Jungle Smile「抱きしめたい」(2001)
01.抱きしめたい
02.東京、さびしんぼ。
03.抱きしめたい (お稽古用)
CD-EXTRA
東京、さびしんぼ。 ミュージックビデオ
作詞 01、02:高木郁乃
作曲・編曲 01、02:吉田ゐさお
発売日:2001/05/23
品番:VICL-35243
***
いつにも増して我の強い感想を書いてみたり。
ボーカル・作詞:高木郁乃、作曲・編曲:吉田ゐさおによるユニット「Jungle Smile」の、10枚目にして今の所最後のシングル。つい最近になって知ったのですが、2曲共アニメの主題歌になっていたのですね。
以下各曲について。
01.抱きしめたい
抑えめのアレンジで進行するミディアムテンポのポップス。
この曲を知ったきっかけは、ほぼ10年前、当時聴いていたNHKのラジオ「ミュージックスクエア」のお薦め紹介コーナー(うろ覚え。当時この番組は録音していたので、実家に音声ファイルがある筈…)でした。そこでボーカル高木郁乃のコメントが紹介され、「これは女の子同士の曲なんですよ」との事で、へぇと思って聴いたら、もう百合ソングにしか聴こえなくなってしまったという…w まあ、自分が勝手にそう思っているだけですけれど。
別に明確な描写があるわけではないのですが(そもそも自分は男ですし)、10代の女の子の微妙な心理――ダメな自分への過度なコンプレックス・特定の相手への羨望/嫉妬/友情(≒軽い恋愛感情)――等々がぐちゃぐちゃに混ざり合った描写が非常に秀逸な印象を持ちました。
楽曲自体そこまで派手な展開があるわけではないのですが、一つ一つ噛み締めるようなボーカルによる、物語構成の歌詞とサビでの盛り上がりによって、当時かなり耳に残る楽曲になりました。人によっては痛さも感じるかもしれませんが、ポップスシーンでは実は稀なテーマを扱った歌なのではないかと思ったりします。
この記事を書くに当たって随分久しぶりに聴きましたが、やはり胸がギュッとなる感覚に襲われました。
02.東京、さびしんぼ。
スチールギターの音色に時々中国的な印象も受けるスローバラード。こちらは露骨にドロドロした恋愛、というか、タイトル通り寂しい関係を描いた歌詞が載っています。一部ボーカル…というか歌詞の運びが、メロディーに対して詰め込み気味な気もして、ちょっと進行がモタつくような印象もあったり。ボーカルの感情的には合っているとも言えるのですが。
全編に亘って鳴らされるマリンバとチェロの音が耳に優しく、物悲しげながらも心地良いメロディーを堪能できると思います。しかし、本当にタイトル通りの曲としか言いようがない…。
CD-EXTRAとして、この曲のPVが入っていますが、こちらは吉田ゐさおが演出・撮影・編集を行っています。
03.抱きしめたい (お稽古用)
1曲目のボーカルを除いたカラオケですが、その空いた部分にギターを追加して歌メロをなぞったバージョンとなっています。
***
Jungle SmileのCDで手元にあるのは、今の所これだけなのですが、タイトル曲のインパクトは今でも変わらないみたいです。今からでもベスト盤に手を出してみようかな…w
***
Amazon(試聴あり)
オフィシャルサイト(試聴あり)
01.抱きしめたい
02.東京、さびしんぼ。
03.抱きしめたい (お稽古用)
CD-EXTRA
東京、さびしんぼ。 ミュージックビデオ
作詞 01、02:高木郁乃
作曲・編曲 01、02:吉田ゐさお
発売日:2001/05/23
品番:VICL-35243
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いつにも増して我の強い感想を書いてみたり。
ボーカル・作詞:高木郁乃、作曲・編曲:吉田ゐさおによるユニット「Jungle Smile」の、10枚目にして今の所最後のシングル。つい最近になって知ったのですが、2曲共アニメの主題歌になっていたのですね。
以下各曲について。
01.抱きしめたい
抑えめのアレンジで進行するミディアムテンポのポップス。
この曲を知ったきっかけは、ほぼ10年前、当時聴いていたNHKのラジオ「ミュージックスクエア」のお薦め紹介コーナー(うろ覚え。当時この番組は録音していたので、実家に音声ファイルがある筈…)でした。そこでボーカル高木郁乃のコメントが紹介され、「これは女の子同士の曲なんですよ」との事で、へぇと思って聴いたら、もう百合ソングにしか聴こえなくなってしまったという…w まあ、自分が勝手にそう思っているだけですけれど。
別に明確な描写があるわけではないのですが(そもそも自分は男ですし)、10代の女の子の微妙な心理――ダメな自分への過度なコンプレックス・特定の相手への羨望/嫉妬/友情(≒軽い恋愛感情)――等々がぐちゃぐちゃに混ざり合った描写が非常に秀逸な印象を持ちました。
楽曲自体そこまで派手な展開があるわけではないのですが、一つ一つ噛み締めるようなボーカルによる、物語構成の歌詞とサビでの盛り上がりによって、当時かなり耳に残る楽曲になりました。人によっては痛さも感じるかもしれませんが、ポップスシーンでは実は稀なテーマを扱った歌なのではないかと思ったりします。
この記事を書くに当たって随分久しぶりに聴きましたが、やはり胸がギュッとなる感覚に襲われました。
02.東京、さびしんぼ。
スチールギターの音色に時々中国的な印象も受けるスローバラード。こちらは露骨にドロドロした恋愛、というか、タイトル通り寂しい関係を描いた歌詞が載っています。一部ボーカル…というか歌詞の運びが、メロディーに対して詰め込み気味な気もして、ちょっと進行がモタつくような印象もあったり。ボーカルの感情的には合っているとも言えるのですが。
全編に亘って鳴らされるマリンバとチェロの音が耳に優しく、物悲しげながらも心地良いメロディーを堪能できると思います。しかし、本当にタイトル通りの曲としか言いようがない…。
CD-EXTRAとして、この曲のPVが入っていますが、こちらは吉田ゐさおが演出・撮影・編集を行っています。
03.抱きしめたい (お稽古用)
1曲目のボーカルを除いたカラオケですが、その空いた部分にギターを追加して歌メロをなぞったバージョンとなっています。
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Jungle SmileのCDで手元にあるのは、今の所これだけなのですが、タイトル曲のインパクトは今でも変わらないみたいです。今からでもベスト盤に手を出してみようかな…w
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