一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

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emmuree presents 『季節外れの、サマァカァニバル。』@高田馬場AREA 2017/9/18

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emmuree主催のイベントに行ってきました。
少し間が空いて鑑賞するバンドが多かったですが、AREA自体も来るの久々なような……と思っていたら、ほぼ6年振りだったようで。ナンテコッタ。

以下出演順に。


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emmuree『EMMUREE』(2012)

01. birth -煌めき破裂-
02. ラヴリィ
03. 未来永劫、雁字搦め。
04. butterfly
05. ボロボロの手紙
06. ラブロマンス
07. from hell to hell
08. Christmas Eve に生まれた古時計
09. 真っ赤な林檎
10. 花壇

全曲作詞:想
作曲 01、03、04、08、09:ハルカ / 02、05〜07、10:想

発売日:2012/11/14
品番:GNR-002

Members
Vocal、Cover Illust & Design:想
Guitar:ハルカ
Bass、Art Work:朋
Drums:ゆき


***

2012年にリリースされたemmureeの3rdフルアルバム。会場・通販限定シングル曲「真っ赤な林檎」、2002年のオムニバスアルバム『HYSTERIC MEDIA ZONE』参加曲「ラブロマンス」がそれぞれ再録されています。
同年には、再録を含むベスト盤ライブ盤がリリースされており、結果的に1年にアルバム3作という、アンミュレとしては怒涛の(怒涛なんですよ!)リリースペースの年となりました。

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emmuree『【acute sense】』(2012)

01. S.E. 〜絶望を奏でる古時計、灰色のピアノ〜
02. an「acute」
03. 真実の雨
04. 棘と罰
05. 月に溺れる蜜蜂
06. 絵空事の色彩
07. story in heaven
08. 葬列とxxx
09. 頽廃ロォマンス
10. 白い花
11. 手紙
12. 楽園
13. 慈愛の羽根
14. 四月ノ雨ト…散ル…華ニ…
15. ROSES -骨と薔薇と闇と光-
16. ラブレター

作詞 02〜16:想
作曲 02、04、09〜11、13、14:想/03、05〜08、12、15:ハルカ/16:emmuree

Members
Vocal、Art Work & Design:想
Guitar:ハルカ
Bass、Art Work & Design:朋
Drums:ゆき

発売日:2012/09/17
品番:HNS-012


***

2012年にリリースされた、アンミュレのライブアルバム。同年6月17日にSHIBUYA O-WESTで行われたワンマンライブの模様を収録しています。これを書いている時点では、ライブ会場とオフィシャル通販限定で取り扱っています。

本作の5ヶ月前にベスト盤である「e'【acute】」が発売されていましたが、そちらとの重複は「an「acute」」、「葬列と×××」の2曲のみ。リリース時期が近かったこともあり、なるべく被らないようにしたのかもしれません。SE含め16曲74分と、CDの容量ギリギリなボリュームとなっています(ベスト盤に関しては必ずしもそう思わないのに、ライブ作品が量的に充実していると嬉しくなってしまう派)。

当日のセットリスト全曲収録ではないそうですが、ライブでの濃い雰囲気が「音」だけながら(だからこそ?)伝わる流れになっている印象。音源よりもキリキリ具合を増した、空間に漂うようなギターとそれを支えるリズム隊の食い合せの良さを再確認できたり、コーラスの掛け合いが所によってグチャグチャしていることに気付いたりと(笑)、荒々しさ・生々しさがが味わえるのもこの手の作品の醍醐味でしょうか。
個人的には、ベスト盤に入らなかった「手紙」が現在のモードで聴けたこと、作詞者の(比較的)パーソナルな部分が出たと思われるバラード「白い花」の歌い方などにグッとくるものがありました。重かったりマニアックだったりと評される向きもあるバンドですが、根っこの部分では、「うた」を非常に大事にしているバンドだと思うのですよ。

