楽曲編に続き、こちらではアルバム単位で気に入ったものを。
10
Rapahel『Never -1997040719990429-』
再結成〜解散に伴う再録シリーズ3部作の1つ目。
彼らの中でも初期に当たる曲が多いためか、アレンジ面の整理・進化が特に感じられました。
9
VAMQUET『VAMHAUS』
思いの外早く届けられたミニアルバム。
元Art marju duchainの人がボーカル、というイメージに違わない楽曲もありますが、そこに留まらないダンサブル・ポップな要素も見せており、宣伝文句通り「大人のゴス遊び」な一枚。
8
DALLE『ANBIVALENCE TO VIOLENTA』
シングル収録曲は多いながらも、年内にアルバム発売までこぎ着けるとは。
VAMQUETに続きKozi絡みですが、ZIZやソロのようなメイン作曲者としての参加でないながらも、濃さの中にポップな色を入れる部分で重要な役目を持っているのかもしれません、と楽器も出来ないくせに偉そうなことを書いてみる。
7
minus(-)『O』
森岡賢の悲報には驚かされましたが、それでもアルバムリリースに至ったのは本当に嬉しい。
その事情もあるのか、既発曲のリメイクがメインながらも、比較的聴かせる前半〜アッパーな後半部の流れがびっくりする程しっくり来て、良い意味でユニットの色と聴きやすさが同居したアルバムだと思っています。
6
ALI PROJECT『A級戒厳令』
個人的に、1作おきによりハマるパターンが続いている、ような気がします。
彼らの根っこはテクノ・プログレにあることを再認識した一枚。
5
松元治郎『I come back again』
彼(とプロデュース・楽曲提供陣)に求められるものをしっかり提示し、前作以上にアルバムの流れも意識した印象の作品。
感想記事はこちら。
4
gibkiy gibkiy gibkiy『不条理種劇』
異物・怪物感はありながら独りよがりじゃない、ちゃんと聴く側を意識しているのが良い、と思うのです。
個人的に、上半期に続けてライブを見られたのも大きかったかもしれません。
感想記事はこちら。
3
Raphael『Love Story -2000020220161101-』
再録3部作最終作。
2012年の再結成シングルから3曲がまるっと入っているのが些細な問題に思える程に、新曲を含めた全体の流れにやられてしまいました。
2015年アルバム10選に挙げた、rice『Genesis』からの繋がりがあったことも、中の人達の感情を(褒め言葉として)エンタメとして昇華しているのだなぁと。
2
BUCK-TICK『アトム 未来派 NO.9』
ラテン歌謡+エレクトロ=今回のBUCK-TICK。……ざっくりし過ぎですが、そんな感じ。
シリアス〜コミカルな振り幅、前作『或いはアナーキー』(2014)に通じる聴きやすさもあるのですが、聴き終わってみるとレトロSFな後味になるのが不思議。
ともすればネタっぽさに転ぶのを恐れないような言葉選びも印象的でした。
1
鷺巣詩郎、伊福部昭『シン・ゴジラ音楽集』
発売直後は各通販サイトの在庫もなくなり、CD店をハシゴしたのはいつ以来の経験だったか。
同じ映画を観に、4度劇場に行ったのは初めてだったのですが、これはツアー全通をするバンギャルさんの心理なんでしょうか。
……えぇ、今年の夏以降は正直これずっぽりになってしまったんだからしょうがない、しょうがないんです。
聴きながら各シーン・セリフを脳内で反芻する駄目な大人になってしまうのもしょうがない、しょうがないんです。
ブックレットに鷺巣詩郎による楽曲解説が充実しているのも満足度が高いのですが、劇中のネタバレが全開なので、今更ですが映像ソフト待ちな方は注意(一応これ書いている時点も劇場公開中ですし)。
映画の方の感想はこちら(ネタバレ注意)。
***
今回の1位に関しては、自分の中でかなり突き抜けているというか、正直殿堂入りさせてしまおうかと思ったレベルなのですが、どこまで行っても自己満足なものを変にいじるのもアレなので素直に並べてみました。
今年は、森岡賢さんをはじめ、吉良知彦(ZABADAK)、キース・エマーソン、グレッグ・レイク(ELP等)、ピート・バーンズ(DEAD OR ALIVE)など、個人的に興味を持っているミュージシャンの訃報に驚かされた年でもありました。しかし、逝去という事実の大きさとは別に(人の死が軽いと言っている意味では無いです勿論)、「作品」を生み出したこと、それを音源の形である程度恒久的に味わうことが出来ること、というのは大きいと思うのです。今回取り上げたRaphaelやminus(-)のように、改めて作り上げてくれる楽しみもありますし。
昨年後半はバタバタしていたせいもあり、新譜聴くのが年末になったものも多く、まだ手にできていないものもあるので、その辺はゆっくり聴き込んでいければなと。
ブログも大分ペースがゆっくりになってますが、唐突な浮上とフェードアウト(!)の精神でやっていこうと思っていますので、今年もよろしくお願いします。日付からは積極的に目を逸らします。
