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手刀で開催された弾き語りイベントへ行ってきました。
取り敢えず、カラビンカ工藤によるSPEED-iDカバーがどんな感じなのか気になって仕方なかったので……。


・鬼平(SPEED-井戸)
開演前から優朗ソロ「UNOHOLY」が流されていて本気具合がうかがえますぜ、主人。

今回は、工藤鬼六さんが鬼平名義で活動するカバーバンド「SPEED-井戸」の前哨戦的なステージだったのでしょうか(井戸自体は来月11日に手刀出演 ※工藤氏Twitterより)。
MCで「ぼんじゅーる、SPEED井戸です……(低音)」をやたら推しては、滑り笑いを誘発しつつのんびりしていましたが、カラビンカの「天井裏発電機」などではシンプルながらドロリとした雰囲気を醸していました。
後、「カラビンカの前のバンドでやっていた曲」という事で披露された「不浄」ですが、まだ残っていたantique post paperのオフィシャルサイトのディスコグラフィーに同名曲があったので、多分この曲でしょうね。こちらも和風旋律が耳に残って気になりました。
SPEED-iDからは「冷血」と「薔薇と摩天楼」のカバーを披露。何となく「ピエロが5人」も弾き語りに向いている気がしたのですが、パロ元の名前(iDの初代ギタリストIPPEI)からして、コピバン含めて1stアルバム限定でのカバーという事なのかな? 取り敢えずは……オリジナル音源(INNER DIMENSION)より声が聞き取りやすい(笑) 本家の活動がのんびりのんびりなので、こういうのを観てみるのも面白かったですねー。
バンド編成の方も気になるのですが、11日は行けるか分からないので……興味のある方、どうでしょう。

物販でカラビンカの音源あるかなと思っていたのですが、今回カラビンカのみ物販が出ておらず……無念。どうもタイミング悪いなぁ。

Setlist
通り魔行進曲
冷血(SPEED-iD)
不浄(antique post paper)
天井裏発電機
薔薇と摩天楼(SPEED-iD)
春を売る人



・詩美威(DISH)
1stアルバム発売が近いDISHシビィのソロステージ。ハニィドンクライ始まりのメロウイエロウ終わりでした。
弾き語りながらも、その激情的なボーカルによるパワーと緊張感には引き込まれるものが(ちょっと高音の調子がよろしくなさそうでしたが)。
あと、シビィさん曰く「曲終わりの拍手は恥ずかしいからいらない。けど、告知の時には欲しい」そうで。


・利華一人(dibs)
スクリーンが完全に上がってから、「こんばんわぁ」とノソリと現れはじまった利華弾き語り。
セトリの詳細は良く分かりませんが、前半はいかにも弾き語りといった素朴な楽曲が続いていましたが、後半にはダークなグランジ色をギター一本で出してきていたように思います。
MCではただの可愛いYOPPARAIおじさん(マジでギリギリというかフニャフニャというか……)だったというのに、この差は凄い。いやマジで。


・詩那(NOISY CROWDS/弾丸ファラオ)
そんなに久々な気はしなかったのですが、ブログ読み返した所、2011年末のノイジークラウズ以来の鑑賞でした。

恐らく弾丸少女の衣装と思われる中性的な出で立ちに自作の鬼面を帽子にくっ付けて登場、3日遅れの豆まき(実際に撒いたのはキャラメル)+シャボン玉撒きからの朗読タイムと、やりたい放題で始まった詩那ソロ。いつもこんな感じなんでしょうか。
その後カラオケを同期して始まった曲、どうも聴き覚えが……と思っていたら、これNOi'X時代の「悪戯」じゃないですか! 弾丸少女や再結成ノイクラでも過去曲やってますが、こんな形で生(カラオケだけど)で聴くことになるとは。その後弾き語りで「カラス」も演奏。新曲として「君色メタモルフォシス」(タイトルうろ覚え)も披露しましたが、こちらはRYOTA加入前後のノイジークラウズを連想させるポップな楽曲でした。

それに触発させられて、物販にあったNOi'X時代のライブ映像が入ったDVD-Rを購入したのですが、20数分で3000円という値段設定は正直ボッttゲフンゲフン いかにも90年代といたステージや観客のノリは非常に興味深かったので、無駄ではなかったと思、い……た…い………

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そんな感じのシッティング公演、のんびりまったり見られましたが、その手刀の椅子があまり腰に優しくなかったのが心残りといえば心残りでした(苦笑)