一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

タグ:メガマソ

メガマソ「トワイライトスター」(2010)

01.トワイライトスター
02.パレット
03.純粋培養
04.トワイライトスター (instrumental)

※03:初回盤Bのみ収録

作詞 01、03:涼平/02:インザーギ
全曲作曲:涼平
編曲 01、04:大西省吾 & 涼平/02、03:涼平

発売日:2010/05/26
品番:AVCD-38083


***

2010年にリリースされた、メガマソのメジャー3rdシングル。CD2曲+DVD付きの初回盤A、CD3曲で3曲目違い2種の複数売りですが、自分の手元にあるのは「純粋培養」収録の初回盤Bになります。タイアップ先のアニメで初めてメガマソを知る人を取り込む為か、ジャケットはアニメ仕様、値段も840円と通常盤よりも安くなっています。

以下各曲について。


01.トワイライトスター
疾走感が気持ち良いポップチューン。サビでの高音ボーカルの突き抜け振りも爽快感があり、かなりメジャー向きのストレートなメロディーといった印象ですが(そう言えば、タイアップ先のアニメのタイトルも「メジャー」だ…)、そこに涼平の特徴的なギターフレーズも曲と喧嘩せずに盛り込まれており、歌詞と合わせて耳にスッと入りやすい曲を持ってきたのではないでしょうか。

02.パレット
何気にバックのリズムが忙しい、メロディーにちょっと和の要素も感じるポップチューン。バックのシンセも曲に華やかな演出をしていると思います。実はサビよりも、Aメロ前や間奏でのギターソロの方が耳に残るような気もしますがw、どちらにせよこちらも普通に好みな楽曲でした。

03.純粋培養
初回盤Bのみ収録。
前2曲に比べると、音数がシンプルというか、ザクザクとしたギターが前に出たアップテンポナンバー。基本「Aメロ→サビ」を繰り返す構成なのですが、そのサビメロが涼平節を感じるどキャッチーな物なので、特に物足りなさを感じる事もなく。歌詞は、タイトル曲とはまた違った視点での応援歌ソングになっているのかな?
インディーズ時代では、こういう曲はしばしば音がこもってボヤけてしまっている印象もあったので、そういう意味でもメジャーに出られたのは正解だったのかもしれません。インパクトでは個人的に3曲中一番でしょうか。

***

3曲共、タイトル曲になりそうな取っ付きやすさを持っているのではないでしょうか。これを書いている時点で1年近く前に出たシングルですし、メジャー2ndアルバムも出たばかりですが、折角なのでこちらも如何でしょうw 「純粋培養」お勧めですよ。

***

Amazon(試聴あり)
トワイライトスタートワイライトスター
メガマソ

avex trax 2010-05-26
売り上げランキング : 108615

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


オフィシャルサイト(試聴あり)
myspace

メガマソ「涙猫」(2006)

01.涙猫
02.伍式融天マゾチー
03.ダーシャード人の踊り
04.a morning ray is cold
05.サスクワッチランカー
06.脂肪の塊

全曲作詞・作曲・編曲:涼平

発売日:2006/12/06
品番:NXSI-0011


***

2006年に彩冷える(アヤビエ)を脱退した涼平が、同年に結成したバンド「メガマソ」。結成当初のメンバーはインザーギ(ボーカル)、涼平(ギター)、Gou(ベース)、優太(ドラム)でしたが、2007年に優太が脱退して以降は3人で活動を続けています。彩冷えるで殆どの曲の作詞作曲を手掛けていた彼がバンドを抜けた事に当時は驚きましたが、そこから間髪入れずに新バンド結成、音源リリースという流れにも驚くやら安心するやらだったのを覚えています。脱退時に複雑な思いを持ったファンも少なからず居たかもしれませんが、残された彩冷えるのメンバーも涼平在籍時とはまた違う独特の方向に進み、2009年にはどちらのバンドもメジャー進出、これを書いている時点(2010年3月)では少し前に両バンドともメジャー1stアルバムをリリースしたりと、取りあえずは順調に活動が出来ているみたいです。
今回紹介するのは、そのメガマソの初音源にあたる1stミニアルバム。彩冷える在籍時の涼平の特徴として、V系の王道っぽい要素と涼平節とも言える独特のメロディー回しがあったように思うのですが、今作でもその流れを引き継いだようなメロディーが楽曲の中で大いに発揮されている感があります。脱退前の彩冷えるの音源の特徴だった、妙にこもった音質も引き継いじゃったのはどうなのよと思ったりもしますが(苦笑)。

以下各曲について。


続きを読む

このページのトップヘ