一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

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The CANDY SPOOKY THEATERの結成10周年記念3マンライブ。
スターラウンジは初めて行くハコだったのですが、今回のようなイベントが合いそうな雰囲気でしたよ。今回はステージ上方に蜘蛛の巣の装飾が加えられ、更に浮世離れ感がアップしていたというか。
地下にもライブハウス:チェルシーホテルがあるせいか、イベント中時々あちらの演奏が響いてくるのがちょっと気になりましたが、向こうもそんな感じだったのでしょうか。
転換中BGMがコミカルホラーなものばかりだったりと、細かい工夫も嬉しいですね。

以下出演順に。


emmuree
5、6年をかけ本格的にハマりつつある気がするアンミュレ。
開幕一番目に入ったのが、ボンボン付きモコモコカボチャ帽子を被った想(※)……あと小さいステッキにカボチャ指輪も装備。フロアに驚きと笑いが混じった声が広がる中始まったのは、彼らの中では明るめの「strawberry」。
久しぶりの鑑賞では、お祭り仕様の彼らが見られるのかと思っていたのですが、そんなポップなオープニングの後、すぐにカボチャをフロアに放ってからは、激しい目の曲をたたみ掛ける構成に。最近のライブでは披露していたらしい、11月に出る新譜からの曲は今回ありませんでしたが、葬列とxxxやバレリーナ、ミスドレインといった、生で見たかった楽曲が聴けたので概ね満足。

このバンドも活動13年目という事で、それに関するMCも想さんからあったのですが、彼らが10年目を迎えた頃は、若干マンネリに陥っていたそうで、当時はそれをリセットする方向に行った、ということでした。(そして出来たのが「灯陰」だったのでしょうか)
そしてラストは「ラブレター」で重い余韻を残すのもハマっていた気がします。冒頭の可愛さ(!?)とテンション高めの流れで引き込み、いつの間にかドス黒い深みに沈めていく構成だった印象でした。
あと自分は、曲間にギターのネックをスライドして出す(?)キョワーン音が割と好きらしいw

物販で9月に出たライブアルバムと、既発音源でまだ手元に無かった「灰色」を購入。

セットリスト(想氏ブログより引用)
strawberry
story in heaven
葬列とxxx
バレリーナ
リバティ
angel's watercolor
瓶詰少女
ジザスカ
miss【drain】
ラブレター


※zoisite荒川れいこさんの写真より
https://twitter.com/zoisite_info/status/260050921592078336


highfashionparalyze
3マンということで、単純に持ち時間が長かったこともあるのでしょうが、個人的には過去最大級にMPをガリガリ削られる(褒め言葉)濃厚なステージ。取り敢えず、途中でセトリを覚えるのを諦めるくらいには、赤い照明に飲みこまれるような濃密な空気が充満していました。
頭にやったのは、aieのギターが主体でkazumaがそこに時々絡むインストっぽいナンバーでしたが、あれは最近出来たのか即興の内だったのか……。そしてYou Spin Me Roundは毎度何であんなにドロドロしたカバーにry
ラストのXX("I Kill My Shadow〜"のアレ)での鬼気迫る笑い声も生々しいのですが、それでいながらステージの上ではフィクションの世界として成立しているのが凄いと言うか。
取り敢えず個人的には、今まで鑑賞した中でもかなりズッシリと来たアクトでした。

取り敢えず確認できた曲を順不同で並べておきますよ。

(半インスト的楽曲?)
spoiled
蟻は血が重要である
タイトル不明(タラッタッタ〜♪ のアレ)
脳内に
My Funny Valentine
形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが
You Spin Me Round
XX



The CANDY SPOOKY THEATER
いつも年単位のブランクがあって鑑賞している気がしますが、その度全くブレを感じさせないダークでコミカルな世界観。kazumaさんとはまた違った方向で人間やめている気がするボーカリストJACKですが、そのバッチリのゾンビメイクや楽曲中の人形じみたカクカクした動きには、やはり見入ってしまいます。「This is Halloween」のカバーも、既に彼らのオリジナルのようでした。

ライブというより演劇のような楽しさを感じるバンドですが、一方今回は10周年記念公演でのサブライズとして、後半サポートドラマーD.Kを迎えての構成で進行。登場時ドラえもんのお面を着けていた彼ですが、ドラムの前に座りお面を取ると、顔にもドラえもんメイク……あれはズルいw
そんなネタを始め、後半は少しステージ上に血が通い始めたというか(打ち込みリズムが生になったので、音が響くようになったというのも勿論あるでしょうが)、D.Kさんが(良い意味で)彼らの世界観とは違う笑い要素で引っ掻き回していた印象が。それに影響されたのか、前半に比べアグレッシブに思える進行でしたが、これもお祭りならではの面白さでしょう。
アンコール含め怖面白い楽曲を担当することが出来ました。

***

終演後入り口に向かおうとしたら、PA側の入り口から、キャンスプのペギィさんジュニアさんが奇声をあげながら突然登場したので軽くビビったりw
三者三様の黒さを魅せつけられた今回のイベント。3組とも特に観ておきたいバンドだったからか、大して動いても居ないのに体力を使ったらしく、帰り道では嬉しいグッタリ感に襲われたのでした。

そう、今年もあと2ヶ月ですよ('A`)

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コミケ翌日は久しぶりのハイファッションパラライズ、久しぶりの手刀……というか久しぶりのライブ鑑賞。
DISHの根本コウヘイバースデーイベントだったのですが、丁度帰省に伴う終電的な理由により、トリだったDISHは途中退出……残念。

とりあえず出演順に。


O.A.有名人オブザディーパーズ
Vocal:摩天楼(munimuni)
Guitar:渋谷ヒロフミ(DISH)、工藤鬼六(カラビンカ)
Bass:根本コウヘイ(DISH)
Drum:Be...S(L'eprica)

