一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

タグ:hide

hide『50% & 50%』(1993)

01.50% & 50%
02.DOUBT

作詞 01:YUKINOJO MORI/02:hide
全曲作曲・編曲:hide

発売日:1993/08/05
品番:MVDD-8


***

EYES LOVE YOU』と同時に発売された、hideのソロデビューシングル。

01.50% & 50%
(良い意味で)やかましいドラムと、アコギも含む軽快なギターが気持良い、アッパーなパーティーロック。「EYES LOVE YOU」と同じく森雪之丞提供詩になっています。要所要所で声色を変えるボーカルも含め、理屈抜きにとにかく聴いていて楽しい(笑)
因みに、1stアルバム『HIDE YOUR FACE』には、「DICE」以外のシングル曲は全てリミックスか新録バージョンとなっているのですが、この曲は特に変化が顕著で、アルバムの方ではカントリー色を強めたアレンジとなっています(こちらのシングルバージョンにも、その片鱗を感じさせるパートがあるのですけれど)。
私はシングルバージョンを後に聴いたのですが、個人的にはシングル→アルバムの順に聞き比べた方が面白いかなと。

02.DOUBT
hideサウンドのハードな面を象徴している(と私は思っている)、ループするギターのフレーズが印象的な、攻撃的なデジロックナンバー。怒りの感情をベースに曲を作ったらこうなるという趣の、こちらに迫ってくるような音作りによって、こちらは聴いていてスカッとするというか。前述のアルバムバージョンを含め、何度かリメイクされる楽曲ということもあり、hideさんにとっても思い入れの深い曲なのでしょうね。
個人的に一押しなのはzilchの方で再録されたバージョンですが、原点としてのこちらもなかなか。

***

何というかアレだ、『HIDE YOUR FACE』を聴きたくなってくる……(笑)
今回取り上げた2枚含め、シングル曲は大体どこかのベスト盤に収録されているため、『EYES〜』のようにシークレットトラックに価値を残すくらいとなっていますが、今からでもきっかけになれば。

50%&50%50%&50%
HIDE

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※2007年再発盤
50%&50%50%&50%
hide,森雪之丞

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hide『EYES LOVE YOU』(1993)

01.EYES LOVE YOU
02.OBLAAT

92.(シークレットトラック)

作詞 01:YUKINOJO MORI/02:hide
全曲作曲・編曲:hide

発売日:1993/08/05
品番:MVDD-7


***

20年前の今日、2枚同時にリリースされたhideのソロデビューシングルの一枚。
Xの方でもスタッフとして参加していた稲田和彦(I.N.A)が、この時点でシンセサイザー・プログラミングとしてクレジットされています。


01.EYES LOVE YOU
hide流のポップスをまずは提示する――という意図があったのかは分かりませんが、森雪之丞提供の歌詞と相まって、ほんのりファンタジックな雰囲気と甘いメロディーが前面に出たポップチューン。初めてhide周りの音に触れた10代の頃は、「DOUBT」辺りの攻撃的な楽曲に耳を奪われていましたが、改めて聴くとそのメロディーが持つ普遍的な良さが感じられます。フラメンコ調になるギターソロには、今改めて聴いてもハッとさせられたり。
今振り返ると、XでのHIDE曲とも、後のヘヴィなデジロックアレンジとキャッチーなメロディーを両立させていくソロでのスタイルともちょっと異なる位置にあるように思えるのが面白いです。

02.OBLAAT
インダストリアルロック調のアレンジと、カオスでユーモラスな言葉選び・歌メロとの対比が印象的なロックナンバー。
人を食ったようなあのミンミンボイスも既に披露されており、今となってはこちらの方がhideサウンドのパブリックイメージに近い気がします。終盤一気に疾走しだすのもカッコ良い。

92.(シークレットトラック)
連続する短い無音トラックを経た後に収録されている、「EYES LOVE YOU」のデモバージョン? とも言うべき隠しトラック。基本的に、弾き語りをバックにサビを繰り返す短いものですが、ボーカル重ねてたりエフェクトがかかっていたりして、何気に一手間かけてある印象。
(※ベスト盤『hide BEST -PSYCHOMMUNITY-』のブックレットによると、このトラックは「EYES LOVE YOU JUNK VERSION」と題されており、ボーカル重ねて聴こえる部分は実際にスタッフを集めて合唱させたようです)