ベスト盤の感想で「既存曲を使ってオリジナルを作ってみたという印象」という言葉を使ったのですが、人によってはこちらの方がベストっぽいと感じるのかもしれません(実際、発売当時そういう感想・レビューはよく目にしました)。
ベスト盤やこの後の3rdアルバムで知った人も、高確率でズブズブ入ってしまうだろう充実したアルバムだと思っています。


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オフィシャルサイト

emmuree『アンティーク/呼吸』(2013)

01.呼吸
02.アンティーク

配布日:2013/03/20

Members
Vocal:想
Guitar:ハルカ
Bass:朋
Drums:ゆき


***

2013/03/20に高崎club Fleezで行われたワンマンライブで配布された、emmureeの2曲入りCD-R。
2曲共、かつて通販・ライブ会場限定で販売されていたCD『絶望を奏でる古時計、灰色のピアノ。』(2006)収録曲の新録バージョンになります。

01.呼吸
ループするギターのリフと、頻繁に転調するリズムに奇怪な印象を与えられるハードなナンバー。
叫び散らかすようなシャウトパートの占める割合が高く、アンミュレの中でも特に攻撃的な面を示しているように感じられますが、サビに入るとテンポダウンし、ダウナーなアレンジをバックに朗々と歌い上げる展開には、冷たさの方が増してゆく印象も。

02.アンティーク
曲頭から物悲しさとと温かさを併せ持つ雰囲気で進行するバラード。この音源が配布されたライブ当日では、当初のオーラス曲として披露されました(その後急遽「an「acute」」をラストに演奏)。
切なくも力強くメロディーが歌い上げられるサビ(ほんのり和風)がスッと耳に入ってくるようで、「呼吸」での緩急の激しさとは対照的な楽曲になっています。
バックで響く、白さを持ったギターのノイズがまた好み。

***


現時点で『絶望を〜』の方は聴けていないので、比べてどうこうは言えないのですが、その音源から先に新録されベスト盤に入った「gray note freak show」に比べると、即効性という点では若干譲るかなと思うものの、二度も入手方法が限られていたのが勿体なく感じられる2曲になっています。
アンミュレは思いの外配布モノが多いのですよね。

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emmuree 14th Anniversary OneMan Freak Show『emmuree is not dead』@高崎CLUB FLEEZ 2013/03/20

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もう一ヶ月以上経ってしまいましたが、emmureeの14周年ワンマンライブのレポ的なものを。
後述の通り、ドラマーゆき脱退がアナウンスされたライブでしたが、その事云々を別にしても充実したワンマンだったと思いますよ。


遠征とは言えない距離ながら、出不精チキンの性ゆえ時間に余裕を持ちすぎて出発してしまったので(それでも予定よりは遅めの到着)、高崎駅前で路上ライブをしていたV系バンドをチラ見したり、高崎城址周辺の写真を撮りまくったり、ベタに焼きまんじゅう買ったりしてミーハーに時間を潰していたのでした。
(※その焼きまんじゅう買ったお店、後で確認したら孤独のグルメに登場したモデルの店でした。漫画は読んでいたものの、特に意識してそこに行った訳じゃなかったのでちょっとびっくり)

そんなこんなで初クラブフリーズ。フロア後方は物販スペースとして使われていましたが、キャパマックスだと倍位入るのかな? ほぼ定刻通りに始まりましたが、オープニングから勝手知ったるといった感のある、鑑賞する側も力みなく世界にスッと入っていける余裕も感じられました。
時間が経ってしまったので、細かいセットリストなどは公式に譲りますが、本編は新旧取り混ぜたベスト盤のようなラインナップを展開しており、ダークかつメロディアスな世界がてんこ盛り。MCもほぼなしに突っ走っていましたが、ヘドバンが起こるような攻撃的な楽曲と、唄を聴かせる楽曲とのブロックを使うことで、流れのメリハリを作っていたのかも。個人的にも、セトリへの食い足りなさはほぼ感じませんでした(強いて言うなら「手紙」を聴きたかった)。スローバラード「白い花」は、最近の個人的な事情もあってか、思わずグッと来てしまう瞬間もあったり。
(そこまで沢山ライブを見ているわけでない、という前置きをした上で)これまで想に対しては、シャウトの人という印象はあまり大きくなかったのですが、この日の想さんは叫ぶ頻度が高かった印象がありました。その「白い花」後にきたシャウト主体の曲が、配布CDに入っていた「呼吸」だったのですが。本編ラストは「birth」。