による、コールター・オブ・ザ・ディーパーズのコピーバンド(面子合ってますかね?)。
とにかく摩天楼さんの出で立ちのインパクトが強すぎてもう。浴衣にあの不思議な形のサングラス……サングラス? は何だったんでしょう。コピー元の曲を知らないため楽曲的なアレは何とも言えませんが、皆さん楽しそうに演奏していたような。轟音気味のサウンドだったためか、munimuniに比べると拍子抜けするくらいボーカルは埋もれてましたが……。合間に工藤さん(※ネルフTシャツ着用)によるハッピーバースデー独唱もあり。


dieS
他のサイトさんによるライブレポや音源レビューで気になっていたバンドでしたが、今回初の鑑賞となりました
ボーカルとベースが正式メンバーで他はサポートメンバーなのですね。上手ギターとしてCalmando QualのTakが参加していました。
そのボーカルの荒瀬大、他の方の感想にもありましたが、確かにBUCK-TICK櫻井敦司を彷彿とさせられるなぁと(声質と言うよりは、(聴き取れる範囲での)歌詞選びや歌い回しが近いのかな?)。楽曲も「Six/NiNe」や「十三階は月光」辺りを思い起こさせる、耽美ながらメジャー感も感じさせるものがメインだった印象でした。後2度目のMC後披露したバラードは、活休明けのLUNA SEAっぽい…というか90年代後半の王道V系といった印象だったり。ラストはハード寄りな曲でしたが、手刀のフロア前半分がヘドバンゾーンと化したのが壮観でした。

確かにこりゃ格好良いですぜ、主人。実はこれ書きながら物販で購入したアルバムを聴いているのですが、こちらもツボですよ……。

セットリスト(参考:オフィシャルサイト)
birthday
シャーマン
fucker
(MC)
Honesty
(MC)
MA(裸)RIA
バーサーカー



dibs
ROUAGEの元ギタリスト、梨華がギターボーカルを務めるスリーピースバンド、というかもうこちらの活動の方が長くなっていますけれども。名前自体は結成頃から知っておりCDも何枚か聴いていますが、実際に鑑賞するのは今回が初めてでした。
初っ端から梨華の「根本ォォォォォ!」コールにビビる(笑)

私が聴いた範囲のCDでは、暗めのグランジロックといった趣の曲がメインな印象でしたが、今回はアッパーな楽曲も披露しており、思ったよりノリ易かったでしょうか。好みにストライクかと聞かれるとちょっと違ってくるのですが、10年前のシングル曲をセットリストに組み込んでいたりと(勘違いでなければ「花のように、、、」でした)、ブレが少なく活動できているのが、前のバンドに比べ規模はだいぶ小さいながら長く活動出来ている秘訣なのかなと思ったり。

因みに、退場間際にも「根本ォォォォォ!」をいただきました。


highfashionparalyze
カメラ撮影が入っていましたが、何かの媒体で使われるのかしら。aieは割とラフな服装、対するkazumaは黒ジャケットに黒い眼帯とオーラと併せて黒々しい出で立ちでした。
個人的に昨年11月以来の鑑賞でしたが、その時のレポを見ても「I Kill My Shadow」が気になっている様子……音源化マダー? 今回セトリの半分以上が未音源化曲だったのもあり、そろそろ何らかのお知らせが欲しい所。対するCD収録曲は更に即興性を増してきた気がするのが面白い。久々にMPをガッツリ奪われました。

また4曲目、どこかで聴いたようなメロディー……と思っていたのですが、これDEAD OR ALIVE「YOU SPIN ME ROUND」のカバーですよね?(追記:kazuma氏のtwitterアカウントよりセットリストを確認しました) 凄いわ……原曲のあのパーティー感をここまで皆無にアレンジするhfp凄いわ……(褒め言葉) 最近のライブでレギュラー入りしているのでしょうか。こちらも是非音源化をですねry

セットリスト(参考:Twitter)
XX(「I Kill my shadow」?)
脳内に
MYFUNNYVALENTINE
YOU SPIN ME ROUND(DEAD OR ALIVEカバー)
蟻は血が重要である
spoiled


***

前述の通り、メインアクトのDISHで途中退出しなければならなかったのが心残りでしたが、久々にライブハウスに居られたので概ね満足なのでした。そして手刀で飲む日本酒は美味しいのでした…。

ローズマダー五周年記念イベント「Deep forest」@池袋手刀 2011/11/15

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ローズマダー五周年記念イベント。自分的には手刀2days二日目(…)
こちらも出演順に。


Make
初見。オフィシャルサイト開設が今年9月頃なので、結成間もないのでしょうか。
メンバーのヴィジュアルがバラバラだったので(ギターの方の肩パーツが目立って目立って…w)どんな曲をぶつけてくるのか未知数だったのですが、じっくりと聴かせ引きこみにかかるようなセトリだったのかなという印象を持ちました。個人的には、3曲目MC前の和風旋律が映えるバラードが好み。
ボーカルさんのブログを読む限り「暗めのセトリにした」という事なので、普段はもう少し雰囲気違うのかも知れませんが。


MUNIMUNI
ドラムのバックに「SADISTICAL PUNK」の幕が……。ベーシストの方がTESTUからTOSHIに改名してから初めて鑑賞しましたが特に大きな変化もなく(笑)、安定して浮遊感ある怨霊サウンドを聴かせてくれました。個人的に、ラストで久々にフッフーが聴けたのが嬉しい。いい加減他の音源にも手を出してみようかなぁ……。


101A
4ヶ月振りの鑑賞。前回観た時はゆったりめの曲がメインでしたが、今回は同期を使いながらも3ピース編成の音をメインに攻めてきた印象で、今まで観た中では一番オーソドックスにバンドバンドしていた気がします(個人的にはもうちょいダウナーでも良かったのですが…)。終盤、これまた久しぶりに、現在唯一持っている彼らの音源「Miranda Lethal Weapon」を演奏したのも嬉しかったですね。多分初めて彼らを観た時以来に生で聴いたので……6年振り? うわぁ……。


highfashionparalyze
登場SEがひどくゴキゲンな曲だったのでちょっとびっくり(情報求む…)。そしてKazumaがハート型の赤い眼帯を着用してて更にびっくり。何というか……このドス黒い楽曲陣の中で見ると凄いインパクトだw 1曲目の途中ですぐに外してましたが。
以前から音源収録曲の細かい所が変わってきているように思っていましたが、特に「蟻は血が重要である」はaieのギターのフレーズが音源に比べかなり変わってきており、本当に即興でやっているようにも思えたり。そしてKazumaさんがネチッこくシャウトする割合がどんどん増えていくという……。
これまでのライブでもやっている「I kill my shadow〜」の曲がどんどん気になってきているので(今回は1曲目でした)、そろそろ次の音源もですね…(チラッチラッ

※セットリスト
タイトル不明
spoiled
蟻は血が重要である
形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが
タイトル不明