Rapahel『Never -1997040719990429-』
再結成〜解散に伴う再録シリーズ3部作の1つ目。
彼らの中でも初期に当たる曲が多いためか、アレンジ面の整理・進化が特に感じられました。
9
VAMQUET『VAMHAUS』
思いの外早く届けられたミニアルバム。
元Art marju duchainの人がボーカル、というイメージに違わない楽曲もありますが、そこに留まらないダンサブル・ポップな要素も見せており、宣伝文句通り「大人のゴス遊び」な一枚。
8
DALLE『ANBIVALENCE TO VIOLENTA』
シングル収録曲は多いながらも、年内にアルバム発売までこぎ着けるとは。
VAMQUETに続きKozi絡みですが、ZIZやソロのようなメイン作曲者としての参加でないながらも、濃さの中にポップな色を入れる部分で重要な役目を持っているのかもしれません、と楽器も出来ないくせに偉そうなことを書いてみる。
7
minus(-)『O』
森岡賢の悲報には驚かされましたが、それでもアルバムリリースに至ったのは本当に嬉しい。
その事情もあるのか、既発曲のリメイクがメインながらも、比較的聴かせる前半〜アッパーな後半部の流れがびっくりする程しっくり来て、良い意味でユニットの色と聴きやすさが同居したアルバムだと思っています。
6
ALI PROJECT『A級戒厳令』
個人的に、1作おきによりハマるパターンが続いている、ような気がします。
彼らの根っこはテクノ・プログレにあることを再認識した一枚。
5
松元治郎『I come back again』
彼(とプロデュース・楽曲提供陣)に求められるものをしっかり提示し、前作以上にアルバムの流れも意識した印象の作品。
感想記事はこちら。
4
gibkiy gibkiy gibkiy『不条理種劇』
異物・怪物感はありながら独りよがりじゃない、ちゃんと聴く側を意識しているのが良い、と思うのです。
個人的に、上半期に続けてライブを見られたのも大きかったかもしれません。
感想記事はこちら。
3
Raphael『Love Story -2000020220161101-』
再録3部作最終作。
2012年の再結成シングルから3曲がまるっと入っているのが些細な問題に思える程に、新曲を含めた全体の流れにやられてしまいました。
2015年アルバム10選に挙げた、rice『Genesis』からの繋がりがあったことも、中の人達の感情を(褒め言葉として)エンタメとして昇華しているのだなぁと。
2
BUCK-TICK『アトム 未来派 NO.9』
ラテン歌謡+エレクトロ=今回のBUCK-TICK。……ざっくりし過ぎですが、そんな感じ。
シリアス〜コミカルな振り幅、前作『或いはアナーキー』(2014)に通じる聴きやすさもあるのですが、聴き終わってみるとレトロSFな後味になるのが不思議。
ともすればネタっぽさに転ぶのを恐れないような言葉選びも印象的でした。
1
鷺巣詩郎、伊福部昭『シン・ゴジラ音楽集』
発売直後は各通販サイトの在庫もなくなり、CD店をハシゴしたのはいつ以来の経験だったか。
同じ映画を観に、4度劇場に行ったのは初めてだったのですが、これはツアー全通をするバンギャルさんの心理なんでしょうか。
……えぇ、今年の夏以降は正直これずっぽりになってしまったんだからしょうがない、しょうがないんです。
聴きながら各シーン・セリフを脳内で反芻する駄目な大人になってしまうのもしょうがない、しょうがないんです。
ブックレットに鷺巣詩郎による楽曲解説が充実しているのも満足度が高いのですが、劇中のネタバレが全開なので、今更ですが映像ソフト待ちな方は注意(一応これ書いている時点も劇場公開中ですし)。
映画の方の感想はこちら(ネタバレ注意)。
***
今回の1位に関しては、自分の中でかなり突き抜けているというか、正直殿堂入りさせてしまおうかと思ったレベルなのですが、どこまで行っても自己満足なものを変にいじるのもアレなので素直に並べてみました。
今年は、森岡賢さんをはじめ、吉良知彦(ZABADAK)、キース・エマーソン、グレッグ・レイク(ELP等)、ピート・バーンズ(DEAD OR ALIVE)など、個人的に興味を持っているミュージシャンの訃報に驚かされた年でもありました。しかし、逝去という事実の大きさとは別に(人の死が軽いと言っている意味では無いです勿論)、「作品」を生み出したこと、それを音源の形である程度恒久的に味わうことが出来ること、というのは大きいと思うのです。今回取り上げたRaphaelやminus(-)のように、改めて作り上げてくれる楽しみもありますし。
昨年後半はバタバタしていたせいもあり、新譜聴くのが年末になったものも多く、まだ手にできていないものもあるので、その辺はゆっくり聴き込んでいければなと。
ブログも大分ペースがゆっくりになってますが、唐突な浮上とフェードアウト(!)の精神でやっていこうと思っていますので、今年もよろしくお願いします。日付からは積極的に目を逸らします。