BUCK-TICK「GALAXY」(2009)

01.GALAXY
02.セレナーデ -愛しのアンブレラ-

作詞 01:櫻井敦司/02:今井寿
全曲作曲:今井寿


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BUCK-TICKの28枚目のシングル。初回盤にはタイトル曲のPVとメイキングが収録されたDVDが付いています。

以下各曲について。


01.GALAXY
ダークなメイクの櫻井がアップになっているジャケットのシングルですが、曲の方は意外にも、心地よい疾走感のあるライトなポップソングでした。2007年の「天使のリボルバー」辺りから、初期に通じるポップさが出てきている、みたいな声をネットでちょくちょく聞くようになり、個人的にはそうかなあ? と思っていたのですが、この曲に関して言えば、確かにメロディーにバンド初期の80年代っぽい懐かしさを覚えます。ボーカルを20年若返らせて演奏を思いっきり軽くしたら初期の曲になりそうな気が。最近のバクチクの中ではかなり聴き易く、かと言って決して安っぽい印象があるわけでもなく、間口の広い曲になっているのではないでしょうか。

02.セレナーデ -愛しのアンブレラ-
何となく大昔の恋愛ものミュージカル映画の主題歌にありそうな、レトロでユーモラスなメロディーが印象的なミドルテンポの曲。今井はこういうロマンチックな歌詞も書くからあなどれないw ズンドコいうリズムや乾いた感じのギター、バックのアコーディオン? の音にまた懐かしさを感じます。

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BUCK-TICKにダークさを求めている人にはちょっと物足りないかもしれませんが、タイトル曲、カップリング共このバンドの持つポップ要素が自然に現れている良曲と言えるのではないでしょうか。バクチク=怖いというイメージがある人も是非w

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