ローズマダー
昨年12月に観た時はオープニングアクトでしたが、今回は主催ということで時間もたっぷり……という訳でも無かった気がしますがそれはともかく。
今回から新しいサポートベーシストが加入という事で軽く紹介の時間もあったのですが(Chiroさんという人でした)、長髪+黒服という出で立ち+前からサポートしているギターはCalmando QualのTakという事で、一気にフロントの絵面がヴィジュヴィジュしくなったような……w
そこまで詳しく知っているバンド(mimiさんのプロジェクトという形態ですが)ではないのですが、女性ボーカルながら王道メロディアスV系に通じるような楽曲が多い印象がありました。MCでハイファッション二人の過去バンドのファンだったという事も言っていたので、その辺りにルーツがあったりするのでしょうか。

昨年のライブ感想でも書いていたのですが、ボーカルの高音が軒並みヨレてしまっていたのがちょっと残念だったかなと。力強く張り上げて歌い上げる時は問題無いのですが、裏声になると危なっかしくなる事が多く曲の世界に入り込みづらい事がしばしば……。結構凝ったセットも用意し、ステージの狭さを感じさせない動きの大きいパフォーマンスも決まっていたと思うだけに、余計にもどかしいものがががg
活動年数に対してあまりライブをやっていないっぽい? ので(アンコールも今回初めて応えたとの頃)、場数を踏んでいけば良い方向に行けそうなのですけどね。

***

振り返ると、暗黒寄りの2バンドを挟んで出演順の緩急も良くついていたイベントだったのではないでしょうか。今思えば、Kazumaさんのハート眼帯は彼流の5周年祝い的なアレだったりした……のか?w

highfashionparalyze「spoiled/蟻は血が重要である/形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが」(2011)

01.spoiled
02.蟻は血が重要である
03.形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが
04.(タイトル無し)

発売日:2011/04/04
品番:pmhf-001


***

ボーカル:kazuma(元merrygoround、元Smells)、ギター:aie(the god and death stars、元Lamiel、元deadman、元the studs)によるユニット「highfashionparalyze」の1stシングル。この記事を書いている時点では、ライブ会場と通販のみの販売となっています。
メリゴやSmellsは一通り音源を聴いているのですが、aieのキャリアについてはあまり知らない状態で聴いたのですが(つい最近になってdeadmanの1stアルバムを聴いている程で;)、相変わらずねちっこいkazumaの声とザラザラしたギターのみによる、ダークと簡単に表現するのも憚られる位濃ゆい音を展開していました(音質があまり宜しくないのかワザとなのか、ノイズもちょこちょこありますが…)。また今回、作詞作曲別のクレジットは表記されておらず、「produced by:highfashionparalyze」となっています。

以下各曲について。


01.spoiled
淡々と弾かれるギターをバックに、これまた這うようなボーカルが歌う3分程のスローナンバー。シンプルですが妙な閉塞感を感じる……と油断していると最後にkazumaの絶叫が。

02.蟻は血が重要である
ギターとボーカルが交互に絡み合う、ドロドロとした雰囲気のスローナンバー。隙間を持たせたような音作りなのですが、それによってヒリヒリするような緊張感が出ているような気がします。ボーカルも低音で歌い上げたと思えばネチネチしたシャウトに突入したりと、初聴では疲れるの必至ではないかと思いますが、インパクトは4曲中一番ではないでしょうか。何気に展開多い曲だったりしますし。

03.形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが
やはりザラついた音ながら、物悲しさを感じさせるギターのフレーズが耳に残るバラード。ボーカルも、沈んだ空気ながら実は切ないメロディーを歌い上げていたりと、聴けば聴く程に味が出てくる楽曲になっている印象があります。個人的にはこの2、3曲目が、対照的ながらこのシングルの肝になっているのかなと。

04.(タイトル無し)
トラック数は表記されながらタイトル表記が無いので、ボートラというより元々タイトルを作っていないという事でしょうか。
spoiledのテンポを上げたような曲調に、呻き声ボーカルが乗った1分半弱の楽曲になっています。

***

1stシングルの時点で判断するのは早過ぎますが、そのシンプルな音作りも含め、kazumaのキャリアの中でもダントツに人を選びそうなユニットという印象を持ちました(というかSmellsの時は、何気にバックの音がロックンロールしていたような…)。逆にドロドロと重たい(音圧的な意味ではなく)雰囲気の楽曲を求める人には、かなり強くアピールしてくるのではないでしょうか。二人共他のバンド・プロジェクトを平行している為、ペースはゆっくりになりそうですが、この空気でアルバムを出したらどんな物になってしまうのか気になります。

hfp

myspace
aieオフィシャルサイト(トップページから通販フォームへのリンクあり)

「毒針2011」@池袋手刀 2011/09/07
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再結成NOISY CROWDSのシングル先行発売も兼ねたイベント。ノイジークラウズかハイファッションかで入場するか迷ったのですが、配布DVDに釣られてw今回は前者で。開演前と転換中には、詩那がMCを務めるネット番組の今回のイベント出演者を中心とした回が放映されており、待ち時間も退屈しませんでした。

以下出演順に。


THE HIGH GRIP
初見。
ボーカルとベースがCalmando Qualのメンバーですが、メロディアスなロックンロールバンドといった印象で、ゴシックなあちらとはまたスタイルを分けているのでしょうか。ただ、バンド名を戻してからのCQは一気にバンドサウンド寄りになっているので、こちらの音楽性も影響を与えているのかもと思うと、ちょっと面白いです。メンバーがイイ笑顔で演奏していたのも印象的でした。マイスペで聴ける2曲はどちらもやったと思いますよ。
そう言えば、歌ってない時の響さんの動きはCQに似ていたような。


THE SOUND BEE HD
アルバムは2枚ほど聴いていますが、ライブは初見。Calmando QualのギタリストTakさんは、今回はこちらで出演ですね。
和風なSEをバックに、赤を基調とした和装のメンバーが登場。全員コッテコテのヴィジュアルの中、ベースYouさんの髪の盛りっぷりに嫌でも目が行ってしまう…w ただ、その濃いヴィジュアルと攻撃的なデジロックという楽曲とに少し乖離を感じたのも正直なところ。琴の音を同期した和風寄りの楽曲もあったのですが、全体的にアッパーな楽曲がメインだったので、そこまで「和」を押し出す必要はあるのかな? と思ったり。今回のセットリストがたまたまそうだっただけで、他のライブではもっとそれ寄りなステージなのかもしれませんけれど。
とはいえ、その楽曲はもろ自分の好みに入るものなので、ライブ自体は楽しく観ることが出来ました。今までボーカルのDAISUKEさんには、物凄く上手い! というイメージは特に無かったのですが(失礼)、スロー曲の歌い上げやガナって盛り上げるパート等のメリハリ、何より爆音の中で前に出るボーカルが心地良かったですよ。


highfashionparalyze
(あくまで個人的に)ハイペースでライブを見ることが出来ているハイファッションパラライズ。今回もアッパーな流れを一気に地に落とす、ボーカル・ギターのみの暗黒空間を展開していましたが、「蟻は血が重要である」に於けるKazumaさんのネチこいシャウトの割合がどんどん増えてきている気が……実際の所アレンジし直してたりするのでしょうか。そして終盤Kazumaさんがアンプに足を掛けてズッコケそうになっていたのも気のせいなのでしょうk――おや誰か来たようだ

