接的に下品な言葉がひっきり無しに出てきてますし…w 間奏ではギターが高速でピロピロしたりもしていますよ。

オフィシャルサイト

03.SaTaN / The Revenge of Toys
作詞・作曲:Shinya & HI-NA

一時期マイスペを延々と聴いていたりと気になっていたバンド。サイトの試聴のイメージ通り、ダミ声ボーカルにゴリゴリした激しめのバック、でもメロディーは人懐っこくてユーモラス…これは面白いw ちょっとチープなデジタル音もいい味を出しています。一言で言うなら邪悪なディズ○ーでしょうか。この後に出たアルバムにも入っているみたいですね。

オフィシャルサイト(NEWSページからCD視聴ができる販売サイトへのリンクあり)
MySpace

04.弾丸少女 / 幻影花
作詞・作曲:弾丸少女 編曲:TOMO、弾丸少女

NOi'X、モル・ノヲド等で活動してきた詩那を中心としたバンド。ミニアルバム「幻影花」からの収録になりますが、ちょっとダーク寄りのパンクチューンと、上に挙げた2つのバンド中間のような曲を持ってきた感じが。ベタッとしたボーカルがちょっと好みを分けそうですが、割と聴きやすくはあるかな? 今まで出た2枚のCDでは、曲タイトルを変えてNOi'Xのセルフカバーもやっているので興味のある人はどうぞ。

オフィシャルサイト
itadaki(試聴あり)

05.カル・ヴァリ / シュガーノイズ
作詞・作曲:シネマ 編曲:Kalvary

初聴きのバンド。沈んだダークな展開から、サビでは切ないメロディーを歌い上げるミディアムポップナンバーになっており、ピアノの音がその切なさを一層かき立てているように感じます。オフィシャルで他の曲も一通り視聴してみましたが、そちらはもっとアッパーな曲も多く、キラキラしたシンセを前面に出しているみたいですね。ポップなV系バンドが好きな人は気に入りそうです。

オフィシャルサイト(試聴あり)

06.パニックちゃんねる / EMERALD
作詞:MEGURU 作曲・編曲:パニックちゃんねる

名前だけは6、7年位前から知っていましたが、音を聴くのは初めてのバンド。名前と活動期間からして、王道オサレ系バンドなのかなと勝手に思っていたのですが、コッテコテなルックスにびっくり。楽曲の方もそれに違わぬ、ギターと薄く乗るシンセで引っ張るちょっとダークなメロディアス疾走曲と、これまたヴィジュアル系の王道。正直名前で敬遠していた部分があったのですが…ベタといえばベタな曲調ですが普通に好きです、これ。
オフィシャル見たら、コテ方面の時は「パニックちゃんねる」、オサレ寄りな時は「PANIC☆ch」と名義を分けているみたいですね。しかし字面からのイメージって怖いなぁ…かつてのダーク系バンド「Madeth gray'll」を「までぃす☆ぐれいる」と表記するだけで随分と…ほら、ねぇ?w

オフィシャルサイト(試聴あり)

07.L'eprica / Sephirothic tree
作詞:raya 作曲・編曲:L'eprica

2ndシングルからの収録。
他サイトのレビューを見て気になっていたバンドだったのですが…やられました。浮遊感のある冷たいシンセをイントロにゆっくりと展開し、サビで一気に歌い上がるバラードなのですが、予想以上のスケールの大きさとダークさを持って迫ってくる感じがたまりません。艶のあるボーカルも曲にバッチリ合っていますし、本当に何故こんなバンドのHPがまだふりーぺなのさとw
確かにこれは話題に登るのが分かります。個人的に本オムニバスの中では一番の収穫でした。

オフィシャルサイト
MySpace

08.朱鷺 / 「眠れる森・・・」
作詞・作曲:吏 編曲:朱鷺

こちらもL'epricaと似た経緯で音を聴いてみたかったバンド。フワフワと漂うようなギターの音が印象的な、薄暗い(?)印象を与えられるミディアムナンバー。ボーカルの方は逆にちょっとヘナッとし過ぎというか、もうちょっと力強く歌っても良いような気もしますが、これが狙いなのかも知れませんし…うーんw 全体にはシンプルな音ながら心地良く包み込まれる曲になっていると思います。

オフィシャルサイト
MySpace

09.DISH / ハニィドンクライ
作詞:渋谷ヒロフミ 作曲:DISH

ギターボーカルとベースによる二人組バンド。曲だけ聴いたらV系とは思う人は少ないのではないかと思われる、グシャッとした轟音ギターが前に出たロックナンバーになっておりちょっと驚きました。ボーカルも高音でがなり立てるスタイルですが、メロディーは良い意味で普遍的なので、V系好きな人が敢えて手を出すかは別として、曲調含めてバンドサウンドが好きなら結構取っ付き易い気がします。