アンコール1回目で、想さんだけ遅れて出てきたのですが、本編中の汗でメイクがほぼ流れたため「急いで塗ったくってきました」とのこと。確かに序盤汗凄いと思ってましたし、楽曲が進むに連れどんどん顔色が良くなっていった気はしていたのですが、それほどだったとは……(笑
「今年の桜は例年より開花が早いので、という訳じゃありませんが、4月には少し早い時期にこの曲を」とのMCから、「四月ノ雨ト…散ル…華ニ…」。じっくりと聴かせるバラードですが、本編でシャウトが多めだったからか、高音部が若干苦しそうだった印象があります。
アンミュレの中でも珍しく(?)ヘドバンが巻き起こる「葬列と×××」もここで披露。

ダブルアンコールでは、ゆき一人がステージに上がり、お客さんの黄色い歓声と掛け合いしながらドラムソロを披露。他の方のレポを読むと、この流れはワンマンでの恒例みたいです。ちょっと面白い。
その後、「メンバーに我儘を言って、長目に時間を取らせてもらいました」との前置きから、長めのMC。ここで前述の脱退告知がありました。
覚えている限りの大意としては、

「アンミュレ加入からほぼ7年になること。2012年夏「このままバンドを続ける覚悟が足りない」という理由から、2012年いっぱいでの脱退を申し入れたこと。その後アルバム制作やライブ等を経て、在籍する方向になったが、一度芽生えた気持ちが強く、2013年6月6日の高田馬場エリアでのワンマンを以って脱退することを決めたこと。
最近バンドのライブ本数が少なくなっていたのは、自分のせいである所が大きい。本当にごめんなさい。
6月でアンミュレのメンバーではなくなるが、気持ちはずっとアンミュレのメンバーのつもりです」

ニュアンス的に、バンド活動自体から引退するのかもしれません。
その後メンバー全員が登場し、想さんが改めてMC。
「バンド自体は続いていきますが、現時点での予定は6月のワンマンまで。気持ちの上ではそこでバンドを一度終わらせるつもりで、最高の幽閉空間を用意していきます」
想さんのMCは、いつもユル目でオチがつかない印象があるのですが(自分が鑑賞した時だけかもしれませんけれど)、この時はその雰囲気とはまた違う、感情が高ぶったが故に話が纏まりきらない感じを受けました。
そして披露された、配布音源収録のもう1曲「アンティーク」。

恐らくこれがオーラスの予定だったのでしょう。アンティーク終わってハケようとするゆきさんを、(もう1曲!)といった感じで想さん達が引き止め、臨時選曲ミーティングが。そして決まった大トリは「an「acute」」。
そのミーティングの合間に
ハルカ「シンミリするなよぉ。大丈夫だから、絶対大丈夫だから。……ヘラヘラしようぜぇ(笑
と軽めなMCが。演奏時とは打って変わって、喋ると飄々としながら無茶振り(主に再結成ノイクラ)又は流れをスルー(主にアンミュレ)するOJISANになるイメージでしたが、あの場でその雰囲気のままでいた事が、変な言い方ですが、非常に頼もしく思えた人もいたのでは。色々張り詰めていた空気が(良い意味で)緩みましたし、アンアキュート中・終演後の余韻も暖かったように思います。

***

行ける時が行きたい時、と言った感じでの参加でしたが、大満足のライブでした。
1つ心残りなのは、売り切れだった餡子入り焼きまんじゅう……(そんな

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emmuree「e'【acute】」(2012)

01. an「acute」
02. Gray Note Freak Show(再録)
03. バレリーナ
04. 熱帯夜(再録)
05. 祈り(再録)
06. ジザスカ
07. 雪月花
08. 春想う、色彩よ。(再録)
09. strawberry
10. 葬列とxxx (再録)
11. miss【drain】
12. 瓶詰少女
13. Lovers -ラヴァーズ-
14. The darkside of the moon.
15. 灯陰 -orange-(再録)