何度か聴いており、今回もラストに演奏した曲(I kill my shadow〜と歌っている)も気になっているので、気が早いのですが次の音源も曲が溜まったらよろしくお願いします…w 欲を言えば、面子で気になってるけど手を出しきれていない人も多い気がするので一般流通もですね…。

・セットリスト
spoiled
蟻は血が重要である
形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが
(タイトル不明)
(タイトル不明)



bluevox
ボーカルが、Justy Nastyのベーシストだった岸根光ということを知ってびっくりしたバンド。彼に関しては、ジャスティナスティ時代のアルバムと92年のソロアルバム1枚ずつを聴いているのみなので、実質前情報はゼロ。
だったのですが、予想を超えてストレートながらポップなバンドで、純粋に聴いていて楽しかった。ソロアルバムは和風ニューウェーブ(?)といった雰囲気でしたので、あれから20年近く経つと流石に変わるという事でしょうか。
その中でも岸根さんのボーカルは適度にネチッこく、何気に現在のV系スキーにも引っかかってきそうな気がするのですがどうなんだろう…。


NOISY CROWDS
去年11月の復活イベント以来の鑑賞。今回リリースするシングルからの新曲も織り混ぜたセットリストでしたが、その復活時にも「LIFE」「mousse」期の曲が中心だった事もあり、詩那さん的にはこのバンドはポップでお洒落(オサレに非ず)な方向で進めていきたいのかなと思ったり。新メンバーになってからの楽曲、「土砂降りの中で、僕は蹲る」「久遠」は寧ろV系色は薄いようにも感じましたし(配布DVDのコメントによると「久遠」はギターのシビィ(DISHと掛け持ち)作曲だそうです)。現在詩那さんは、NOi'Xのセルフカバーもやっている弾丸少女・パンクのカバー中心のファラオも平行しているので、バンド毎にやりたい事を分けていく方針なのかもしれません。ぶっちゃけ昨年の再結成は怖いもの見たさな部分もあったので、ここまで普通に楽しんで見られるとは正直自分でも思っていませんでした。

好みを分けた部分があるとすればMCでしょうか。――というかハルカ(ベース/emmureeではギタリスト)さんが、MC中に詩那さんに「ゲッツ!」の強要を初めとして無茶振りばかりする、ただのヨッパライおじさんと化していたのが…(苦笑) その所為で2011年にもなって、ステージとオーディエンスでゲッツ! の応酬をするという妙な流れになったり。人によっては内輪感が強すぎると思われたかもしれません。私はお酒が回ってたのもありゲラゲラ笑っていましたが(東北地酒美味しかった…)。

アンコールにはハイグリップの響に加え、多分一般人として来ていたemmureeの想(私服・スッピン)がステージに上がるサプライズがありつつ(W.A.R.Pのメンバーも上がっていたようです)、「サンダル」で〆。想さん、メンバー以上に動き回ってちょっかいを出したりしながらコーラスをしているのが目立っていました…w(因みに今回のシングルにもコーラスで参加)
終演後、物販でシングルと復活イベントの記録DVDを購入。

・セットリスト
水色の太陽
久遠〜KUWON〜
STEADY LOVE
MOON LIGHT EMOTION
土砂降りの中で、僕は蹲る
the MAD IN MY LOVE〜僕の愛で狂ったモノ〜

アンコール
Wish Song
サンダル


***

最後のカオスっぷりも含め、かなり楽しめたイベントでした。
そして、帰宅後観た復活イベントのライブ映像に、自分がちょいちょい映っていて何とも言えない気分に…orz

「CRY FOR THE MOON GIG」@池袋手刀 2011/08/11

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8月前半は東北の方へ旅行したりフラっとコミケに行ってみたりしてましたが、取り敢えず通常進行に戻ったようなそうでもないような…な感じで。 
そんな訳で、ちょうどその合間を縫うような形で参加してきたイベントでした。「スペシュアルプレゼントあり」という事でしたが、入場時に頂いたのはmunimuni摩天楼氏の顔写真入り缶バッジでした……ww

以下出演順に。


ピエール中野と加納摩天楼+成毛慎吾
凛として時雨のピエール中野(ドラム)と、この後主演したmunimuniの摩天楼(ギター)、そしてもらん、Pqの成毛慎吾(ギター)によるインストセッション。以前はピエール中野・摩天楼の組み合わせで何度か行っていたようです。

ピエール中野さんが途切れることなくリズムを刻み、それに二人がギターを乗せていく即興的なスタイルだったのですが、一言で言うなら……カオスの極み。摩天楼さんのギターも、munimuniでも聴ける空間的なエフェクト寄り…と思っていたらいつの間にかソロを掻き鳴らしていたりと、目まぐるしく熱い演奏をしていたように思います。個人的に、これ一回で飲み込みきれたステージかどうかは微妙ですが、取り敢えず凄まじい物を見せて頂きました。
凛として時雨がオリコン上位に普通に顔を出すバンドということもあってか、一発目の出演ながらフロア前方の密度は一番濃かったよう気がします。


highfashionparalyze
1ヶ月空けずの鑑賞となりましたが、今回もkazumaは網目状のメイク(というかマスクに近いのですけれど)を施していました。そして私は気付かなかったのですが、Tシャツがミニーちゃんだったそうで。
前半はシングル収録曲を続けて演奏していましたが、「spoiled」と「蟻は血が重要である」は少しテンポを落としていたような。特に蟻は〜の方ではギターが結構アレンジ変えられていたような印象でしたが、即興的に変えたのか単に間違えたのか…実際のところはどうだったのでしょうか。いや、kazumaさんが二度程aieさんの方を、「ん?」という感じで振り返っていたように見えたので…w そしてkazumaさん以前観た時にも増してねちっこいシャウトを連発していました。
ダァくという言葉を使うのもはばかられる程ダァクな人達ですが、ラス前に演奏した曲は随分優しい、というか白い雰囲気を持った曲でした。最初はとにかく「漠然とどす黒い何か」といった印象のユニットでしたが、叙情的な面も感じられるようになってきたのは、演奏側の変化なのか自分が洗脳されてきたのか…w


