Onan Spelmermaid「BLUE CHILD」(2001)

01.夢見るきりん
02.Im BLUE CHILD
03.おやすみのKISS
04.ニンジーニャ
05.’○’

作詞 01、03、04:ONAN/02:YA-SU
作曲 01、04:ONAN/02:YA-SU
編曲 01:PAMA/02:細井識歳/04:TATSUYA


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歌手・演劇等の活動をしているOnan Spelmermaid(オナン・スペルマーメイド)が2001年にリリースしたCD。
自分はあまりこの人に関しては知らず、2002年位にヴィジュアル系関連の雑誌で見て、すげえ名前だと思いながらもその出で立ちから恐らくドラァグクイーンなのかな? 位の認識で、どんな活動をしているのかは良く知らなかったのですが、昨年CDショップで安く見つけたので良い機会だと思い聴いてみたのでした。

以下各曲について。

01.夢見るきりん
子守唄のような優しい雰囲気を出している、アコギメインのゆったりとした曲。最初ボーカルがあんまり上手くない? とか思いましたが、歌っている途中でいきなり笑い出したり咳払いを入れたりと芝居がかった感じがあるので、多分わざとやってるんでしょう。

02.I'm BLUE CHILD
この曲、Ya-fooというユニットのボーカリストYA-SUが作詞作曲をし、ボーカルも取っています。クレジットを見てもオナン本人は関わっていないようですし…ちょっとこのCDのコンセプトが分からなくなってきましたw 出演した舞台で使われた曲だったりしたのでしょうか。高音で優しく囁くようなボーカルが特徴的な、ちょっと欧風な雰囲気のスローなポップナンバーになっています。

03.おやすみのKISS
朗読トラック。作詞がOnan、朗読はYA-SUが行っています。1曲目と対応するような言葉が見受けられるところから、やっぱりこのCDはコンセプトがあるんでしょうね。

04.ニンジーニャ
ミュージカルの一場面からとったような、一人で歌と語りを取り混ぜたピアノをバックにした曲。確かに語りの部分はそれっぽい雰囲気があります。この曲も、歌がどう、と言うよりは短編劇として聴いた方が良いのかも知れません。この曲が一番好きかな。ニンジーニャがどういう意味か知りたい人はこのCDを聴きましょうw

05.’○’
「アアアー」のみでひたすら歌ってます。ボイトレ?w この曲殆どの人が知っているであろうクリスマスソングなのですが、曲名をド忘れしてしまい; 最後は鳩時計が鳴って終了、と。

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とにかく物凄い芸名ですが、曲は穏やかなものが多かった印象です。あまり詳しくないのに感想記事を書いてしまうのもアレなのですが、結構面白く聴けたので紹介してみました。
動画も見つけたので下に貼っておきます。

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