全曲作詞:想
作曲 01、02、04、05、07、08、12、13:想/03、06、09〜11、14、15:ハルカ

※備考
01:配布CD「an「acute」」(2006)収録
03:ミニアルバム「灰色」(2006)収録
06、11:アルバム「灯陰」(2010)収録
07:配布CD「雪月花」(2011)収録
09、12、13:アルバム「love letter -Dark Mania-」(2007)収録
14:ミニアルバム「Lover's -Dark side-」(2007)収録

発売日:2012/04/11
品番:GNR-001

Members
Vocal:想
Guitar:ハルカ
Bass:朋
Drums:ゆき


***

2012年にリリースされた、emmureeのキャリア初となるベストアルバム。初の全国流通音源でもあります。
2006〜2011年にかけての楽曲をリマスタリングしていますが、15曲中6曲が新録音バージョン、2曲がライブ会場配布音源から採られているのも、それまで音源を追ってきた人にとって嬉しいポイントではないでしょうか。

このバンドだけに限った話ではありませんが、ベスト盤のブックレットには、ディスコグラフィーやどの音源から持ってきたのか等の記載があると嬉しい。一応オフィシャルブログに記載はあるのですが、広く流通させた本作を切っ掛けにハマった人が遡りやすいようにしてもバチは当たらないと思うのですけれど。
(※細かいバージョン違いの確認に、pinkblood(管理人:行様)のレビュー記事を参考にさせて頂きました)

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年明けどころか如月入っちゃいましたが、積極的に素知らぬ顔しながらクリスマスイベントのレポを書くのです


「おまえらにクリスマス!!」@池袋手刀 2012/12/25
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emmuree動員で入場したところ、ヒマワリなどの種が入った袋を貰い「??」となりましたが、これは後ほど……。


muimuni
11月のイベントで、「次にレチェリーのメンバーを見るのはファラオになるかな?」とか書いていましたが、ドラマーの方がTELLの後任で叩いていたので、結果的にこっちが先になったという。
それはそうと、全員が頭に電飾付きのツリー(とサンタ帽?)を着けて登場したのにまず持っていかれる。2曲目が終わる頃には全員外していましたが……。

摩天楼「今日は、僕の大好きなDIR EN GREYのライブもあるので(※当日はDIRが東京国際フォーラムでライブを行なっていた)、皆さんどちらに行くか迷ったと思いますけれども……」
そんなMC含めて、飄々とした調子ながらも黒さや怖さがこぼれるステージを見せつけてくれました。
ラストはフッフーで〆。


L'eprica
2011年末の活動休止以来、ほぼ1年ぶりのライブとなったレプリカ。
1曲目はスクリーンを落としたまま演奏していましたが、その後も全5曲をボーカル+ドラムと同期のみで通した演奏を展開。私自身、途中でサポートの弦楽器隊が参加するのかな? とも思っていたため、活休前を知る人の中には思う所ある方もいたかもしれませんが、全編にわたって包み込んでくるような白さのあるアレンジになっており、私自身は、この日のイベントの趣旨には合っていたのではと思ったり。1年ぶりにSephirotic Treeが聴けたのも嬉しい。
トータル時間はちょっと短めで、ラストの「ありがとう」以外はMCらしいMCもなし。バンド側としても、番外編的なステージだったかもしれませんが、もうちょっと長くあの世界を味わいたかったかな。

終演後、入手しそびれていたミニアルバム「Missa」を購入。


btd
名前は結構前から知っていましたが、今回が初鑑賞。ある年代以上のV系スキーさんには、元NeiLのベーシスト:Teruhikoが在籍しているバンドと言うと分かりやすいのでしょうか。というか物販POPにあった彼の写真、あれネイル時代のアー写なんじゃ(ry