PLASTICZOOMS
初見。マイスペを試聴した所、好みな方向だったので気になっていました。
スクリーンが上がると、全員黒ずくめ、しかもボーカルと並んでキーボーディストが辛気くさい空気を纏ってフロントに立っている時点で密かにテンションが上がりましたがw、楽曲の方もゴシックパンク寄り(ボーカルの声質もバウハウスとかXYMOXとかあの辺を連想させられました)ながらダンサブルな要素も取り入れていたり、といった感じで非常に私好みでした。暗黒界隈とはまた違ったところに居るかも知れませんが、そちら方面が好きな人の琴線に触れる所はありそうな気がします。
終演後、物販でCDを購入。


munimuni
最近、手刀の気になるイベントに行くと毎回主催な気がするムニムニさん(有難い…)。
今回登場SEが荘厳なものだったからかもしれませんが、浮遊感を持ちつつシリアスでドロっとした空気も持っていた気がします。真剣に時代を遡っていくつもりなのかなぁ。
そう言えば、ベーシストTETSU(登場・退場時に独特なポーズを決めるあの人)が改名するという事で、9月27日に手刀で改名記念3マンが行われるという告知があったのですが、そのイベント名と写真(※リンク先は摩天楼氏のブログ)……色々と危ないだろこれwwwwww

***

全体的に心地良いイベントでしたが、初めて見たPLASTICZOOMSが収穫だったでしょうか。
心残りらしい心残りを挙げるなら、ドリンクバーにて復活していた岩手・福島の地酒を注文し忘れたことかな?w

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「機械的、宴」@池袋手刀 2011/07/11

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ライブ不精の自分には珍しく、そこそこのペースで行っている気がする池袋手刀。シッティング公演という事で、ピクニック状態で観る事になるのか…!? 等とちょっぴり思っていましたが、普通にフロアに椅子が並べてある形だったので一安心しました。
開演直前に入ったのですが、その時点で8割ほど埋まっていた印象。イベント終盤には後方で立ち見も出来ていましたよ。…入り難い席はちょこちょこ空いてましたけれど.

以下出演順に。


紅ノ桜
The candy spooky theatreのJackとemmuree/NOISY CROWDSのハルカによる新ユニット。スクリーンが上がると、黒ずくめの二人がいましたが、ジャックさんはキャンディー〜で観るゾンビメイクとはまた違った雰囲気でした。
まずジャックが台に置いたものを弄りだしたので、打ち込み系の音なのかな? と思っていたら、それが水平に置かれたベースでガーガーとノイズを撒き散らし始めたのでびっくり。曲の骨子はギターが担当し、その隙間をそのノイズ(ハルカの怪音ギターもちょこちょこ絡む)で埋めていく印象で、ノイズ塗れのカオスな曲と歌モノ寄りをほぼ半々やっていました。予備知識無しで観たのもありますが、インパクトに関してはこの後のハイファッションパラライズを超えていたかもしれませんw 一発目のライブで慣れていないのか、二人とも譜面台に目が行きがちな印象でしたが、また対バンで見る機会があれば観てみたいですね。いや凄かった…。


101A
過去ログを遡ったら、ほぼ一年振りの鑑賞だった101A。
冒頭はギターボーカルのnoahのみがステージにおり1曲弾き語り。その後ドラマーSallyがステージに上がり2曲ほど演奏、最後にベースのthe kが登場しました。
昨年観た時はデジタル要素も取り入れた音でしたが、今回はスリーピースのみで浮遊感のあるギターを前面に出した楽曲がメインだった印象でした。少し方向性が変わったのか、今回は番外編的なライブだったのかは分かりませんが、座って落ち着いて見られるイベントには合っていたような。因みに、noahさんthe kさんも座って演奏していました。


highfashionparalyze
観るのが都合3回目になったハイファッションは…お経じゃなかった!!(そんな) シングル聴いたのも大きかったのか、大体の曲の区別もつくようになった、ような。1曲目のspoiledなどは、音源にあったドロドロさよりも若干熱いアレンジになっていた気がしますが、そもそもあれは本当にspoiledだったのか…あれ!? 区別ついてなくないですかdodoさん??
それはともかく;結成一年を超え、張り詰めたダーク空気を纏ったステージングは維持しつつ、段々と見せ方を探っている時期なのかもしれませんね。
ステージで座り込んだり柵に腰掛けたりするKazumaも初めてちゃんと見えましたしw、意外とシッティング公演という形に合っているユニットなのかもしれません。最前の席に居た人は眼前で客席を見渡す(アレは寧ろ凝視している…)Kazumaさんが怖かったかもしれませんが。

・セットリスト
spoiled
(タイトル不明)
蟻は血が重要である
(タイトル不明)
形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが



余談:加納キカイへの転換中、サウンドチェックに紛れてD'ERLANGER「DARLIN'」のイントロが度々聴こえてきました。摩天楼さんか想さんか…w



加納キカイ
emmureeの想とmunimuniの摩天楼によるユニット。
想さんのソロ出演名義であるキカイは一度観たことがあるので、二人で弾き語りでもするのかな? と思っていましたら、打ち込みを交えた椅子に座ってのギターを弾き語るのは記憶の通りで、そこに摩天楼さんがフワフワとした空間的なギターで色を付けるというスタイルでした。というか摩天楼さん、ライブ中終始後ろを向いており、ただでさえ髪の毛で見えづらい顔が、今回全く見えませんでした。客側に向かって90度以上顔を向けた時無かったんじゃないかと…。
そんな訳で、雰囲気的には最初の紅ノ桜に近い所があるかもしれませんが、こちらが至ってマイペースに感じるのは、やはりゆるーいMCがあるからなのでしょうか。演奏始まって早い段階で想さんのギターの弦が切れ、対応に苦慮していた様子もあり、意図しないところでgdgdになってしまっていた部分もありましたが、まったりしつつ曲では歌いあげるボーカルは堪能することが出来ました。アンミュレからは「祈り」等が演奏されていましたが、打ち込みを使ったこちらのバージョンも中々でしたよ。

因みに、8月23、24日に手刀で行われるカバーイベントの告知で、
想「僕達、LUNA MATTINOというオリジナルバンドをやっているんですけれども」
から始まり、
「良かったらCDで予習してから来てくれると嬉しいです。CD出すときに誤植をしてしまったバンド名が広がってしまったんですが…CDの方にはLUNA SEAって書いてありますので」

