一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

タグ:SoundHorizon

Sound Horizon『Roman』(2006)

01. 朝と夜の物語
02. 焔
03. 見えざる腕
04. 呪われし宝石
05. 星屑の革紐
06. 緋色の風車
07. 天使の彫像
08. 美しきもの
09. 歓びと哀しみの葡萄酒
10. 黄昏の賢者
11. 11文字の伝言

全曲作詞・作曲・編曲:Revo

発売日:2006/11/22
品番:KICS-91286

Sound Producer、Computer Programming & Keyboards:Revo

Lead Vocals(01):Hiver Laurant
Lead Vocals(02、11)、Chorus:RIKKI
Lead Vocals(03、06)、Chorus:KAORI
Lead Vocals(04、09)、Chorus:REMI
Lead Vocals(05):Azumi Inoue
Lead Vocals(05、08)、Chorus:YUUKI
Lead Vocals(07、10)、Voices(01、06、09、10)、Chorus:Jimang
Voices(01、03、05):Akio Otsuka
Voices(04、07、11):Rica Fukami (Vi-vo)
Voices(01、11):Ike Nelson
Voices(01、03、05、07、09、11):Mamiko Noto
Voices(03、08):Nobuo Tobita
Voices(02〜04、10):Norio Wakamoto
Voices(04、06、07):yukana
Voices(08):Yuuko Minaguchi
Voices(01、04):Hikaru Midorikawa
Voices(01、02、04、06、08、10):Yukari Tamura
Voices(03、10):Sublime
Voices(03、04):Soichiro Hoshi
Voices(10、11):Noriko Hidaka
Guitars:Shingo Jake Saito
Keyboards、A Piano(04、09):Kyoko Osako
Bass:Atsushi Hasegawa
Drums:Kenichi Fujimoto
Percussions:Naomi Ishikawa
Harp(04、07):Tomonori Asakawa
A Piano(01、11):Kenichiro Senzawa
Flute(03、07):Ryo Sakagami
Harmonica(08):Horofumi Mizuno
Oboe(07):Hiroshi Shibayama
Clarinet(07):Tadashi Hoshino
Fagotto(07):Jun Fujita
Mandrin(09)、Balalaika(09):Hideki Wachi
Sax(05):Watanabe Fire
Solo Violin(02、06):Kana
Strings(03、07、10、11):Kana Strings
 (Vln1st:Kana Ito、Ado Matsumoto、Izumi Hisanaga、Kazuo Watanabe、Makkko Uriuda、Michiko Miura)
 (Vln2nd:Emiko Hagino、Makiko Yamamoto、Makoto Motoi、Miyako Tubuku、Nagisa Kiriyama、Noriyo Odayashi、Yuki Sato、Yuko Okubo)
 (Vla:Kaoru Hagiwara、Miho Kisanuki、Rieko Kouno)
 (Vc:Makoto Osawa、Shinobu Hashimoto、Toshihiko Tsuchida)
Strings(01、04、05、09):Gen Ittestu Strings
 (Vln1st:Gen Ittetsu、Maki Nagata、Yuko Kazitani、Jun Takeuchi、Daisuke Kadowaki)
 (Vln2dn:Takuya Mori、Yoshiko Kaneko、Yayoi Fujita、Takao Ochiai)
 (Vla:Yuuko Kajitani、Syouko Miki)
 (Vc:Kaori Morita、Tomoki Iwanaga)
Sound Effect:Hirokazu Ebisu(Walla-Works,Inc.)


