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LOFT


「LOFT(邦題:ロフト.)」(2009)
監督:エリク・ヴァン・ローイ
脚本:バルト・デ・パウ
出演:ケーン・デ・ボーウ、フィリップ・ペーテルス、ケーン・デ・グラーヴェ、ブルーノ・ファンデン・ブロッケ、マティアス・スクナールツ

日本版公式サイト

ストーリー:
建築家のビンセントは、自分が手掛けた新築マンションの最上階をルク、マルニクス、クリス、クリスの異母弟フィリップの友人5人で共有し、秘密の部屋として使う事を提案する。妻や恋人には内緒で女を連れ込むなどして楽しんでいた彼ら。しかしある朝、鍵のかかっている部屋のベッドに手錠で繋がれた女の死体が発見され…。


***

製作されたベルギーでは大ヒットしたらしい(宣伝文句によると全国民約1040万人中110万、つまりほぼ10人に1人観たとか)この映画に興味を持ったきっかけが、題名を見て「また黒沢清の映画が外国でリメイクされたのかな?」と勘違いした事だったりしますが、そんな事はどうでもよくw

この手のサスペンス・ミステリー作品だと「途中の展開で驚いた」とか「いやいや最初に予想した通りだった」とかいう感想を書いてしまうだけで、その書き手にネタバレの意図は無くともその感想を読んだ人がある程度の予想を持って鑑賞し、結果的に満足度に影響を及ぼしてしまう、という事が往々にしてあると思うのですが、この映画もそういう風に書き方に気を遣う程の面白さを持った作品ではないかな、という事はとりあえず伝えたいと思います。オススメしたい映画なので本当は色々書きたいのですけれどw 観終わってから腑に落ちない所や分かりにくい所も特に無く、多くの人が楽しめる娯楽サスペンス映画になっているのではないのでしょうか。それだけに上映館数の少なさが勿体無いなあ(都内でも1ヶ所)…単館上映にありそうな小難しい雰囲気は皆無(寧ろ映画の雰囲気はハリウッド臭を感じました)ですしもっと増えてもおかしくなさそうなんですね。