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Versailles「PRINCE & PRINCESS」(2008)

01.PRINCE
02.PRINCESS
03.SILENT KNIGHT(INSTRUMENTAL)

作詞 01、02:KAMIJO
作曲 01:KAMIJO & HIZAKI/02:HIZAKI
編曲 01、02:Versailles


***

ボーカル:KAMIJO、ギター:HIZAKIとTERU、ベース:Jasmine You、ドラム:YUKIによるバンドVersaillesのシングル。一般流通音源としては初のシングルだったと思います。因みに限定盤として、3曲目を除きジャケットにメンバー5人それぞれが載っているものがありまして、えぇ、まあ、普通に通常盤を聴けば良いんじゃないかな! その代わり、限定版は500円と手に取り易い価格になってはいますが…。
(※この記事の下書き中、You逝去の報を聞き大変に驚きました)

以下各曲について。
01.PRINCE
ヴェルサイユの中では割とオーソドックスにV系っぽい曲かな、といった印象のメロディアスな曲。Lareineの曲にあってもおかしくなさそうな感じもしますが、それよりはバンドの音は激しいですし、ギターは要所要所で弾きまくっています。ボーカルもLareineの頃に比べるとかなり進歩してる印象ですし。
他の曲に比べるとちょっとインパクトが薄いかな? とも思いましたが、こういうコテコテのV系といった感じの曲はやっぱり好きですね。このバンドの中でも聴き易い部類の曲なのではないでしょうか。

02.PRINCESS
荘厳なオルガンから、クラシカルなギターとシンセ+ツーバスドコドコ、となだれ込むイントロがたまらない、シンフォニックメタル寄りの曲。一気に開けるような明るくメロディアスなサビとRPGのヒロインに捧げているような歌詞に体がゾワゾワしてきます(いいぞもっとやれ)。クラシカルなギターソロもツボですね。8分を越えますが長さは感じませんでした。

03.SILENT KNIGHT(INSTRUMENTAL)
作曲者の記載が見当たりませんでしたが、これはHIZAKI曲かな? こちらも2曲目の雰囲気に近いメタル曲。メロディアスなパートからちょっとハード&シャッフル調になり、早弾きパートと経て再びメロディアスに…と展開が多いですが、とにかくギターが前に出てクラシカルに弾きまくっています。インストですがかなりお腹一杯になれました。

***

3曲入りですが、2、3曲目のボリュームが結構ある事もあり、聴いた後の満足感は大きいシングルでした。適度な聴き易さと値段の手頃さを考えると、このシングルか次の「Ascendead Master」辺りが、今の所このバンドの入り口としては良いかもしれません。

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