***

5th story CDと銘打たれた、Revo率いるSound Horizonのメジャー3rdアルバム。初回限定盤には、紙製ボックスケースとメッセージ入りのハンカチが付いていました(CDの収録内容は同一)。
同年に先行してリリースされたシングル『少年は剣を…』でもみられた、演奏・歌唱・ナレーションに多くのサポート陣が参加する体制が確立した作品であり、本作を機に物語音楽としての情報量もグッと上がった印象があります。これより前は、ボーカルパート中に台詞が入ることはあまりなかったのですが、このアルバム以降、ストーリー進行に合わせて遠慮無く入っていくようになったことも、原因の1つに挙げられるかもしれません(このアルバム自体は、所謂ポップスの構成を守っている曲が多く、物語の進行に合わせて展開がコロコロ変わる曲が増えるのは、これより後の印象ですが)。

以下、各曲の感想と一緒に、他の作品を含めたストーリーの方にも多少触れています。ただ、本作のストーリー面に関しては、現時点でも咀嚼しきれておらず、執筆時点(2017/08)で各種書籍版も未読のため、変な事言っていたらご勘弁を(寧ろ教えて頂ければ……)。あと盲目長文注意。

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Sound Horizon『少年は剣を…』(2006)

01. 終端の王と異世界の騎士〜The Endia & The Knights〜
02. 緋色の風車〜Moulin Rouge〜
03. 神々が愛した楽園〜Belle Isle〜
05. (シークレットトラック)

作詞・作曲・編曲 01〜03:Revo

発売日:2006/10/04
品番:KDSD-00111

Sound Producer、Computer Programming & Keybords:Revo

Lead Vocals(01、02)、Chorus(01、02):KAORI
Lead Vocals(01)、Chorus(01、02):YUUKI
Lead Vocals(03)、Chorus(03):RIKKI
Soprano Vocal(01、02)、Chorus(02、03):REMI
Voices(01):Akio Otsuka
Voices(02):Jimang
Voices(03):Rika Fukami (Vi-vo)
Voices(03):Ike Nelson
Guitars:Shingo Jake Saito
Bass:Atsushi Hasegawa
Drums:Kenichi Fujimoto
Percussions:Naomi Ishikawa
Pan Flute:Takashi Asahi
Violin(02):Hanako Uesato
Violin(03):Kana Ito
Strings(01、03):Kana Strings
Harp:Tomonori Asakawa
A Piano:Kenichiro Shinzawa
Sound Effect:Hirokazu Ebisu (Walla-Works,inc.)


***

2006年にリリースされた、Sound Horizonの1stシングル。本作から、作曲者:Revo以外の参加メンバーが固定されない体制となっており、公式ではここから第二期SHという区切りになっています。
01、03には、それぞれ異なるゲームのタイアップが付いていましたが、当時Revo氏は「求められているものが異なっている複数の楽曲を、1つのシングルという世界観にまとめるのには苦労しました」と述べており()、本作での経験が、タイアップ専業プロジェクト:Linked Horizonの立ち上げへ繋がっていたのかもしれません。
(曲感想と併せて、ネタバレと言う程ではないですが、他作品も含めたストーリー・イラストに少し触れています)

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Sound Horizon『Elysion〜楽園幻想物語組曲〜』(2005)

01.エルの楽園 [→ side:E →]
02.Ark
03.エルの絵本 [魔女とラフレンツェ]
04.Baroque
05.エルの肖像
06.Yield
07.エルの天秤
08.Sacrifice
09.エルの絵本 [笛吹き男とパレード]
10.Stardust
11.エルの楽園 [→ side:A →]
44.(シークレットトラック)

全曲作詞・作曲・編曲:Revo

CD-Extra:Extra Bonus Track
Elysion システムサウンド集
・起動音
・終了音
・ゴミ箱空音
・メール受信音
・エラー音

Members
Lyrics、Compose、Arrangement、Guitar、Keyboards、etc...:Revo
Vocal、Chorus、Narration、Voices:Aramary

発売日:2005/04/13
品番:BZCS 5006


***

4th Story CDと銘打たれた、Sound Horizonのメジャー2ndアルバム。ボーカリストAramaryが在籍した最後のCDとなり、本作までが第一期と呼ばれていたりもします。
自主制作時代でも多くのゲストミュージシャン、ボーカリストが参加していましたが、本作でも、過去作より引き続き参加しているJimang(Vocal、Voice)に加え、個人的にal.ni.co等のサポートで耳にしていた南都亮二(Drum)、現在に至るまで多くのRevo関連作品に参加している斉藤"Jake"慎吾(Guitar)ら多くのサポート陣が名を連ねています。