色々ひどいww

***

座席付き公演で体力的に楽という事に加え、各バンドとも30分有るか無いかの持ち時間だった為、ライブの濃さに対して時間的にはわりとあっさり気味な印象のイベントでしたが、平日夜だしこれ位がいい塩梅かもしれませんね。今回、割りと近しい所の音を出している人達が集まった感もあるので、目当てバンドは一つだけの人も全体的に気になったのでは、と思ったり。個人的には、とにかく紅ノ桜のインパクトが凄まじかった…w

「第二回!! 怪奇パノラマお誕生会〜キリヒトパイセン編〜」@池袋手刀 2011/06/21

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本来は3月11日に開催された、どろろのギタリスト:キリヒトの誕生日イベント――だったのですが、当日は東日本大震災が起こった為今回改めて、という。実は、当日イベント自体は行われたのですが、あの時はそれどころじゃない人が出演者・観客含めて多かったでしょうから、振替公演というかやり直し公演がセットされたということだそうです(そう言えば、自分は当日池袋に向かって家を出る直前でした。もう30分早く出ていたら、私も帰宅困難者の一人だったのでしょうか……)。
そんな訳で、3ヶ月寝かせたチケットを持って池袋手刀に行ってきたのでした。

因みに今回は、開演前・転換中にスクリーンに延々とDeshabillzのPVが上映されていました……凄く…時代を感じます……。おまけにドア裏には精神離脱者のポスター、ステージ正面の壁には神従者のサイン入りポスターががががw

以下出演順に。


munimuni
何だかんだで見る機会が多い…というか摩天楼とサポートドラムのTELLはそれぞれ、Calmando Qualとfunctioncodeのワンマンで観たばかりだという…(余談ですが、TELLさんがAUTO-MODのドラマーと同一人物ということを知ったのは、本当につい最近だったり) 今回はちょっとドラムの音がやかましいかな? とも思いましたが、そのせいであの不気味なボーカルがいい具合にマスキングされたのか、単に自分の耳が慣れたのか、結構聴きやすかった気がします。浮遊感のある中に侘びさびを感じる音というか。それでも最後の曲(「ヒー」かな?)ではちょっとLUNA SEAっぽい印象もうけたりと、そこはやはり初期V系の色を濃く持っているバンドなのでしょうか。そう言えば、デザビエポスターを最初にネタにしたのは摩天楼さんでした。


CalmandoQual
3日のワンマンから間を置かず観ることになったクヴァール。今回はメンバー全員黒を貴重とした衣装…というか、↑のオフィシャルサイトでも見れる、ニューシングルのジャケットに近い出で立ちでした(Hibikiは3曲目辺りで上着を脱いでいましたが)。ワンマンのネタ「シャキーン!→ぽわーん」のやり取りはするのかな? と思っていましたが、登場してすぐにベース:ケンカ、ボーカル:Hibikiがやってました。定着…させたいのでしょうか? 後ケンカさんは微妙に照れながらするのやめてwwこっちが恥ずかしくなるwwww

今回は全体的に攻撃的なセットリストで攻めてきた気がします。音源ではダウナーなinsanityも、この流れの中ではアッパーに聴こえたような。そして地獄シェフの前には盆踊り講座wがやはりあったりと、先日のワンマンを経て観客とのレスポンスを重視していきたいのかな、という印象。ただ、こういうコミカルホラーな曲を演るには、今回のHibikiのようなTシャツ一枚ではちょっとそぐわない所もあるかな? とも。ロサ会館でライブを行う時は、昨年からのホラーショウスタイルで行っているそうなので、またそちらの方も観てみたいですね。

セットリスト(参考:Hibiki氏のブログ)
01.ネガ×ネガ×ネガ
02.EGOISTIC WORLD
03.Smash them
04.insanity
MC(振り講座)
05.地獄シェフ
06.Chandelier
MC


highfashionparalyze
観るのはほぼ半年ぶり。その前回鑑賞時は、終始kazuma(ボーカル)とaie(ギター)による暗黒お経撒き散らしライブだった思い出なのですが、今回は少し後方で観ていたこともあってか、攻撃的な曲と実は叙情的な色を持った曲の区別がついてきた…ような気がします。バンド側の変化なのか、こっちの耳が順応してきたのか…。それでも曲の切れ目がどこなのかは、まだ良く分からないのですけれど(苦笑)
kazumaさんはやはりステージ上をユラユラ動き回りながら(時折しゃがんだり寝転がったり? しつつ)、シンプルな音数の中異様な空気を出していました。終演後、自分の隣にいた人達の会話が耳に入ってきたのですが、「前方に出てきて歌われるのも怖いけど、そこで何もせずじっと待たれる方がもっと怖い」…確かに。
物販でシングルも購入。


emmuree
取りあえず、ハイファッションの後だと凄く聴きやすい(笑)
…。【サイレンス】やNOISY CROWDS等、他のバンドやイベントで、メンバーを見る機会はそこそこあったのですが(ボーカル想は、前述のCalmando Qualワンマンにもゲスト出演していました)、本家(?)のアンミュレを観るのは実に5年振り。ダーク&メロディアスV系ド真中といった楽曲が非常にかっこ良かったです。何となく、前半激しく後半ダウナーに、という流れだった印象。そして想さんの痙攣するかのようなパフォーマンスが怖い!
そう言えば、MC無しのハイファッションを除き各バンドのMCでは、キリヒト氏が1年に2度の誕生日を迎えたことをネタにしていましたが、想さんだけは「今日は…キリヒトさんが、2回目の…その、アレという事で……」痙攣パフォーマンスで疲れていたのか、はたまたワザとだったのか…w それはともかく、個人的にジワジワとハマっていきそうな予感。


どろろ
昨年10年振りの復活を果たしたどろろ。勿論初見でしたが、スクリーンが上がると、ドラムセットを覆い隠し「怪奇どろろ」と大書きされた赤い布(とぶら下げられた白い人形)が目に飛び込んできました。曲の予備知識も無かったのですが、打ち込みを主体にした童謡・昭和レトロホラー…みたいな感じでいいのでしょうか。キリヒトさんはタキシードっぽい服にシルクハット、そしてボーカルのヒサキはフード付きレインコートのような衣装だったのですが、序盤2曲程はそのフードを深く被りフラフラしながら歌うので、正直不審者臭がぷんぷんでした…w そのヒサキさんのボーカル、コミカルながらおどろおどろしい歌詞を、暗くせずちょっとぶっきらぼうに歌うのが面白かったかも。
そしてサポートベースがTill(ラボザベヰスメント、元functioncode)だった事にちょっと驚き(Twitterで書いていましたが見逃していた)。キリヒトもラボのメンバーですからね。そして今回の裏テーマ? だった、DeshabillzのポスターはそのTill氏が用意してくれたものだそうで…その流れからか、MCはやたらデザビエの名前が連呼されていました。ヒサキさんのMCからして、ど頭から「デザビエが好きです」でしたから。