オフィシャルサイト
MySpace
YouTube(公式)


10.Cross Breed / SHADOW
作詞:透雅 作曲:隆聖 編曲:Hi-Ball

ラウドになりきらない適度にやかましく鳴るギターが前に出るパートと、抑えめなアレンジのパートのバランスがいい塩梅な印象の、切ないメロディーの疾走曲。最初はラウド系っぽく展開するかと思いましたが、前述したように押し引きが丁度いい感じなので、ヴィジュアル系らしい湿っぽいメロディーもちゃんと映えているのかなと。
しかしついこの間、ボーカル、ギター、ベースがごっそり脱退してしまったそうで…最近そんな展開が多いなあ。

オフィシャルサイト

11.BALLAD. / サイネリア
作詞:一葵 作曲・編曲:BALLAD.

ここにきてやっと今っぽいバンドが!w ラウドでアッパーなアレンジにサビはあくまでメロディアス。自分は特に好きも嫌いもなくといった感じですが、何気にここまでそういうバンドが居なかったので、やっぱりこういうのも必要ですよね、という事で。ただこちらは今年9月にバンドが解散してしまいました。オフィシャル見ると、この曲が前身バンド時代を含めて最初の一般流通音源だったようですし、まだこれからという時期だった筈ですが…まあ、色々難しいですよね。

オフィシャルサイト
MySpace

12.ElDorado / ノスタルジア
作詞・作曲:瞬介

ここから2曲は解散済みバンドの音源ですが、1組目は2004年に解散したElDorado(後にEllDoradoに改名)。ミニアルバム「SILENCE」からの収録で合ってるかな?
細いギターで引っ張る疾走感、切ないメロディー、こちらも細いですが歌い上げるタイプのボーカルと、ヴィジュアル系の疾走曲のお手本のような曲ですが、だからこそツボをグイグイ押されるのです。とにかく最初から最後まで勢いが落ちない名曲だと思います。バックのシンセも透明感を演出していて顔がニヤける…w 前のBALLAD.が今のスタンダードなら、こちらは2000年代前半のメロディアスV系の王道でしょうか。ですが何故ここにきてこのバンドが収録されたんだろう…次のデフリナは13music所属だったから分かるのですが。
また、このオムニバスが出た翌月、作曲者でベーシストだった瞬介が逝去していたと知った時は驚きました。2010年はV系界隈で訃報や病気による休養が相次いでアナウンスされた年だった気がします。

13.Deflina Ma'riage / True
作詞:狂華 作曲・編曲:Deflina Ma'riage

そしてこちらが1曲目のchaos systemから狂華、TOMOが在籍していたバンド。こちらはミニアルバム「MARY」に収録曲されていた曲の新録バージョンになります。
元々このバンドが90年代後半〜2001年位までV系レーベル「KEY PARTY」で活動していたバンドのメンバーによって(そしてそれぞれのバンド名を混ぜて)結成されたバンドなので、どうしても当時の曲調を期待してしまうのですが、全体的には最近のインディーズV系的な音を出していた印象がありました(過去のバンドのセルフカバーもやってはいましたが)。
しかしこの曲に関しては、2000年前後っぽさのあるポップなメロディーが前に出して疾走する、デフリナの中でもかなり明るい曲調に振り切った曲となっています。ただ狂華さんのボーカルはノーマル歌唱が微妙なので(苦笑)、それがまともに表れるこの曲を敢えて新録しなくても…とも思ったり。まあゴリゴリ方面の曲持ってくるとchaos systemと被っちゃいそうですし、差別化を図るという意味では良かったかもしれません。「MARY」収録バージョンとの違いとしては、シャウトコーラスが無くなっていたり、メインのギターソロがアコギになるなど、少しシンプルなアレンジになった印象です。

***

個人的にはかなり当たり、特にSaTaN、L'eprica、DISH辺りが好みでした(後ギャップに驚いた意味でパニックちゃんねる)。上でも貼っているように、今はMySpaceやYouTubeなど、こちらからいくらでも視聴できる環境が出来ているので、こういう新規発見的なオムニバスの意義は段々薄れていくのかもしれませんが、私みたいに古い人間は、CDという形で手に取りたかったりする訳で…w 気になるバンドが幾つか入っている人は試しにいかがでしょうか。

***

Amazon
XIII FILE Vol.1XIII FILE Vol.1
オムニバス

インディーズ・メーカー 2010-02-17
売り上げランキング : 521045

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

このページのトップヘ