物語音楽としての作りは、「エルの○○」とタイトルが付けられた一連のシリーズと、独立しているように見える英語タイトル曲が交互に配置されており、積極的に時系列を明示しない形ながらも1つのストーリーが浮かび上がる構成となっている印象。デザイン面でもそれを意識しており、歌詞の表記の仕方や、ジャケ・裏ジャケにおけるイラストとアルバムタイトル表記のギミックなど、色々凝っています。
ポップに振れたものから語りオンリーのものまで曲調は幅広いのですが、全体的にヤンデレ病んだ内容のストーリーが主体である為、『Chronicle 2nd』や『Moira』のような歴史モノ寄りの世界観を期待するとちょっと戸惑うかもしれません。

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Sound Horizon『Elysion -楽園への前奏曲-』(2004)

01. Ark
02. 辿りつく詩
03. 恋人を射ち堕とした日
04. 魔法使いサラバント
05. 澪音の世界
06. 雷神の系譜
07. 檻の中の花
08. Yield

全曲作詞・作曲・編曲:Revo

Members
Guitar、Keybords、Computer Programming、etc....:Revo
Vocal、Chorus、Voice、Narration:Aramary

発売日:2004/10/27
品番:BZCS-5004


***

自主制作ラスト作『Chronicle 2nd』から7ヶ月後にリリースされた、Sound Horizonのメジャーデビューアルバム。
本作は、自主制作時代の音源からセレクトした楽曲(02〜07)と、次作『Elysion -楽園幻想物語組曲-』(2005)へ収録される楽曲(01、08/『楽園幻想〜』収録のものとは別バージョン)を収めた、ベスト兼先行CDのような作品になっています。異なるストーリーCDから抜粋している為、一人オムニバス的な性格も持っているでしょうか。
現時点で自主制作時代の音源がクロセカしか手元にないため、過去曲がどの音源のバージョンで収録されているのかあやふやなのはご了承ください。クロセカ収録の2曲(02、06)については、クロセカと同一のトラックを使用しながらも、イントロのナレーション(「第○○巻、×××ページ」の部分)がカットされているのを確認しています。
※そちら2曲については、クロセカの感想記事の方を御覧下さい。

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Sound Horizon『Chronicle 2nd』(2004)

01. 黒の予言書
02. 詩人バラッドの悲劇 (Instrumental)
03. 辿りつく詩
04. アーベルジュの戦い (Instrumental)
05. 約束の丘
06. 薔薇の騎士団
07. 聖戦と死神 第1部「銀色の死神」〜戦場を駈ける者〜
08. 聖戦と死神 第2部「聖戦と死神」〜英雄の不在〜
09. 聖戦と死神 第3部「薔薇と死神」〜歴史を紡ぐ者〜
10. 聖戦と死神 第4部「黒色の死神」〜英雄の帰郷〜
11. 書の囁き
12. 蒼と白の境界線 (Instrumental)
13. 沈んだ歌姫
14. 海の魔女
15. 碧い眼の海賊
16. 雷神の左腕 (Instrumental)
17. 雷神の系譜
18. 書の魔獣
19. キミが生まれてくる世界
20.<ハジマリ>のChronicle
21.<空白>のChronicle

・Bonus Extra Track(CD-extra)
謎のボーナス音源

全曲作詞・Image Story・作曲・編曲:Revo

Members
Vocal(01、03、05〜11、13〜15、17〜19)、Voice(01、03、05〜11、13〜15、17〜19):Aramary
Vocal(02):Hazeri
Vocal(01、07、08、11、15、18)、Voice(01、07、08、13、15):Yasrow
Vocal(01、07〜09、11、15、18)、Voice(01、03、07〜10、13〜15、17、18):Jimang
Vocal(13、14)、Voice(13、14):Haruka Shimotuki
Violin(03):Yukari Shinozaki
Other All Violin:Mutumi Suzuki
Violon Cello:Shigeru Ohara
Flute & Piccolo Flute:Remiko Kawase
Clarinet:Kazuhisa Kojima
Oboe & English Horn:Masayo Miyata
Fagott:Hiroaki Kimizuka
Trumpet:Miki Iwatuki
Trombone:Takuya Honda
Alto Sax & Tenor Sax:Kei Suzuki
Mandolin & Bouzouki &Acoustic / Nylon Guitar、Electric Guitar / Bass & Accordion & Keybords、Udu & Djembe & Tanbourine & Castanet & Other Percussion & Computer Programming、Recorded & Mixed & Mastered:Revo
Booklet & Lebel Design:Yokoyan