ヒサキ「キリヒトはデザビエに影響を受けています」
キリヒト「いや、別に好きじゃないよ。ネタとして使っただけで」
ヒサキ「……彼は今の発言で、会場中を敵に回しました」

今回の面子は、MCになると途端にユルくなる気が…w
そして8月辺りに、ハンドメイド的な音源をリリース予定だそうです。そう言えば、復活後に出たシングルの手売り分が、今回のイベントで売り切れになっていました。


終演後にアンコールもかかりましたが、ライブハウス側の時間がなかったようで(もう22時過ぎてました)、キリヒト氏直々のお詫び兼終了アナウンスで正式に〆。
振替が決まってから楽しみにしていたイベントでしたが、キャリアの長い人達が集っているからか、黒さと良い意味でのユルさの塩梅が心地良い印象でした。唯一後悔しているのは、物販でemmureeのアルバムを買ってしまえば良かった…という事でしょうか(苦笑)


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2011/03/15@池袋手刀

取りあえず一人で部屋にいるより気持ちが楽なのでした(家に居なければ結果的に節電も的な…)

スケジュールが空いた池袋手刀で何か出来ないかという事で、MUNIMIUNIの摩天楼やemmureeの想らによって当日に急遽決まったイベント、というか演奏付きの飲み会というか…とにかくそんな感じ。入場は無料でドリンクカウンターに赤十字宛の募金箱が設置されていたり(過去行った手刀イベントのチケ代程の額を募金させて頂きました)。正式に開催がアナウンスされたのが開演の約1時間前だったりしましたが、冒頭の理由もありバンギャルさんの中で気まずい思いをするのを覚悟の上でwフラっと潜ってまいりました。
それでも開演から30分ちょっと過ぎてから入ると、用意された椅子はほぼ満杯でびっくり。というかテーブルが設置されている事にもびっくり。人が増えたためか、途中から出演者用のテーブルがステージに用意されていましたよ。普段お客さんが入るスペースの後方(物販とかが置いてある)に、出演者が入れ替わり立ち代わりで演奏するまったり進行でございました。基本マイク・アンプ無しのアコギ弾き語り+時々ドラムスタイルでしたよ。

事前に摩天楼さんのブログにも出演メンバーが暫定で書かれていましたが、蓋を開けてみれば無料というのが信じられない位の面子の豪華っぷり。
自分が分かった範囲だけで、


想(emmuree…【サイレンス】)
ハルカ(emmuree、NOISY CROWDS)
摩天楼(MUNIMIUNI)
渋谷ヒロフミ(DISH)
ササブチヒロシ(カッコー、元Plastic Tree)
aie(the god and death stars、highfashionparalyze、元deadman、元Lamiel)
Kazuma(highfashionparalyze、元merry go round、元Smells)
板谷祐(新宿心音会板谷祐、元CRAZE、元ZI:KILL etc)
Hibiki(Calmando Qual)



改めて書くと本当にパネェ…。
特に、途中からKazumaさんやTUSKさんが入り口から普通に入ってきた時は軽くどよめきが起こっていました。ちょっと自信が無いのですが、amber grisの殊やKYOKUTOU GIRL FRIENDの林田倫堕も出ていたと思います。
自分も今回はまったり体勢での鑑賞でしたので、印象に残った所をざっと箇条書きしますと、


・aieさんのジャケット、チャックが壊れており金具が外せないということで、チャックを下まで下ろした後は腰からズボンのように脱いでいました。何故今それを見せる…w
・ハルカさんは当初出演の予定はなかったそうですが、たまたま近くに居たということで開演30分位前になって想さんに回収されたそうです。想+ハルカでアンミュレの曲を3つ演奏しましたが、「angel's watercolor」と「祈り」の間の曲(多分「strawberry」かな?)が妙にgdgdで笑いが…ワザとだったんでしょうかw しかしマイク無しでも想さんの声は良く通るなあ。
・Kazuma+aieのhighfashionparalyzeバージョンによる、まさかの「桜の満開の木の下で」。メリゴは初ライブが解散ライブでしたが、およそ7年ぶりにこの歌が生で聴けるとは思わず感慨深い思いになったり。前述の通りまったりムード、テーブルにはお酒のカップや歌詞表(?)、携帯などがゴッチャリ、メンバーも皆私服(多分)でしたが、この時ばかりは空気が張り詰めていたような気がします。その後楽屋に戻るKazumaさんの後ろでさっき脱いだジャケットを再び足から着るaieさん。台無しだよww色々台無しだよwww
・途中から、演奏終了後にアコギを使った一発芸を振られる流れに。
・TUSKさん入場直後に、ZI:KILLの「SUICIDE〜想い出なんて〜」のカバー披露あり。多分これを歌っていたのが林田さんの筈。
・その後、そのTUSK+渋谷による演奏。こちらはZIGGYの「GLORIA」を演奏した後、「DISHの新曲です」と言って「ハナミズキ」(一青窈のアレ)を歌っていました。今思うと物凄い物見ちゃった気が…w
・摩天楼さんはMUNIMIUNIの「Beat for you」を披露。ライブではいつも髪が顔に掛かって怨霊のような佇まいですが、今回は想さんと共にゆるく司会役をしたりと中の人? が出ていて面白かったですよ。
・その後だったか失念しましたが、想、ハルカ両氏が加わってBUCK-TICKの「Jupiter」や河村隆一の「I love you」も披露。話には聞いてましたが、想さんの隆一が物真似じゃ利かないレベルでヤバい。声溜めすぎて演奏止めるとかもうね、もうねwww
・終盤に入ってきたHibikiさん、お酒が入っている他のメンバーのノリに微妙に困惑気味? 「ロックンロール!!」を言わされていましたw 演奏後、やはりギターを使った一発芸を振られる→想「テニス・卓球のラケットとかカブトムシの角とかはもう出てるからね」→Hibiki「…すみません! 思いつきません!(笑)」→想「あるよ。『これはベースです!』とか」→客「えぇ〜…」 想さん……w

終演直前に地震が起こり少しドキッとしましたが、特に大きな混乱もなく。
ラストは、ハルカ:メインボーカル・想:バックコーラス(?)・aie、渋谷:ギター・ササブチ:ドラムによるセッション。1曲目は長渕剛の「Captain of the ship」でしたが、想さんが途中「ヨーソロー」のタイミングを間違えるw ハルカさんはボーカリストではないからか、声は良く聞こえなかったのですが、この際楽しければ良いですよね。
オーラスは5人全員で弾けた曲をやってお終い。「ギー! ギー! ギー!」「銭よこせー!」の掛け合いが面白かったのですが、この曲何だったのでしょう…こちらも長渕かな?