ビジュ声とハスキーボーカルによるツインボーカル仕様で盛り上げており。ハスキーな方のボーカルさんの声質は、ちょっと175RSHOGOを思い出されたり(でも2人共V系畑のはず)。
基本的にポジティブなメッセージを前面に出した明るく、ともするとアイドルっぽさすら感じる曲調で(タトゥーガッツリなメンバーもいるけどね!)。そのひたすら陽性のパワーにむず痒くなった瞬間が無かったと言ったら嘘になりますが、がなっても危なげな両ボーカリストや、ユル目ながらネタを織り交ぜるMCには娯楽提供者としてのパワーを純粋に感じる事ができました。

因みに、2012年からBastardからbtdへバンド表記を変えたそうなのですが、「分かりにくい!」という内外からの不評の声により(笑)2013年から再びBastard表記になるとのこと。
正直自分も直前になるまで確信が持てなかったです、はい……(苦笑


emmuree
私が前回観たハロウィンイベントから新譜発売を挟んでの鑑賞でしたが、やはりその新譜「EMMUREE」からの曲をメインにしたセトリとなっていました。
一斉にヘドバンが巻き起こった、葬列と〜頽廃ロォマンスという攻撃的な流れがありながらも、最初と最後に演奏された曲のせいか「優しい」空気を出すステージだった印象。
そして入場時に配られた種は、その本編ラスト「花壇」へ繋がっていたと。

想「もし蒔いて咲かなかったらアレなので(笑)取っておいてください。もし蒔いて咲いたら報告してください。その場は設けたいと思っています。
蒔き時は、色んな種類の種があるのでハッキリと言えませんが……多分4月上旬で(笑」

その後の「花壇」にて、とにかく穏やかな顔をしながら歌っていた想さんが印象的でした。

アンコールは、想さんのみmunimuniで使っていたサンタ電飾を乗せて登場。他のメンバーは通常(?)サンタ帽で。そしてクリスマスでもハルカの手にはスーパードライなのですね……。
そして、やっぱりというか満を持してというかで披露される「Christmas Eveに生まれた古時計」。
勿論クリスマスソングなんですが、どうしてもオリエンタルなフレーズが残るんだよなぁ……と、ほっこりしつつ思った記憶があります。

・Setlist
ボロボロの手紙
ラヴリィ
butterfly
未来永劫、雁字搦め。
葬列と×××
頽廃ロォマンス
花壇

en.
Christmas Eveに生まれた古時計


***

やっとここのレポを書けて年を越せた気がしますぜ、主人。
取り敢えず種は蒔かずに取ってあるわけですが、さて……

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The CANDY SPOOKY THEATERの結成10周年記念3マンライブ。
スターラウンジは初めて行くハコだったのですが、今回のようなイベントが合いそうな雰囲気でしたよ。今回はステージ上方に蜘蛛の巣の装飾が加えられ、更に浮世離れ感がアップしていたというか。
地下にもライブハウス:チェルシーホテルがあるせいか、イベント中時々あちらの演奏が響いてくるのがちょっと気になりましたが、向こうもそんな感じだったのでしょうか。
転換中BGMがコミカルホラーなものばかりだったりと、細かい工夫も嬉しいですね。

以下出演順に。


emmuree
5、6年をかけ本格的にハマりつつある気がするアンミュレ。
開幕一番目に入ったのが、ボンボン付きモコモコカボチャ帽子を被った想(※)……あと小さいステッキにカボチャ指輪も装備。フロアに驚きと笑いが混じった声が広がる中始まったのは、彼らの中では明るめの「strawberry」。
久しぶりの鑑賞では、お祭り仕様の彼らが見られるのかと思っていたのですが、そんなポップなオープニングの後、すぐにカボチャをフロアに放ってからは、激しい目の曲をたたみ掛ける構成に。最近のライブでは披露していたらしい、11月に出る新譜からの曲は今回ありませんでしたが、葬列とxxxやバレリーナ、ミスドレインといった、生で見たかった楽曲が聴けたので概ね満足。