発売日:2004/03/19
品番:SH-CHR05


***

Revo率いるSound Horizonが2004年にリリースした、自主制作時代最後のアルバム。1st Story Renewal CDと銘打たれていますが、これは1stCD「Chronicle」の楽曲が基にあり(私は未聴。全曲インストとのことです)、トラックを大幅に増やし、ナレーション・ドラマパートを積極的に取り入れたフルサイズのアルバムとなったため。この時期は複数の登場人物の多くをAramary(女性キャラ)とJimang(男性キャラ)の2人で廻している為、今聴くとちょっと変な感じもしますが(ヒーロー寄り・ラスボス格が、どちらもじまんぐさんのショワショワボイスだったりとか)、まぁそこも含めて味というか。
殆どの曲始まりに、ストーリーの時間軸を示すナレーションが入っていたり、後の作品ではブックレットに未記載になりやすくなるセリフが、ほぼ全て載っていたりと、物語のアウトラインの把握しやすさはSHの中でも上位に来るのではないかと。因みに、インスト曲にも物語のイメージ的な詩が記載されています。
曲数は多めですが、ストーリーに合わせてインスト・短編・長尺の配置がされている感もあり、実は最近のストーリーCDより取っ付きやすいのかもしれません。リズムは全て打ち込みなのですが、個人的には特に気にならず。


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Sound Horizon「Sound Horizon Live Tour 2011 第一次領土復興遠征 追加公演」@横浜アリーナ 2011/09/17

横浜アリーナで行われたSound Horizonのライブ(追加公演2日目)へ行ってきました。本当は横浜観光もしたかったのですが、盛大に寝坊をかました所為で、会場に着いたのは時間ギリギリだったのだぜ…:

Sound Horizonは、新譜に伴うライブとは別に「第○次領土拡大遠征」と題されたツアーを2006年から行っていますが、今回は東日本大震災の被災地復興支援を兼ねるという意味を込めてこのようなタイトルになったそうで、ライブの収益金の一部が義援金として寄付されるとのこと。歌詞を公募したテーマソング「Revive」も、そちらへの意識が強い言葉が選ばれています(オフィシャルサイト内のライブインフォメーションからフル視聴可能)。

――とは言え、変にかしこまった雰囲気ということもなく、フリーダムな曲順・MC・無茶ぶり(!)によって、1月のメルコンとはまた違った濃さを楽しめたライブでした。

また、Revo以外のツアー参加メンバーは毎回異なっていたのですが、今回の横浜2日目のゲストメンバーは

ギター:YUKI(Λucifer、DUSTER-3、Rayflower etc)、斉藤jake慎吾
ベース:長谷川淳(GERARD)
キーボード:勝又隆一
バイオリン:崔誠一
ドラム:敦士(SIAM SHADE、BULL ZEICHEN 88)
マニピュレーター:田淵章宏
ダンサー二人(名前失念…;)
ボーカル・ナレーション:彩乃かなみ、Sacha、JIMANG、下川みくに、Ceui、MIKI、RIKKI、REMI


今回は私もフリーダムでカオスな流れに身を任せていたので、印象に残った所をずらずら箇条書していきますよ。
(…と書いていたら無駄に長くなったので、分かりやすいレポが読みたい方は他へ行った方が良いよ! 某pi☓ivには素敵なイラスト付きのツアーレポがあったりするよ!)