***

もう片方のシングルに続きます。

EYES LOVE YOUEYES LOVE YOU
HIDE

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※2007年12cm再発盤
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zilch「3 2 1」(1998)

01.ELECTRIC CUCUMBER
02.INSIDE THE PERVERT MOUND
03.SOLD SOME ATTITUDE
04.SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
05.SWAMPSNAKE
06.WHAT`S UP MR.JONES?
07.HEY MAN SO LONG
08.PSYCHE
09.FUCTRACK#6
10.DOUBT
11.POSE
12.EASY JESUS

作詞・作曲 01〜04、06〜12:hide、McVEIGH/05:SENSATIONAL ALEX HARVEY BAND

発売日:1998/07/23
品番:CTCR-17044


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X JAPANやソロで活動していたhideが、RAY MCVEIGH、PAUL RAVENらと結成したバンド「zilch」の1stアルバム。クレジットを見る限りでは、楽曲自体は1996〜7年には出来ていたようですが、リリース自体はhideの死から少し経ってからでした。ソロ2ndやXのDAHLIAと同時進行で作られていたということでしょうか。今作のメンバーは、hide(ボーカル・ギター)、RAY MCVEIGH(ボーカル・ギター)、PAUL RAVEN(ベース)、JOEY CASTILLO(ドラム)、I.N.A.(プログラミング)でしたが、hideの死後はRAY MCVEIGHを中心に、沢山のミュージシャンが参加する体制となっていきました。
自分は発売当時友人に聴かせてもらい、初めてzilchの音に触れたのですが(後に自分で購入)、ヘヴィでインダストリアル寄りの音作りながら、極めて聴きやすい楽曲が並んでいたのだなーと改めて思う次第です。

以下各曲について。


01.ELECTRIC CUCUMBER
女性のいかがわしい声とラジオの曲紹介っぽいMCに何だコリャと思っていると、いきなりゴリゴリした爆音が響いてびっくりする1曲目。そんなゴリゴリしたリフですが、一度聴いただけで耳に残るフレーズなのが凄い。その女性の喘ぎ声が曲中ずっとあるのが…そしてhideは口の中でネチャネチャしているような歌い方でエロいですw 不意に入ってくる「ヒザマズケムシケラ」という言葉にハッとしたり。ヘヴィですがポップで面白い曲だと思います。
「日本の神奈川県横須賀市からいらっしゃいました、松本秀人さんです張り切ってどうぞー!」

02.INSIDE THE PERVERT MOUND
ノイズ音が印象的な、スピード感のあるインダストリアルロック。デジタル音満載でやかましいですが、それが良い。メロディーが立っているので、あくまでポップに聴けます。後にhideの3rdアルバム「Ja,zoo」にて、日本語バージョンの「Leather Face」として再録されました。

03.SOLD SOME ATTITUDE
こちらもノイジーなギターが前に出ていますが、サビを中心にソウルっぽいノリのコーラスが聞こえるのが面白い。終盤には巻き舌のラップパートもあったりしてカオス。でもポップ。

04.SPACE MONKEY PUNKS FROM JAPAN
hideの2nd「PSYENCE」に入っていてもおかしくない、ノリの良いデジロックに、ちょっと昔の日本のロックバンドがやりそうなメロディーが乗ったどキャッチーな曲。歌詞も遊び心が大いに感じられ、hideソロから入った人には一番入りやすい曲になっているのではないでしょうか。そして歌詞カードに記載されている演奏時間を過ぎると、どこかのライブハウスだかでMCの遣り取りをしているような音が入っています。日本語も聴こえますが…「足上げたら痺れるなんて、何考えてんのか全然分かんないよ。何でいっつもそういう事言うの?」こっちが聞きたいよ!w

05.SWAMPSNAKE
ノリノリの前曲から一転、スローでサイケな感じの曲がやってきました。この曲はSENSATIONAL ALEX HARVEY BANDというバンドのカバーになっていますが、3分ない曲なのにドロドロとした重たいインパクトを感じます。この記事書くのにあたって、Y○uTubeで原曲を聴いてみましたが、とても明るいアレンジで逆にびっくりしました。