このバンドも活動13年目という事で、それに関するMCも想さんからあったのですが、彼らが10年目を迎えた頃は、若干マンネリに陥っていたそうで、当時はそれをリセットする方向に行った、ということでした。(そして出来たのが「灯陰」だったのでしょうか)
そしてラストは「ラブレター」で重い余韻を残すのもハマっていた気がします。冒頭の可愛さ(!?)とテンション高めの流れで引き込み、いつの間にかドス黒い深みに沈めていく構成だった印象でした。
あと自分は、曲間にギターのネックをスライドして出す(?)キョワーン音が割と好きらしいw

物販で9月に出たライブアルバムと、既発音源でまだ手元に無かった「灰色」を購入。

セットリスト(想氏ブログより引用)
strawberry
story in heaven
葬列とxxx
バレリーナ
リバティ
angel's watercolor
瓶詰少女
ジザスカ
miss【drain】
ラブレター


※zoisite荒川れいこさんの写真より
https://twitter.com/zoisite_info/status/260050921592078336


highfashionparalyze
3マンということで、単純に持ち時間が長かったこともあるのでしょうが、個人的には過去最大級にMPをガリガリ削られる(褒め言葉)濃厚なステージ。取り敢えず、途中でセトリを覚えるのを諦めるくらいには、赤い照明に飲みこまれるような濃密な空気が充満していました。
頭にやったのは、aieのギターが主体でkazumaがそこに時々絡むインストっぽいナンバーでしたが、あれは最近出来たのか即興の内だったのか……。そしてYou Spin Me Roundは毎度何であんなにドロドロしたカバーにry
ラストのXX("I Kill My Shadow〜"のアレ)での鬼気迫る笑い声も生々しいのですが、それでいながらステージの上ではフィクションの世界として成立しているのが凄いと言うか。
取り敢えず個人的には、今まで鑑賞した中でもかなりズッシリと来たアクトでした。

取り敢えず確認できた曲を順不同で並べておきますよ。

(半インスト的楽曲?)
spoiled
蟻は血が重要である
タイトル不明(タラッタッタ〜♪ のアレ)
脳内に
My Funny Valentine
形の無い 何よりも 愛したのは お前だけが
You Spin Me Round
XX



The CANDY SPOOKY THEATER
いつも年単位のブランクがあって鑑賞している気がしますが、その度全くブレを感じさせないダークでコミカルな世界観。kazumaさんとはまた違った方向で人間やめている気がするボーカリストJACKですが、そのバッチリのゾンビメイクや楽曲中の人形じみたカクカクした動きには、やはり見入ってしまいます。「This is Halloween」のカバーも、既に彼らのオリジナルのようでした。

ライブというより演劇のような楽しさを感じるバンドですが、一方今回は10周年記念公演でのサブライズとして、後半サポートドラマーD.Kを迎えての構成で進行。登場時ドラえもんのお面を着けていた彼ですが、ドラムの前に座りお面を取ると、顔にもドラえもんメイク……あれはズルいw
そんなネタを始め、後半は少しステージ上に血が通い始めたというか(打ち込みリズムが生になったので、音が響くようになったというのも勿論あるでしょうが)、D.Kさんが(良い意味で)彼らの世界観とは違う笑い要素で引っ掻き回していた印象が。それに影響されたのか、前半に比べアグレッシブに思える進行でしたが、これもお祭りならではの面白さでしょう。
アンコール含め怖面白い楽曲を担当することが出来ました。

***

終演後入り口に向かおうとしたら、PA側の入り口から、キャンスプのペギィさんジュニアさんが奇声をあげながら突然登場したので軽くビビったりw
三者三様の黒さを魅せつけられた今回のイベント。3組とも特に観ておきたいバンドだったからか、大して動いても居ないのに体力を使ったらしく、帰り道では嬉しいグッタリ感に襲われたのでした。

そう、今年もあと2ヶ月ですよ('A`)

emmuree「祈り」(2003)