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Sound Horizon「Marchen」(2010)

01.宵闇の唄
02.火刑の魔女
03.黒き女将の宿
04.硝子の棺で眠る姫君
05.生と死を別つ境界の古井戸
06.薔薇の塔で眠る姫君
07.青き伯爵の城
08.磔刑の聖女
09.暁光の唄
10〜38.(ボーナストラック)

作詞・作曲・編曲 01〜09:Revo

発売日:2010/12/15
品番:KICS-91630


***

本作への思いの丈は、1月のライブ感想で散々書いた気もしますが、まぁそこはそれと言うか…w

Revo率いるSound Horizonの、通算11枚目・ストーリーCDとしては7作目となるアルバム。
プロローグマキシと銘打たれた先行シングル、「イドへ至る森へ至るイド」と関連が深い……というか思いっきり話が繋がっているので、イドイドと本作2枚合わせて1作、と捉えた方が良いかもしれません。
メインの舞台は宗教改革の真っ只中のドイツなのかな? モチーフとして西洋の童話が多く取り入れられていますが、総収録時間が77分、9曲中童話を下敷きにしたものが7曲、またそれら各々の楽曲のテーマが「つの大罪」、初回盤ブックレットのページ数表記が77ページ、そして先程からやっているように、歌詞中のを含む字が強調されていたりと、やたら7にこだわった作品となっています。
その初回盤ですが、小さな絵本仕様のブックレットやら、広げるとこれまた大きな「」になるイラスト付きボックスやら、かなり豪華な作りになっています。
本作もシングルから引き続き、マーティ・フリードマン(ギター・今作は7曲目のみ参加)やSIAM SHADEのJUNJI(ドラム)、ΛuciferのYUKI(ギター)と阿部徹(SANTA)(ドラム)、元HOUND DOGの西山毅(ギター)、あと初音ミク…とその中の人――というか基の人? である藤田咲など多くのゲストが参加しています。

以下各曲について。ちょこちょことストーリーにも触れてますので、一応ネタバレ注意。
何より盲目長文注意。


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Sound Horizon「Sound Horizon 7th Story Concert 「Marchen」 〜キミが今笑っている、眩いその時代に…〜」@パシフィコ横浜国立大ホール 2010/01/13、14

ライブの様子を思い出すだけでほくほくしていましたが、いい加減書き起こしておかないと、自分のポンコツ脳味噌が作為的な嘘を入れてきそうなので、そろそろレポを書いてみたり。
そんな訳で、Sound Horizonの新譜「Marchen」発売に伴うツアーの追加公演に行ってきました。13日が2階席、14日が3階席最後方という素晴らしい位置だったので(苦笑)演者の細かい所などは厳しかったのですが、そんな事が気にならない位豪華なステージでしたよ。

本編は2日間ともほぼ同じで、アンコール(というか内容的には第2部ですね)はかなり変えてきているという構成でしたので、ライブ本編は2日間通しての感想を、アンコールは各日に分けて書いていきますよ。因みにサポートメンバーについてはこちらのまとめWikiに分かりやすく…。

自分が一番最近に見たSound Horizonのライブは、約4年前のRomanツアーの追加公演なのですが、その間にSHK国歌だの、超←重↓力↑だのというライブ定番曲が出来ており、すっかり浦島太郎状態で訪れたパシフィコ横浜。物販ではローブを着たスタッフや入国審査管理局という名のスタンプ台が見かけ、少し記憶が蘇ったり。そしてパシフィコ横浜限定ですが、神殿を模した記念写真スペースやプリクラ(!)があったりと、相当気合が入っていました。取りあえず私はスタンプを押すパスポートを購入(前持ってたの無くしてしまったのさ…)。

ステージは3D構成? とでも言うのか、ステージ前方にカーテン型スクリーンを出したり引いたりして字幕や映像を上映、その後ろが通常のステージ、更に其の奥が扉や建物などとして使われる高めのステージ、更に其の奥にはもう一つのスクリーンという配置になっており、曲ごとに歌い手、ダンサー、アクターが入れ替わり立ち代わり登場していました。ステージに出た人、人形も合わせて50人以上居たんじゃないかな…。ダンサーの人達、踊るだけでなく人形を動かしたり、お化けもみの木になったり、鉄の処女になって人を殺したりと頑張っていましたw