最後はハルカ、想による挨拶も。うろ覚えですが書き出してみますと、
ハルカ「地震や原発の報道の事があるけど、今だけはそういう心配事を忘れられれば。俺たちはインディーズバンドだから、何があっても音楽をやっていくしかない」
想「自分達は何も出来ないかもしれないけど、プロの人を応援する事は出来る。バンギャル・バンギャル男は応援する事にかけてはプロだろう?

***

この後も飲みタイムは続いていたようですが、ひとまずこれでお終い。自分も電車の時間があったので退散しました。
本当に突発的なイベントだったのでしょうが、その辺の空気も含めて思いっきり笑えましたし楽しかったですよ。


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Calmando Qual Tak & k-个 Birthday Presents [HAUNTED PARTY!!]@池袋手刀 2010/12/22
20101222


Calmando Qualのk-个とTakの誕生日が近い(それぞれ12/21、22)という事でこんなタイトルが冠された……と思われるイベントへ行って参りました。この日の東京はやたら暖かかったのですが、12月にもなってライブハウス内の空調から冷たい風まで吹いてくるとは…。

以下出演順に。


ローズマダー(オープニングアクト)
女声ボーカルmimiによるソロプロジェクト。赤く長い衣装を着て、ステージ上でゆらゆらと舞うように動いていました。
楽曲としては、和風な激情ロック要素あり、V系的な疾走メロディアス曲もありと、今回の面子の中では一番メジャー感があり聴きやすい印象を受けました。自分の知っている所だと、大鴉などに近い感じも。それでマイスペのプロフィール見ると、影響受けたアーティストにALI PROJECTやTM NETWORKを挙げているのがまた面白いと言うか。
歌っている際、声が時々よれよれするのがちょっと気になったかな? 強く歌い上げる部分は問題ないと思うのですけど。そして、サポートギターの人、Takさんに似てる?…と思ったら本人でしたw この人色んな所に参加してますね。
終演後、物販でCDを購入。


THE LECHERY FROM MARS
Myspaceで試聴したイメージでは、王道ロックバンドかと思っていたのですが、ステージに出てきたら黒服にゴスメイクでびっくり。しかし意外にも、骨太でしゃがれたボーカルやゴツゴツしながらも陽気な楽曲には合っていたように思います(公式曰く「ガレージ・ゴス」らしい……確かに!)。ローズマダーに続き初見でしたが、結構ノリ良く楽しめました。カッコ良かったですよ。
それにしてもベースの人が、スキンヘッド+顔面ピアスだらけ+パンダメイク+長いアゴヒゲで物凄い事になっていたのですが、後でオフィシャルサイト見たら、SPEED-iDやDEMONS、COALTAR OF THE DEEPERS等で活動してきたTSUYOSHIだと知り更にびっくり。DEMONS何度か観てるんですが全く気付きませんでした…いやそれ位凄い出で立ちだったんですってw


highfashion paralyze
今年結成された、元Merry Go Round、元Smellsの真と元deadman、元the studs、the god and death stars等のaieによるユニット。Smellsではギターレス編成でしたが、今度はボーカルとギターのみというこれまたシンプルな編成です。
取りあえず今回のお目当てだったのですが……何て誕生日イベントにそぐわない人達なんだ!(※褒めてます)。何だかんだでポップなバンドで占められたイベントの中では物凄い異物感。Smellsからほぼ5年振りに見ましたが、KazumaさんはKazumaさんでした…オーラ放ちまくり。しゃがんで歌っていることが多く、若干見難かったですが。
曲調としてはゆったりとネチっこい曲を中心に、ボーカルとギターでお互いちれぢれに色を付けていく感じでしょうか。ボーカルメインのユニットかと思いきや、長目にギターが刻まれる所もあったり。aieは殆ど動かず演奏に徹していましたが、先月同じ人を同じハコで見たばかりなのにこうも見え方が違うとは。次のCalmando Qualでは「今日は皆さんの魂を頂きに参りました」とのMCがありましたが、リアルに魂を取っていったのは間違いなく彼らでした。
メリゴ・Smells以上に人を選びそうですが、とにかく活動を続けて欲しいなと。またMP補充して観に行きたいです。


Calmando Qual
Twisted Clock時代に見てから約2年振りの鑑賞となりましたが、一気に濃くなったヴィジュアル含めかなり雰囲気変えてきた感じが。取りあえずボーカルHibikiによる興行主キャラの胡散臭さが尋常じゃないw(髪の爆発具合も尋常じゃない) 「違うのかい!? どーなんだい!? ハッハァ!!」と繰り返されていた煽りが、今になっても妙に耳に残っています。
以前見た時に比べると、重ためのデジロックからバンドサウンドメインのホラーパンク的な楽曲にシフトした感じを受け、これはこれで非常にカッコイイじゃないかと。一応、名義戻してから最初に出た「doors」は聴いていたので、ある程度予想はしていましたが、今はこういう音の方が間口が広かったりするのかもしれません。しかしその中でも、2004年に出たシングルから「insanity」を聴けたのはちょっと嬉しかったり。ダメ元で手持ちのCDを予習しておいて良かった…。
途中で、ライブでは恒例? と思われる、観客にジャンプさせるパートがあったのですが、
「今日は特別な日だから……Xジャンプにしよう!
…まさかCalmando Qualのライブで、人生初のXジャンプをすることになるとは…。

アンコールではケンカ、Tak両氏にケーキ贈呈→Hibikiを中心にハッピーバースデー合唱→入場時に配られたクラッカーでお祝い、という流れの後、来年5月にここ池袋手刀にて結成10周年ワンマンを行います、というアナウンスが。因みに、アンコール時のHibikiのキャラは素に戻っていましたw
ラストは、こちらも前からある「ANTI FLAG」でアッパーに〆。こっちはお客さんの反応的に、こっちはライブでも定番曲という感じがしました。

***

ハイファッションで非常にぐったりしましたが(※繰り返しますが褒めてます)、見応えある3マンでした。Calmando Qualの方向転換もありますが、こういうコミカルホラー味付けのバンドって、何気に増えていたりするのかなぁ…。

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