move「Gamble Rumble」(2001)

01.Gamble Rumble
02.strike on
03.destiny
04.Gamble Rumble(yin to deep mix:motsu)
05.Gamble Rumble(TV MIX)
06.strike on(TV MIX)
07.destiny(TV MIX)

作詞 01〜04:motsu
全曲作曲・編曲:t-kimura

発売日:2001/01/11
品番:AVCT-30034


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元FAVORITE BLUEの木村貴志(t-kimura)をメインコンポーザーに、yuri(ボーカル)・motsu(ボーカル・ラップ)の男女ボーカルを擁したユニット「move(現名義はm.o.v.e)」。2008年にt-kimuraは正式メンバーから外れましたが、現在でも殆どの楽曲・プロデュースは彼が手掛けています。長年の頭文字D関連のタイアップや、近年ではアニメソングをカバーしたアルバムも出す等、そちら方面との相性も良いのかもしれません。サポートギタリストにAGE of PUNK/BUGのASAKIが居たりしますよ。
今回は2001年にリリースされた10枚目のシングルを紹介します。


01.Gamble Rumble
バキバキとしたシンセが乗ったアッパーな高速ダンスナンバー。デジタルサウンドはmoveの基本としてあり、それまでのダンス寄りのミュージシャンでも珍しくはない曲調なのかもしれませんが、ここまで突き抜けてきたインパクトは当時凄まじいものがありました。如何にもお洒落な男女が踊りそうなアレンジ、言葉のノリの良さだけに特化したような勢いが気持ち良いラップ、クソが付くほどキャッチーなサビメロ等、自称「本格派音楽ファン」が喜んで嫌いそうな(?)楽曲ですが、ここまでやり切ったのは寧ろあっ晴れな気がします。moveの中でも知名度・分かりやすさ共に上位に来る曲なのではないのでしょうか。

02.strike on
こちらもタイトル曲と雰囲気はほぼ同じ、アッパーなダンスナンバー。こちらがタイトル曲でも違和感はなかったかもしれません。しかし今聴くとアレンジやメロディーが既に懐かしいというか、若干時代を感じる事にちょっと驚いたり。音楽に限らず、当時の技術を前面に出すと、少し後で触れると逆に…という事なのでしょうか。これ書くにあたって、1st、2ndアルバムも聴きましたが、リアルタイムで聴いたわけでもないのに結構懐かしさを覚えましたし。これ書いている時点でもう10年近く前の曲になるのですよねえ…。

03.destiny
シングルで3曲続けて同系統の曲が続くのも珍しい気がします。好きなので聴く分には問題ないのですが、書く事が少なくなってくる…w こちらは若干リズムとシンセを全面に出している気がします。そしてイントロには何故か馬の蹄といななく音が。

04.Gamble Rumble(yin to deep mix:motsu)
タイトル曲のmotsuによるリミックスバージョン。こちらは冷たく浮遊感のある音作りになっている印象があります。

05.Gamble Rumble(TV MIX)
1曲目のメインボーカルを除いたカラオケバージョン。

06.strike on(TV MIX)
2曲目のメインボーカルを除いたカラオケバージョン。

07.destiny(TV MIX)
3曲目のメインボーカルを除いたカラオケバージョン。

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初めにmoveを気にした曲として印象に残っているシングル(実際に好みに入ったのはもう少し後の曲でしたが)、アッパーな曲で占められた高カロリーっぷりに、人によっては疲れるかもしれませんが、デジタルサウンドが全面に出たポップな曲が好きな人には、若干時代も感じつつ強く印象づけられる楽曲なのではないでしょうか。

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Gamble RumbleGamble Rumble
move

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