01.手紙
02.祈り
03.葬列と×××
04.真実の雨

全曲作詞:想
作曲 01、02:想/03、04:ハルカ

発売日:2003/07/??
品番:HNS-003

Member
Vocal:想
Guitar:ハルカ
Bass:朋


***

旧年中のストックふたつめ。

もう中堅〜ベテランと呼んでおかしくない程の活動を積んでいるバンド「emmuree(アンミュレ)」が、2003年にリリースしたシングル(ミニアルバム?)。今の所、新品で手に入れられる音源としては一番古いものになりますね。現在、想は…。【サイレンス】・加納キカイ、ハルカは紅ノ桜・再結成NOISY CROWDSでも活動中。
この時期はドラマーがおらず3人+打ち込みドラムでしたが、ダークでメロディアスという流れは出来上がっている印象を受けます。歌詞は4曲共「戦争」がテーマみたいですね。

以下各曲について。


01.手紙
淡々と刻まれるリズムとか細いボーカルで展開する前半から一転、サビで一気に爆発し歌い上げるバラード。その悲壮感すらを感じる切ないメロディーのインパクトは大きく、サビ→大サビが1回のみという構成ながら短さを感じさせない楽曲かなと。シンプルですが、今でもかなり好みな1曲。
また、Sugarとのスプリットシングル「Darker meets Deeper」にてSugarにカバーされています。

02.祈り
歌詞が「手紙」と対になっていると思しき、ミドルテンポのメロディアスチューン。想さんの艶のあるボーカルはこの時期から完成されているように思えますが、その声が4曲中最も堪能できる1曲でしょうか。個人的にBメロの少し急ぐような歌い回しがツボですが、その後サビでもしっかりと歌い上げてくれます。時折潰れたような音を出すギターもあり、日本的なジメッとした雰囲気が漂いますが、歌メロはしっかりしているので聴き辛い曲になってないのではないかと。
少し前に観た加納キカイのライブでも演奏されたりと、バンドの中の人にも大切にされているようです。

03.葬列と×××
キリキリとしたギターが前に出た、ダーク・ハード寄りの楽曲。その神経質で耳に優しくない音が支配する(褒めてます)ギターにはゴシックパンク要素を感じ、対する打ち込みのツタツタリズムにはジャリバン臭がほんのり……ですがボーカルはしっかりしているのでショボさはそんなに感じない……とある意味一粒で2、3度美味しい曲かもしれません。

04.真実の雨
やはりダークな雰囲気ながら、疾走感あるテンポのため比較的聴きやすい? と思われるメロディアスチューン。裏声とネチっこい声との掛け合い的な構成のサビが印象的で、初聴時思ったのが……「ドス黒いラ○ク」w 改めて聞き返すと特定のバンドを用いずともV系王道的な楽曲に思えますが、当時はオサレ系がどんどん出てきていた時期でしたし、こういう音は逆に珍しかったのかもしれません。
後に1stフルアルバム「Love Letter -Dark Mania-」で再録されました。

***

実は、本作の後一気にすっ飛ばして2010年の2ndフル「灯陰」を聴いたりしているので、あまり偉そうなことは言えないのですが;最近の音源からの断絶も感じず、方向性が既に固まっていたように思えます。
基本4曲共ボーカルが立っているので、ダークなV系好きの方には広く勧められる気がします。


……と記事を寝かせている間に、4月にベストアルバムのリリースが決定していました。そのまま使うのか新録かはまだ分かりませんが、V系ショップの情報を見る限り「祈り」「葬列と×××」は入るようなので、そちらを取っ掛かりにしても良いかも知れませんね。

index


オフィシャルサイト
myspace

L'eprica+DISH+emmuree 東名阪tour final 3man GIGS「a scene of bloodshed 【AUTUM SONIC】 micky birthday happy!!」@池袋手刀 2011/11/14

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L'eprica、DISH、emmureeと、音源を多く聴けては居ないものの気になるバンド達の3マンライブ、こりゃ観るしか無いだろジャスティスという訳で池袋手刀へ行って来ました。ディッシュとレプリカは初見だったのですが、あまりそんな気がしないのは、ついこの間の高田馬場エリアでも観た、NOISY CROWDSの楽器隊が綺麗に3バンドに分かれているからでしょうか。

