一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

タグ:XJAPAN

zilch「3 2 1」(1998)

01.ELECTRIC CUCUMBER
02.INSIDE THE PERVERT MOUND
03.SOLD SOME ATTITUDE
04.SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
05.SWAMPSNAKE
06.WHAT`S UP MR.JONES?
07.HEY MAN SO LONG
08.PSYCHE
09.FUCTRACK#6
10.DOUBT
11.POSE
12.EASY JESUS

作詞・作曲 01〜04、06〜12:hide、McVEIGH/05:SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND

発売日:1998/07/23
品番:CTCR-17044


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X JAPANやソロで活動していたhideが、RAY MCVEIGH、PAUL RAVENらと結成したバンド「zilch」の1stアルバム。クレジットを見る限りでは、楽曲自体は1996〜7年には出来ていたようですが、リリース自体はhideの死から少し経ってからでした。ソロ2ndやXのDAHLIAと同時進行で作られていたということでしょうか。今作のメンバーは、hide(ボーカル・ギター)、RAY MCVEIGH(ボーカル・ギター)、PAUL RAVEN(ベース)、JOEY CASTILLO(ドラム)、I.N.A.(プログラミング)でしたが、hideの死後はRAY MCVEIGHを中心に、沢山のミュージシャンが参加する体制となっていきました。
自分は発売当時友人に聴かせてもらい、初めてzilchの音に触れたのですが(後に自分で購入)、ヘヴィでインダストリアル寄りの音作りながら、極めて聴きやすい楽曲が並んでいたのだなーと改めて思う次第です。

以下各曲について。


01.ELECTRIC CUCUMBER
女性のいかがわしい声とラジオの曲紹介っぽいMCに何だコリャと思っていると、いきなりゴリゴリした爆音が響いてびっくりする1曲目。そんなゴリゴリしたリフですが、一度聴いただけで耳に残るフレーズなのが凄い。その女性の喘ぎ声が曲中ずっとあるのが…そしてhideは口の中でネチャネチャしているような歌い方でエロいですw 不意に入ってくる「ヒザマズケムシケラ」という言葉にハッとしたり。ヘヴィですがポップで面白い曲だと思います。
「日本の神奈川県横須賀市からいらっしゃいました、松本秀人さんです張り切ってどうぞー!」

02.INSIDE THE PERVERT MOUND
ノイズ音が印象的な、スピード感のあるインダストリアルロック。デジタル音満載でやかましいですが、それが良い。メロディーが立っているので、あくまでポップに聴けます。後にhideの3rdアルバム「Ja,zoo」にて、日本語バージョンの「Leather Face」として再録されました。

03.SOLD SOME ATTITUDE
こちらもノイジーなギターが前に出ていますが、サビを中心にソウルっぽいノリのコーラスが聞こえるのが面白い。終盤には巻き舌のラップパートもあったりしてカオス。でもポップ。

04.SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
hideの2nd「PSYENCE」に入っていてもおかしくない、ノリの良いデジロックに、ちょっと昔の日本のロックバンドがやりそうなメロディーが乗ったどキャッチーな曲。歌詞も遊び心が大いに感じられ、hideソロから入った人には一番入りやすい曲になっているのではないでしょうか。そして歌詞カードに記載されている演奏時間を過ぎると、どこかのライブハウスだかでMCの遣り取りをしているような音が入っています。日本語も聴こえますが…「足上げたら痺れるなんて、何考えてんのか全然分かんないよ。何でいっつもそういう事言うの?」こっちが聞きたいよ!w

05.SWAMPSNAKE
ノリノリの前曲から一転、スローでサイケな感じの曲がやってきました。この曲はSENSATIONAL ALEX HARVEY BANDというバンドのカバーになっていますが、3分ない曲なのにドロドロとした重たいインパクトを感じます。この記事書くのにあたって、Y○uTubeで原曲を聴いてみましたが、とても明るいアレンジで逆にびっくりしました。

06.WHAT`S UP MR.JONES?
ガシガシギターが気持ちいい、アッパーなインダストリアルロック。この時期からこういう音好きだったみたいです、自分。Bメロのダークかつキャッチーなメロディーから、叩きつけるようなサビへの展開がドツボです。また、この曲はX JAPANのアルバム「DAHLIA」に収録されている「DRAIN」のリメイク、というかヂルチバージョンになっています。

07.HEY MAN SO LONG
ヘヴィな演奏と無機的なリズムが前に出た、ミドルテンポな楽曲。hideのボーカルも重めというか、喉を潰し気味に歌っています。延々と繰り返される「Hello.Hello.Hello.Good Bye」が妙に耳に残る。こちらも4曲目同様、曲終わりにライブMCのような声が入っています。

08.PSYCHE
轟音の中で歌い上げる、ヘヴィなスローチューン。冷たい印象をあたえるデジタル音も入り、ギュウギュウに詰め込まれたような重たい音の中で、物悲しくも美しく感じるメロディーが映えています。ヘヴィながらも軽快なノリを感じる曲が多いアルバムの中でも、異色な曲ではないかと思ったり。個人的には初聴時のインパクトはかなり大きく、現在でも好きな曲の1つになっています。今思うと、hide絡みでこういう曲が出てきたというのは結構珍しい事だったのかもしれません。

09.FUCTRACK#6
重たいベースから始まり、こちらも女性のアヤシイ声が聞けるインダストリアルチューン。原曲はhideとLUNA SEAのINORAN、JによるユニットM×A×S×Sがオムニバスアルバムに参加した時の曲「FROZEN BUG」ですが(後にhideのアルバムにもソロバージョンが収録)、一部のパートとアラビアンな感のある間奏を除いて、ほぼ別物の曲になっています。原曲もインダストリアル色が強い曲でしたが、こちらは更にヘヴィなサウンドになっています。ザクザクしたギターと微妙に人を喰ったようなボーカルの組み合わせが面白い。