この後は盲目乙な感想になるでしょうから、最初に気になった所だけ幾つか書きだしてしまいましょうか。
本編中に旗を持った近衛兵(近衛兵なんですよー)が出て来て、観客にもコーラスさせたり盛り上げたりするパートがあるのですが、その度にこちらが立ったり座ったりするのが、数少ないながらライブハウスメインに行っている自分にはちょっと違和感、と言うかテンションがリセットされてしまう部分がちょっとあったり。演劇要素強いとは言え、やっぱり激しめのバンド型式なのですから終始立って盛り上がりましょうぜ、と思わなかったと言ったら嘘になるでしょうか。ただ、これは4年前に参加した時もこんな状況でしたので、SHのライブの型式はこう! 郷に入れば何とやらとなので、これは自分のわがままですね。
また、3階席からは奥のスクリーンが、ステージ天井に遮られ全く見えないという問題が。だもんで、14日は本編の演出の一部やメンバー紹介での子役による映像メッセージ(出演時間の事情的に…ね)等が丸々目隠し状態ww 中々難しい事情もあるのでしょうが、ちょっと見え方を考慮して欲しかったかも…ですね。

***

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Sound Horizon「イドへ至る森へ至るイド」(2010)

CD
01.光と闇の童話
02.この狭い鳥籠の中で
03.彼女が魔女になった理由
04.シークレットトラック(※初回限定盤のみ収録)

全曲作詞・作曲・編曲 01〜03:Revo

DVD(初回限定盤のみ)
01.光と闇の童話【Music Clip】
02.イドへ至る森へ至るイド【5.1ch Surround Audio Mix】

発売日:2010/06/16
品番:KICM 91311


***

Revoを中心とした「Sound Horizon」の、プロローグマキシと銘打たれた3rdシングル。要するに次のアルバムからの先行シングルですね。
多くのミュージシャンを呼んでいるSHですが、今作では新たにJoelle(ボーカル)、Marty Friedman(ギター)、元SIAM SHADEの淳士(ドラム)、桜庭統(ピアノ・キーボード)らが参加しています。桜庭統は霜月はるか・Revo名義で出したシングル「霧の向こうに繋がる世界」にも参加していました。
今回のストーリーに関しては、登場人物の名前、ペスト流行・魔女狩りを思わせる歌詞等から、中世ヨーロッパ(ドイツ?)が舞台と思われますが…。

以下各曲について。


CD
01.光と闇の童話
渋いドイツ語の語りと子供達の会話が乗った優雅なストリングスパートから一転して、バンドサウンドに入る疾走ロックチューン。メインボーカルはMarchen von Friedhof(中の人はRevo)…墓場の童話?
まず最初に気になったことを書いてしまうと、Revoがこのボーカルでメインを張るには、まだちょっとパワー不足なのかなあ…という所でしょうか。アルバム「Moira」の「冥王」ではKlahaっぽい低音で歌い上げておりかなりツボだったのですが、この曲では前作アルバム「ROMAN」の「朝と夜の物語」の歌唱に戻ってしまった感もあり、エフェクトも掛けてV系に通じる艶のある歌い方をしたいのが分かるだけに、中々ままならないのがもどかしい…(苦笑) いっそ本当にV系バンドのボーカル招いてしまうとかどうでしょう。DのASAGIとかハマりそうに思えるのですが。
しかしながら、楽曲の方はゲストミュージシャンの色やシリアスなストーリーもあってか、SHの楽曲の中でもバンドサウンドが前に出たスリリングなものになっており(ちょこちょこ音が妙に引っ込んでる? と思う部分もありますが)、決して悪い印象はなく-―というか今作では一番好きだったりします。「霧の向こうに〜」でも聴けるスピード感のあるキーボードソロやギターソロ→ストリングスの流れもたまりません。そしてゲストボーカルというか音声ソフトとして、近年有名になっている初音ミクが使われているパートがありますが、その人工的な(あ当たり前だけど)声質と歌詞の中で当てられている役割と相まって、非常に不気味な印象を抱かせるボーカルになっており、上手い使い方をしてきた印象があります。初音ミクが使われた曲を聴いたのは今回が初めてでしたが、これからあの声を聞く度、少なからず恐怖を感じる気がします。また言葉遊びや視覚に訴えかける文字の使い方も健在。○○と土塊のミルフィーユは勘弁してw


