2014年10選アルバム編。
タイトル通り、こちらはアルバム単位でハマったものを。
シングル曲中心の楽曲編はこちら。
タイトル通り、こちらはアルバム単位でハマったものを。
シングル曲中心の楽曲編はこちら。
10
PLASTICZOOMS『SECRET POSTCARD』
Asakawa Shoのソロ・プロジェクトとなってから初めての音源。
ポップできらびやかなアレンジはこれまでの楽曲にもありましたが、ミニアルバムという形ながら1作丸々その作風で固めてくるとは。
リアルタイムで経験したわけではないものの、80's的なメロ・音作りにグッと来ます。
そしてジャケットは、ぬこジャケ名盤史に新たな歴史を刻んだと思う。
9
yazzmad『niche』
音作りのマイナーチェンジを音源ごとに行ってきたイメージが有りますが、ここにきて切なさや痛さに加え、メルヘンチックな要素も顕現してきた印象。
現時点での最高作兼入門盤だと思っています。
8
地獄絵『プリマ・マテリア』
再発という形ですが、オリジナルとはミックス違いかつ追加トラックも多いのでこちらに。ジメジメした和風ホラーな雰囲気ながら、ほんのりジャリ感を含む塩梅がいいのかしら。
1度だけながら、今年ライブを観られたのも大きかったのでしょうね。
来年『病院坂の人攫いの家』が再発されるとのことで、そちらも大いに楽しみです。
7
Equilibrium『Erdentempel』
ボーカル含めたメンバーチェンジ後のアルバムですが、キーボードによる歌メロを喰う勢いの陽性クサメロは相変わらずなのが素敵。
再生回数で言えば、2014年リリースの中で1番だったのでは。
6
VELVET EDEN『Double Twelve』
過去曲のリメイク含む2枚組特盛りサイズ。
これまでのダーク・エレクトロ路線はもちろん、歌謡曲寄りのメロディーを前面に出したり、シンフォニック・メタル寄りのアレンジがあったりと、過去に比べかなり幅広くなりながら、どれもベルベットエデンに染めてしまうのがDADAのボーカルの力でしょうか。
個人的には、DADAさん作の曲に、その歌謡メロが立ったものが目立つことがちょっと意外に思えました。
5
ALI PROJECT『流行世界』
「強い女性」が描かれた楽曲が多い印象の本作。
タイアップシングル寄りのアッパーな楽曲が多いのですが、食傷気味にならないラインの濃さで構成されており、片倉三起也の職人ぶりがうかがえます。
前作に比べて入り易いアルバムになっているのでは。
4
dieS『VICTIM』
フルアルバムとしては7年ぶり。
ダーク・耽美・ポップ。この要素が揃っていて好まない理由がありません(笑
1stアルバムも十分に好みなのですが、アルバム全体の流れは本作のほうがよりハマれるようになっている印象。
アルバム未収録でまだ聴けていないシングルも早く回収しないとなあ。
3
KAMIJO『Heart』
現時点で、KAMIJOの関わったバンド・プロジェクトを全て聴けているわけではありませんが、この人のヴァンパイア愛・仮想フランス愛には、一切のブレや照れがないのだろうと思わせられます。
LAREINE、Versaillesからスライドして聴いても十分に楽しめる、現時点での集大成的アルバムではないでしょうか。
2
rice『零-しずく-』
こちらも、フルアルバムとしては4年ぶりと、そこそこ久々となりました。
序盤3曲で、バラード主体のアルバムか……と思わせておいて、一気に勢いや曲幅を増していく構成がたまりません。和やケルト色のを持った壮大なメロディーは、本作でも変わらず堪能でき、個人的には2nd『ラメ』に並ぶ名盤だと思っています。
製作者の中の人と、出来上がった娯楽作品をむやみに関連付けることはあまり好まないのですが、本作はライナーノーツによって、本作収録曲がRaphael時代のメンバーを意識したことが書かれており、その辺を踏まえて聴くと結構刺さるものがあります(勿論、娯楽として昇華はされていますけれど)。
1
BUCK-TICK『或いはアナーキー』
先行シングルの3曲を聴いた際、「これアルバムはどの色になるんだろう」と思ってフタを開けてみたら、全部の色が入っていたという。
2000年代後半以降のアルバムの流れは確実に汲んでいるのにも関わらず、全く違う色が提示できてしまう、それでいてポップスと正面から取り組んでいるあたり、もう敵なしですよこれは。
「知らない人へのお勧め作」と「好みの作品」が必ずしも一致しない、というのは娯楽においてはままあることだと思うのですが、本作に関しては、2000年の『ONE LIFE, ONE DEATH』に並び、双方の要素を揃えたアルバムとなりました。
***
ひとまず、今年の更新は今回で最後になるでしょうか。
良いお年をお迎えください。
PLASTICZOOMS『SECRET POSTCARD』
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Asakawa Shoのソロ・プロジェクトとなってから初めての音源。
ポップできらびやかなアレンジはこれまでの楽曲にもありましたが、ミニアルバムという形ながら1作丸々その作風で固めてくるとは。
リアルタイムで経験したわけではないものの、80's的なメロ・音作りにグッと来ます。
そしてジャケットは、ぬこジャケ名盤史に新たな歴史を刻んだと思う。
9
yazzmad『niche』
niche yazzmad mader suitecase 2014-09-16 売り上げランキング : 161408 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
音作りのマイナーチェンジを音源ごとに行ってきたイメージが有りますが、ここにきて切なさや痛さに加え、メルヘンチックな要素も顕現してきた印象。
現時点での最高作兼入門盤だと思っています。
8
地獄絵『プリマ・マテリア』