10.DOUBT
hideソロでも何度か再録されている曲のzilchバージョン。
このアルバムは基本的に全曲英語詩なのですが、この曲はhideの歌い方が英語なのに日本語に聞こえるような歌い方をしており、歌詞見ないで聴くと最早日本語にしか聞こえない部分もあったりw 楽曲の方は他のバージョンと比べて、かなり攻撃的で疾走感を感じるアレンジになっており、個人的にはこのzilchバージョンが一番好みだったりします。

11.POSE
hideの2nd「PSYENCE」に収録されている曲のzilchバージョン。こちらも原曲はデジタル・インダス色が強い曲ですが、DOUBT同様攻撃的でヘヴィなアレンジになっています。それでいてアッパーでポップな空気は失われておらず、ノリの良い聴きやすさも十分に持っていると思います。そして終盤には何故か高速ラップパートが。恐らくゲストに記載されている、MC.SHABBA.D.がラップしているのでしょうが、意図はともかくカッコいいですw 彼はこの後のzilchにも参加していますよ。

12.EASY JESUS
ラストはヘヴィなミドルチューン。何度も言ってきましたが、こちらも重さとメロディアスさが同居しています。途中で一瞬ジャジーな展開になったり、やはりラストにヒップホップ調のパートが入っているのも面白い。因みにこの曲はhideの「Squeeze IT!!」が原曲なのですが(「Beauty & Stupid」カップリング)、あちらは2分ちょっとのデモ音源みたいな曲なので、こちらが完成形という事なのでしょうか。

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個人的にロック・インダストリアル・ポップの要素が完璧に融合した、今の自分の音楽の好みを作った要素の1つに間違いなくなったアルバム。もうリリースから10年以上経っていますが、全く古くなっていないと思います。hide絡みの中では一番好きなCDなのですが、一般的にはあまり需要が無いのか、ブック○フ等でも下手したら100円とかでゴロゴロしているアルバムなので(苦笑)、ポップな曲が好きで重たい音でも大丈夫、という人には大いにお勧めしたいです。

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2007年再発盤
3・2・13・2・1
zilch

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Yahoo Music(試聴あり)

X「Jealousy」(1991)

01.Es Durのピアノ線
02.Silent Jealousy
03.Miscast
04.Desperate Angel
05.White Wind From Mr. Martin 〜Pata's Nap〜
06.Voiceless Screaming
07.Stab Me In The Back
08.Love Replica
09.Joker
10.Say Anything

作詞 02、10:YOSHIKI/03、08、09:HIDE/04、06:TOSHI/07:白鳥瞳
作曲 01、02、07、10:YOSHIKI/03、08、09:HIDE/04、06:TAIJI/05:PATA
全曲編曲:X


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Xのメジャー2枚目、通算3枚目のオリジナルアルバム。私が最初に聴いたエックスのアルバムはこれでした。製作当初は「ART OF LIFE」を加えた2枚組アルバムになる予定が、スケジュールの関係から1枚のみでのリリースになったそうです(「ART OF LIFE」自体はX JAPANに改名した後1993年に発売)。2007年と2008年に前作「BLUE BLOOD」と共にリマスタ再発されましたが、早々に売り切れ現在はプレミアがついてしまい、amazonでは1991年のオリジナルリリース盤の方が新品で手に入ると言う逆転現象が…w

以下各曲について。

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ブログネタ
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X「BLUE BLOOD」(1989)

01.PROLOGUE(〜WORLD ANTHEM)
02.BLUE BLOOD
03.WEEK END
04.EASY FIGHT RAMBLING
05.X
06.ENDLESS RAIN
07.紅
08.XCLAMATION
09.オルガスム
10.CELEBRATION
11.ROSE OF PAIN
12.UNFINISHED

作詞 01〜03、06、07、11、12:YOSHIKI/04:TOSHI・白鳥瞳/05、09:白鳥瞳/10:HIDE
作曲 01:F.Marino/02、03、05〜07、09、11、12:YOSHIKI/04:X/08:HIDE・TAIJI/10:HIDE
全曲編曲:X


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初期ヴィジュアル系の代表的バンドの一つ、Xのメジャー1st、通算2枚目のオリジナルアルバム。前作VANISHING VISIONにあった荒々しいサウンドは維持しつつ、オーケストラとの絡みもある為か、前作よりポップさやクラシカルなメロディー重視な要素の増したアルバムになっている印象があります。インディーズリリースだった前作よりも音が篭っている点が気になる人はいるかもしれません。

以下各曲について。

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X「VANISHING VISION」(1988)

01.DEAR LOSER
02.VANISHING LOVE
03.PHANTOM OF GUILT
04.SADISTIC DESIRE
05.GIVE ME THE PLEASURE
06.I’LL KILL YOU
07.ALIVE
08.KURENAI
09.UN-FINISHED...

作詞
02、04〜09:YOSIKI
03:TOSHI

作曲
01、03:TAIJI
02、06〜09:YOSHIKI
04:HIDE
05:TAIJI&HIDE



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Xが唯一インディーズでリリースしたアルバム。

エックスです。サイケデリックバイオレンスでクライムオブヴィジュアルショックのエックスです。
このバンドに関しては私より詳しい方が沢山いらっしゃると思うので細かい事は割愛w
ショッキングなイラストが印象的なアルバムですが、中身も激し目の曲が中心になっており全体に荒々しい印象があります。

以下各曲について。

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