一人で全部食べるのかい?

CDの感想を中心に…なったら良いなぁ……

タグ:VELVETEDEN

VELVET EDEN『blanc et noir』(2015)

01. Luzifer
02. Toxic queen
03. Jailed prince
04. Misery
05. No.15
06. Goodbye Alice

全曲作詞:DADA
作曲 01、03、05、06:DADA / 02、04:Chro

発売日:2015/03/25
品番:DLVE-001

Members
vocal:DADA
Gt、key、prog:Chro


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VELVET EDENが2015年にリリースしたミニアルバム。Youtubeにアップされていた、デモ音源の完全版を中心とした構成になっています。
過去曲のリメイクも含んでいた、前年の2枚組アルバム『DOUBLE TWELVE』でも、新曲群を中心に感じていましたが、活動再開後におけるVELVET EDENの方向性として、物語性の強い歌詞+ダークなデジタルサンドによるアレンジという方向は維持しながら、本作では歌メロへの意識がより強くなった印象を受けます。
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VELVET EDEN『DOUBLE TWELVE』(2014)

Disc 1
01. Jungfrau Traum
02. Unhappy Birthday
03. Street of Alice2.0
04. 花売り娘
05. Make up Shadow
06. SAD MASK
07. VELVET EDEN
08. MAZE
09. Masquarade Alone
10. 姫薔薇Sacrifice
11. 少女A

Disc 2
01. Unknown Spider
02. One Caress
03. Girl's End
04. La fin
05. Paraph
06. Rouge d'noir
07. Freakshow
08. Duel d'Amour
09. Marionette Waltz
10. Witch on Flames
11. Platonic Blood
12. Confession of Mask
13. Regret

作詞 Disc1-02〜11、Disc2-02〜13:DADA
作曲 Disc1-01、07、10、Disc2-01、09:Chro / Disc1-02、09、11、Disc2-06、08、10〜13:DADA / Disc1-03〜06、Disc2-02〜05、07:Kalm

発売日:2014/02/26
品番:DLVE-001

Members
vocal:DADA
Key、g、prog:Chro



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2014年にリリースされた、VELVET EDENのアルバム。
復活後の流通音源としては、2010年の『Witch on flames』以来となりましたが、本作はその間にYouTubeにアップされていたデモ音源の完全版や、初期曲のリメイクを含む2枚組の特盛仕様となっています。

楽曲面と関係ない所で気になったのは、誤字や歌詞掲載順のミスなど、ブックレットの誤植が目立つことでしょうか。
このせいで、復活時に作曲を務めていたAci作の曲(「Witch on Flames」「Confession of Mask」)が、こちらではDADA作曲となっているのが、ただのクレジットのミスなのか大人の事情的なアレなのか、微妙に判断しかねるという(苦笑

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VELVET EDEN「Witch on flames」(2011)

CD
01.Pandora
02.Witch on flames
03.Tsuki - kumo Nocturne
04.Tragic puppet show

全曲作詞:DADA
全曲作曲:Aci

DVD
01.Tuki - kumo Nocturne (clip)

発売日:2011/03/26
品番:CPP-38801-2


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2010年にまさかの復活を果たしたVELVET EDENの、復活第1弾リリースとなったミニアルバム。過去はエレクトロユニット→バンドと、編成が大きく変わりましたが、今回ボーカルDADA以外のメンバーは、The Royal DeadのAci(作曲、バイオリン)、LILY(ダンサー)となっています。ライブでは他にもダンサーや、ギタリストとしてCalmando Qual・THE SOUND BEE HDのTAKが参加しているようです。

作曲者が異なるので、過去の音源と比べる意味はあまり無い気もしますが、あえて言うならユニット期を更に聴きやすくしたような音かな?
作曲者のAciに関しては、The Royal DeadがPhantasmagoria名義だった頃のCDを1枚聴いており、そちらのゴシックトランスな音が好みでしたので、DADAとの食い合せは良さそうだと思ってはいましたが、その予想に反しない音でした。基本的にダークでちょっとクラシカルながら、トランス色の強いアッパーな楽曲がメインとなっており、打ち込みに抵抗がなければ聴きやすい音ではないでしょうか。過去曲で近い傾向を探すなら、「人形娼館」や「MAZE」辺りが近いかもしれません。PVにもなっている「Tsuki - kumo Nocturne」では、バックで女性コーラスも入っていますし。因みにそのPVでは、蜘蛛女なDADAを見る事ができます。
また、現時点で自分が最後に聴いたVELVET EDENの音源は「捨て猫」なのですが、10年ぶりに聴くDADAさんの声も、特にブランクや違和感を感じず不気味な(?)低音ボーカルでしっくり来ます。物語性の強い歌詞も健在ですが、「Tragic puppet show」は「人形娼館」収録の「…………………………」の歌詞が一部使われており、続編というか後日談な匂いも感じます。

前述の通り、打ち込みサウンドやボーカルの癖が大丈夫なら総じて取っ付き易く、1曲目が女声の語りによる短めのトラックという事もあり、ボリューム的に食い足りなさはあるものの、通してツボを押されまくりのCDでした。今度は是非フルアルバムの方をですね…。

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YouTube(公式)

VELVET EDEN「捨て猫」(2000)

01.捨て猫
02.Dead Man's Child -マイナス1楽章-
03.枯れすすき

作詞 01、03:DADA
作曲 01:MASAHIRO/02、03:HORA


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VELVET EDENの2000年にリリースされたシングル。
前作「Street of Alice」まで作曲を務めていたKALMが脱退し、新たに5人組のバンド編成となっています。因みにこのメンバーには、後にSchwarz Steinで活動するHORAがいました。
作曲者が変われば曲の傾向が変わるのは当然ですが、それまでのダークなデジタルサウンドから、歌謡曲の香りのするロックサウンドへと急激に方向転換を行った印象があります。

以下各曲について。

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VELVET EDEN「Street of ALICE」(2000)

01.Street of Alice
02.SAD MASK
03.GIRL FRIEND
04.刃物の恋
05.Doomed Love
06.COLD SLEEP
07.MAZE
08.LA FIN

全曲作詞:DADA
全曲作曲:KALM



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DADAとKALMによるデジタルユニット「VELVET EDEN」の2ndミニアルバム。
デモテープ収録曲の新録5曲と新曲3曲という構成になっています。
ダークで耽美な路線は前作「人形娼館」と一緒ですが、前作で全ての曲にかかっていたボーカルのエフェクトが今回は一部を除いてかかっていないので、若干聴きやすくなったかもしれません。

以下各曲について。

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VELVET EDEN「人形娼館」(1999)

01.異形姫
02.サーカス病
03.Dance with Skelton
04.人形娼館
05.「…………………………」
06.花売り娘

全曲作詞:DADA
全曲作曲:KALM



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ボーカル:DADAと後にKayaへの楽曲提供を行うようになるキーボード:KALMによる打ち込みユニット、VELVET EDENの1stミニアルバム。
デジタルサウンドに乗ったダークなメロディーによる濃ゆい曲が並んでいます。歌詞もストーリー性が強め。
このCDでは全曲ボーカルにエフェクトがかかっていますが、それがまた不気味な効果を出しているかもしれません。

以下各曲について。

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