以下出演順に。


DISH
開演ギリギリに到着し、ほぼ間を置かずに登場。ノイジークラウズでも結構主張するコーラスをしているギターボーカルのシビィですが、メインとなると更に激情的な声を聴かせてくれました。オムニバスや試聴等でも感じた、V系のメインからは少し外れた印象の轟音ギターロックなのですが、これがすこぶるカッコ良い。サポートドラムを入れたスリーピース編成なので、動きは少ないのかな? と思っていたのですが、観客側にネタ混じりのアピールをしたり、変なポーズ(手で「D」の文字? (…チラと調べたら、こちらもアンミュレと同じく、レプリカのパフォーマンスを拝借しているらしい…w))をしたりと、なかなかフリーダムでもありました。終盤はワンマンと見まごう程の盛り上がりを見せていましたよ。
尚、後ろ2バンドがそれぞれのカバーを披露していたので、彼らもアンミュレかレプリカのカバーをしていたた思うのですが、曲目についてはちょっと分からず…。ダークなバラードが1、2曲演奏されましたがそれかな?


emmuree
私の手元にあるアンミュレ単独音源は、「祈り」から一気に飛んで最新作「灯陰」で、今回はそちらからの楽曲は披露されなかったのですが、それが気にならない位仄暗いステージがしっくりきたと言うか。1曲目で、ボーカルちょっと本調子じゃないかな? と思ったりしましたが、そこから先は良く通っていた気がします。アルコールが効いてほろ酔いつつの鑑賞でしたが、ちょっと怖い想のボーカルとハルカのキョワーンとしたギターが凄く気持ち良かった……アンミュレには日本酒が合います!(笑
こちらも途中でレプリカとディッシュのカバーを披露(DISHは「リストカットベイビィズ」で合ってますかね? 本家とはまた違った雰囲気でした)。また、想さんがレプリカの曲前パフォーマンスを拝借していました……w
終演後、昨年出た会場限定CD「真っ赤な林檎」を購入。


L'eprica
ギタリストとベーシストが年内いっぱいで脱退するため、私がこの編成で見られるのは最初で最後になりそうなレプリカ。
事前の印象ではラルクラルクしたイメージがあり、実際初期ラルクぽっさを感じる曲もあったのですが、その辺りの影響は軸にありつつ、メロディアスだったりモダンで攻撃的な楽曲も披露したりと、上手く今の流れに乗せてきている印象を持ちました。ふとした拍子に一気にメジャーになりそうな気もしますが、今年で一旦活動が止まりそうなのがちょっと惜しい気もします。取り敢えず、今回観る事が出来良かったっす。
ラストは、先程アンミュレが披露していた曲のカバー(「ライラライ」の繰り返しが印象的な曲でした)。本編の〆が共演者のカバーというのも面白い。


・アンコール(セッション)
アンコールは、まず先程のレプリカ+想+シビィによるセッション。恐らくレプリカの曲でしょうね。三者三様といった印象のボーカルを披露していましたが、想、シビィ両氏のカンペを隠そうともしないステージングに潔さを感じたり。
その後は出演者全員によるセッション……の前に、イベントタイトルにもあるレプリカのベースmickyへのケーキ贈呈やクラッカーといったサプライズが。ミッキーさん、シビィさんに色々弄られてたなぁw そう言えば、アンミュレでのハルカさんは無茶振りをしないキャラなんでしょうか……。

ラストは、DISHサポートドラマーTSUTOMU氏が所属するバンド:bastardの「60億の小さな命」を演奏。ダークな出演バンド達が明るい曲調に乗せ、楽しそうにマイクをやり取りする姿は印象的でした。DISHのベーシスト根本コウヘイ氏が、中々イイ声をしているのにちょっと驚いたり、こういう場の想さんは両手を挙げてちょっかいを出す動きをやっぱりするのねと思ったり。
単体では明るいバンドなんて居ないのに、終わった後のこのほっこり感は何なのか!w

***

いやー、とにかく行って良かったと思えるイベントでした。
これ書いている当日にも、highfashionparalyze目当てに手刀行く予定なので、そちらのレポ的なものもその内…。

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