再発という形ですが、オリジナルとはミックス違いかつ追加トラックも多いのでこちらに。ジメジメした和風ホラーな雰囲気ながら、ほんのりジャリ感を含む塩梅がいいのかしら。
1度だけながら、今年ライブを観られたのも大きかったのでしょうね。
来年『病院坂の人攫いの家』が再発されるとのことで、そちらも大いに楽しみです。
7
Equilibrium『Erdentempel』
Erdentempel Equilibrium Nuclear Blast 2014-06-08 売り上げランキング : 250201 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ボーカル含めたメンバーチェンジ後のアルバムですが、キーボードによる歌メロを喰う勢いの陽性クサメロは相変わらずなのが素敵。
再生回数で言えば、2014年リリースの中で1番だったのでは。
6
VELVET EDEN『Double Twelve』
Double Twelve VELVET EDEN Darkest Labyrinth 2014-02-25 売り上げランキング : 115465 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
過去曲のリメイク含む2枚組特盛りサイズ。
これまでのダーク・エレクトロ路線はもちろん、歌謡曲寄りのメロディーを前面に出したり、シンフォニック・メタル寄りのアレンジがあったりと、過去に比べかなり幅広くなりながら、どれもベルベットエデンに染めてしまうのがDADAのボーカルの力でしょうか。
個人的には、DADAさん作の曲に、その歌謡メロが立ったものが目立つことがちょっと意外に思えました。
5
ALI PROJECT『流行世界』
流行世界【通常盤】 片倉三起也 ALI PROJECT 徳間ジャパンコミュニケーションズ 2014-08-26 売り上げランキング : 103948 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「強い女性」が描かれた楽曲が多い印象の本作。
タイアップシングル寄りのアッパーな楽曲が多いのですが、食傷気味にならないラインの濃さで構成されており、片倉三起也の職人ぶりがうかがえます。
前作に比べて入り易いアルバムになっているのでは。
4
dieS『VICTIM』
VICTIM dieS SOUND MASTURBATION 2014-08-12 売り上げランキング : 297122 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
フルアルバムとしては7年ぶり。
ダーク・耽美・ポップ。この要素が揃っていて好まない理由がありません(笑
1stアルバムも十分に好みなのですが、アルバム全体の流れは本作のほうがよりハマれるようになっている印象。
アルバム未収録でまだ聴けていないシングルも早く回収しないとなあ。
3
KAMIJO『Heart』
Heart(通常盤) KAMIJO ワーナーミュージック・ジャパン 2014-09-23 売り上げランキング : 45486 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
現時点で、KAMIJOの関わったバンド・プロジェクトを全て聴けているわけではありませんが、この人のヴァンパイア愛・仮想フランス愛には、一切のブレや照れがないのだろうと思わせられます。
LAREINE、Versaillesからスライドして聴いても十分に楽しめる、現時点での集大成的アルバムではないでしょうか。
2
rice『零-しずく-』
零-しずく- rice Air's Rock/Timely Records 2014-10-31 売り上げランキング : 19589 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
こちらも、フルアルバムとしては4年ぶりと、そこそこ久々となりました。
序盤3曲で、バラード主体のアルバムか……と思わせておいて、一気に勢いや曲幅を増していく構成がたまりません。和やケルト色のを持った壮大なメロディーは、本作でも変わらず堪能でき、個人的には2nd『ラメ』に並ぶ名盤だと思っています。
製作者の中の人と、出来上がった娯楽作品をむやみに関連付けることはあまり好まないのですが、本作はライナーノーツによって、本作収録曲がRaphael時代のメンバーを意識したことが書かれており、その辺を踏まえて聴くと結構刺さるものがあります(勿論、娯楽として昇華はされていますけれど)。
1
BUCK-TICK『或いはアナーキー』
或いはアナーキー(初回限定盤B)(Blu-ray Disc付) BUCK-TICK 徳間ジャパンコミュニケーションズ 2014-06-03 売り上げランキング : 41754 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
先行シングルの3曲を聴いた際、「これアルバムはどの色になるんだろう」と思ってフタを開けてみたら、全部の色が入っていたという。
2000年代後半以降のアルバムの流れは確実に汲んでいるのにも関わらず、全く違う色が提示できてしまう、それでいてポップスと正面から取り組んでいるあたり、もう敵なしですよこれは。
「知らない人へのお勧め作」と「好みの作品」が必ずしも一致しない、というのは娯楽においてはままあることだと思うのですが、本作に関しては、2000年の『ONE LIFE, ONE DEATH』に並び、双方の要素を揃えたアルバムとなりました。
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ひとまず、今年の更新は今回で最後になるでしょうか。
良いお年をお迎えください。