06.WHAT`S UP MR.JONES?
ガシガシギターが気持ちいい、アッパーなインダストリアルロック。この時期からこういう音好きだったみたいです、自分。Bメロのダークかつキャッチーなメロディーから、叩きつけるようなサビへの展開がドツボです。また、この曲はX JAPANのアルバム「DAHLIA」に収録されている「DRAIN」のリメイク、というかヂルチバージョンになっています。

07.HEY MAN SO LONG
ヘヴィな演奏と無機的なリズムが前に出た、ミドルテンポな楽曲。hideのボーカルも重めというか、喉を潰し気味に歌っています。延々と繰り返される「Hello.Hello.Hello.Good Bye」が妙に耳に残る。こちらも4曲目同様、曲終わりにライブMCのような声が入っています。

08.PSYCHE
轟音の中で歌い上げる、ヘヴィなスローチューン。冷たい印象をあたえるデジタル音も入り、ギュウギュウに詰め込まれたような重たい音の中で、物悲しくも美しく感じるメロディーが映えています。ヘヴィながらも軽快なノリを感じる曲が多いアルバムの中でも、異色な曲ではないかと思ったり。個人的には初聴時のインパクトはかなり大きく、現在でも好きな曲の1つになっています。今思うと、hide絡みでこういう曲が出てきたというのは結構珍しい事だったのかもしれません。

09.FUCTRACK#6
重たいベースから始まり、こちらも女性のアヤシイ声が聞けるインダストリアルチューン。原曲はhideとLUNA SEAのINORAN、JによるユニットM×A×S×Sがオムニバスアルバムに参加した時の曲「FROZEN BUG」ですが(後にhideのアルバムにもソロバージョンが収録)、一部のパートとアラビアンな感のある間奏を除いて、ほぼ別物の曲になっています。原曲もインダストリアル色が強い曲でしたが、こちらは更にヘヴィなサウンドになっています。ザクザクしたギターと微妙に人を喰ったようなボーカルの組み合わせが面白い。

10.DOUBT
hideソロでも何度か再録されている曲のzilchバージョン。
このアルバムは基本的に全曲英語詩なのですが、この曲はhideの歌い方が英語なのに日本語に聞こえるような歌い方をしており、歌詞見ないで聴くと最早日本語にしか聞こえない部分もあったりw 楽曲の方は他のバージョンと比べて、かなり攻撃的で疾走感を感じるアレンジになっており、個人的にはこのzilchバージョンが一番好みだったりします。

11.POSE
hideの2nd「PSYENCE」に収録されている曲のzilchバージョン。こちらも原曲はデジタル・インダス色が強い曲ですが、DOUBT同様攻撃的でヘヴィなアレンジになっています。それでいてアッパーでポップな空気は失われておらず、ノリの良い聴きやすさも十分に持っていると思います。そして終盤には何故か高速ラップパートが。恐らくゲストに記載されている、MC.SHABBA.D.がラップしているのでしょうが、意図はともかくカッコいいですw 彼はこの後のzilchにも参加していますよ。

12.EASY JESUS
ラストはヘヴィなミドルチューン。何度も言ってきましたが、こちらも重さとメロディアスさが同居しています。途中で一瞬ジャジーな展開になったり、やはりラストにヒップホップ調のパートが入っているのも面白い。因みにこの曲はhideの「Squeeze IT!!」が原曲なのですが(「Beauty & Stupid」カップリング)、あちらは2分ちょっとのデモ音源みたいな曲なので、こちらが完成形という事なのでしょうか。

***

個人的にロック・インダストリアル・ポップの要素が完璧に融合した、今の自分の音楽の好みを作った要素の1つに間違いなくなったアルバム。もうリリースから10年以上経っていますが、全く古くなっていないと思います。hide絡みの中では一番好きなCDなのですが、一般的にはあまり需要が無いのか、ブック○フ等でも下手したら100円とかでゴロゴロしているアルバムなので(苦笑)、ポップな曲が好きで重たい音でも大丈夫、という人には大いにお勧めしたいです。

***

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2007年再発盤
3・2・13・2・1
zilch

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Yahoo Music(試聴あり)

TELL ME
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1:TELL ME
2:SCANNER [愛のデュエット?] featuring RYUICHI(LUNA SEA)
3:TELL ME(Original TV mix)

最近ブックオフ等の中古販売店でも、一時期に比べると8cmCDを並べるようになってきました。
今回は最近買った短冊CDの感想を書いてみようと思います。

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