02.この狭い鳥籠の中で
クラシカルな笛のメロディーから始まる、穏やかなアレンジのバラード。メインボーカルはJoelle。ピアノとアコギをメインに展開しますが、サビに入るとストリングスが入り盛り上がりを見せます。ちょっと歌謡曲っぽいかな? 終盤に入るとちょっと疾走。彼女のボーカルは初めて聴きましたが、柔らかな声質ながら盛り上がる所でも力強く歌いあげており、危なげない歌唱を聴くことが出来ます。男性ボーカルもこれ位良い人を見つけられれbゲフンゲフン

03.彼女が魔女になった理由
アコーディオンをバックにした会話とナレーションから穏やかに始まる楽曲。メインボーカルはMoiraにも参加しているMIKI。こちらもJunger Marz_PROTOTYPE βというボーカロイドソフトが子供のボーカルとして使われているのですが、初めに聞いたときには全く気付かなかった程自然な声になっており、技術の進歩って凄いと思わせられます。前半はストリングスが前に出たポップチューンなのですが、展開も多く今作では一番ミュージカル色が強いかな? 間奏の流れるようなバイオリンソロも好み。そして後半からは緩急の差が激しく更に歌劇色が強まり、終盤では重厚なコーラスに乗せて一盛り上がり! 好きですよこういう展開。個人的にはもう1分位疾走してくれても良かったのですが、そうすると8分超えちゃいますからね…w

04.シークレットトラック(※初回限定盤のみ収録)
3曲目からそのままの流れで始まるインスト。水の流れる音をバックに、クラシカルなメロディーを奏でる、ストリングスをメインにした曲になっています。後半からはシリアスにテンポアップ。やはりこのトラックに入るメロディーが次のアルバムの肝になってくるのでしょうか。
また、買った後から知ったのですが、通常盤のボーナストラックはこちらとは異なるものが収録されており、私は未聴ですがピアノをメインとしたインストになっているようです。
複数売り…かあ…。


DVD
01.光と闇の童話【Music Clip】
CD1曲目のPV。ほぼ歌詞のストーリーを映像化した感のある映像になっており、ジャケットイラストに描かれている二人(+α)が実写になっています。前からSHのPVで感じていた、衣装の使い方や合成の微妙さはそのままですがw、演奏に埋もれがちなセリフもこちらでは映像もあって補完しやすくなっているのではと思います。
というか何より! 演奏シーンのV系臭さっぷりがもうw 黒と赤を基調としたゴッテリした衣装といい、何処のバンドを参考にしましたかと言いたくなるRevo-―じゃないメルヒェンさんの動きといい、下手なそちら界隈のバンドより余程ヴィジュヴィジュしいです。やっぱり次作では本職のV系ボーカリストを招いて(ry
オフィシャルの特設サイトでちょこっと見られるので是非。

また、DVDにはCD収録3曲の5.1chサラウンドバージョンが収録されているので、再生できる環境の方はCDよりこちらをメインに聴くのも良いかもしれません(チャプターでは3曲一緒に纏められています)。

***

フィクション分てんこ盛りの世界観と楽曲は、これまでと比べ特に目新しさは感じませんでしたが(逆に言えば、これまで聴いてきた人には安心クオリティという事でもあります)、バンドサウンドメインの1曲目など、やはり新しいサポートメンバーの要素は入ってきているのかな、と思わせられるシングルでした。3曲共6、7分台のため、シングルながら結構お腹いっぱいにもなれましたし。
個人的には、Sound Horizonでシングルで最初に聴くとするなら、クサい疾走曲がメインの「聖戦のイベリア」を推しますが、語りやストーリ性の強い楽曲を聴きたい人にはこちらも十分にお勧めできるシングルなのではないかと思っています。
さてアルバムはどうなりますやら…。

***

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